2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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平将明氏(以下、平):FacebookとかTwitterで。熊本地震のときは、ライオンが動物園から逃げ出したみたいな。みんな、それをリツイートしたりするんだけど、こういうときこそ情報ソースを確認してほしいんです。例えば、Twitterで言うと、首相官邸って検索してください。首相官邸。
生田よしかつ氏(以下、生田):あ~、俺はフォローしてるよ。
平:そうすると、首相官邸で災害危機管理情報っていうアカウントがあります。
生田:あ、フォローしてるよ。俺も。
大澤咲希氏(以下、大澤):さっきしました。
平:首相官邸、災害危機管理情報。こういうのをやっていくと、今の官邸はかなり危機管理に優れているので、早く情報が取れます。Webでは、内閣官房のホームページがあります。内閣官房の国民保護のポータルサイトですね。ここを見ていただければいいと思うし。
このあとは、自治体の対応になりますので、僕だったら大田区なので、大田区のアカウント。みなさんだったら、みなさんの住んでる市町村のアカウントを登録をしてもらえればと思います。
それで、あとは私のTwitter。
生田:さりげに宣伝しているんですね(笑)。
平:いやいや、僕らみたいな政治家は、本人認証っていうのが付いてるんですね。なりすましもいっぱいいたりするんだけど、本人認証のマークがTwitterで付いてるので。
例えば、私のTwitterは本人認証が付いてるので、私が流す情報というのは、私のフィルターを通しているのでデマにはならない。「本当はこれどうなの?」っていうのがあったら、僕にリツイートでもなんでも返してくれれば、「これはデマです」「未確認情報です」って言えるので。
生田:まぁそこまでマメに対応できる余裕はないだろうけどな(笑)。そうなったら。
平:でもね実際、政治家がなにかできるかって言ったら、できないので。仕事しながら、僕は、東日本大震災のときは、リツイートしまくってた。
生田:あぁ、してた、してた(笑)。
平:大田区は、例えば、「帰宅困難者の人はJR蒲田駅の東口の人はここに行ってください」「西口の人は工学院が開いているので、そっち行ってください」とか、リツイートしまくってたので。
大澤:いい政治家だのぅ。
平:あ、ありがとうございます(笑)。そういうことでですね、デマに流されないようにしていただきたいと思います。
生田:Twitterっていうのは、災害のときアテになるね。3.11のときな。
平:なる! あのときは、携帯電話がまったく通じなかった。そんなときに、Twitterはよく機能してましたね。
生田:そうそう、Twitterだけ。俺、娘と連絡が取れなかったんだよ。だけど、Twitterのメールで連絡が取れたの。
大澤:DM? へー!
生田:そうそう、DMで。あれなんだってね、日本で大地震が起きたって言って、なんか、サーバー増やしたんだってね! アメリカで。そういう機転の利くやつがいたんだって、Twitter社に。それで、サーバーを増やしてパンクしないようにしたんだって。
大澤:すごーい!
生田:だから、頼むね!(笑)。
平:あらゆるルートで情報収集をしてもらいたいと思いますし、デマに騙されないように。
生田:普段やらなくてもTwitterとかFacebookっていうのは、開いといたほうがいいね。作っといたほうがいいね。いざっていうときにね。だってアメリカだもん、あれ。
平:ということで、ぜひみなさん、そういう対応をお願いしたいと思いますが。
生田:備えよ、常に!
平:ただ、くれぐれも言いますが、普通に日常生活を送っててください。それほどリスクは高くないし、例えば、アメリカが攻撃するかもしれないって言っても、北朝鮮が核実験をしなければ、攻撃もしない。
もう1つポイントは、5月の頭に韓国の大統領選挙があります。今、北朝鮮が煽れば煽るほど、北朝鮮にとっては不都合な候補者が大統領になる可能性が高いので。ちゃんと理性的ならね。その大統領選までは、普通はやらないと思います。
生田:まぁわかんないけどな。わかんない。
平:ただ、備えはしつつも、日常は崩さないで普通にやってればいいというふうに思います。
生田:先週さ、なんか実験やるんじゃないかっていう話があったじゃん。あのとき、うちの弟、おもしろかったよ。「今日は、出かけるのやめよう」って言ったもん。で、その次の日になったら、「さぁ、どこ行こうか」って。バカじゃねぇか、お前って(笑)。
平:まぁ、だから、政府は万全を期していますので、そんなに心配することはないと思います。
大澤:安心したー。
平:それでは、本題に入りたいと思いますが。本日、大社さんに来ていただきましたけども。慶應! なんかもう、早稲田はいないのかって感じだねぇ。
大澤:すみません~(笑)。
生田:母校じゃない、どうしちゃったの?
平:呼んで来ようかと思いますけれども。大社さんは、慶應のニューヨーク校?
大澤:もうブランドですよ、慶應の中でも。
平:慶應の中でも、さらにブランド?
大澤:ニューヨーク校出身の慶應生っていったら、もうかっこいい!
生田:ブロンド・オブ・ブランドだねぇ。
平:みかんで言うところの、せとかみたいな感じ?(笑)。
大澤:せとかです! ハイブリッド。
生田:掛け合わせですか(笑)。
平:「すげぇな、おい」みたいな(笑)。それで、大社さんは、慶應ニューヨークを出て、慶應の商学部だね。
生田:ニューヨークを出て、慶應なの?
平:高校でしょ? ニューヨークっていうのは。
生田:あ、そうなの? それ、みんな知らねぇだろ?
大澤:そうです。
平:早稲田だって、シンガポール校があるんだよ。
生田:やっぱりニューヨークのほうが格が上だね、おい(笑)。
大澤:いえーい!
平:だってほら、こっちはさ、湘南でしょ? うち、所沢だから。なんか文句あるかよ(笑)。
生田:いやいや、いいよ。内陸のほうが安全だもんね(笑)。
平:ニューヨーク校を出て、そのあと慶應で、それから起業ですね。
大社一樹氏(以下、大社):はい。
生田:すごいねぇ。
平:慶應のニューヨークの高校に入る予備校を作り、それで農業のベンチャーを作った、すごいですね。もうすでに2015年、去年の3月……一昨年か。文部科学大臣賞を受賞してるんです。これは、なんで受賞したんですか?
大社:これは、現在の農業の会社のビジネスプランコンテストで優勝して、頂戴しました。
平:そうなの! 文部科学省って、私、あまり評価高くないんですけど、ちゃんとやってますね。
生田:丹羽っちがいるじゃん。丹羽っちが。
平:丹羽っちもいる。これ、下村大臣のときかな。
大澤:私も、文部科学大臣賞を獲りたい。
生田:なにを獲りたいの?
大澤:わかんないけど。
生田:(笑)。
平:まずはですね、なぜ農業に着目をしたのか。農業ベンチャーを作ろうとしたのか。そのへんから、ちょっとお話をうかがえますかね?
大社:中学校のときに、社会の授業で、日本と外国のなにかを比べるっていう授業がありまして。そこで、自分は、日本とアメリカの農業を比較、そのときはなんとなくしました。
アメリカには、センターピボットっていう、半径1キロ、直径2キロくらいの円を農家さん一人が自動的に耕せるという技術がありまして。真ん中に中心点があって、そこからパイプが1キロくらい伸びてるんですね。そのパイプが勝手に回って、水を撒いたり。
というのがあって、アメリカの農業に衝撃を受けまして。それで、自分は中学と高校が中高一貫校だったんですけど、どうしてもアメリカに興味が出て、実際に行きたくなって、慶應ニューヨーク校に進学しました。
大澤:え~!
生田:そうなの。俺、親がニューヨークかなんかに転勤で、そのついでに入っちゃって、運のいい野郎だな、コノヤロウって思ってたんだけど。そうじゃねぇんだ!
大澤:選び取ってる!
生田:選んでるんだ。ほ~!
平:ハピキラFACTORYの正能(茉優)さんとは、中高が一緒なの?
大社:中学校が同じです。
生田:ハピキラもニューヨークなの?
大社:彼女は中学だったので、日本です。
平:いろんなところで人が集まってるんだねぇ。
生田:なに、高校生のときに、単身でニューヨークに行ったの?
大社:そうです。アメリカに興味があって。
生田:へ~! すごいね。お高いんでしょう?
平:お高いんでしょうって、なんだよそれ。意味がわかんないよ(笑)。でもさ、なんにしたってさ、早いよな。行くのがな。海外に出るのがな。
生田:早いよね。
平:俺とか、生ちゃんはここで威勢のいいこと言ってますけど、意外と内弁慶なんだよね(笑)。
生田:そうそう、そうそう。井の中の蛙だから。外ハマグリの内シジミ。あ、内ハマグリの外シジミって言うんだよ。こういうの。
平:そう言うの?
生田:そうそう。内じゃハマグリみたいに威張ってるんだけど、外行くとシジミみたいにちっちゃくなってるっていう(笑)。
大澤:かわいい~。
生田:かわいいよね、これね(笑)。
平:じゃあ、そういう問題意識を持ってニューヨークに行って、そこでまた新たな気づきはあったんですか?
大社:そうです。ニューヨークに行って、スーパーとかに、実際に生活していて行ったんですけど。日本と売ってるものがぜんぜん違うんですよ。野菜だったら、こんなに大きい野菜が、何ドルとかで売ってて。日本とアメリカの農業はぜんぜん違うんだなというのを実感しました。
生田:農業となにか関わりあったの?
大社:いえ、なにもなかったです。
生田:じゃあいきなり、学校の研究でそれやって、農業に目覚めて「よし、俺アメリカ行くべ」って。お前ずいぶんとぶっ飛んでんな! すごいな、それ(笑)。だけど、今アメリカの野菜ってでっかいって言ったじゃん。うまくなくない?
大社:うまくないです。味はおいしくないです。
生田:あれ、なんでなの? 八百屋さん?
平:あれはですね。まず、アメリカのスーパーは安い。山盛りになってて、1個いくらじゃなくて、グラムいくらになってるんだけど。やっぱりアイテム数は少ないよね。
大澤:アイテム数?
平:アイテム数というのは、数ね。だいたい、ジャガイモと葉っぱものとさ。それで、カット野菜が多いんだよ。向こうは。カット野菜も日本みたいにこんな小さい袋じゃなくて、こーんなでっかい袋で、あと混ぜて食べるみたいな話なんだけど。
例えば、レタスにしても、アメリカのレタスって硬いんですよ。その代わり、保存がきくわけ。日本のレタスって柔らかいけど、保存がきかない。トマトもそうだよね。日本のトマトって劣化が早いけど、アメリカのトマトって硬くて、やっぱり棚持ちするんですよ。
ただ、これは趣味嗜好で、日本人は甘いトマトがいいって言うかもしれない。でも、アメリカ人はサンドイッチに挟むんで、食味は硬くて、酸味があるほうがいい。これはね、どっちがおいしいっていうのは、アメリカ人に言わせれば、アメリカのほうがおいしいって言うかもしれないし。
生田:そうかなぁ(笑)。
平:だから、ぜんぜんね、レタスはレタス、トマトはトマトでも、似て非なるものっていう感じがするな。俺が見てるのは。
生田:そうだよね。大味なんだよ。繊細さがないって言うの? なんかさ、「ははっ! アメリカっ!」って感じなんだよ。
大澤:あ~、わかります(笑)。
生田:やっぱり、日本っていうのは、「う~ん、日本だねぇ」って、こういう雰囲気じゃない。そうじゃないんだよ、なんか、やっぱり大味なってくるんだよな。
大澤:よ! 内ハマグリ!
生田:(笑)。
平::アメリカはやっぱり、フランスとか中国とか日本と違って、これっていう食文化はないので、それはやっぱりちょっと違いはあるかもしれませんよね。とは言うもののですよ。ビジネスやろうって、しかも、もう起業しちゃおうなんていうのは、大変な覚悟で。
生田:いや、本当だよ。
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