2024.10.10
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第59回:TOEIC界の大御所、ヒロ前田先生インタビュー(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):やっぱり、ヒロさんにとって英語ってなんですか?
ヒロ前田氏(以下、ヒロ):英語は僕にとっては、最近は仕事をする上で欠かせない言葉の1つで、ツールですね。毎日英語は絶対に使ってますし、自分が英語で売り出して教材作ることもあれば、相談相手がネイティブスピーカーなので、当然英語を使って喋るか、書くか、読むかは絶対にしますね。それと同時に、仮にそういうものがなかったとしても。
自分の人生において、英語を使って生きる幅を広げてくれたものであり。これからも恐らくそうあると思いますけども、自分がやりたいことを叶えてくれる道具の1つではあるなとは思いますね。
ロイ:学習者の方にもそういうものを期待されているとか、どうお考えですか?
ヒロ:僕は「英語はこういうものだ」というものは、本人が勝手に決めればいいものだと思っているので、例えば英語はコミュニケーションのための手段だから「話せる力を磨きましょう!」というつもりはまったくないですね。それはあなたがそう思うならやればいいことであって、思わなければやらなくていいというか、やっちゃいけない。
でも、話せるようになりたいと思っているのでれば、その道をやっぱりいくべきだし、あくまでも自分が勝手に決めるもの。所詮、何十年かで死んじゃうんですよ。みんな(笑)。
ロイ:ほう(笑)。
ヒロ:ですよね。だから他人が何か自分の道を決めるということはあり得なくて、絶対に自分で考えるべきだし、一旦決めたら、それに向かうための方法を自分で決めて、自分のために、自分で生きて行くというふうにするべきですよね。その中に英語があるんだったら、もちろん学習すべきだし、英語なくてもいいというであればやるべきじゃないし。
むしろ、押し付けられるような環境にいるなら逃げるべきだって僕は思ってます。真剣に。「やらなければいけないんですよね。嫌だけど」って言ってる人は、僕、おかしいなと思うんですよ。やらなきゃいけないということは何で起きるんだろうって。その場にいることに決めているのはあなたなんだから。けっこう僕はそういうふうに割り切ってますけどね。自分のために生きなさいって思いますね(笑)。他人のために生きているような印象を受ける人もいますから。
ロイ:はい。
ヒロ:こんな話でいいですか? TOEICの話をしてませんが(笑)。
ロイ:英語ってそういうのがすごく現れる言語だなと思うんですけど、日本語だと主語を省略しますけど、英語だったら、I(アイ)っていうふうに、私って言わないといけない。やっぱり自己主張の文化もありますので、その辺は英語をすごい学んでいらっしゃるからこそ、そういうメッセージなのか。もともとやっぱりそういう感じなのか。
ヒロ:僕がですか? 英語を学んだからというのは、ちょっとだけ関係ありますね。大学生の時にディベートをやったんですね。ディベートをやる時には、言葉を明瞭にして、何を伝えたいかというのをかなりクリアにしないことには、審査員の人に伝わりにくい、または相手にも伝わりにくい。なので必ず文法上正しいというのは当然ですけども、何を今言おうとしているか。
これは正しい、なぜならこうだからである。あなたは間違っていて、その理由が3つありますよと。常にクリアに主張しなくてはいけないということも関係しているのかもしれませんね。今の人格形成の大きな要素の1つに英語を学んだことってありますね。
ロイ:なるほど。ディベートは全国大会で3位を受賞された経験がおありだそうです。
ヒロ:あります。はい。
上村:すごいですね。英語に限らず人生の教訓をいただいたようなそんな気分ですけど。
ヒロ:そういうつもりはなかったんですけど(笑)。
ロイ:やっぱりでも英語のことを語っている間に、死の話が出てくるというのが、深いなと思いました。
上村:まだまだお話を聞いていきたいところではありますが、そろそろお時間がきて参りました。前田先生、最後に告知何かございますか?
ヒロ:はい。セミナーや合宿というものをよくやっておりまして、年間で5、6回。今年はとくに多いですけども、その情報を「究極のゼミ合宿」という名前のホームページにいつも掲載しておりますので、今年は全国開催をやっているので、福岡とか広島、大阪、名古屋、東京、仙台、札幌。その後、今は言えないですけど、ある場所で合宿を2日間やることになってまして。
その辺の一連の情報が載っている場所がありますので「究極のゼミ合宿」というキーワードで探していただければいいなと思います。
ロイ:「究極のゼミ合宿」
ヒロ:はい。
上村:ぜひともみなさんアクセスしていただきたいと思います。というわけで今週ゲストにお迎え致しましたのは、TOEIC指導者養成トレーナーのヒロ前田先生にお越しいただきました。どうもありがとうございました。
ヒロ:はい。ありがとうございました。
ロイ:ありがとうございました。
(一同拍手)
上村:最後にロイさんのほうから、何か告知等はございますか?
ロイ:この『頑張らない英文法』ですけども、重版がかかりました。
上村:おめでとうございます。
(一同拍手)
ロイ:ありがとうございます。重版出来って言ってみたかったみたな。今、流行ってますからね(笑)。今、35,000部を超えることになりました。
上村:ぜひとも「がんばらないシリーズ」沢山出てますので、みなさん書店でお求めいただきたいと思います。というわけで本日もお送りしてきました「西澤ロイの頑張らない英語」お届けしましたのは、ナビゲーターの上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot for listening. See you on June 11th. Bye bye.
上村:Bye bye.
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