2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
第57回:英語学習コンシェルジュporporさんインタビュー(TOEIC対策の秘訣とは?)(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
西澤ロイ氏(以下、ロイ):僕もスペイン語をかじってたことがあるんですけど、英語ってすごくシンプルですよね。
渡邉淳氏(以下、渡邉):そうですね。ポルトガル語をやった後に英語を見た時には「なんでこんなに楽な仕組みなんだろうな」というのは感じました。とくに僕は言語学を専攻していたので、言葉の仕組みという点で言語を見るんですよね。そうするとポルトガル語はまあ大変。逆に英語に戻ったらこれはシンプルだな。わかりやすいなと思いますね。
ロイ:だから英語しか知らないと、3単現のsって面倒くさいとかって思っちゃうんですよ。でも、ラテン語系のそういう言語をやると、6パターンあるんですよね。1人称、2人称、3人称の3パターン×単数、複数の3掛ける2の6パターンの活用があるんですよ。それが現在形だと思ったら、今度過去形も6パターンあったりして。
渡邉:何かね、とにかくいろいろあんですよ。いろんなバリエーションで。
ロイ:だから英語はすごい楽なんですよ。それを知っちゃうと。だから基準の持ち方ですよね。
渡邉:そうですね。だからそういうのを1回見てみるのもおもしろいかもしれないですね。英語が難しすぎて大変だと思ったら、ちょっと別の言語を見てみたりすると、何か新しい視点というか、取っつきやすい場所が見えてくるかもしれない。そんなふうに思います。
ロイ:たぶんTOEICも同じで、TOEICばかり見ちゃうと、道を間違いやすいというか。
渡邉:考えが凝り固まっちゃうと思うんですけど、別の世界を見てみると、何かTOEICがシンプルだなと思える部分もあったりとかすると思うので。
ロイ:だからTOEICにガーっと「TOEIC、TOEIC」ってなっちゃっている方に、どんな感じでアドバイスをされますか?
渡邉:そうですね。ガーっとなっちゃってガーっといけるんだったら、ガーっといけという感じですよ。そしたらね。
ロイ:でも、そこでいけない方もけっこう多いじゃないですか。というのは勉強してみたけどスコアが上がらなくて、がっくりきちゃったとか。そういう方も少なくないと思うので。
渡邉:ガーっといけない場合には、何がいいかな。少しレベルを下げた教材とか、素材に触れてみるのが、英語じゃない言語に触れるというのは、ちょっと現実的ではないかなと思うので、少しレベルを下げてみるとか。あとは僕のところに相談しにきてもらえるとすごい、さらにいいという個人的な(笑)。
ロイ:具体的にわかりますからね。
渡邉:そうですね。やっぱり、どうしても今までやってきた学校での授業とか、知ってる知識とか持ってる知識というのが違ってきちゃうので、そこら辺はやっぱり臨機応変に話をして、聞いてみないと対処法というか、処方箋みたいなものはなかなか与えにくい部分はありますよね。
ロイ:打ち合わせをしてた時に出てきた言葉で「わがままでいいんだよ」みたいなことを、porporさんはおっしゃってたんですよね。その辺のお話をうかがいたいんですけど。
渡邉:さきほどお伝えした、取っつきやすいところというのもそうなんですけど、TOEICってPart2という短い会話から、次にPart5の穴埋めにいくというのが、攻略法の順番としては、わりと王道なんですね。ですけど、Part2の会話というのが、実はけっこう淡々としていて退屈だから嫌だとかいう学生もいるんですよ。そういう学生には、別のPartから始めなさい。始めてもいいよって言っています。
わざわざ型にはめる必要はなくて、どんどんわがままに自分の好きなように、好きにやりたいところをどんどんやっていって、続けるところが結局大事だから、どんどんわがままになって、教材選びもそうだし、やる場所もそうだし、自分の好きなようにやってみたら、とよく伝えますね。
ロイ:僕もアドバイスとかをする時に、人それぞれ考え方とか、経験とか英語の知識も違うし、いろんなところが違うから、やっぱり1つのアドバイスだけでというのはなかなか難しいなと思うわけですけど、だからこそやっぱりわがままに。やっぱり内面が大事なんですかね。
渡邉:だと思いますけど、そこと向き合ってあげる。自分と向き合ってみて、人の話を聞くのはもちろん大事だけど、自分と向き合って、自分は何が好きで、自分は何が嫌いでというのを明らかにして、その好きにわがままになる。嫌いにもわがままになるということが、学習を続ける上では大事になるのかなということなのかなと思ってます。
上村:おお、いいアドバイスいただいちゃいました。
ロイ:コンシェルジュですから。
上村:ええ。ちょっと自分と語り合ってみます。
渡邉:それがすごく大事だと思いますよ。僕は。
上村:自分からよく目を反らしがちなので(笑)。苦手なものはちゃんと苦手と言えるようにしていきたいと思います。
上村:まだまだ、お話を聞いていきたいところではあるのですが、そろそろお時間が近づいて参りましたので、最後に告知、何かありましたら。
渡邉:さきほどもお伝えしたようにブログとかTwitter中心に発信をしているので、そちらをご覧いただきながら、これから、TOEICも新形式になっていくので、その辺りの情報も、ブログとTwitterを通して発信していければと思いますので、そちらもよろしければどうぞという感じで思っております。
上村:ブログとかは「porpor」で検索すると出てくるんですか?
渡邉:本名よりは「porpor TOEIC」とかで検索すると、まずTwitterが最初に出てくると思うので。
上村:「porpor」
渡邉:そうそう「porpor」です。
上村:ぜひともみなさん検索してアクセスしていただきたいと思います。
渡邉:よろしくお願いします。
上村:というわけで本日ゲストにお迎え致しましたのは、英語学習コンシェルジュporporさんこと、渡邉淳さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。
渡邉:ありがとうございました。
ロイ:ありがとうございました。
(一同拍手)
上村:というわけで今週もお送りしてきました「西澤ロイの頑張らない英語」お届けしましたのは、ナビゲーターの上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks for a lot for listening. See you next week. Bye bye.
渡邉:Bye bye.
上村:Bye bye.
関連タグ:
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには