2024.10.10
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さて、皆さん今日朝起きてからここに来るまでに、誰かとLINEをされましたでしょうか? LINE使ったという方、ちょっと手を挙げていただけますか? ……あ、そんなに多くないのかな?(笑) 暗くて(会場が)実際はあんまり見えてないんですけど、すいません(笑)。
私はLINEを使って今日は仕事の確認とかスケジュール調整とか、ちょうど今、裏でも家族とLINEをしていました。
LINEは2011年6月にスタートして、今や生活にかかせない存在となりました。グローバルにおいてもコミュニケーションインフラとして、大きな成長を続けています。それではここで、LINEの1年間の成長を見てみたいと思います。
今、1時間に約7万、新規のユーザが増えております。
そして登録ユーザー数は、全世界で5億6000万を越えました。
そして月間のアクティブ数も全体で、グローバルで1億7000万というところまで達成いたしました。
多角的なプラットフォームを展開するLINEですが、そのコアとなっているものは、コミュニケーションです。LINEのプラットフォームは、コミュニケーションの上に成り立っています。そして私たちは、ユーザの皆さまのコミュニケーションをより豊かに楽しくするために、様々なコミュニケーションサービスをご提供して、そしてコミュニケーション・プラットフォームとして成長してまいりました。
それでは、コミュニケーション・プラットフォームの数字を見てみたいと思います。
今、1日にLINEで送られているメッセージの数は、なんと130億回になります。こちらは去年と比べて87%成長しました。
そして無料通話やビデオ通話も、かなり使われています。こちらは1日に3400万回、そして去年と比べて120%成長しました。
そして、皆さんがご心配いただいたタイムライン、使われています。これも1日に1億6000万回、去年と比べて202%の成長になっています。
そしてこの1年間、LINEではコミュニケーションを促進するサービスも提供させていただきました。写真を使ってコミュニケーションをする「LINE Camera」や「B612」「LINE Toss」といったサービスに関しては、今例えばユーザの皆さまが家族やお友達と写真の共有、かなり進んでいますし、また、セルフィー(自撮り)ブームによってニーズが大変高まっています。
また、動画を簡単に編集して送れる「LINE Snapmovie」だったり、海外で提供している時間制限のあるチャットサービス「HIdden Chat」、また固定電話と格安で電話が出来る「LINE電話(LINE Premium Call)」。こういった、コミュニケーションを便利にするツールもご提供させていただきました。
また、身近な人とのつながりをより深めるサービスもご提供させていただきました。特に、LINEの公式カメラである「LINE Camera」に関しては、今年の9月に1億ダウンロードを達成して、世界で愛されています。このようにLINEは、ユーザの皆さまのコミュニケーションをより豊かに、そして楽しくするためのサービスをご提供して、コミュニケーション・プラットフォームとして成長してまいりました。
たった1つのタップで、私たちの気持ちを簡単に送ることが出来るスタンプは、コミュニケーションの進化に革命を起こしました。今やスタンプは、国や言語を超えて世界の共通言語になっています。
このスタンプのやり取りは、なんと1日に18億回、やり取りされています。
そして私たちは5月に、ユーザの皆さまがスタンプを作って直接販売できる、LINEクリエイターズマーケットをオープンしました。プロのイラストレーターだけではなくて、主婦やOLや学生さんも、ここでスタンプを作って販売することが可能になりました。今、9月末時点で登録ユーザが23万人、そして1万8000ものスタンプが販売されていて、これが139カ国からクリエイターが参加しています。
そして驚くべきことに、TOP10の平均売上額は、3000万円を越えました。ものすごいことですね。このように大きな反響を呼んでいます。
最近のニュースだと、ある小学生がここでスタンプの販売を開始して、その売上で自転車を買ったという記事もありました。このように、LINEクリエイターズマーケットは、世界中の皆さまに新しい産業を生み出しました。そして今、LINE全体で展開するスタンプの数は2万を越えて、世界最大です。
スタンプはメッセージコミュニケーションアプリに革命を起こしました。そしてLINEは今、スタンプコミュニケーションサービス、世界最大になって、世界中に影響を与えています。ある意味スタンプが、LINEの成長を牽引したと言えるでしょう。
今やLINEのキャラクターは世界中で愛され、人気者となりました。今動画でご紹介したとおり、私たちは世界各国でイベントやショップをオープンしましたが、本当にキャラクター達は人気者になっています。
特にそして特にキャラクターの人気が高い台湾ではテーマパークを開催致しましたが、大変な盛り上がりでした。そしてこのショップ、こちらも香港やタイや韓国で期間限定で行いましたが、大変な賑わいを見せました。
そしていよいよ、この日本においても今年の冬、オープン致します。今までどこにも売っていなかったようなオリジナルグッズをこちらで販売致しますので、皆さん楽しみにしていてください。
それが、セキュリティの強化です。今、不正ログインの対策をさまざま強化しておりますが、今年の7月からパスワードの変更と、4桁のPINコードを利用することを推奨いたしました。
PINコードの設定、そしてパスワードの変更をすると、無料でスタンプをダウンロード出来るキャンペーンも開始いたしまして、今年の9月からは、このPINコードの設定を必須とさせていただきました。
また、8月からはPCのLINEやWEBショップのログインをスマートフォンや携帯へ通知するサービスも開始して、開始して、見に覚えのないログインを知ることができるようになりました。今後ともこの不正ログイン対策に関して巻いては、警察の皆さまと協力をして、全社で積極的に進めていきたいと考えております。
また日本においては、青少年の皆さま向けにインターネットのマナーの啓蒙活動を開始いたしました。今年5月から日本全国の小中学校におきまして、ワークショップ形式のインターネットマナーの啓蒙活動を開始いたしました。
静岡大学の教育学部のシオタ先生と共同開発を致しまして、実は8月からは日本全国の学校で、先生がダウンロードして使えるように、この仕組みの配布を開始いたしました。また寄付などについても積極的に行っております。
被災地向けにドネーションスタンプという形で寄付を集めまして、短い期間でなんと5800万円を越える義援金が集まりました。そして東日本大震災に関しても、地元の子供達のデザインをスタンプにして、ドネーションスタンプを開始しまして、こちらも2800万円近いお金が集まりました。
本当にユーザの皆さまの気持ちが1つになった、大変素晴らしい試みを行うことができました。この場を借りて、皆さまに感謝を申し上げたいと思います。ご参加ありがとうございました。
また私たちは、去年のクリスマスには未来に向けて、子供たちのために叶えたいこと、ということで願い事を全世界から受け付けまして、なんと55万件の願い事が集まりました。そしてその中で1つ、学校に通うのに不便な場所に住んでいる子供たちのために、スクールバスをご提供することを決定いたしました。
この試みは今年のクリスマスも開始致しますので、ぜひ皆様もご参加いただければというふうに考えております。
このようにLINEはこの1年、皆さまのコミュニケーションをより豊かに、そして楽しく、更に安心・安全にできるように、様々なサービスをご提供して、コミュニケーションプラットフォームとして成長してまいりました。
また本当に、身近な存在としてこのコミュニケーションインフラがあることを、私たちは強く自負をしております。そしてそのためにも、このコミュニケーションをベースにプラットフォームとして進化をして、皆さまにより新しい体験をしていただきたいと思いまして、本日、LINEのこれからの可能性、そして戦略について発表させていただくことに致しました。
テーマは「LIFE」です。LIFEプラットフォーム、そしてエンターテイメントプラットフォームの両面から、このコミュニケーションをより進化させて、皆さまの普段の生活にイノベーションを起こし、全く新しい体験をしていただきたいと考えております。
本日は大変重要な発表を数多くさせていただきますので、ぜひ皆さん、最後までお聞きください。これから始まる、LINEの新しい世界、皆さまお楽しみください。ありがとうございました。
まずLINEはですね、スマートフォンメッセンジャーとして3年前に出発致しました。人と人と、皆さまも使っていただけていますけれども、その人と人とのつながりをベースにして、今まで人とコンテンツ、あるいはサービス、ビジネス、それぞれをつなげるプラットフォームを目指して事業を推進してまいりました。
ただし今までは、あくまでも中心はデジタルに閉じた世界観でございまして、それを我々はこれから更に進んだチャレンジをしたいと考えております。そこから一歩進んで、我々が目指すべき姿、そのキーワードは「LIFE」でございます。
オフラインからオンラインへ、オンラインからオフラインへ、LINEは皆さまの日常生活に溶け込むLIFEプラットフォームを目指してまいります。LINEは、ユーザ1人1人の日常生活のあらゆるシーンで、いつでもどこでも、あらゆるシーンで便利に使えるスマートフォンのゲートウェイを目指してまいります。
そして本日、LINEのLIFEプラットフォームとしての成長を加速させるための新たな展開を3つ、発表させてさせていただきたいというふうに思います。
1つ目は、ジオグラフィー。地図アプリ「LINE Maps for Indoor」をリリース致します。
デパートなどの建物の中の屋内地図、あるいは店舗情報に特化した地図アプリとなります。でもご覧ください。
これはヒカリエ(渋谷)の1階になるんですけれども、
このように、行きたいお店を検索をして、実際に目的地を登録すると、お店の情報が出てきます。
お店の中の、建物のなかでのルート検索がされて、このように建物の中で歩いて、エスカレーターを登って6階に移動してお店まで到着する、という仕組みになっておりまして、屋内地図として、迷わず目的地に辿り着けるような仕組みとなっています。
この「LINE Maps for Indoor」は、これら(上記画像)39の施設のご協力を得て、まずはこの39施設内の屋内施設から可能になります。リリースはもうすぐ、今年の秋を予定しておりまして、また対象端末はアンドロイドのみとなっております。
言語は、ご覧のように日本語・英語・中国語の簡体字と繁体字、そして韓国語の5言語に対応しております。今はかなり、海外から日本へ来られる方も増えておりますので、そういった観光客の方にも使っていただけるのではないかというふうに思っております。
(ムービー流れる)
(ムービー了)
今ご覧頂きましたとおり、LINEの決済システム「LINE Pay」の登場です。LINEさえあればいつでもどこでも、簡単に決済が出来るようになります。毎日利用するメッセンジャーであるLINEと決済機能が1つになることで、これからはいろんなサイトにログイン情報を登録したり、あるいはカード情報を入力したりする必要がなくなります。
LINE Payがあれば、スマートフォンのサービスでも、あるいはPCのサイトでも、支払いがこのスマートフォンで完結します。そしてLINEサービス以外の外部のサービスや、あるいは実際の店舗にもその決済の機能は広がっていきます。LIFEプラットフォームを目指すLINEならではの、スマートフォンで完結できる決済システムが誕生いたしました。
1つ目は決済の機能です。LINEとクレジットカードを連携することによって、実際にLINEのPayを使ってお買い物の決済をすることができます。
2つ目は、送金の機能です。LINEでつながる身近な人同士が、お互いの銀行口座を知らなくても簡単に送金できます。例えば離れて暮らしているお子さんやお孫さん、そういった方々への送金にも使えます。LINEユーザ同士ならスタンプやメッセージと共に、大切な方々へお金を送金できます。
3つ目の機能、これが一番LINEらしい機能でございますが、LINE友達との「割り勘機能」というものもございます。友達にプレゼントをあげるときに、皆さん共同購入してそれを割り勘する、というようなこともあると思いますけれども、LINE Payを使えば、代表者がお支払いをして、その費用を割り勘にしてLINEのメッセージとともに支払いのお願いをすると。
受け取ったLINE友達は、それをクリックすることでLINE Payから支払いが完了する、というような仕組みになっております。現金を持っていなくても、遠くはなれていても、LINE Payで割り勘をすることが出来るという機能です。
LINE Payの決済はクレジットカードと連携をします。また最大10万円までチャージ可能なプリペイド機能も利用できます、チャージについては、コンビニエンスストアでのチャージと、銀行口座を登録してのチャージ、この2つの方法がございます。
また、ユーザが指定したユーザ自身の銀行口座から残高を引き出すことも可能です。日本全国のほぼすべての金融機関、ATMで引き出しが可能になっておりますので、大変便利にお使いいただけるというふうに思っております。
今回、LINE Payのチャージの仕組みやあるいや引き出しの仕組み、こういったものを実現するためにご協力いただいた素晴らしいパートナーを紹介したいと思います。みずほ銀行様、三井住友銀行様の二行様です。この素晴らしいパートナーに恵まれ、我々はLINE Payをリリースすることが出来ました。
LINE Payの実現にあたって我々が一番重要だと考えるのは、当然ながらセキュリティに対する対応でございます。非常に重要なポイントなので、まずはいくつか機能としてご紹介させていただければと思います。
まず1つ目は、LINEとは別の2次パスワード、2次認証に致します。なのでLINEとはもう1つ、違う形の認証が走るという形になります。またAppleのIPhone5S以降のユーザさんに対しては、Apple Touch IDによる認証も同時に搭載いたしますので、より強固なセキュリティが実現するというふうに思っております。
また先ほど、PCでもお買い物ができる、PCでも決済することができるというふうに申し上げましたが、実際の決済の作業は、皆さんが登録されているお手元のご自分のスマートフォンで決済の操作、認証の操作を致しますので、そういった意味でもセキュリティが担保されているということになります。
これらの仕組みをはじめて、また万全の体制構築を含めて、安心・安全の決済機能を実現していくべく、やってまいります。
リリースは今年の冬を予定しております。日本においては、今ご紹介した機能を全て搭載した形でリリースいたします。また海外においては、まずはクレジット機能、クレジットとの連携機能からまずはスタートして、その後順次、機能を拡張していくという計画でおります。サービス詳細については、近日、別の機会で発表させていただきたいと思います。
なお手数料については、恐らく業界最安値となる予定でございます。ユーザにとっての高い利便性と、事業者様にとっての低い手数料ということで、ECサイトなどのパートナーの皆さまにも、是非LINE Payを導入していただきたいというふうに思っております。
LINE Payは当初の段階では、オンラインでのお買い物ということに限定しておりますけれども、将来的にはオンラインだけではなくオフラインの店舗でも使えるようになると思います。日常生活で、リアルな店舗でLINE Payでお買い物ができるようになるでしょう。
そして、まずは日本国内での送金を実現いたしますけれども、将来的には海外のLINE友達にも送金できるようになるかもしれません。海外へ留学している息子さんやお孫さん、そういった方々への送金も可能になるかもしれません。
また、LINE Payの利用によってポイントが貯まる、ポイント機能の搭載も予定しております。いつでもどこでもLINEで支払いができるLINE Payを、世界中で使っていただくことを目指して、これからこの事業を推進していきたいと思います。
1つ目に紹介するのは、「LINE TAXI」です。
LINE TAXIは、LINEアプリ内のLINE TAXI 公式アカウントかたタクシーを呼ぶことが出来ます。待ち時間の目安を確認して、GPSや建物情報を入力することによって、配車位置を指定するとタクシーがすぐにやってくるという仕組みです。
もちろん支払いはLINE Payで済ませることが出来ますので、タクシーを降りる時の煩わしい支払いの手続きもいりません。
LINE TAXI を実現するにあたり協力いただく、素晴らしいパートナーをご紹介したいと思います。日本交通株式会社さまです。
日本交通さまは、すでに「全国タクシー配車アプリ」というスマートフォンアプリを展開されていらっしゃいまして、今は全国47都道府県で123グループと提携されて、今そのアプリ経由で配車可能なタクシーの台数は全国で2万2000台ありまして、日本No.1の配車サービスとなっております。
その日本交通さまと我々LINEが提携させていただくことによって、LINE TAXIでも順次、その2万2000台のタクシーが利用できるようになっていきます。
リリース、ローンチは、まずは東京限定として今年の冬にローンチ致しまして、来年中に全国にエリア拡大していきたいというふうに思っております。
また、世界のタクシー会社さまと連携して、このようなモデルを世界中に広げていきたいというふうに計画しております。
今ご紹介したLINE TAXIのように、注文したものがすぐに手元に届くオンデマンドECというキーワードが、今スマートフォンのビジネスの中で非常に大きな注目を浴びております。PCサービスや、PCサービスをモバイルに単純に置き換えるという時代はすでに終わっておりまして、オフラインサービスだったり、生活そのものをモバイル化させるという時代にすでになっていると、考えております。
2つ目にご紹介するのは、「LINE WOW」。LINEのデリバリーサービスです。LINEが注文の仕組み、受注であったりとか配達の仕組み、デリバリーの仕組みを全て持って、世の中のあらゆる物を配達可能にしていきたいと、そういうふうに考えております。
「LINE WOW」のミッションは、このWOWというサービス名が示すとおりに、今までにない喜びや購買体験をスマートフォンを通じて人々に提供することです。LINEを使って、どんなものでも必要なときに簡単に手元に届けることが出来る。そして人々が笑顔になる。そんな世の中を目指しております。
その世界観を実現するために、我々はこの事業でも、重要なパートナーと手を組むことに致しました。
今韓国で急成長しているNo.1のフードデリバリー会社、Woowa Brothersという会社がございます。その会社さんと共にジョイントベンチャー「LINE Bros.株式会社」を設立いたしました。そしてオンデマンドECに参入してまいります。LINE Bros.株式会社は、オンデマンドECのあらゆる領域に挑戦していきたいと考えております。
そして今回、その第1弾としてデリバリーするものは「食」でございます。LINE WOWというサービス名にふさわしいスペシャルな体験として、世界から高く評価されている名店と、「WOWな体験」というキーワードを基に、限定のプレミアムランチをご提供させていただく予定です。
リリースはこれももうまもなく、秋を予定しております。まずは渋谷区で先行ローンチをして、今後お店であったりメニューであったり、あるいは配達エリアというのを順次拡大していきたいと考えております。もちろん支払いはLINE Payで簡単に行えます。
なお、本日より事前登録受付として「LINE WOW」のLINE公式アカウントがリリースしておりますので、是非ご登録いただければというふうに思います。
LINEを通じていつでもどこでも簡単に欲しいものが手元に配達される。フードデリバリーにとどまらず、今後我々は様々な領域のデリバリーに挑戦していきたいと考えております。LINEがデリバリーを変えてまいります。
もちろんこれ以外にも、LINE Payを活用したサービスを順次順次、展開していきます。モバイルとLIFE、このキーワードで人々の日常生活をより便利に、そして豊かにする新しい展開を推し進めていきたいというふうに考えております。
これまでLNEはプライベートなコミュニケーションにフォーカスしてまいりました。それは、東日本大震災をきっかけに電話やメールの代替となるプライベートなコミュニケーションツールがこの世の中にないと痛感したからです。
スマートフォンの急速な普及によって、情報摂取やコミュニケーションのあり方が大きく変わりつつあります。その中でLINEのプライベートなコミュニケーションが非常に大きなご評価をいただきました。そこから更に一歩進めて、オープン型のコミュニケーションについてももっと便利にできるのではと考えております。
オープン型のコミュニケーションのためのもうひとつのLINE のID、「LINE@ ID」の登場です。現在「LINE@」はリアル店舗向けの情報発信やコミュニケーションのツールとして既に国内10万以上の店舗で利用されております。
それを、法人個人全てのLINEユーザー問わず解放します。LINEユーザーであれば全ての人がLINE@ IDを取ることができます。この比較を見れば分かるのですが、LINEは知っている人とだけのプライベートなコミュニケーションのためのもので、誰もが使うことができますが、商用利用はできません。また1つのアプリに対して1つのIDしか付与できません。
それに対して、LINE@ IDはプライベートなコミュニケーションのためのものではなく、オープンなコミュニケーションのためのものとなります。
誰でも利用が可能で、商用での利用も可能です。また、1つのアプリで複数のIDを持つことも可能です。
プライベートな関係性とオープンな関係性は垣根をつくってコントロールすることができます。
機能を少し紹介します。LINE@で情報発信をするには、LINE@専用の別アプリを搭載します。情報の受けては通常のLINE上で受け取ることができます。
また、店舗のスタッフや、あるいはバンドのメンバーなど複数の人間でアカウントを管理することもできるようになります。LINE@のアプリを活用することにより、通常のLINEで会話するようにファンのみなさまやフォロワーのみなさまとコミュニケーションが可能となります。
LINE@によって今までネットや電話やメールを使ってやってきた個人、企業、団体が行ってきたあらゆる情報発信、コミュニケーションをLINE上で行うことが可能となります。
お客様はその物件の情報をLINE上で確認し、気に入なる物件情報であればLINEを通じて内見の予定を調整することができます。まるで、LINEで友達と会話するような感覚でコミュニケーションができて、ビジネスが円滑に進むようになる。
例えば、LINE@を趣味がアクセサリー作りの女性が活用した場合を紹介します。最近ハンドメードのECも流行っていると思いますけど、普段使っているLINEのIDとは別に新作のアクセサリーの情報などを告知するためのLINE@IDを取得し、それを商用利用することができる。当然、先ほどお話したLINE PAYと連携してオンラインでこのアクセサリーを売ることもできます。
あるいは、自身でブログを運営しているブロガーが自分の新着ブログの情報をLINE@で発信することができるかもしれません。LINE@で読者からの意見を集め、よりおもしろいブログを作ることができるかもしれません。もしかすると、LINE PAYを通じてコンテンツの課金などができるかもしれません。
また、インディーズのバンドが自分のファンたちとの交流を図るためにLINE@を使うというのはイメージしやすいと思います。ライブ情報はもちろん、デモテープをアップしてファンからコメントをもらうような、そういった使い方もできるかもしれません。LINE PAYを通じて、チケットやCDも売ることができるようになると。
(ムービー流れる)
(ムービー了)
いかがでしたでしょうか?
LINEは日常生活に溶け込むライフプラットフォームを目指して、今ご紹介しました決済機能の提供やアカウントのオープン化を進めて、それらを基盤とした生活密着型のサービスをこれからどんどん展開してまいります。
LINEで毎日をもっと便利に、もっと楽しくする、これが我々の実現したいライフプラットフォーム構想です。みなさま、是非ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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