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【プレゼン】外部のデザイナーが改善案をくれる! 人手がなくても簡単にA/Bテストができる「planBCD」

サイトのUI改善のために行われるA/Bテスト。しかし意外にコストがかかったり、そもそもエンジニアやデザイナーがいないと実施できなかったりと、後回しになりがち。そんな課題をすべて解決する「planBCD」がものすごく便利そうです。IVS Launch Padより。

おはようございます、KAIZENプラットフォーム、須藤です。planBCDをご紹介させていただきます。

継続的なA/Bテストを企業が実施するには、多くの課題があります。

2つに分けると、まずコストの問題、それからエンジニアリソースが足りない、という課題です。ABテストを継続的に実施するためにはこれらの壁が立ちはだかって、なかなか細かいUIの改善に手が回っていない、というのが実情だと思います。それがウェブサービスの市場のなかで、差別化して成長していく上で、深刻な影響を与えつつあります。

そこで、エンジニアの手間をかけずに簡単にA/Bテストができる「planBCD」を作りました。リリース4か月でツールは爆発的に使われ始めていますが、新しい問題がありました。

それはですね、デザイナーが社内にいない、あるいは改善案が思いつかないために、どれだけツールをまいてもA/Bテストができないという企業がたくさんある、という事実です。

そこで、デザイナーがいなくてもA/Bテストができるよう、クラウドソーシングで改善案が送信される機能を搭載し、クローズドテストを開始しました。デモをご覧ください。

使い方はとても簡単です。

普通のA/Bテストの設計とほとんど同じですね。

テストしたいページのURLを入力し、コンバージョンのページを入力します。

あとはタイトルをつけて、たとえば新規会員登録率を上げたい、と。

これで発揮されるjavascriptのコードを1行ですね、サイトの前ページのヘッダーに貼っていただくだけで完了です。

すると、クラウドソーシング上で、デザイナーが改善案を作成していってくれます。

今回ツイッターさんの例でやってみました。

会員登録なので、フォームは日本の場合、結構左側に持ってくるほうがいいので、たとえばドラッグアンドドロップでレイアウトを変えていったり。これも簡単にできます。もうパワポをいじっているみたいにUIをいじっていく、ということができます。

それから、コピーを変更していくのも非常に簡単です。

コピーの変更もこのまま、ここからやっていくことができます。

また、CSSでフォントやカラーを変えることも簡単にできます。

ボタンのなかの文字、これコンバージョンでいくと重要な場所ですが、ここにたとえば15秒で会員登録、みたいな形で変更していくことも可能です。

背景がさびしいので、画像を入れたいと思います。

日本のLPは画像で作られていますので、画像のハンドリングも非常に簡単です。

このように画像を作って、今僕がやったことを全部javascriptに変換していきます。

プレビューしてみると、JSが飲み込まれた状態でLPが出てくる、ということで、元のデザインと比較すると、こんな改善案をデザイナーさんがたくさん作ってくれるという形です。

あとは投稿されてきたUIを審査していきます。そして採用する。

実際に、今のサイトから新しいデザインを色々テストしていく、ということができます。非常に簡単です。

テストが始まると、何パーセントコンバージョンが完了しているとか、どのデザインが今効果が高いということを見ていくことができますし、過去のテストの履歴を全部残していくことができます。知見が全部プラットフォームに貯まっていきます。

機能をおさらいさせていただきます。サイトの全ページのヘッダーにひとつのJSを貼るだけで、どのページもA/Bテストをすることが可能です。手間がかからない。

またテンプレートを一括テストしたいだとか、流入経路別にテストしたいなどのニーズ、あるいはスマホのサイトのA/Bテストに今対応しています。デザイナーが社内にいなくても外部から提案いただける機能を2014年リリース予定です。自分で改善しなくても、外部のデザイナーと一緒に自社サービスを改善していける、素敵な機能となります。

ビジネスモデルは2つです。ツールの利用料とクラウドアウトソーシングの手数料です。ツールはJCを貼っていただいて、JCが弊社のサーバーに読みに来るときに課金されるます。10万PVで2000円から5000円くらい。非常に安いです。また、クラウドアウトソーシングは1ページ毎の課金となっています。現在、クローズドでテストをして、データを集めています。

クラウドソーシング上のUIデザイナー、グロースハッカーが、どの人がどれだけコンバージョンレートを上げているか、すべてトラックしています。なのでそれを偏差値化しまして、上位の10%、50%セグメントから3つのコースを選ぶことができます。ユニークなのは元のUI、内生のチームが作ったものよりパフォーマンスが改善しなければ、お金が一切かからない、という点です。

クラウドソーシングでのA/Bテストの実際の事例をご覧ください。旅行のサイトの会員登録のコンバージョンレートが1.7倍になっています。

ECのカートのボタン。細かい部分のチューニングをかけて売上を17%上げるなど、高い効果が出ています。まさに「神は細部に宿る」という感じです。

現在、クラウドソーシング率が大体7割。その効果、どれだけコンバージョンレートが上がっているかというと、約1.8倍になってまして。非常にいい結果が得られています。

今後の成長戦略は3つです。ビッグデータの活用、領域の拡大、そして世界展開です。集まったデータから改善すべきページのレコメンドをしたり、あと業界のベンチマークで、あとどれくらいコンバージョンレートを改善できるか等提示したり、ビッグデータを活用していきます。それからEメールのA/Bテスト、アプリのA/bテスト等領域の拡大をします。現在も海外からたくさんのお問い合わせをいただいておりますが、世界展開します。

みなさんのサービスが世界展開する際、現地でGlowth Up化をできるようにします。今後3年で100億の売り上げを目指します。

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