2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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山田太郎氏(以下、山田):どことは言いたくないんですけども、(コメントで)いろいろ名前が出ているような大手さんは丸抱えっていうケースも多いので、立候補できればお金のぶんはそんなに心配しなくてもですね。ただ、その場合はですね、そのあとも含めて、なんて言うんだろう、いろいろ言われたりだとかですね(笑)。
逆に僕らなんかは、自分のお金で出たっていうところがありますので、とやかく言われたくないっていうのも。もちろん、ただ、党から出たんであればさっきの話ですよ。なにを政治信条として出たのかっていうことは問われるから、それも変えちゃいかんよねということで、政策とこのお金の問題っていうのはセットで。
だから、どうしたらこのお金が……。だから、基本的な今の街宣活動を中心とした、だから、僕は、ネット選挙に全部して、外での……。なんでかっていうと、ビラとか、ポスターとか、うぐいすとか、結局そういうのにお金がかかっちゃうんですよ。
遊佐:うーん。
山田:だから、そうなんです。「それでも公職選挙法を変えたくないよね」っていうのは、現職有利だからね。
遊佐:現職……、あ、今いる議員。
山田:今いる議員は基本的に有利ですから、変えたくないっていうことで。今いる議員は、議員の間に蓄えてきたいろんな寄付だとかなんだとかで、再選を狙ってやれたりするから、もともと新人で出る人たちとは、まずスタート地点が違ってるとういことになっちゃってると。
だから、この問題を解決するにはネット選挙にして、基本的にネットの中でしか選挙運動できないとかね。そういうふうにして、できるだけお金は(かけないようにする)。もちろん、ネットの中でもホームページをどれだけ金をかけて作るかとかって、いろんな仕掛けをネットの中でやるってなると、またちょっと差が出てくるのかもしれないけど。
たしかに、物理的なものに対する支出がすさまじく大変なので、これをなんとかしないと、僕は、政治と金の問題はやっぱりここにすごく起因していることなのかなと。
坂井:ですよね。
山田:で、あと、収支報告書に表れていないかたちですごくお金をかけているという議員もいるので、ちょっとここはなんとかしなきゃいけないかな、というふうに思ってますけども。はい。どうでした?
遊佐:あ、お金の表。でも、ネット選挙にほんとになったとしたら、うぐいす代もポスター代もビラ代もほんとにいらなくなって、運転手とか街宣車も。しかも、うぐいすはある意味、見てくれてる人たちが、いつも応援してくれてる人たちがほんとに山田さんの応援になるわけだから、ほんとに、なんか、広まりやすいなって。
山田:どういうこと? うぐいすがいいってこと?
遊佐:うぐいすの……、なんて言えばいいんでしょう、私の言い方が悪いんですけど、その……(笑)。見てくれてる人たちのコメントも、ある意味、山田さんへの応援だから、うぐいすの人たちと同じ言葉なのかなと思って。
山田:あー、うぐいすが基本的に、こういうこと言うとまた炎上したら嫌だけど、その政治家の言っていることを代弁してるかっていうと、それは難しいよね。
遊佐:あ、違うんですか。
山田:もっと言っちゃうと、公職選挙法上では政策を言いながら車を走らせちゃいけないんですよ。名前を連呼するしかしちゃいけないの。
坂井:(笑)。
山田:そう。ほんとはね、「なんとか議員はこういうことを推し進めようとしています」って言ったら、これ公職選挙法違反なの。それは演説会といって、止まって、旗を立てて、そこで演説をしないといけないの。
坂井:それで政策をやっていいんですよ。逆に、名前の連呼はいけないんですけど。
山田:そう。
遊佐:へぇ。む、難しい(笑)。
坂井:みんな、ね、街宣車とか「うるさい、うるさい」って言って。
山田:で、うぐいすもタダでやってる、ボランティアでやってるって思ってる人いるけど、うぐいすはしっかりお金出てますから。
坂井:タダの人もいますけどね。
山田:ボランティアでやってる人と、うぐいすとして1万5000円を上限としてお金をもらっているっていう人がいますので。
坂井:基本、お金って払えないじゃないですか、選挙運動する人には。そういう意味では現職有利ですよね。支援者がいっぱいいて、普段のつながりがあってっていう。
遊佐:そしたら、ほんとに有利ですね。
山田:そうなんですよ。ほんとに、まず、この選挙制度っていうものを、やっぱり選挙そのものも小選挙区を中心としたこういう……、もちろん中選挙区のときも、同じ自民党なら自民党同士が、札束をどれぐらい使ったら勝つかっていうことを同じ政党同士で争っちゃって、もっとひどい状態だったとよく言われてるから、問題もあるんだけれども。
まず、その選挙区制度、例えば、選挙制度も小選挙区だと、前も言ったけど、この表現の自由なんてことを言ってる人いないんですよ。っていうのは、小選挙区はマジョリティしか勝てないから、マイナーなある人たちの権利をしゃべると勝てないので、絶対それは切り離されちゃうということなんですよね。
そうなんです。だから、私もですね、たまたまいろんな事情で受かったこの現職の命を、つないでいくということは非常に(大事だと思います)。そうでないと、じゃあ、表現の自由を守るということを、もともとの公約にした議員がこれから生まれてくるかというと、すごく厳しいと思いますよ。話題が基本的に選挙の票につながらない。
僕なんて、だいたい表現の自由もそうだし、児童養護の問題も、とくに性虐待だったりとか、乳児院の問題って、親がいない、……まあ、票につながらない話をやっていたりだとか、けっこうしますので。
坂井:(笑)。
山田:「もっとほかに選挙につながることをやれ」って言われてるんですけど、でも、それじゃあ、どうなのよ、っていうね。
というふうに、この番組を見てる人は、現実をというか、いろいろとこういったところをですね、あんまり現職の議員がこういう説明をしないと、「選挙にこんなに金がかかるんだよ」っていうえぐい話を、みんなしないよね(笑)。
(一同笑)
山田:なんかきれいな世界のかんじをもって、サラッとやってるような。だけど、土下座して一生懸命やってんだなっていう。
でも、そうじゃなくて、けっこう金の勝負になっちゃってる。これ、倍出せば、さっきも言ったように、うぐいすでもなんでも、ビラでもなんでも、もっといっぱいいけちゃうからね。全戸配布ビラなんて、何倍も金出せればさ、何枚も何枚も行くんですよ。
遊佐:はい。
山田:で、党によっては、テレビコマーシャルをガンガン作っちゃったりとかすることもできるし。金があれば、金があっただけの選挙ができちゃうんで。
遊佐:ズルいですね。
山田:あともう1つ、これは個人だけど、僕なんか党のバックアップほとんどなしにやってきたからあれだけど、党は基本的にあんまり制限がないから、どんどん党は党で、選挙のイメージ合戦でコマーシャルをやったりだとかするっていうことなんですよね。
あまり愚痴っててもしょうがない、選挙には勝つしかないんですけども。ただ、現実としてはこういうことがあるということと、そういうことを知ったうえで、政治ってのはどうしてもあるっていう事実を知っておいてもらいたい、というふうに思っています。
坂井:はい。時間になってきちゃった、あと1分。
山田:あの、もう1つはですね、ということで、がんばってネットを中心にこんなことをやってるんですけども、サポーターをですね、もうちょっとやっぱり強化していかなきゃいけないかなと。
ちょっといろいろあったということもあって、私の反省点も大きいんですけども、2万500人台から、やっと2万600人台になったので、ちょっとこれをまた加速度的に仲間を増やしていかないと、ちょっと厳しいかなと正直思っています。
それから、『「表現の自由」の守り方』の本もですね、今、ネットとかで多くの人に買ってもらったんですけども、本屋でも予約して買ってもらえると本屋に並ぶので。
坂井:(笑)。Amazonでも、あれ書いてほしいですね。
山田:そうそう。書評をですね。もう1個のこっちの『インダストリー4.0の教科書』の書評は多いんですけど、『「表現の自由」の守り方』、これはどういう書評を書いていただいても、これは事実をみなさんあげてほしいんですけども、書評をどんどん、Amazonなんかでもあげてもらいたいなと。
それで、何度も言ってるんですけど、この本はもちろん自分の次の選挙があるなかで、自分が在職してなにをやってきたのかということもあるんですが、やっぱり記録をする、やってきたことをちゃんと議員としては記録しながら次につなげなければ。
もちろん自分が引き継いでいければ、それが一番いいんだけど、なにかあったときにも(この本があればほかの人に引き継いでいける)。自分も逆に言うと、表現の自由を先輩議員みたいなのから引き継いでいたときになんの記録もない(笑)。
坂井:そうですね(笑)。
山田:せめてネットに載っている程度で、どういうことを画策し、どうもって、なにがあったのか、ってことがぜんぜんわからないんで、そういう意味で自分も悩んでたから。
あともう1つ、これがあれば、なにか、誰かがこれをもってこうだったっていうことを、事実として、戦っていくことができるだろうと。
あともう1つは、訴えたかったのは、野党議員のあるべき戦い方とか国会の質疑のあり方ですよね。やっぱり国の変え方ということで、野党の1議員だったとしても、確実に質疑だとか、主意書だとか、事前のレクだとかっていうことを経ながら、勝ち取っていくことはできるんだと。
よく数の力で、「自民に入ってなきゃダメなんだ」とか、「政権与党から変えてかなきゃダメなんだ」って言うんですけど、政権与党は政権与党で党議拘束ってものがあったりとか、幹部によって、例えば、政策が決まっちゃったりとか、っていうのがいろいろあるわけで、それは難しさを持ってるんですよと。
そんななかで、1野党だからぜんぜんダメだってことではなくて、反対のための反対をするんじゃなくて、結果を取るためにはどこで妥協を折り合えるのかっていうことについて、こういう戦い方をして実際に、自分自身の自負としては、表現の自由を守ることはもういくつかの試合があったわけだけども、全部勝ち抜いてきましたと。
それを、……もちろん今後ね、全部勝ち切れるかはわからないし、負けちゃうこともあるかもしんないけど、やっぱり、そういうやり方もあるんだってことは知ってもらって、世論がですね、野党に対しても応援がもらえるっていうのかな、そういうことがあってもいいし。
今度は、野党の議員に対する見方とか、どういう野党議員がいいのか、必要なのかっていうことについても。まあ、別に僕のことって言ってるってことじゃなくて、みんないろんなやり方をして、いろいろな戦いをそれぞれの野党議員も苦しみながらやってると思うんですけども、理解してもらいたいなと。
ということと、僕はもう1つは、この本もそうだけれども、できうるかぎり政治家としては、ブラックボックスになりがちな自分がやっていることを全部さらけ出すというか。だから、この番組も毎週やってきながら、この3年間ですね、なにがあったかをすべて言ってきたからね。
事実上休みなく、やり続けたので、いろんな批判もされたかもしれないけれども、どういう人なのか、どういう考えを持ってる人なのかっていうことについては、しっかりと品定めもできたと思いますし、本みたいなかたちでまとめることによって、一連のテーマをしっかり。
だから、産業政策としては『インダストリー4.0の教科書』ってのが僕の考え方だし、まあ、専門でやってきたところでもあるしね。あとは、『「表現の自由」の守り方』っていう意味では、じゃあ、いわゆる表現の自由ってどう守ってきたのかっていうことについて、赤裸々にしたつもりだと。
こうするとごまかせないし(笑)、ごまかしたらギャーギャー、もうネット上で。ネットの監視っていうのが一番厳しいからね。メディアより厳しいから。
遊佐:はい。
山田:そうそう。なので、そういう意味でですね、どんどん批判をされるというのが、公職に就いている者の宿命だと思うから。
ぜひですね、そういう意味で、僕はもっと議員が、今は時代がこういうネット時代だし、どんどん怖がらずにですね、意見を(言ったらいいというふうに思います)。
国会だけで議論してるんじゃなくて、まあ、国会での議論は当然だし、そこで勝ち取って仕事するんだけども、どうだったのかっていうことを、やっぱり発表してくっていうのかな、そういうことが必要なんだというふうに思っています。
坂井:はい。
山田:ということで、時間になっちゃったんですけれども、ぜひですね、支援者をもうちょっと増やしていかなきゃいけないと。もちろん僕自身がですね、全国比例でどこから立つのかっていうことに関しては、またちょっといろいろ画策してますので。
ただ、さきほどの言いましたように、やっぱり支援者がどんどん増えないとなかなかいろんな画策が成功していかないので、ぜひですね、みなさんからのご支援をいただきたいと。
「こういうことをもうちょっと言うべきだ」とかですね、「こういうことはどう考えてるのか?」っていうことを説明する必要があるんであれば、どんどん言ってもらえればいいですし、リアルとして全国に呼ばれればどこでも行くつもり。どこでもっていっても、1人に対して1人で行ってたらどうしようもないので(笑)。
坂井:(笑)。
山田:最低10人ぐらい集めていただければ。実際に行ってますので。なかなかいないと思いますよ、「10人集めたので来てください」って言ったら来てくれる議員って。
坂井:いないと思います。
山田:会える議員(笑)。
(一同笑)
山田:と思ってますので、ネットじゃ伝わらないってことに関しても、そこはネットを飛び出してですね、ダイレクトに話をすると。ただ、ダイレクトに話をしたオープンなフォーラムは、これも包み隠さずですね、全部ネットで公開報告をしてるっていうのもなかなかいないと思いますよ。
だから、そういう意味では、会える議員というかですね、はい、と思ってます。
坂井:はい。
山田:ということで、ちょっとダラダラしちゃいましたけども、がんばってやっていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
坂井:はい、じゃあ、今日はこれで終わります。
山田&坂井&遊佐:せーの、ノシ。
山田:今日はベタですけども、新規サポーター大募集中です。ぜひ3次元データ、ダウンロードして、バッチ広めてもらえればありがたいです。
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