2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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リチャード・グレイ氏:まだ時間がありますね、あと10分あるらしいですよ。これは問題だ、どうしようって感じですけど(笑)。タイムキーパーがちゃんと測ってくれていますよね。
ある構造があって、この構造というのは、ある一定の行動パターンに引き寄せられるものです。私たちが行かなければいけない、私たちが推奨しなければいけない、私たちが本来ある姿に戻るための構造です。
本当の人間であるためには、とはどういう意味なのでしょうか? 小さいことかもしれないし、ものすごく小さい問題を解決することかもしれません。あるいは大きな問題を解決することかもしれません。そして世界を違う目で見て、大きな変化を起こすことかもしれません。たくさんの可能性がそこにあります。
元型のシステムの中には、いろんな可能性が出てきます。その構造というのは、もう私たちが生まれる前に決まっているものです。例えば、水晶の元素がもともとその水晶の固まり方を決定しているかのごとく、私たちが人間として成長するために、あらかじめ決まっているのです。
物事には、いつも二面性があります。先ほど言ったように、ヒーローズジャーニーのどんな部分にも必ず二面性があります。NLP(神経言語プログラミング)というのは、私が続けている講義で、いろいろな方が学んでくださっていると思います。これは、主観的経験からみた、構造の話です。
「神経言語プログラミング」と言って、これはかなり最近の近代的科学なのですが、だいたい35年ぐらい前に提唱されました。ジュディス・ディロージャーも、もともと共同開発者の1人でした。
これは、私たちが五感をどういうふうに使い、見て、聞いて、触って、臭って、味わうのかということです。それを分析して、どんな行動がどんな結果を引き出すのか、その法則を見つけことができるということなのです。誰かができることは、自分にもできるということなのです。
というのも、それは見る、触る、聞く、そして臭い、味わうというその順序を、秩序立てることによって、望んでいる正解を出していくという法則なのです。これもヒーローズジャーニーにあてはまります。
ヒーローズジャーニーにも、感情的な構造があります。私たちを成長させ、変化させ、そしてなにか新しい存在へと変えてくれます。そして、その新しい証拠というものは、私たちの感情だけではつくりだすことはできません。NLPというのは、行動のパターンを引き出すものなのです。
よく聞いてください。それは内容そのものではないのです。ヒーローズジャーニーもそうです。それは世界中どの文化、どこにもあるものです。このヒーローズジャーニーは、誰の精神の中にもあるのです。どんな生物の中にでも。
私は神経科学を勉強し、「恐れ」というものを研究してきました。そしてPTSDも研究してきました。この依存症の構造も同じです。あなたがなにを見ているのか、そしてどのように物事を見るかが重要なポイントになってきます。
そして、その変化の意味というものはどういうものなのか、そして、あなたがどういうふうに感じるのか。それは時計回りなのか、反対回りなのか、どちらであれ、それを自分がどう感じて、どう変化させるのか。
体の温かさ、それは体のどこに感じるのか。そしてそれをどう感じるのか、その意味によって私たちの経験が変わっていきます。時にはこういった別のパターンを見ることによって、新しい道をひらくこともできます。そして、それこそが、私たちの経験を豊かなものにしてくれます。ここから私たちの経験の豊かさというものが出てくるのです。
では、このヒーローの天命ですが、ユングによると、私たちみんなが現実に直面する時、そこには4つの方法があると言います。1つは基本的な方法。そして、普通とは少し違う、卓越された方法。優秀な方法、そしてそれから劣悪な方法というものもあります。
そして思考、感情、感覚、そして直感もあります。いずれにしろ五感が元になっています。
優秀な方法でものごとを経験した時、例えば、私の優秀な機能というのは、直感のことです。過去はそうではないけれども、今はその直感がよく働きます。そしてそれは、私がやったことに関して、いろいろと直感的な教えを与えてくれるのです。なにを伝えようとしてくれているのか、を教えてくれるのが直感です。
でも先ほど言っていた劣悪な方、それは思考です。ものごとを考えてやり抜いて、そして経験するというやり方です。そして、直感的に意味を汲み取り、その後構造を知るというやり方ができます。
NLPにおいては、すべての人があるレベル、または異なる状況において、「耳を傾けたい」時もあるけれど、別の環境下ではものごとを「見たい」と思うかもしれません。その人個人や、人との関係の中で、またあるいは置かれたその状況によって、どの感覚を使うかは違ってきます。
では、この天命をどうやって聞くかということですが、それはもしかしたら少し耳障りな言葉や、全く頭から離れない言葉だったり、ちょっとした苛立ちかもしれません。もしかしたら、なにか「これがしたい」という欲求かもしれません。天命という、ユダヤ語があります。それはどういう意味でしょうか? ここです。「聞きなさい、聞きなさい、イスラエルよ」と。「心を開いて、このメッセージに耳を傾けなさい、それはやってくるだろう」と。あなたの背後にある声を聞くということです。それを「聞きなさい」と。
私の研究からすると、西洋の文化、特にアメリカ人の文化では、特にこの音が強すぎて本当の天命が聞こえないということもあります。この天命に気づく時こそが、まさに第1歩ですね。それはタロット1枚目です。
これは「愚者」のカードです。吟遊詩人の若者が崖っぷちに立っていて、犬が足を噛もうとしていています。これは一体どのような状況なのでしょうか。どんなヒーローズジャーニーのなかにも、崖を飛び降りそうな、というものがあります。その犬はメッセージかもしれない、それは天命かもしれないのです。
あなたをイライラさせるもの、なにか欠けているというもの、持っているものすべてを手放して、そして崖から飛び降りる。それがヒーローズジャーニーの出発のようなものです。
そしてこの崖を飛び降りて、深みへと入っていく時、2番目のものがやってくるわけですね。そこで出てくるのは、魔術師です。
そして崖から飛び降りると、ある扉が開かれます。マスター(師)が出てきます。
そして、手を頭上に掲げて、頭の上にその無限のサインがあります。そして、それは錬金術の格言を語り、「溶解させ、濃縮せよ」と言っています。あなたを、選択の場所へと導いてくれるのです。新しい現実に向き合っていく、それがヒーローズジャーニーです。
そして、今までまだ見えないそのアクションへと導くのが感情です。私の考え方をまとめますと、赤ちゃんが子宮から最初に生まれた時に、お母さんのお乳を見つけなければいけない。最初はそこに「反射」があります。
そこにはいろんな動きがありますが、腕で掴むことができます。唇で触れると、「あぁこれがお乳を吸うところだ」とわかります。このように、子宮から出た後に赤ちゃんがお乳に行くまでにも流れがあるわけですね。それが正しい構造になっていないと、その成長はかないません。あなた方もみんな。あなたを呼ぶもの、あなたの天命が目覚めさせられればいいなと願っています。
どんな感覚であれ、それを理解するためにぜひ目覚めさせてほしいです。そして今まで想像したこともないようなすばらしい旅の行方を経験していただけるよう願っています。ありがとうございます。
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