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月曜カフェスタ:ゲスト川口真実(全6記事)

築地魚河岸の魚屋が豊洲市場問題をバッサリ

自民党が放送するトーク番組Cafesta(カフェスタ)。月曜日は、衆議院議員・平将明氏がお送りする月曜カフェスタトーク・しーずん10です。いつものメンバーである築地の魚屋・生田よしかつ氏と慶應大学ユニドル・大澤咲希氏に加え、今回はゲストにAEDアイドルの川口真実氏を招きました。

今回のゲストはAEDアイドル

平将明氏(以下、平):みなさん、こんにちは。カフェスタトークしーずん10、司会の平将明です。よろしくお願いいたします。

そして、本日の有識者・コメンテーターは、築地魚河岸三代目魚屋さんこと、著述業、生田よしかつさんです。

生田よしかつ氏(以下、生田):プラス論客。生田でございます。アイッ! どうも。

:はい。内田派の生田さんです。

生田:内田派の生田でございます。

:そして、アシスタントは大澤咲希さんです。

生田:イエーイ。さっきー。

大澤咲希氏(以下、大澤):アイッ!

:慶應大学現役ユニドルですね。たいへんご活躍です。

生田:ユニドルですね。「さよモラ(さよならモラトリアム)」。

:さよモラも活躍してますね。そして、今日のゲストは、AEDアイドル、川口真実さんです。

大澤:まりりーん!

川口真実氏(以下、川口):こんにちは!

大澤:かわいい(笑)。

:あ、「アイッ!」はないんだね(笑)。

川口:アイッ!

:ということで、まあ、自民党、華やかですね。

生田:いいですね。こういう若い女性が2人いるとね。

:そうそう。

生田:だけど、俺の今の口の利き方、聞いた? 「若い女性が2人もいるとね」。昔だったら「わけえ女が2人いたらさー」みたいな(笑)。

:まあ、そうですよね。有識者だからね。

生田:だいぶ俺も有識者で……。

大澤:論客ですから。

生田:うん。論客になってるから、だいぶ変わって。

:内田派ですからね。ちゃんとしてくださいね。

生田:はい。承知しました。

クリスマスはなにをして過ごした?

:ということで、今日が年内最後ですね。

生田:そりゃそうだよな。

:偉いと思わない? 俺、こんな年末押し迫ってまで、カフェスタやってんだからさ。

生田:本当だよ。決して暇だからやってるわけじゃないもんね。時間を作ってやってるんだもんな。

:そうそう。好きでやってるんですからね。

生田:そうだよね。

大澤:クリスマスはなにしました?

:家族とケーキで4人で……。なに、いきなり(笑)。しどろもどろになってる。なにか悪いことみたい(笑)。家族と4人で。うちの子はもう社会人になったので。今、銀行員なんですよ。

生田:銀行員なの?

:そう、銀行員。それで下の子が、今、大学2年生で。それで、銀行員1年目だから、いろいろ私が教えてるわけですよね。金融とかフィンテックとかね。そしたら、娘が早々に席を立とうとしたから、「ちょっと待て」と。

生田:ふざけるなと。

:「ちょっと待て」と。「話をちゃんと聞いておけ」と。「来年から就職活動だろ」って説教しましたけどね。

大澤:クリスマスにお説教するお父さん、イヤだ(笑)。

生田:そうだよな。クリスマスに説教はねえよなぁ。

大澤:うんうん。

:ダメ出しされても(笑)。滅多に会わないので。

生田:メリークリスマスだもんねえ。

:いや、でも、うちの娘とは仲良いですよ。私は。

生田:別にそんなこと疑ってねえよ! 大丈夫だよ(笑)。

大澤:生田さんは?

生田:え?

大澤:生田さんはクリスマスなにしてたんですか?

生田:俺、焼き鳥屋で1人で飲んでた。

大澤・川口:えー!

生田:寂しいよなぁ。

:それも怪しいと思うんだけどね。

クリスマスの優越的地位の濫用

生田:いやいや。でも、もうね……違うんだよ。魚屋ってもうクリスマスぐらいから忙しいんだよ。市場は。だから、俺らはクリスマスの雰囲気ってないから。

:ああ、そりゃそうだね。

生田:毎年そうだよ。だって、そうだろ。やっちゃ場(青物市場)だってよ。

:八百屋はね。俺なんかが一番大変だったのはイチゴね。クリスマスケーキのイチゴを値決めするわけですよ。1粒いくらとか。相場次第ですごい儲かったり、すごい損したりするんですよ。それで、イチゴは欠品できないので。これがもう年末の大イベントですな。

生田:いや、だけどよ、これもあれだよ。優位的地位の濫用。

:優越的地位の濫用。

生田:だって、クリスマスケーキが市場のなかを飛び交ってるからね。みんなこれスーパーのつきあいだよ。

:あ、そうだ。スーパーとか百貨店のつきあい。

生田:そう。「お前のところ10個な」「お前のところ20個な」とか、おっつけられるんだから。

:そうそう。

大澤:ふ~ん。

川口:えー。

生田:だからもう、ひでえときはあれだよ。家にホールで5個ぐらいあるんだもん。

大澤:それをください。

生田:え?

大澤:それ1個ください。

生田:いいよ、いいよ。取りに来りゃあげるよ。

大澤:お!

:そうだよ。だから、食いついてくるわけよ。もう食べもののことは。

生田:やっぱり食いものだね。食いものは食いついてくるね。こいつは。

:本当、大澤咲希は、食べものの話をしたら、必ず間に入ってくるから。

生田:すごいよね(笑)。

:でも、本当そうで。今どうだか知らないけど、僕が会社の社長やってた時は、ホールでいっぱいつきあわされるし、あとおせちね。

生田:おせちだってそうだよ。

:つきあわされてさ。うちにおせちセットいっぱいありましたよ。

生田:本当だよ。

:うちは1人1つだから。あの重箱。

川口:えー(笑)。

:そうそう。いっぱいつきあわされてさ(笑)。

生田:うちもそうだよ。五段重ねの55,000円だったよ。あーびっくり。

大澤:えー。

生田:あーびっくりだよ。そういうのつきあわされる。

:そうだよねえ。本当にね。

2016年のニュースといえば……

生田:優越的地位の濫用。

:いまだにありますか?

生田:あるよ。そんなの。

:そうなんだよな。現場はそうなんだよねぇ。

生田:しょうがない。最近なんか追加になってよ。ボジョレーヌーボーがあるんだよ。

:ボジョレーヌーボー、おつきあいされるの(笑)。

生田:「ボジョレーヌーボー買ってくれよ」って言うんだよ。だから、「しょうがねえな。じゃあ箱で買うわ」つって、ボジョレーヌーボー買うの。

大澤:(笑)。

:じゃあ余ったら大澤咲希さんにあげよう。

生田:そうだね。

:あとは、昆虫食の彼のシェアハウスに届けてあげてください。

生田:なんかすごいな(笑)。

:ということで、今日最終回なので、2016年を振り返って、10大ニュースをやろうと思ったんですが、ちょっと準備が間に合わず……。

生田:だけどね、10大ニュースのナンバー1は決まってますから。

:なんですか?

生田:築地移転問題です。

大澤:ああ。

:謎の空間。

生田:謎の空間。地下空洞。

:そうですね。

生田:いや、そしたらよ……。聞いてくれよ。

:聞いてあげるよ。今年最後だから。聞いてやるよ。

生田:テレビ朝日の『モーニングショー』から、電話がかかってきて、「1月5日に生田さん出てくれませんか?」って。

:1月5日。モーニングなんとか。

生田:冗談じゃねーよ、お前、ふだんなんかいなくてもいいけど、1月5日というのは初荷の日なんだよ。初荷というのは、ふだんいなくてもいいんだけども、仲買のおやじは必ずいなきゃいけない日なんだよ。そういう日に出演してくれっていうんだ。

:朝のニュースに?

生田:朝のニュース。それで「なに語るんだ?」って言ったら、「築地は今年で最後ですよね」って。「ふざけんじゃねえよ! 最後にしたのはテメーたちだろ。バカヤロー!」つって、もうそこから自分でなに言ったか覚えてない。怒っちゃって。

:ブチ切れたってやつですね。

生田:ブチ切れた。

大澤:(笑)。

生田:「俺に言いてぇこと言わせてもらえるんだったら、出てやっからな。コルァ」って。

:もう巻き舌になってる。

生田:そうそう。それで、バシッと電話切ってやった。

:切ってやった?

生田:切ってやった。

「豊洲のなにが問題でなにが危険なのか全部言ってみろ」

生田:いや、だけどね、俺も情けないなと思ったよ。そんなの冷静に黙って「ああそうですか。じゃあ、ありがたく出させていただきます」って言って、出たときに言っちゃえばいいんだよ。

:現場で暴れるね。

生田:そう。現場で暴れちゃう。

大澤:素直だったんだ。

生田:やっぱり単細胞なんだよね。カッと言われて、カッとなっちゃって、バッと言っちゃって、終わっちゃうんだよ。ダメな男だよ。今年も。

:いやいや。それでじゃあ、出ないんですか? 1月5日。

生田:いや、わかんない。まだ来てないよ。

:もうたぶん出さないだろうな。

生田:それでさ、だから「そういう条件だったら出てやっから」って言ったじゃん。そしたら「検討します」って言ったの。向こうは。

:それで、うんともすんとも言ってこなくて1月5日終わると思う。

生田:そうそう。そんなもん。

:テレビ局ってそんな感じだから。

生田:はい。テレビ局はそんなもんでございますね。

大澤:ふ~ん。

:あれ、喜々として嬉しく出てくると思ってるんだよね。

生田:そうそう。ふざけやがって。冗談じゃねーよ。そうだ。そいつに言ってやったんだよ。「じゃあ聞くがな、豊洲のなにが問題でなにが危険なのか全部言ってみろ。コノヤロー」って言ったの。そしたらなんにも言えねんだよ。「どこも危険じゃねえんだよ。安全なんだよ。バカヤロー!」つって。

:あれじゃないですか。危険なのは柱が曲がっているから危険なんじゃないですか?(笑)。

生田:もう、あの柱ね。あれ、フジテレビですから(笑)。

:あれはフジテレビか(笑)。

生田:あれはフジテレビ。あれはテレ朝じゃないからね。

:遠近法でね(笑)。

生田:まあ、もう本当に困ったもんですよ。

:あ、ほら。水銀が危険なんじゃないですかね?

生田:水銀はマグロに入ってますから、大丈夫です。

:そういう言い方しないで。だから、基準値以下なんだよな。

生田:そう。ぜんぜん。だから、マグロの水銀だってそうだよ。マグロを食べすぎて、水銀でなにか体おかしくなるぐらいマグロ食ったら、うちは儲かってしょうがねえや!

大澤・川口:(笑)。

生田:いや、本当に。

:その量との兼ね合いだからね。

生田:そうそう。

:それでやっぱり自然にも存在してるので。だから、本当に「豊洲は危険だ」って言う人たちの規準を実現しようと思ったら、もう公園なんかでも遊べないよね。

生田:いやいや、もうどこにも行けないよ。東京なんか無理だし、ましてや北京なんか無理ですよね。先生?

:北京はひどかったね。

生田:どうでしたか? 中国。

:すごかった。……すいませんね。2人で。あとでちゃんと話振りますから。安心してゆっくり聞いててもらえれば。

川口:いや、もうぜんぜん。大丈夫です。ありがとうございます。

:ここは聞くパートなので(笑)。

川口:はい。

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