
2025.03.27
「過去1年でインシデントが増加」と回答した人は約8割 大規模化かつ高速化するDDoS攻撃から企業を守る、最新セキュリティ
IVS2023 LAUNCHPAD KYOTO ジーフィット株式会社(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
阪根信一氏(以下、阪根):みなさんこんにちは。為替テックを手掛けるジーフィットの阪根です。為替リスクコントロールの新常識、トレーダム為替ソリューションを紹介させてください。
1ドル75円。これはいつの時代のレートかわかりますか? 実は2011年、たった12年前なんです。為替はその後、アップダウンを繰り返し、たった10年余りで2倍になりました。とてつもなく大きな変動です。
為替の影響を受けるのは貿易企業だけではありません。AWSなど米国のサーバーは、米ドル支払いです。ここにおられるみなさまも、同じ使用量でも昨年30パーセントもの費用がアップし、為替リスクの大きさを肌で感じられたと思います。
為替の打撃の一例です。私の小学校の同級生は、会社を起業し大きく成長させましたが、昨年円安の影響で大きくダメージを受け、従業員を半分にするなど、とてつもないダメージを受けました。「115円の時に為替予約をしておけば……」。これが一番の後悔だったと聞きました。
このような企業を救うために必要なのが、テクノロジーとツールなんです。私たちはこのような課題を解決するために、TRADOM(トレーダム)、AIの予測に基づく為替予約の提案と管理をするツールを開発しました。それではさっそく使ってみましょう。
ユーザーは会社情報を入力するだけで、簡単に使い始めることができます。こちらは為替ヘッジガイド機能です。ヘッジ登録をして、今後数ヶ月の外貨取引金額を入力します。そして、ガイド作成を押すだけ。トレーダムが最新のAI予測に基づいて、適切に為替予約を提案してくれます。トレーダムのヘッジ効果を確認するツールも充実しています。
それではさっそく、過去のヘッジ効果を見てみましょう。こちらは輸入企業のケースです。2020年は緩やかな円高でしたので何もしない。すなわちノーヘッジが最もコストを抑えることに最適だったのですが、トレーダムは見事にそれと同様の結果になっています。
一方で2022年、昨年は大きな円安になりました。これはフルヘッジが一番正解だったんですけれども、これも同様にトレーダムがまったくすばらしい結果となっています。
私たちは2年以上の歳月をかけて深層学習、トランスフォーマー技術をアルゴリズムレベルで改良し、数百体の自社開発AIを育成し、AIトレンド予測の精度を磨き続けてきました。400以上の経済指標を教師データとした多数のAIが、5分に一度為替予測をアップデートしていきます。これが私たちの他にはない最高の技術的優位性となっています。
これまで会社の経営者は、銀行からのレポートなどを中心に、いつ、どれだけ為替予約をしないといけないかを、自ら判断しなければなりませんでした。一方でトレーダムを導入すると、月に1度の社内ミーティングで、AIの提案に基づく為替予約を判断し、取引銀行に発注するだけ。これを毎月繰り返すだけで、適切に為替リスクをコントロールできるのです。
すでに導入いただいている大手IT企業のA社の事例を紹介します。AWSのこの会社の2022年の利用料は3000万ドル。日本円で39億円ですが、トレーダムを導入していたらコスト削減効果はなんと4億円。この会社のトレーダムの利用料は年間360万円ですので、コスト削減効果の4億円は、なんと100倍の効果となります。
トレーダムのARPUは年額280万円。BasicからEnterpriseまで、企業の規模と業態に応じた3つのプランを用意しています。ユーザー特有のAIカスタマイズも可能です。
トラクションです。トレーダムはリリースからたった3週間で、年商数億円から1,500億円以上の企業まで、10社以上に導入いただいています。さらに現在、20社以上の引き合いをいただいており、貿易企業の為替リスクに対する関心の高さがうかがえます。
トレーダムは世界の主要通貨のみならず、多通貨対応のAIを育成しています。為替は世界中共通の課題なので、トレーダムは世界展開が非常に容易なビジネスモデルなんです。
世界を見るとウクライナ戦争、米中対立、金融不安など為替はアップダウンを繰り返しています。これに影響を受けるのは1,000万社以上。トレーダムの世界市場は、保守的に見積もってSOMで4400億円。これを私たちは本気で取りに行きます。
ここで少し、私の個人的な思いを共有させてください。これまでずっと挑戦し続けてきた「日本のイノベーションを世界に!」、これを今度こそ実現させます。
冒頭の小学校の同級生は、トレーダムの記念すべき第1号のお客様になってくれました。為替リスクコントロールの新常識トレーダムで、私たちはみなさまが為替リスクに怯えることなく、グローバルビジネスに挑戦できる世界を作っていきたいと思います。ありがとうございました。
(会場拍手)
司会者:阪根さん、ありがとうございました。
2025.03.21
マネージャーの「自分でやったほうが早い」という行動で失うもの 効率・スピード重視の職場に足りていない考え方
2025.03.25
減点を恐れてモチベ低下、果ては離職も… あらゆる“会社の害虫”を大繁殖させる「ラスボス」の正体
2025.03.17
不確実な時代だからこそ「知らないこと」を武器にする ハーバード首席卒業生の逆説的なメッセージ
2025.03.19
組織をダメにする“害虫”の正体は間違った思い込み AIやDXなど手段のみにこだわるダメ上司の見極め方
2025.03.24
最悪の場合、組織を死に至らせる“会社の害虫”とは 誤った意思決定や品質不祥事を招く要因
2025.03.19
フェデラー氏が語る「ただの1ポイント」の哲学 ウィンブルドン敗北から学んだ失敗からの立ち直り方
2025.03.24
気づけばモラル崩壊……人材育成に無頓着な企業の末路 業績アップや採用にもつながる“人への投資”の重要性
2025.03.19
OpenAIのAIエージェント「Deep research」はビジネスをどう変革するのか? サム・アルトマン氏ら4人がデモンストレーション
2025.03.19
大企業だけじゃない、「モーレツ×内向き」な組織の2つのリスク “悪気なく染み付いた文化”は個人のキャリアにも悪影響
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.03.21
マネージャーの「自分でやったほうが早い」という行動で失うもの 効率・スピード重視の職場に足りていない考え方
2025.03.25
減点を恐れてモチベ低下、果ては離職も… あらゆる“会社の害虫”を大繁殖させる「ラスボス」の正体
2025.03.17
不確実な時代だからこそ「知らないこと」を武器にする ハーバード首席卒業生の逆説的なメッセージ
2025.03.19
組織をダメにする“害虫”の正体は間違った思い込み AIやDXなど手段のみにこだわるダメ上司の見極め方
2025.03.24
最悪の場合、組織を死に至らせる“会社の害虫”とは 誤った意思決定や品質不祥事を招く要因
2025.03.19
フェデラー氏が語る「ただの1ポイント」の哲学 ウィンブルドン敗北から学んだ失敗からの立ち直り方
2025.03.24
気づけばモラル崩壊……人材育成に無頓着な企業の末路 業績アップや採用にもつながる“人への投資”の重要性
2025.03.19
OpenAIのAIエージェント「Deep research」はビジネスをどう変革するのか? サム・アルトマン氏ら4人がデモンストレーション
2025.03.19
大企業だけじゃない、「モーレツ×内向き」な組織の2つのリスク “悪気なく染み付いた文化”は個人のキャリアにも悪影響
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
【仕事に直結】頭がいいとは?|知見の幅と高さで決まる。【東大卒 ベンチャー企業社長が語る】
2025.01.18 - 2025.01.18
退職をチャンスに捉える企業文化のつくり方
2025.03.10 - 2025.03.10
青木耕平さんとザッソウ(#156〜158)
2025.02.05 - 2025.03.19
片付けパパ対談【特別編】豊かな人生を過ごすための「投資」&「交渉術」 ~チャンスを逃さず信頼関係も育むコツ~
2025.02.10 - 2025.02.10
グローバルの経営理論に学ぶ、企業アルムナイ成功への示唆〜中央大学ビジネススクール 犬飼知徳教授
2025.02.18 - 2025.02.18