2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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小林史明(以下、小林):CafeStaをご覧の皆さま、こんばんは。本日はヒゲの隊長こと佐藤国防部会長をお迎えして、「平和安全法制Q&A 第2弾」をお送りします。どうぞよろしくお願いします。
佐藤正久(以下、佐藤):よろしくお願いします。
小林:今注目の平和安全法制ですけれども、まさに今、参議院のほうで特別委員会が審議を行われてますが、これ先月、このCafeStaでも安倍総理が直接ネットを通じて法案の説明を行わせていただきましたし、加えて、この佐藤部会長からもQ&Aにもご協力をいただいて、多くの方から多くのご質問、ご意見をいただいています。
大好評などとも、やっぱりもっと詳しく知りたいというお話もありましたので、今回第2弾ということになりました。皆さまからもたくさんのご質問を事前にいただきまして、本当にありがとうございます。
この放送期間中も、このハッシュタグ「#平和安全法制QA」というふうにつけていただいて、つぶやいていただけたら質問として受け付けていきますので、引き続きつぶやきのほうをよろしくお願いいたします。
早速お話をうかがっていきたいんですけれども、佐藤部会長、先ほど、今、平和安全法制の特別委員会を終わられたところだということなんですが、理事懇(理事懇談会)を最後やられたということですが、どういう状況ですか。
佐藤:おかげさまで、ここまで順調に審議は進んでいるという感じがします。ただ、やはりどうしても我々はこの法案を成立させたい、野党は廃案にしたいと、ぶつかり合いますので、
なかなか日程協議、あるいは時間配分含めていろんなせめぎ合いがあるというとこですが、おかげさまで、ここまで充実した審議ができているという感じを持ってます。
小林:これ衆議院での質問時間は、もう与党1で野党9ということで、なかなか与党の話がないので、体系的に説明が難しいということだったんですが、今回、参議院の場合は、このあたりの比率はどうされるんでしょう?
佐藤:今回は参議院は通常のルールに従って、委員の数の人数比に応じて割ります。そうすると、自民党が一番多くなります。そこから1人会派のところに自民党が少しずつ時間を与えて、野党のほうに時間を与えて、最終的な時間配分を決めます。
さすがに衆議院のときのように、1対9、そこまではいきません。与党、自民・公明対オール野党でも大体3対7、そのぐらいかなという感じはします。
小林:なるほど。それぐらいの比率になって、皆さんのご意見もちゃんと深まるようにということに配慮されていると。
佐藤:特に国会あるいは県会もそうですけれども、政府側、答弁するほうは質問権がないんです。
聞かれたことに答えるだけなので、この法案はなぜ必要か、どういう安全保障環境が変わったんですかっていうことを質問者が聞いてくれなければ、政府は答弁できないんです。
だから、衆議院のほうではなかなかそこが、なぜこの法案が必要なのか、なぜ今なのか、どういうメリットがあり、どういうデメリットがあるのかっていう議論がなかなか深まることが難しかった。
どちらかというと、憲法違反か、そうではないのかっていう、そういう概念の議論あるいは憲法議論が主流で、法案の中身とかはいかなかったっていう反省が若干あったようです。
我々は、この周辺環境を含めて、なぜ法案が必要なのか、そこは(参議院のほうで)しっかりと時間をとっていますので。特に衆議院のほうでは時間が足りなかった。
中国の海洋進出、今、中国がどういう形で挑発行為を行っているかという部分を含めて、質問させていただきましたので、安倍総理からも今まで以上に、中国に対する、挑発行為に対する対応、踏み込んだ形での答弁もあると、いい議論ができていると思います。
小林:実際に私も見させていただいていて、参議院のほうがより具体的に深堀をした内容が議論されてますんで、ぜひ皆さんにも参議院の議論に注目をいただきたいと思います。
佐藤:今回Twitterの質問コーナー、2回目ですよね。安倍総理も、このCafeStaに出て国民の皆さまに説明をしたいという気持ちは非常に強いと。我々も、こういう機会を捉えて、2回といわず、3回、4回……まだ参議院の審議も始まったばっかりですから。
小林:そうですね。
佐藤:これからまた長い審議が始まりますので、このCafeStaでも第3弾、第4弾という形でやっていければというふうに思ってますので、よろしくお願いします。
小林:そして、第2弾、第3弾というと、実はショートアニメ、「教えて!ヒゲの隊長」もPart.2ができましたので、見た方もいらっしゃるかもしれません。ぜひ皆さんに一度ご覧をいただきたいと思います。
(「教えて!ヒゲの隊長Part.2」が流れる)
小林:皆さまにご覧いただきましたこのPart.2でしたが、Part.1はパロディーもできて非常にネットでも盛り上がりましたが、いかがでしょうか? この動画を撮られて。
佐藤:もうPart.1のパロディー、よくできてますよね。本当、敵ながらあっぱれと思うぐらいすごくいい出来で、私も最初見たときに吹いてしまいました。そんなに自分も気持ち悪い男なのかなというぐらい、あかりちゃんにはだめ出しを……。
(会場笑)
佐藤:そのおかげで、パロディーを見た方は、「じゃあ、本家はどうなんだ?」っていうことで本家のほうを見てもらった感じで、やっぱりパロディーのおかげで本家のほうの再生回数も上がった。
自民党広報……申し訳ないですけど、自民党の広報がつくったこういう動画で40万を超える再生回数、これ今までなかったらしいです。しかも、ほとんど宣伝してないですよ。
そこが自民党広報のすごいところで、ほとんど宣伝もしないのに40万回をいくっていうのは初めてだと。
小林:何か「宣伝もしないのに」っていうのが力がこもってましたけど。
(会場笑)
佐藤:普通、そうでしょう。私も、わかりましたということで協力させてもらったと。にもかかわらず、ほとんど何も宣伝もない。
小林:宣伝ないわけですね。
佐藤:パロディーのおかげでね、宣伝してもらったと。そのおかげでテレビも取り上げてもらったり、非常にいい効果が出てる。
でも逆に、このパロディーのまたパロディーも出てるんです。パロディーがパロディーを生んで、また友達のパロディーができると、いろんな意味で広がってると。
これポイントは、関心を持ってもらうということが、一番だと思っているんです。どうしても、安全保障というと生活から遠い。前ここで言いましたように、よく選挙応援に呼ばれます。
言われることは、「雇用、医療、年金、介護、子育て、これをお願いします。時間があったら、安全保障お願いします」私を呼んでおいてですよ。
でも、それがやっぱり国民の関心に近いんですよ。でも、関心が遠い安全保障に、これだけ多くの方に関心を持ってもらっている。
賛成反対はあるでしょう。これが、まず第一歩ですから。そういう面で、このPart.2をつくらせてもらいました。
いいペースで再生回数もいっているようですけれども、また、もしかしたらPart.2もパロディーができるのかもしれませんし、また、若干期待してる自分がいるんですけども。いろんな面での多くの関心持ってもらうということについては、
もしかしたら、Part.3もあるかもしれませんし、このCafeStaのTwitterコーナーも第3弾、第4弾と、いろんな感じで盛り上がっていけばいいのかなと、国民の関心が広まるっていうことが一番だと思ってます。
小林:はい、そうですね。ぜひ皆さんにも、またご協力をいただいて、なるべく拡散をしていただいて、特にコメントにもあったとおり、よくわかんないから反対という方にもしっかり届くように、ぜひ拡散をいただきたいと思います。
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