2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
将来の成功を、高確率で予測できる「マシュマロ・テスト」とは?(全1記事)
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DaiGo氏:こんにちは、メンタリストのDaiGoです。今回は、ちょっと衝撃的な内容でお送りしたいと思うのですが、あなたの子どもが将来社会的、経済的に成功するかどうかを予言する方法というのをご紹介したいと思います。予言というとちょっと怪しいんですけど、予測のほうがいいですかね。実は、この方法があるんです。
ウォルター・ミシェルという人が行った実験が基になっているのですが、マシュマロ実験と呼ばれる有名な実験です。これ、是非皆さんもやってみてもおもしろいと思います。こういう風にビデオカメラを設置すると簡単にできますから。
どういう方法をとるかというとですね、ウォルター・ミシェルの実験では4歳の子どもを集めます。集めてから、テーブルにマシュマロとボタンを置いておくわけです。「もし、マシュマロが食べたくなったらボタンを押してマシュマロを食べてもいいよ。」と子どもに言っておくわけです。ところが、「もし15分食べないで我慢することができたら、もう1個マシュマロをあげよう」と言います。つまり、2個食べれるってことですよね。「我慢できたらもう1個あげるよ」と言って子どもとマシュマロを部屋に残した状態でその実験者は部屋の外に出るわけです。その上で子どもを観察すると。
するとですね、まず1つ目の結果としてマシュマロを我慢できた子どもは何をしていたかを見るわけです。すると、マシュマロを我慢できた子どもっていうのはですね、マシュマロを見ないようにしたりとか、他のことをして遊び始めたりとか、あるいはボタンを隠すとかね。そういう風にマシュマロ以外のところに注意をそらすように自分でしたわけですよね。
そうすると、マシュマロを食べるってことを我慢できたわけです。逆に我慢できなかった子どもは、ずっとマシュマロの味を想像したりマシュマロをじっと眺めたりしたわけですね。こうするとやっぱり食べてしまったということがわかってます。
中にはおもしろい子もいてね、マシュマロを食べなかったんですけど舐めたっていう人がいるんですけどね、これはなかなかすごい将来大物になりそうな匂いがしますが、まあ子どもがどういう風にすれば我慢できるかってことを教えてくれてるわけですね。要は、気晴らしになるような他のことをやって気を散らせるってことがいい方法です。
この実験は、オチがありましてこの実験が終わってから実験に参加した4歳の子どもたちを10年とか20年とか調査するわけですね。するとどうなっているかというとですね、4歳児のときにマシュマロをちゃんと15分間我慢できて2個のマシュマロを手に入れた、つまり我慢ができた子どものほうが社会的な成功や経済的な成功を将来手に入れるってことがわかったんです。
アメリカとかであるSATって呼ばれる学力検査テストでもいい成績を修めていますし、周りの友達とのトラブルも少ないし、より良い職業に就いてより良い経済的な状態に、そして幸せな家庭をもってということがわかっているということです。
これはなかなか衝撃的ですよね。15分のマシュマロを我慢できるかどうかで子どもが将来成功するかってことがかなりの確率で予言できたわけですね。IQとかよく言われますけれども、あれよりも将来いい職業に就いたりとか、いい生活を送れるかってことがこの自己コントロール能力を調べることによって予測がある程度できてしまうってことがわかったわけですね。
これは、なかなか衝撃的な内容です。だからといって、自己コントロール能力をがないとだめかというわけではなくて、僕も子育て本とか書いてますけど自己コントロールをどうやって子どもにつけさせることができるかということをこれから調べてそれを子どもに身につけてあげることによって将来成功する子どもを育てることができるということですね。ぜひ試してみてください。
メンタリストのDaiGoでした。
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