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おさとエクセル【#029】OR関数の使い方(全1記事)

エクセル「OR関数」の使い方と、AND関数との違いを解説

エクセルの操作をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「おさとエクセル」。今回のテーマは、論理関数の1つ「OR関数」の使い方についてです。基本的な使用方法や「AND関数」との違いなどについて解説します。

OR関数の使い方

おさ氏(以下、おさ):どうも、みなさんこんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は、「OR関数」というものを勉強していきます。こちら、AND関数と同じジャンルに属しています。論理関数ですね。この論理関数を組み合わせると、絶大なる力を発揮できるというふうに、昨日ぐらいに言ったんですけども。

しっかり勉強して、のちのちIF関数とかと組み合わせて、勉強していきましょう。さっそくやっていきますが、OR関数について、ざっくり説明すると、OR関数も昨日のAND関数と同様に、引数に論理式というものを設定します。論理式は、もちろん複数個、指定することが可能です。

ただ、AND関数と何が違うかって言いますと、OR関数の場合は、指定した条件、複数、例えば1、2、3っていうふうに指定したときに、どれか1つでも満たしていればTRUEという値を返すんですね。

これ昨日習ったAND関数は、すべてを満たしてないとTRUEを返さなかったけれども、今度のOR関数は、どれか1つでも当てはまっていたらOKということです。ですので、どちらかというと、OR関数のほうがゆるい基準値を持ってる関数ですよね。それをちょっと具体的に見て、やっていきましょう。よろしくお願いします。

こちらですね。OR関数のほう入力していきます。「=」ではじめて、ORですね。

AND関数と同じ引数ですので、論理式を複数個、指定してあげることができます。昨日やった条件を思い出すと、最初の条件としては、気温が10度以上であること。これが、>=10度ですね。

または、2つ目の条件として、または天気が晴れであるという条件値を作りました。こういう感じですね。

条件としては、まったく昨日と一緒です。これで、Enterを押してあげると、どうなるか見てみましょう。そうすると、TRUEという値が返ってきました。

TRUEっていう値、これちょっと横見てみるとわかるんですけど、AND関数だとFALSEになってますよね。これ、10度以上であり、かつ晴れである場合、AND関数はTRUEを返すんですけども、OR関数の場合、10度以上じゃなくても、大丈夫なんですね。

なぜなら、晴れという条件に合致しているからです。ですので、OR関数、先ほど見たように、この論理式2つですね。条件1個目、Cさん>=10ってのと、Bさん=晴れと。

この条件どちらか満たしてればOKだったので、TRUEという値が返ってきてます。じゃあ、これですね。全部の表に当てはめてみましょう。こちらの今フィルハンドルと呼ばれるところを、ダブルクリックすると一発で出てきます。

こうして見てみると、やっぱりぜんぜん違いますね。ここらへん。FALSEなのに、TRUEだと。ここTRUE、TRUE、になってますけど。

けっこうFALSE、TRUEが多いですね。一方で、OR関数のほうで、決めるとやっぱりTRUEがあきらかに多くなってます。

ですので、このようにAND関数はわりと厳しめの基準で、OR関数はゆるい基準だと、ざっくりですけど、言えますね。しっかり、AND関数の意味するところはなんなのか、OR関数の意味するところはなんなのかということを捉えた上で、最後、NOT関数を勉強して、その後IF関数との組み合わせとかをやっていきます。

わからなければ、コメント欄とかに質問ください。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

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