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【#005】Microsoft Excelの関数って何?(全1記事)

エクセルの関数ってなに? 知っておくと理解が深まる基本概念を解説

エクセルの操作をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「おさとエクセル」。今回のテーマは「関数の基本概念」です。Microsoft Excelには多くの関数がありますが、関数は「単体で使うものではなく複数を組み合わせていくものであることを意識しよう」とおさ氏は解説します。関数の概念をしっかり理解した上で、さまざまな関数の働きを覚えていきましょう。

関数について学ぶ前に知ってほしいこと

おさ氏:どうもみなさんこんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日から少しずつ関数の勉強も始めていきたいと思います。

関数を勉強する前に、1つだけみなさんに意識していただきたいポイントがあります。それがなにかというと、関数っていうのは1つ、単体で動くものではないということです。

つまり関数というのは2つ3つ、あるいは複数個ですね。複数個の関数を使っていくものだということを意識しておいて下さい。

これから関数を何十個か「おさとエクセル」のレッスンで勉強していくんですけど、1つ1つのレッスンで「この関数、どのタイミングで使うねん?」と思う方、たくさんいらっしゃると思います。

ただですね、それらすべてを勉強し終わった後に1つ1つ組み合わせて使ってみると「ああ、あの時の話は、こういうことやったんや」と。「あの関数、このために使ってたんや。教えてくれて、ありがとう」と思っていただけるかなと考えています。

スティーブ・ジョブズも言ってましたよね。過去はすべてコネクティング・ザ・ドッツなんです。なので、僕らはこれから1つ1つのドットを勉強していくことになるんですが、それが最後、勉強し終わった後に振り返ってみて、すべてを網羅して点を線でつなげてあげると、なにかいいことが待ってますよというお話です。

話が長くなりましたが、関数の勉強をしていきましょう。では、シートに移っていきます。よろしくお願いします。

関数の概念を解説

それでは、関数の具体的な勉強をExcel上で始める前に、「そもそも関数ってなんだっけ?」という概念図を確認しておきます。

こちらパワポで作ってみたんですが概念図となっております。

まず、左側にインプット、入力データが存在するとしましょう。これからあるアウトプットを得るために関数というものを当てはめてあげます。

これを当てはめることで自動的にアウトプット、出力データですね。こちらを得ることができるのが、関数の基本的なフローチャートですね。

Excel上ではどのように示されているか見ていきます。例えば、セル上に「2」「3」「5」と数値が埋め込まれているとしましょう。

ここに合計値を出す「SUM関数」を当てはめてあげてみると「2+3+5」と勝手に計算してくれて、「10」という値が出てくるというイメージです。

これから僕らはSUM関数だけではなくてAVERAGEだったり、いろんな関数の勉強をしていくことになります。以上が、簡単な関数の概念図のお話でした。

関数は全部でいくつある?

「Excel上ではどんな関数があるんですか?」というお話なんですけども。例えば今使った「SUM」とか「AVERAGE」とか。あるいは財務関数だと「IRR」とか「NPV」。統計ですと「STDEV」とかね。行列を入れ替える「TRANSPOSE」と、とりあえずいっぱいあるんです。

これら使うものだけ覚えていけばいいと考えています。ちなみに、どれだけExcelのなかに関数があるのかと調べてみたのですが、これだけあります。

関数のカテゴリーが10種類あって、Mac版の2011ですと合計で355個あるみたいです。これ、ラフに数えたので合ってるかどうか微妙なんですけども、300個以上400個以下ってのがMac版2011での数でした。

先ほども申し上げたんですけど、みなさんは自分が使うものだけを勉強していけばいいと考えています。「エンジニアリング」とか、普通の人はあんまり使いません。「財務」とか、あるいは「統計」もそうですね。

SUM関数を例にして関数のイメージをおさらい

「おさとエクセル」のなかでも必要になるものだけを最初ピックアップしていこうかなと思っています。今回、具体例1つだけ示していきましょう。SUM関数に関して、関数のイメージつかむためにおさらいしていきます。

ここに今、「おさの1日の食費」というグラフが出てきました。こちらです。「朝」「昼」「夜」と縦軸がわかれていて、横は「昨日」「今日」「明日」ですね。こんな感じでわかれています。

これらがどのように関数ではじき出されるかというと、ショートカットでやってみます。ポンと。

今、昨日の食費は合計1,500円ですよというのが出てきました。これがどうなっているのかと言うと、こういうイメージです。

SUMって関数を指定して、範囲選択をしてあげて、これが入力データになりますね。「200」「500」「800」ってのが最初に見た入力データ、インプットデータです。

SUMっていうのが具体的な関数の名前で、これを指定してあげることによってアウトプットを得ることができます。「1,500」というアウトプットですね。こういうイメージになっています。

関数について、こういったかたちでいろんなものを一生懸命勉強していって、1つの効果みたいなものを覚えておくと、今後、いつかいいことが待っていると。スティーブ・ジョブズの話に戻りますけど(笑)。

今日は以上です。関数のイメージと概念図をおさらいしておきました。どうも、ありがとうございました。ではでは、また。

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