2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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小:最後に内定者から「俺の社長大丈夫か? 成長すんのか?」というそういう質問でしたが、田中さんお願いします。
田:そうですね。無駄な緊張感しかないんですけども、そこには(笑)。冗談はさておいてですね、僕は結構自分の成長していくプロセスと、会社が成長していくプロセスって結構似てるような所あるのかなって思っていて、それは2個の側面があるのかなと思っています。1個は「成功体験」、もう1個は「追い込まれるような出来事」。この2個っていうのが僕は自分を育ててると思っているし、自分の会社も育ってきた原動力になってるなと思ってます。
1個目はまず「成功体験」の話をしたいんですけれども。よく「起業したい」とかいう人いるんですけど、なぜか世の中には「起業失敗した人の話をいっぱい聞いた人の方が起業成功する」と思ってる人がいますが、僕はどう考えても成功する人から聞いた方がよくないかと思うんですよね。
「1回も俺結婚した事がないんだけど」もしくは「離婚ばっかりしてるんだけど」っていう人集めてきて、いやどうやったら結婚成功しますかねって言われても、成功するわけないだろっていう風に思いますもんね。少なくともうまくいってる奴だけでもいいじゃないですか。
ていう事は、やっぱうまくいった人しかわからない事っていっぱいあると思うんですよ。成功体験から学ぶっていう事は重要だと思っています。我々の会社もこの14年間で成長してる事もいっぱいあると思う。その中で学んできたというのもありますと。
もう1個成長体験だけでもダメだなと思ってまして、「追い込まれる」っていうのはすごい重要だなと思ってます。僕自分を振り返った時に、今の自分がなぜあるのって考えた時に、もちろん様々な能力っていうのがないとは思ってませんけど、それが発露してるのってほとんどはそういう追い込まれた、いわゆる真剣にやってるっていう事が結構話の大半を占めてると思うんですね。
さっき言った検索エンジンで「インターネット」って検索して会いに行くとか、追い込まれてる時の行動ですよね。苛まれてるとか。だから別に能力の問題っていうのもあるんですけど、呼応力というか、どれくらい追い込まれて真剣にやってるかっていう事が物事の大きな変数を占めてるなと。で、この10年15年間友達を見ていて、どういう友達が成長、成功したかっていうと、能力がある人じゃなくて、やっぱ真剣にやってる人だと思うんですよね。
そういった意味でどう真剣にやるかっていうと、やっぱなんらかの意味で追い込まれてると、逆境になってると思うんですよ。だから僕は成長、成功体験だけでもダメで、やっぱなんらか追い込まれた局面を打開するっていう事の中で、その人が生まれ変わった局面ってある思うんですね。そういった事を何回繰り返すのかという事だと思ってまして、僕はその2個っていうのを自分のテーマにもしてますし、僕らの会社にもそういうのは常に捉えてるなという風に思ってます。
小:ありがとうございます。では他に質問がある方。では、赤いシャツの方お願いします。
質問者:「自分は人に喜んでもらうのが好きだなぁ」とか「豊かになりたいなぁ」とかそういうのをしてはって、原動力にされてはったと思うんですけど、やっぱそういうのはとことんまで突き詰めてしまったら意味がないと思うんですが、結局それで行動ができなくなってしまったら元も子もないと思うんですけど、そういう自己分析だとか、そういうのにかける労力っていうのは、どのぐらいの労力をかけるべきだと考えていらっしゃいますか?
田:そういう意味ではすっごい僕も悩むタイプなんで、僕の悩んだ自己体験と結論から言うと、あんまり考えてもしょうがないなというのがすごくあるなと。もちろん考えるんですけど、なんでかと言うと、例えばじゃあ小6の人を連れてきて「お前の夢はなんだ」って言っても、思いつく職業って結構限られると思うんですよね。けど大学1年生連れてきたら、やっぱ会計士とか、わかんないけど医療なんとか士とか聞いた事もない職業を覚えつくじゃないですか。
ただ職業を考えろって言っても、小6が考えるのと、大学1年生が考えるのと、25が考えるのでは違うんですよね。つまり今持っている材料で全部調べようって事自体が、別に真実を指し示してるわけではないという風に思うので、これから新しく体験していった事でそこから学んでいける事もあるわけなんで、結構自己分析っていうアプローチって過去のものしか基本的に対象にしないんですよね。
だからさっきの小6の奴が自己分析をしてばっちり結論が出るんだと思えば自己分析すりゃいいんだと思うんですけど、まぁそんなわけないだろうと。小6の時の自分って相当まだまだ、中1の時の自分ってまだまだ見えてなかったのが、たぶん年を追うごとに世の中見えて来ると思うんですよね。だからそういった意味で過去だけを振り返って分析するっていうのは、その限られた手法のアプローチの1個だと思います。
熊:自己分析に時間をかけるという意識を持った事、これまたないです。私がやっぱり皆さんと同じぐらいの時に一番時間をかけたのは、自分がやりたい事を確認する、夢を確認するために時間を割きました。自分がやりたい事なんだろうって、夢を探して、それを明文化する事には時間を割いた。
だけど自分のその先程、原動力って申し上げましたよね。「あぁ結局人を喜ばせる事が自分の原動力になってんだな」って、それに気づいたのは走りながらですよ? ある瞬間フッと「あ、そうなんだ」って気づいて、それを「あ、なるほどな」って自分が納得して、そのまま走ってってますけど、自分の原動力を確認するために相当時間を割いて考えたっていう事はないですね。そういう意識を持った事はない。もしかしたら潜在意識の中で考えてるのかもしれないけど。
皆さんにオススメしたいのは、自分が何をやりたいのか、しかも目先じゃなくて、一生何をやりたいのかっていう思考で夢を全部書き出して、その中から「じゃぁこういう会社に就職しよう」とか「いや、やっぱり自分は創業をしよう」とか、そういう意思決定をされた方がいいと思いますね。
これは思考方法としてはよく言うんですけど、大海原で遠くに灯台見つめて海を航海してるのと、目先の見える島に寄ってとりあえず上陸して航海してるのとでは、おそらく振り返った時に一番後悔ない、最短でゴールに行けるのは、多分一番最初に遠くの灯台見つけて走ってる事なんで。だから人生も同じでね、やっぱり夢を灯台にして、そこをずっと走り続けてるのが結果として最短距離になると思います。そこに時間を割かれたりとかですね。はい。以上です。
佐:自己分析はですね、そもそもほとんどした事がないです。自分の事は自分が一番わかってないなっていう解釈をしていて、どちらかと言うと周りがどう見るかでそれぞれにあっていいというか、自己分析はした事がないので。逆に僕は小学校のちょっと前ぐらいですね、元々すごい体が弱くて、その反動で今すごい健康オタクなんですけど、ずっとベッドの上に寝て、上だけ見て暮らしてた時期があったんですね。
ずっと毎日毎日、天井だけを見て暮らしてるんですね。その時に自分の事を考える余裕なんか全くなくて、一方ですごいよかったのは時間があったんですごい本を読んでたんですよね。たくさん本を読んで、人間についての興味がすごく出てきたんです。歴史をたくさん勉強したりとか、歴史って人の営みなので人類ってどういう人たちが生まれて、何をして、結果こうなったから今の世の中になってるって言われて、人の営みのプロセスについて解きほぐしていく。
それを通じて人間……ちょっと難しい話ですけど、人間ってなんだとか、どういう人がどういう成果をあげるのかみたいな、人間についての深い洞察みたいなものに時間をたくさん取る事ができたんですよね。これはすごく良かったと思っていて、自己分析というよりは、成果をあげるパターンってなんだろうとか、どういう生き方とか人間性とか価値観っていうのが人の心を揺さぶるんだろうかとか、人を動かすんだろうかとか、こういう風な人が人に影響を与えるっていう事のパターンとかプロセスについて、色んなケースを頭の中に叩き込んで。
今でも、ある仕事のシチュエーションがあった時に「あ、これは言ってみれば歴史における誰々さんが、誰々国にこんなアクションを取った事に近いな」とか、割と再現されてくるんですね。そうするとなんとなく「あ、こういうパターンなんだろうな」っていうのが引き出しとして出てきたりする。自分は経験してないんだけど、疑似体験としてたくさん人間についての洞察をする事で、割と自分の中の芯みたいなものが出来上がってきてる。
自分がどういう人間かではなくて、人が成果をあげる軸みたいなものが、これ僕は共通した要素があると思ってるので、それに自分を近づけていくというか。人間として大切な本質みたいな事に、自分の生き方を近づけていくみたいな。
中心に向かって自分を近づけていくようなイメージで1つ1つできる事を増やしていくという。こういう風な思想で捉えているので、自己分析というのはした事ないんですけど、人に対する洞察とか理解っていうのはすごく興味がある方で、割とライフワーク的に日々勉強してるという事です。
小:時間もそろそろなので、最後にこれはさっきの田中さんの「追い込む」という話じゃないですけど、「これは俺自信あるぞ」という質問がある方は是非ですね。
質問者:御三方にお伺いしたいんですけど、まずは佐藤さんなんですが、皆さんは結構時間についてはすごく重点を置かれていて、その中で先程本の話があったんですけど、何かオススメの本があれば。今学生に勧めたい本があればお伺いしたいです。田中さんと熊谷さんにもお伺いしたいのは、時間を効率よく使うためのツールとして、佐藤さんは本を挙げられたと思うんですけど、田中さんと熊谷さんの効率のいい時間の使い方みたいなのがあれば、またこれも教えていただきたいなと思います。
佐:今の彼にとって必要かどうか正直わかりませんが、やっぱり『ビジョナリー・カンパニー』はすごく影響を受けました。オススメです。いつ読むかはちょっと人それぞれ、その人にとってふさわしい時期があると思うので。僕はすごく自分の中の経営の指針の1つ、影響はたくさん受けました。
あとはそのハロルド・ジェニーンっていう人が書いた『プロフェッショナルマネジャー』っていう本があって、これもうすごく業績を上げるオタクみたいな人の生き様を書いてるので、割と何度も繰り返して自分の節目節目で読み返すような本ですかね。あとはどちらかというと歴史の本が、これはどれっていう事はないんですけど、あらゆるパターンの歴史の本をむさぼり読んで、僕は今漫画の事業をしてるんですけども、元々漫画すっごい好きでですね、人生で必要な事の半分ぐらい漫画から教わったんじゃないかなっと思ってまして。
熊:ははは(笑)。
佐:これもまた色んな人の生き様を疑似体験して、自分の中の想像力に変えるすごく有効な手段になっていたので、人生の指針になる漫画を是非見つけていただけるといいかなと思います。
熊:僕に対する質問は……本の話じゃなかった、時間の効率的な使い方でした。僕も聞かれてないけど答えちゃうと。
佐:ははは(笑)。
熊:本はめちゃくちゃオススメですね。僕自身も自分の学のなさを自覚していましたので、そこを埋めようとして本を濫読した時期がありました。ちょうど皆さんくらいの20代の頃ですね。ものすごくたくさん読んだ。30代40代になるとどんどん忙しくなるから、本読めなくなってくるんで、そういう意味では今皆さんね、本に割く時間っていうのは多分相当量使われた方がいいと思います。
僕も漫画から学んだこともたくさんあるし、『俺の空』とかね、ものすごい自分に影響与えましたよね。あとそれこそ『ビジョナリー・カンパニー』も、ものすごく影響を受けました。いい本をたくさん読まれてください。
時間の効率的な使い方について、これやっぱり本読んだ。どうやったら時間の使い方が効率的なんだろうって言って、その事をやっぱり考えて、その問題意識を解決するために相当本読んだ。結果今、ずっと皆さんと同じぐらいの時から実践してる事って言うと、同じ話なんだけど、やっぱり一生涯でやりたい事を書き出して、その事を優先順位をつけてやる。
優先順位の高い事やるっていうのは、それ以外の事をむしろやらないって事なので、これやっぱり最も時間の効率的な使い方だよね。あとこれは本質な話なだけど、小さなテクニックとしては、人間っていくつもあるんですよ、時間を効率的に使うっていうのは。同時並行で同じ性質の事をする。例えば電話をかける時はずっと電話モードで電話をかけるとかね。
人間って、そういう事に集中するまでの立ち上がりの時間っていうのが、ものすごくかかるんですよ。だから色んな事を混ぜてやってると、全部が中途半端になって、頭がそのモードになるまですごい時間かかるんですね。同じものをずっと続けてやるっていうのが、やっぱり集中力を高める上でも、時間の使い方としてもすごくオススメのやり方です。だから僕は電話をする時間とかメールを処理する時間とか、ミーティングをする時間とか決めてて、それをごちゃ混ぜにしないです。
あと自分自身の時間を決めるっていうのもすごくあるよね。何時から何時までミーティングするけど、何時から何時まではメール処理するとか、自分で決めてて、そのスケジュールを逆に優先させます。例えば僕は運動する時間っていうのを決めてて、運動する時間っていうのは会議とかよりも仕事よりも運動を優先する、健康の方が重要だから、っていうような時間の使い方をしてます。
あともう1つ、これはもう周りの人によく言うんですけど、探し物が人生の中で一番無駄なんですね。夢を探すのは有益だけど、鍵を探すのは無益ですよね。だから必ず僕は置いたものとかバッグの中とか、必ず目をつぶってもわかるように。
例えば秘書さんに「あそこに入ってた、3番目に入ってるこれをこうしてください」みたいな、そういうぐらい自分で置く場所とか決めてて、物を探したりする無駄な時間、人生にとって無益な時間は過ごさないようにしてます。でも時間の効率的な使い方っていうのは、本当にノウハウとかテクニックとか、自分に向いてる事とか向いてない事とかあるんで、その本を読まれる事をオススメします。
田:じゃぁ僕もあれですね、質問されてない本の話からしたいんですけども。僕がこの頃の皆さんにオススメしているのは、『二十歳のころ』っていうですね、色んな人に「二十歳の頃はどうしてましたか?」という風に聞いた
これ本当にいい本なんで是非読んで欲しいなって思ってます。そこには結構著名な人の二十歳の頃、例えばじゃあ熊谷さん「二十歳の頃何してましたか?」みたいな色んな人の二十歳の頃を聞いてる本なんですけども、その本を読んで一番びっくりしたのが、今すごい著名な人の二十歳の頃があまりにみんなしょうもないと。
女が好きでくどいてたとか、毎日麻雀してたとか、どうしようもない話書いてるんです、ほとんどが。世の中って、こんななんか今ちゃんとしてる人でも、二十歳の頃相当しょうもないなと。今の俺も相当しょうもないなと。今の俺も相当しょうないけど、漫画ばっか読んでるけど、けどなんとかなるかも! と思って頑張ろうと思った本です。
そういった意味でですね、別に皆さんが今何者でもなくても、これから何者かになる可能性っていのは十二分にあるなと、僕も当時思いましたし、皆さんにもそう思って欲しいなという風に思っているのが本の話です。
時間の話がありましたけども、僕はですね、テクニカルにどうするのかという話じゃなくて、時間は大切なんだというのを、どれくらい真剣に思うのかという事だと思ってます。僕の体験ですけども、大学の頃さっき話したみたいに色々悩んでたんですけども、ある日僕のおじさんが癌になりまして、ホスピスに入院するという事があったんです。
子供の頃から小遣い貰ったりとかしたおじさんで、そこまで別に会ったわけじゃないですけども、年に1回ぐらい会ってましたので、そのおじさんがもうちょっと癌で、これからもうホスピスに入るという時がありまして、母親がよくお見舞いに行ってたんですね。
僕もなんかふと気になって、お年玉もいっぱい貰った人でもあるんで、1回お見舞いに行くよという話をしたら、母親に「ちょっと行かない方がいいんじゃないか」という風に言われてですね、そんなお年玉貰った人のお見舞いに行かないなんてのは許せない! と。
俺は行くって言って、母親と一緒にホスピスに行ったんです。ここにホスピスに行った事のある方いらっしゃるかわかりませんけども、僕もそれまであんまり病院にそもそも行った事なかったんですが、当たり前なんですけど、ホスピスっていうのは基本的に皆さん終末医療をする所なので、基本的に変な話全員そこにいる人っていうのは、みんなある期間において終末を迎えるのが前提の病院なわけですよ。
そこに入って、そこにいっぱい患者さんがバーッといたんですよね。その時に「この人たち全員これから終末を迎えるんだ」という事に衝撃を受けて、「あ、そうだよな」と思ったんです。今二十歳ぐらいの自分っていうのがいて、60,70,80ぐらいの人がいて、これからこの人たちは全員終末を迎えるんだっていう事に衝撃を受けたんですよね。
実際僕のおじさんっていうのは、ロビーにいるどころじゃなくて、ベッドにずっと寝たままで、多分癌とかなんで意識が朦朧とするような麻酔を打っていて、体中から管がいっぱい生えてるんですよ。管だらけって言い方悪いんですけど、当時の二十歳の頃の僕は「おじさんが管だらけになって、意識が朦朧としているなぁ」という風に感じたんですよ。
僕はそん時に、逆の立場だったら、今僕の事をどう思うかなって思ったんですよね。きっと子供の頃から見てきた良和君がお見舞いに来てくれて嬉しいなと。同時にもう僕は死んでしまうかもしれないけど、彼にはすごいこれから人生がいっぱいあって、この時間を有意義に過ごして欲しいなと、僕だったら思うのかなと思ったんですよね。
それから、僕もいつか死ぬし、僕もいつか同じように、彼と同じようにそういう風になって死ぬ時に、きっと若い人を見て「うらやましいな。君にはすごいいっぱい可能性があるのになぁ。気づいてないんであれば、気づいて欲しい」っていう風に思うなって思ったんですよね。
僕はそれを感じてから、自分の人生は有限だし、おじさんに恥ずかしくないような人生を歩みたいなと思ったのがきっかけだったんですけど。そういう意味で、人生をテクニカルにどう生きるかっていうよりも、人生っていうのは大切なんだなと思う事が、何よりも時間を有効に使うというきっかけになるかなと思ってますね。
小:はい。熱い話ありがとうございます。いよいよ時間も迫ってきましたので、最後に皆さんに今回のテーマ「人生観を変える2日間」という事で、もう既にそんな話はたくさん出てますが、熱いメッセージを御三方からそれぞれいただきたいのですが。じゃあ佐藤さんからお願いします。
佐:はい。是非今日この時間もですね、大切にして欲しいなと。自分が変わるきっかけみたいなものは本当にどこにでも転がっていて、最初はちょっとした好奇心とかからかもしれないんですけども、そこから大きく変わるっていうのたくさん、後から振り返るとあると思います。僕は少なくとも今日ここに来て、1人の人にでも多少の影響を与えられたらすごく幸せだし、今日この場も含めて2日間っていうのはきっと色んな変化と成長のきっかけがあるんだと、皆さんにとってあるんだと思いますし、僕も今日この場で皆さんと話せてとても楽しかったです。
世の中を元気にするという事は誰かの責任でなく、自分の責任だという風に捉えて使命感を持つ。世の中に対して使命感を持つっていうのが、僕最近すごく考えてる事で、そこまで自分の使命みたいなのを見つけられたら、すごく豊かな人生を送れるし、それを探すための旅っていうのは、まさに今皆さんしてると思うので、自分の使命を探す旅っていうのを是非有意義に、学生っていう色んな自由があるそういう時間を楽しんで欲しいなと思います。今日はありがとうございました。
熊:今日のテーマは「挑戦する人生」でしたよね。「挑戦する人生」素晴らしいテーマだと思うんですけど、みんな何に挑戦するんだろう。僕は皆さんが夢に挑戦する人生であってほしい。自分のゴール、一生涯でやりたい事を全て書き出して、それを一括りで「夢」というものにして、それに挑戦する人生であって欲しいと思います。
その中の1つが自分で事業を起ち上げる事かもしれないし、起ちあげた結果、周りの人を笑顔にするっていう事に繋がるのかもしれないし、夢に挑戦する人生は、僕はとっても素晴らしいと思います。僕はそうやって生きてきて、さっきも言ったけど、生まれ変わっても夢に挑戦する人生でありたいと思ってます。是非皆さん頑張って夢を実現してください。挑戦してください。今日はありがとうございました。
田:僕、学生生活してる時に、すごい思ったんですけど、そもそも大学って基本的に自分が行きたいから行ってるんだと思うんですよね。誰かに行けと命令されて強制収容所みたいに泣く泣く勉強してるとかじゃなくて、基本的に行きたいから来てるはずだと思うんですよ。
自分でお金を払ってる人もいますし、僕は両親にお金を払ってもらったんですけども、多くの人が両親にお金払ってもらったりして行ってます。つまり誰かに頼み込んでお金を払ってもらって、自分で行きたいから行っている。ですけども、なんか毎日学校に行ってると「なんかやだな」とか「なんかうぜぇな」とか「暇だな」とか「つまんねぇな」とかばっかり思っちゃう自分っていうのがいて、これなんなんだろうっていう風に思っていました。
ただ皆さん思い出して欲しいんですけど、大学一つとっても、別に今日辞められるんですよ、別に大学なんて。だから今日辞めないっていう選択してるのは自分なんですよね。今日辞めないから大学生でいるんですよ。だからなんか問題があるんだったら辞めればいいんですよ。別に大学なんて。けど辞めないわけですよね。
ていう事は、一番言いたいことは、皆さんは一日一日選択してるんですよ。「今日この学校に俺は通う!」とか「私はいる!」っていう事を選択してるから学校に来てるんですよね。別に誰かに命令されたわけでもないし、行きがかり上でもないし、自分で選択して学校にいるんですよ。ていう事がわかるか、わかんないかだと僕は思ってるんですよね。
僕は自分っていうのは、そういう風に一日一日選択して今があるなと、そういう風に思ってますんで、今日皆さんがここに来てるという事も選択して来てると思うんですよね。だからこれから会社に入るとか、誰かと結婚するとか、何でもいいんですけども、別に誰かに命令されたりとか、なんとなく決まってたりとか、誰かに定められとかじゃなくて、一日一日、一個一個、自分で決めてるんですよ。
けど、なんかついつい会社に一回入っちゃうと「会社になんでいるのかな? むかつくなぁ」みたいな。いや別にあんたが入りたくて入ってるんですけど、みたいな事があるわけなんで、そういった気持ちっていうのをしちゃいけないし、僕だって別に会社作りたくて作って、社長したくてしちゃうわけですから、嫌だったら辞めればいいわけで、やめたくない、続けたい、そう意味があるから続けてるわけですよね。そういった、自分が毎日選択してるんだという事を思い出して欲しいなっていう風に思ってますね。
小:ありがとうございました。
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