2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
【スピーチ講座2】目の前の聴衆にグッサリ刺さるメッセージをつくる「特有化視点」(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
野村尚義氏:こんにちは、プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。さてスピーチ講座、今回のテーマはですね、あなたのそのスピーチ誰に向けて伝えられるものでしょうか。このテーマでお話したいと思います。スピーチって1対1で話すことってほとんどなくないですか? 人前に立って大勢の聴衆を目の前にしてその中で話していく。スピーチっていうのは、1対多であるというのが前提になっている言葉です。
その時に我々が気をつけないといけないのは、そのスピーチをその他大勢に話してしまう、そのリスクがとっても高まってしまうということですね。例えば想像してみてください。ビジネスで営業のシーン、商談をしていくと。目の前には、1人のお客様しかいない。そんな時に、お客様あなたにとってどういう意味があるのか……目の前の人にだけ語っていく、その構造が自然ととれます。
例えばあなたがラブレターを意中の人に書くとしたら、その人に伝えるが為に書いていきますよね。2人の思い出について書いたりなどなど。あなたのどういうところが好きなのか。こんな話をするのではないでしょうか。聴衆、聞き手が絞られる1人になった時、我々はその人に対してカスタマイズした話をするっていうのを我々は当然のように行います。もし万が一、それをやっていないとしたらかなり赤信号です。
でも、聴衆が複数人数になっていくにつれて我々は一般的なその他大勢に向けた話をしてしまいがちなんですね。例えばスピーチのタイトルにこんなテーマがくるとどうでしょうか。「やりきれ。完全にやりきった時に必ず道は開ける」そのタイトルなんか涙モノの話を聞きそうですけど、誰が聞いても受け入れられそうな話な気がしませんか? それは、表現を変えると誰にでも刺さる話っていうのは、誰にでも刺さる程度のふわっとした話にしかならないということです。一人ひとりが自分の中の思い出を共感、共振させて響かせる、ここになかなか限界が出てきてしまうということです。
私は、こういう話をしています。プレゼンテーションには2つのニーズがあると。一般ニーズと特有ニーズ、今言ったとおり一般ニーズっていうのは誰にでも当てはまりそうな話です。一方、特有ニーズというのは目の前にいる人にだけ当てはまるような個別カスタマイズされた話です。
そして、多くのスピーチにおいて、どうしても我々は最大公約数的なこちらの話(一般ニーズ)をしてしまいがちです。一方こちら(特有ニーズ)にいけばいくほどドスンと刺さる可能性は高まっていく。だから考えて欲しいんですね、あなたのスピーチは誰に向けて話している話なのか。そして、その人に対してだけ刺さる、その人だからこそ刺さるようなどんな話を盛り込むがために、そのターゲティングがなされているのか。もし、ターゲット設定をやったけど結局誰にでも同じ話して、他の人が聞いても一緒ですよって言ったら、それターゲットされてないのと一緒じゃないですか。
考えてみてください。特有ニーズ、ここに対してどれくらいぐさりと刺すことができるのか。以上、ワンポイントスピーチ講座。野村尚義がお送りしました。
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略