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第13回:頑張らない旅行英会話<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)

「Please」を付けると丁寧になるわけではない! 日本人が勘違いしている英語のニュアンス

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、「プリ―ズ」のニュアンスを解説します。

「please」を付けても丁寧になるわけではない?

上村:というわけで、今週のカタカナ語、いってみましょう。

ロイ:今週のカタカナ語は「プリーズ」。

上村:先ほどまさに出ましたけど。プリーズ。

ロイ:はい。これは大事な言葉なので。

上村:はい。

ロイ:じゃあプリーズってどういう意味ですかね?

上村:お願いする・お願いします。

ロイ:お願いします。例えばですけど、Tell meって言ったら、教えてくれ。Tell me, pleaseとか、Please tell meって言ったら、教えてください。みたいに習うじゃないですか。だから、pleaseをつけると丁寧になるって思ってる人が多いんですけど。実はそれちょっと違うんですよ。

上村:あれま。

ロイ:なんでかというと、プリーズは、「お願い!」っていう感じの言葉なので。丁寧な言葉っていうよりも、礼儀なんですよ。

上村:ほう……。

ロイ:だから、人にものを頼むときに、礼儀として使う。例えば、ウェイターさんい対して「これください」って言うときに、pleaseってつける。それつけないと、それは失礼なんですね。礼儀を欠いてるというか。

上村:はい。

ロイ:でも丁寧な言葉かといわれると、けっこう直積的なので。例えば自分より偉い人に、プリーズっていうと、「やってくれ」って言ってることになるので、逆に失礼になってしまうんですね。

Just a momentはどう使う?

上村:ちなみに、よく使うんですけど、Just a moment.

ロイ:ああ、Just a moment.

上村:Just a moment, please.って言ったほうが、礼儀正しくはなる?

ロイ:まあそうですね。

上村:たまにわからなくなるんですよね。Just a moment.って言ったほうがいいのか、Just a moment, please.って言ったほうがいいのかっていう。

ロイ:まあでも、軽い言葉じゃないですか。「ちょっと待って」って感じなので。それはpleaseあっても、なくてもそんなに大差はないですよね。

上村:でもその「待って」って言葉が出てこなくて、Wait! Wait! みたいな感じになっちゃうんですけど。Wait.とJust a moment.っていうのはやっぱりちょっと違う?

ロイ:そしたら、Waitはやっぱり待つっていうことを直接言ってるので、pleaseつけたほうがたぶんいいと思うんですよ。Just a moment.っていうのは、ちょっと、遠回りな言い方をしてるんですよね。Just a moment.ってちょっと短い時間を指してるので。だから直接的でないので、別にそのままでもいいかな、と。

上村:なるほどね……1つ学びました(笑)。より使っていけると思います。ありがとうございます。

というわけで、本日もお送りしました、「西澤ロイのがんばらない英語」。お届けしましたのは、ナビゲーター上村潤と。

ロイ:西澤ロイでした。Thanks a lot for listning. See you on July 26th. Bye bye.

上村:バイバーイ。

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