2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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宮本周司氏(以下、宮本):「ご当地ワケアリ'47」。今日が第6回目の放送となります。ホスト役を務めます参議院全国比例の宮本周司です。どうぞよろしくお願いいたします。
そして今日は同期の、本当に数少ない女性議員ではありますが、我々の仲間として山形県選出で大活躍をいただいております。大沼みずほ先生をゲストとしてお招きしました。ようこそ。
大沼みずほ氏(以下、大沼):よろしくお願いします。いつもお世話さまです。
宮本:ありがとうございます。放送に入る前に、昨日、選挙第1弾終わりましたね。
大沼:そうでしたね。お疲れさまでした。
宮本:お疲れさまでした。いろいろな思いを抱えながら、今日は30分の放送をさせていただきたいと思います。今日ゲストでお招きした大沼先生、選挙活動のときには何回か山形県でお会いしたことはあったんですが、実はお会いする前から、ちょっとしたご縁があったんですよね。
大沼:そうですね。
宮本:私、過去の放送でもお話したように造り酒屋をやってるんですが、大沼先生のご実家といいますか、ご親戚といいますか、これも山形県で有名な千代寿さんという……そういった酒蔵さんのルーツがありまして、そのご縁で存在を知っていたわけなんですが、出会ってお話をすると、それ以外にもいろんなご縁があったんですよね。
大沼:そうですね。私も自分のはとこからいろいろ酒造りの関係で、勉強会などで宮本先生とご一緒だったというご縁も当選して初めて聞いて、大変うれしく思いました。
今の日本酒をなかなか日本の方に飲んでいただけない中で、宮本先生のご実家もいろいろ焼酎を作ったりとか、工夫されていて、うちもワイナリーをやってまして、ワインを作ったり、さくらんぼジャムを作ったり。
宮本:ジャムもやってますか?
大沼:はい。いろんなことをチャレンジして、やっぱり日本酒は日本の伝統文化でもありますし、しっかり国酒として守っていくと同時に、世界中の方にもっと飲んでいただきたいなということで、輸出も頑張っていきたいと思っております。先生もいろいろ輸出もされてるということですので。
宮本:ちょこちょことやっております。そんなご縁をいただいた大沼みずほ先生です。今日またいろいろなナンバーワンとか、ご当地自慢をしていただきたいと思うんですが、まずは自己紹介も兼ねてPRをしていただければと思います。
大沼:はい。山形県選出の参議院議員、大沼みずほでございます。
今日は宮本先生に「CafeSta、ご当地のワケアリ'47」ということでお招きいただき、ありがとうございます。私は今36歳で、2歳半の娘がおりまして、選挙中は主に子育て、介護、応援団ということで、現在厚生労働委員会で子育てや介護に関わる問題について政策を担当しているところであります。
また、先生と同じように地域の、そんなに大きくない規模で事業を親戚がやっておりますので、やはり地域が元気になるためにはやっぱり中小企業、あとは小規模事業者がそれぞれの地域に根ざして、そして活動をしていく取り組みを応援していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
宮本:よろしくお願いします。まず、最初の話題でございます。
大沼:はい。
宮本:ご当地、その県のナンバーワンの紹介、やはり日々いろんな活動で、山形県内を回ってるだけでも、いろんなナンバーワンと出会うことがあると思います。
大沼:はい。
宮本:みなさんが知ってるようなナンバーワンから、知らないような山形県のナンバーワンまで、みずほ先生なりのナンバーワンをぜひご紹介していただけたらと思います。
大沼:今日もここにちょっとつけてきたんですが、何と言ってもやっぱり山形はさくらんぼがナンバーワンです。ちょっとかなり無理ありますけど、スカートもちょっとさくらんぼを……頑張って大胆にきました。
さくらんぼ、あとラ・フランス、アケビ、本当にいろんなフルーツ王国でして、山形といえばやっぱりフルーツ。
そしてナンバーワンは、この出荷額で言ってもさくらんぼ、ラ・フランスということで、これはアメリカンチェリーが日本にくるときに、「もう、本当に入れてくれないでくれ」というのが、山形の方の声だったんですが。
逆に今、この山形のさくらんぼは世界に発進して、世界でもどんどんアメリカンチェリーと戦って、高級果実として今頑張ってるわけであります。
宮本:ブランド化してきましたね。
大沼:はい。今ちょっとテロップに「芋煮」とありましたが、もう芋煮は当然のごとく日本一で、里芋、消費量は山形1位であります。
ただ地域によって味付けが違いまして、海側の庄内地域は味噌の味付けなんですね。山形を中心とする村山地域は、おしょうゆの味付けでまさにうちの千代寿、はとこのところはお嫁さんが庄内から来てくださったので、それまではしょうゆの味付けだったのが、2つの種類が食卓に並ぶようになったなんていう話を聞いて、いろんな地域によっても、芋煮の味付けっていうのは違います。あとは何と言っても、やっぱりお米であります。
宮本:お米。いいですね。
大沼:今「つや姫」というのを大々的に売り出していますけれども、「つや姫」だけでなくて「コシヒカリ」も「はえぬき」も本当に多くのところでナンバーワンをとっておりまして、その品質といい日本一だと思います。
あと意外にみなさん知られてないんですが、県内35の市町村に全てに温泉が湧き出す温泉王国なんです。
宮本:35市町村。
大沼:それぞれ別々の温泉なんですね。
実は私も時々、県内、自宅に戻らない時は必ず温泉旅館に泊まるようにして、その地域地域でにおいも違いますし、色も違いますし、その濃度というか、ちょっとピリピリしているようなところから、まろやかなところまで全部違う温泉ですので、温泉巡りにも最適なところであります。
宮本:珍しいですね。全ての市町村に温泉があるっていうのは。でもそれは逆に羨ましいし、観光資源としても、かなりの強みだと思いますね。
大沼:そうですね。やっぱり温泉と食べ物と、あとは文化遺産と自然。これがやっぱり山形のこれからの観光でもっと力を入れていきたいところです。
宮本:なるほど。
大沼:はい。
宮本:やっぱりいいですね。私の石川県もそうですけど、四季のメリハリがしっかりとある。
逆に言ったら、石川県よりも冬は雪深い地域が大変多いかと思うんですが、今は温泉の話が出ましたけど、ちょうど去年の夏、あまり喜ばしいことではないですけども、豪雨の災害も出たりして。
先ほどご紹介があったフルーツであったりとか、もしくはあのとき私もみずほ先生からお聞きして、私の商工会の仲間たちもいましたので、被害を受けた赤湯温泉の方とか。
大沼:本当にありがとうございました、来ていただいて。
それぞれの立場で、それぞれの得意分野の強みのほうから、被害を受けたところの復興、また復旧にいろいろな形でアプローチさせていただいたんですけども。
本当にそういう意味では自然が多いだけに、最近、いろいろな天候不順によって、自然の災害も増えて、地元で一生懸命、例えば1次産業も2次産業も含めていろんな産業に携わっている人たちが、大変な不安を抱えたり、負担が多かった年なんじゃないかなと思いますけど。
逆にそれを1つのバネにして、今年山形県が持ってるいろんな強み、これをさらに発揮していただけるといいですよね。
大沼:そうですね。ちょっと心配なのが、この間ニュースで春一番がまだ吹いていないと。そういう年は災害が何か起きやすいと。例えば竜巻であったりとか。私どもの山形の内奥は、去年とその前の年、2年続けて豪雨災害に見舞われまして。
宮本:そうですよね。
大沼:そのときのまたインフラが、まだ修復がされておりませんで、この復旧復興が、今回のそういう意味でも前回の衆議院の選挙のときもそうでしたけれども、大きな課題でありまして。
それのみならず、やっぱり県内の高速道路の設備も全国比率が80%なんですが、山形はまだ59%で、今回の予算でかなり民主党政権下時代止まっていたものが動き出して整備が進み出しているんですけれども、やっぱりこの豪雨災害に強い、防災の意味でのインフラ。
あとは、これからのやはり交流人口を増やすために高速道路整備というような、本当に今後の山形県の課題でもありますし、我々としてもしっかりやっていかなきゃいけないなというふうに思ってます。
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