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カフェスタトーク★錦鯉特番 司会:平将明NM局長 ゲスト:伊佐光徳さん、宮崎悦男新潟県議会議員(2017.11.30)(全2記事)

新潟をコイの特区に––クールジャパン政策で、錦鯉養殖に熱視線が注がれるワケ

平将明衆議院議員による、月曜カフェスタトーク・エピソードⅡしーずんⅠ。今回のゲストは、伊佐養鯉場の伊佐光徳氏と新潟県議会議員と宮崎悦男氏。クールジャパンの一環として錦鯉特区を作るために奔走する彼らの取り組みと、平議員との出会いのきっかけについて語ります。

人との出会いで物事は一気に進む

平将明氏(以下、平):私、地方創生の担当副大臣もやっていたんですけど、地方創生の交付金というのが毎年1,000億円あるんですよ。そこのソフトの交付金なんかも取れるので、そういった運用や環境整備のところはその地方創生の交付金を使ってね。

そのためには、生産者のみなさんだけじゃなくて、自治体が連携をして地方側の総合戦略の基本計画にちゃんと落とし込むのが大事だから、それはもう宮崎さんの役目だね。

宮崎:そうですね。そこらへんを連携してやっていきたいと。

:ぜひぜひ。ここはもう完全連携。

伊佐:よろしくお願いします(笑)。

:でも、長島さんの意志がこういうかたちで実現をして、さらに加速をして。

宮崎:そうですね。

:でも、こんなもんなんですよ。人との出会いで、言い方は悪いけど、スロットマシンの7がポコポコって3つ揃うときがあって、その瞬間にガッと進むんですよ。政策とか。だからまさに今そういう感じするよね。

伊佐:はい。いや、本当、ありがとうございます。

:だから宮崎さんの地元だって最初わからなくてさ(笑)。

宮崎:びっくり。だって、伊佐君のつながりで出てきたら平さんとつながって。ここはもちろんつながってるし。「おやおや」みたいな。

:おやおや。でも、これちょっと一歩間違えると、「お友達だからやったんですか?」とか言われかねないので(笑)。

宮崎:(笑)。

街全体で錦鯉を感じることができるように

:これは大きなお世話かもしれませんけど、私、せっかく外国人来るんだったら、錦鯉を町全体で感じるような町づくりをしてもらいたいなと思ってて。

宮崎:ああ、そうですね。

:錦鯉専門で、ちょっと勝手にこんなの用意して怒られちゃうかもしれないですけど。

私のイメージは、あの黄金の鯉もいいんだけど、やっぱり錦鯉というと白、黒、赤ですよね。この3色で統一をした町なんかを作っていただくと錦鯉の街だなって感じするよね。

宮崎:実は小千谷駅は、降りると錦鯉の通路があるんですよ。

:そうなんですか。へえ。

宮崎:そういったものがあったり、マンホールも錦鯉がアレンジしてあったり。けっこういろんなものがあるので、そこを地域で連携してね。

:ぜひぜひ。だから市庁舎なんかはもう白と黒と赤の3色にするとかさ。

宮崎:そういうのもありかもしれないね。

:ぜひね。

宮崎:小千谷の総合体育館、実は錦鯉の形を模して作ったの。それをそっくり錦鯉に塗り替えるとかね。

:そうそう。大事なのはインスタ映えするかどうかなので(笑)。

宮崎:そうみたいね(笑)。

:塗っただけでダサかったら、勘弁してくれよって(笑)。だから、そこはちょっと。

宮崎:そうだね。そういう意味ではクリエイターの方々からにお願いしたりとかね。

錦鯉デザインを取り入れてアピールを

:だからこの間から話してるのは、クールジャパンもやっていて、成長戦略は事務局長でこういうふうにまとめましたけど、クールジャパンのほうは自民党は山本一太さんなんですよ。山本一太さんが委員長で、私が幹事長で、事務局長が三原じゅん子さんだから、今度3人で行きますので。もう言ってありますから。

伊佐:お待ちしております。ありがとうございます。

:一太さんも「行こう行こう」って言ったから。

伊佐:本当ですか。ありがとうございます。

:一太さん、日本酒飲めないので。

伊佐:ああ、そうですか(笑)。

:基本、紅茶なので。

伊佐:そうですか。わかりました(笑)。

:だからちょっとね、3人でぜひ行きたいと思います。

伊佐:はい。お待ちしてます。

:そういう意味では、世界で人気のあるこの錦鯉デザイン。デザインと言ったっていろんな技術があるわけで。別に絵を描くようにデザインできるわけじゃないから、鯉というのは。そこが奥深いところですよね。

伊佐:そうですね。

:そのデザインを例えば猪子(寿之)さんとかさ。デジタルアートやってる猪子さんだとかスプツニ子さんだとかがコラボしたらすごいおもしろいことができると思うので、できればスプツニ子さんも一緒に新潟連れて行こうと。

伊佐:ぜひぜひ。

:目立ちますよ、背高いから。はい……まぁ別に関係ないですね。今のコメントはいいですよ(笑)。

世界で唯一の錦鯉ミュージアム

宮崎:小千谷市には日本で唯一というか、ある意味世界で唯一の錦鯉のミュージアムがあるんですよ。「錦鯉の里」といって。

:錦鯉ミュージアム。そこを猪子さんなんかにプロデュースしてもらって、デジタルで触れるとか、あったらいいですよね。

宮崎:そうですよね。そういった大改装をして、1年中、世界から錦鯉のミュージアムを見に来ていただいて。そこからいろいろなものにつなげていこうかなって。

:いいですねぇ。とにかくかっこいいの作ってね。ダサいの作らないでね、お願いだから。せっかく世界でこれだけ評価されてるのに、というのがありますので、ぜひ。

宮崎:またそういったことをプロの方から見ていただくといいかもしれないですね。

:そうですね。やっぱりコラボレーションですよ。外国人の目というか外国の感性も入りつつ、その良さを失わないでどう発信していくか、どうアレンジしていくか。今日、生産者の方もけっこう来られてるよね。

伊佐:13人です。

宮崎:けっこう若い方ががんばってるんですよ。

:若いよね。

伊佐:そう。毎年のように後継者がどんどん生まれて。

:やっぱり儲かってるところは若い人集まるね(笑)。

(一同笑)

宮崎:それが中山間地域、山の中から錦鯉が出てくる、生まれてくるというところが非常に魅力だと思います。

:大事だよね。党の成長戦略に「錦鯉特区」と言った以上はかなり真剣にやりますよ。どこまでできるかわかりませんが、全面的に応援して。

伊佐:よろしくお願いします。

宮崎:ありがとうございます。

:ぜひ「こうやると地方創生ってこんなかっこいいかたちでできるんだ」という先頭ランナーをみなさんに走ってもらいたいと思っておりますので。

ということで、ずっとカフェスタやっていて、この間も予算委員会の7時間を生放送で解説して。

宮崎:おお(笑)。

:次の日も4時間ぐらい解説していて。ニコ生というかカフェスタ慣れしてきたので、こういうときにかぎって失言をしたりするのでちょっと気をつけなきゃいけないですけど。

宮崎:今日は大丈夫ですか?

:今日はぜんぜん大丈夫ですね。

宮崎:かなりグダグダのときもありますもんね。

:あるある(笑)。ということで、また定期的に来ていただいて錦鯉の発信をしてもらえればと思います。

伊佐:ありがとうございます。

棚田を掘り直して作った「野池」で育てる

:それと、山本一太議員が行った時はみなさんよろしくお願いします。いつぐらいがいいんですかね? 外国のバイヤーさんとかみなさん……やっぱりシーズンがあるんでしょ、錦鯉って。

伊佐:そうですね。外国の方が来られるのは、棚田というか池から取り上げる時期ですね。

:棚田で育てるんですか?

伊佐:昔の棚田をまたちょっと掘り直して作った野池という。

:あ、野池でやるんですね。

伊佐:はい。その取り上げの時期がやっぱり一番見どころですね。

:そうですか。それは何月になるんですか?

伊佐:10月の頭からちょうどつい先週ぐらいまでですかね。

:あ、ちょうど終わったところですね(笑)。

伊佐:新潟は雪が降りますので、それまでになんとか取り上げておかないと。

:ああ、そういうことね。けっこう雪降るもんね。

宮崎:そして、全日本錦鯉品評会が2月の上旬に東京であるんですよ。

:そうですか。じゃあそのまずは東京で。

宮崎:ぜひぜひ見に来ていただいて。

伊佐:ぜひ来てください。

次の品評会はGWの時期に

:クールジャパンは錦鯉特区を1つの柱としてちゃんと自民党はやりますので。まずその品評会行って。でも、我々も予算委員会とかなんとかで1月も忙しいから、じゃの秋の時期を除くと、次はどのぐらいの時期が一番いいんですか?

伊佐:次は春先。今度、春先は、冬場越冬ハウスの中で育てた1年物の鯉とか、そういった販売がかなり主になります。

:そうですか。そうすると、4月?

伊佐:そうですね。4月、5月ですね。品評会もその時期ありますし。

:じゃあ行けるのはゴールデンウィークの頃かな。

宮崎:ぜひぜひ。

伊佐:ぜひ、よろしくお願いします。

:私としてもぜひ、山本一太さんの日程もありますけど、ぜひ三原じゅん子さんを連れていきたいなというふうに思っています。きれいですよ。

宮崎:お待ちしておりますね。どうリアクションしていいかがね。

(一同笑)

宮崎:「そうですよね」って。

:いやいや、もう「そうですよね」でたぶんいいと思います。

宮崎:おっしゃるとおりだと。

:ということで、今日は自民党本部1階で行われました錦鯉放流イベントにちなんで、さらには自民党の成長戦略に錦鯉特区が入ったということをちなんで、地元の県議会議員の宮崎さんと、錦鯉生産者組合の地区長の伊佐さんにおいでをいただきました。

それではこれからがんばって盛り上げいきたいと思います。今日はお2人ともお忙しい中ありがとうございました。

宮崎:どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。

伊佐:ありがとうございました。よろしくお願いします。

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