2024.10.10
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椎木里佳さんインタビュー(全1記事)
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椎木里佳氏(以下、椎木):株式会社AMF代表取締役、女子高生起業家の椎木里佳です。今、高校1年生の15歳です。中3で起業して、父は『秘密結社鷹の爪』を制作している株式会社DLEの代表取締役をしています。
今の主な事業内容は、『Tokyo Teens TV』という日本の“かわいい”を世界に発信するという目的で作っている番組の制作をしています。あと、「POP ICON PROJECT」っていうガールズボーカルグループの発掘プロジェクトのスペシャルコンサルタントだとか、JCJK総研の編集長と、その他メディアに出演して今の女子高生の視点から物事を考えるっていうことをしています。
――中学3年生のときに株式会社AMFを立ち上げられた椎木さんですけれども、なにか立ち上げようと思ったきっかけとか経験、動機などありましたらお聞かせください。
椎木:きっかけは、私が中学1年生のときに、「映画監督になりたい」っていうことを父に伝えたら、「僕だったら起業する」って言われて、その時に起業っていうものを初めて知って、調べてみたら「定款」とか中1にはよくわからないものが出てきて、ちょっとそのまま放り投げちゃったんですよ。
それで、2年たって、中3の時に「このままではまずいな」と思って、「今、行動しなきゃこのまま自分が廃れていく気がする」と思って(笑)。――それはある時突然?
椎木:そうですね、クリスマスの日に。「ちょっとやばいな」と思って、年末で。
――クリスマスの日にですか(笑)。
椎木:それで、その日に行政書士さんのところに行って「私、起業します!」って言いに行きましたね。
――お父さんの言葉がきっかけで、その後、起業されたっていうことですね?
椎木:父の一言で起業っていう方向に。
――椎木さんにとってお父さんっていうのはどんな存在ですか?
椎木:もう……なくてはならない存在というか、家族としても必要だし、経営者としても必要だし……。
家族としても、その人間というか、人生の生き方みたいなものを教えてくれるし、経営者の面では、私がちょっと怠けていたりするといろいろと叱ってくれたり、教えてくれたりするので、欠かせないというか……(笑)。本当に大事で大きな存在です。
椎木:そちらでは、イベントの運営だったり、コラムの執筆だったり、あとは「JKめざまし」というアプリをリリースして、私が全部プロデュースをしたんですけど……そういうことをやっています。
――今、お話に出た「JKめざまし」というのは、どのようなコンセプトで作られていったんですか?
椎木:「JKめざまし」っていう名前なんですけど、JKが起こしてくれるんじゃなくて、JKが喜ぶめざましを作りたくて、“イケメンボイス”っていうのを搭載したんですけど……。
私、「妄想電話」を使っていて、その“イケメンボイス”で起こされたら、絶対スッキリ起きられるなと思ったんです。そこで「妄想電話」を制作されている会社の方に話して、そしたら“イケメンボイス”を提供してくださって、そこで「JKめざまし」とコラボしてっていう感じです。
――自分と今の高校生と「圧倒的にこれは自分は違うな」とか、「強み」は何かありますか?
椎木:強みは、やっぱり「行動力」ですかね。
――行動力。
椎木:今の高校生たちって、夢がないとか希望がないとかって言われてるじゃないですか。でも、大人達が言うほど私達ってけっこう夢とか持ってなくはないと思うんですね。自分の中で夢を持ってたりしてもそれを表に出せないとか、行動できないとか、そういうのがあると思うんです。
でも、私は夢を持っていて、行動した。そこは行動力……本当に行動力だけの差だと思いますね。
椎木:今、JKなのでJKビジネスで、JDになったらJDビジネスをやって、アラサーになったらアラサービジネスをやって、どんどんどんどん年齢に特化したビジネスをやっていって、最終的にはアラウンド棺桶ビジネスまでしていって、私と同じ年代の子達はみんな“椎木里佳世代”的な感じになってくれたらなぁと思っています(笑)。
それとあと19歳で上場するっていうのも一つの夢としてあるので……。
――それはどういう目安で自分がそこで上場しようっていうふうに決めたんですか?
椎木:今、史上最年少(記録)なのが24歳?くらいなんですけど、その最年少記録を更新することによって若い人達に「自分がんばらなきゃな」っていう刺激を与えられるかなと思って……。しかも女性の最年少(記録)が今37歳なんですよ。だから、本当に20歳くらい大幅に更新することによって、それこそ若い人にも、大人の方達にも刺激を与えたいと思っています。
椎木:高校生のみなさん、私は中3で会社を起業して、全然ビジネスプランとかも考えていなかったのに起業だけして、けっこういろんな失敗だったり経験があったんですけど、それも含めて良い経験だし、ちゃんと高校生らしいこともやれているので、みなさんも夢に向かっていろいろ失敗も経験もして、夢に向かってがんばってほしいと思っています。
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