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シリーズTPP第一弾(全7記事)

安倍トランプ会談は成功だったのか? 総裁特別補佐・西村康稔氏が日本の外交について語る

自民党のトーク番組CafeStaで新たに始まった「シリーズTPP第一弾」。今回は、総裁特別補佐であり、衆議院のTPP特別委員会の理事も務めた西村康稔氏をゲストに迎え、TPPの全体像や意義について語っていきます。

TPPについて全世界に発信

宮崎政久氏(以下、宮崎):みなさんこんにちは。ネットメディア局次長の宮崎政久です。はい、そして。

元榮太一郎氏(以下、元榮):同じくネットメディア局次長の元榮太一郎です。

宮崎:今日は、Cafestaの特番ということで、この「シリーズTPP第一弾」。大変大きく打ちました。TPP承認・関連法案が衆議院を通過させていただくことができました。

今、参議院の特別委員会のほうで審議が行われているところでありますけれども、このCafestaを使わせていただいて、

ということで、「シリーズ第一弾」と。第二弾が決まっているのかというのがあるんですけれども、まずは第一弾をしっかり打っていこうということで、今日はこの法案の全体像であったり、TPPが実現することの意義ということを、Cafestaをご覧のみなさんに、全世界に発信していこうと、こういうことでございます。そして今日、解説をしてくださるのが、西村康稔衆議院議員。

西村康稔氏(以下、西村):こんにちは。

宮崎:よろしくお願いします。

西村:よろしくお願いします。

元榮:よろしくお願いします。

宮崎:今日は、先輩でいらっしゃいますけども、西村さんとお呼びしても。

西村:どうぞ。

宮崎:西村さんは自由民主党の総裁特別補佐という役職を今お務めでいらっしゃいます。また、TPPとの関連で申しますと、内閣府の副大臣として交渉の現場で直接携わられただけではなくて、衆議院のTPPの特別委員会のほうの理事としてもご活躍になりまして、今日はTPPの全体を交渉の経緯から今日に至るまで、そして将来像に向けても、まず説明をしていただくのに一番適役でいらっしゃるということで、お呼びをいたしました。西村さんよろしくお願いいたします。

西村:よろしくお願いいたします。

宮崎:どうですか? こういう感じで。ネットですので、全世界発信。

西村:すばらしい取り組みだと思います。毎日、毎週やってるんですかね、Cafesta。

宮崎:そうです。

西村:ぜひ成立させないといけませんからね。発効させなきゃいけませんからね。がんばりましょう。

宮崎:今日は1時間の番組でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

安倍トランプ会談はどうだった?

まず入口なんですけれども、内容の細かい話よりも前に、ちょっと新聞を持ってまいりました。

今、実は、このTPPどうなるんだということで、安倍総理がトランプ次期大統領と会談をされたわけであります。もちろん、内容の詳細が公開されているわけではないわけですけれども、トランプ次期大統領のキャンペーン中のいろいろな訴えから、TPPについて「先行きどうなんだろう」というようなことも出ています。

これは産経新聞のほうですけども、トランプさんのFacebookのほうでも安倍総理と会談したことが出ています。

どうですか。西村さんから見てこの安倍トランプ会談、どんなふうに見られました?

西村:はい。詳細はまだ聞いてませんけども、雰囲気としては非常にいい雰囲気で行われたと聞いていますし、いきなり政策とか価値観とか堅い話というよりは、ゴルフの話もだいぶ盛り上がったみたいですし、個人的な信頼関係を作るっていうところからスタートを切っていますので、これは非常によかったんじゃないかなと思いますね。

もちろん、総理はいろいろお話をされたと思いますので、来年、大統領として正式にスタートすれば、また個人的関係も深めながら、いろいろな話をしていくと思いますけれども、まずはいいスタートを切ったんじゃないかなと。

世界中が評価をしていると思いますし、反対しているというか「なにやってんだ」と言っているのは、まさに、民進党と心配している中国ぐらいじゃないですかね。あとはみんな、すばらしいスタートを切ったなという感じで受け止められているようでありますし、それから安倍総理は個性的な、強い指導者との会談というのが非常に、関係がいいですよね。

プーチン大統領もそうですし、トルコのエルドアン大統領もそうですし、それからドゥテルテ大統領とも今のところいい関係ですね。そういう意味で非常にうまく話が進んだんじゃないかなということを期待しています。

宮崎:総理はコワモテの人たち、今ドゥテルテさんもそうだし、プーチンさんも、このトランプさんも、非常にこう、荒ぶる人たちをうまく味方に引き寄せて、いい関係の交渉を築いていくのが上手ですね。

西村:そうですね。基本的に総理自身もまず自信を持って政権運営にあたられていますし、それからこれだけの経験を積まれてきていますから、いろいろな修羅場を含めて経験されてこられてますから、かなりの外交の旗手としてやられていると思いますね。

宮崎:今のお話、実はこれ……(タブレットで首相官邸のFacebookページを開きながら)ネットなのにアナログで恐縮なんですけれども。首相官邸のFacebookにも出てるんですね。

ちょっとぜんぜんうまくいってないですね(笑)。すみません、(動画が)動いてないですね。大変失礼いたしました。

今のようなものも官邸のFacebookにも上がっておりますし、そういう意味でもいろいろなところで発信をしていただいておりますので、リハ無しかと、リハというよりも本番重視でがんばっていきますのでよろしくお願いいたします。

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