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放送直後から使えるグレーな心理術(全8記事)

「名刺は少なくとも2枚は持ったほうが良い」パラレルキャリアの利点をメンタリストDaiGoと柳内啓司氏が語る

本職とは別の仕事を持つパラレルキャリア。仕事をしていく上でのメリットとして、どんなものがあるのでしょうか? メンタリストDaiGo氏の新刊『限りなく黒に近いグレーな心理術』の発売を記念して、『人生が変わる2枚目の名刺』などの著書があるメディアプロデューサーの柳内啓司氏(@kjyng)が、ニコ生上でDaiGo氏に公開インタビューを行ないました。テレビ局で働きながらWEBや書籍などのコンテンツ企画も手がける柳内氏とDaiGo氏が出会うきっかけとなった話から、話題は「2枚目の名刺」に。「自分が持つ能力を1つの仕事に落としこんでしまうのはもったいない」「複数の切り出し方があるのではないか」など、お互いの経験を元にキャリアについて語られました。

大好きな「万かつ」と共に

DaiGo氏(以下、DaiGo):どうもどうも、皆さんこんばんは。

柳内啓司氏(以下、柳内):こんばんは。

DaiGo:いつもボサボサって言われてる。悪かったないつもボサボサで(笑)。

柳内:(笑)。かつサンドツッコミ入ってますね。

DaiGo:かつサンド、そう。青春出版の杉本さんが買ってきてくれました。万かつです。

柳内:ありがとうございます、杉本さん。

DaiGo:ありがとうございます。こんだけ万かつPRしてんだから、そろそろ万かつから何かあっても良いと思うんだけどね。

柳内:確かに(笑)。

DaiGo:こんなに愛してるのに、僕まだ1個も貰ったことないですからね。

柳内:本当ですか。じゃあ万かつさんぜひ。お願いしたいですね。

DaiGo:ぜひね。今日は一応公開取材ということで、取材されます。だから、ときどきフラッシュがあります。

柳内:そうですね。奥にカメラマンさんがいて、カシャカシャ撮ってますね。

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「かつサンド食いたい」、かつサンド食べながらいきます。

柳内:(笑)。今日見てる方はDaiGoさんのファンかと思うんで、簡単に説明させていただきますと。柳内啓司と申しまして。

DaiGo:柳さんです。パチパチ。

柳内氏が買っていたDaiGo氏の本がきっかけ

柳内:普段会社員をしながら、本出したりとか、インタビューさせてもらったりとか、Yahoo!ニュースでコラム書かせてもらったりしてて。それで、編集者の杉本さんがお知り合いだったので。

DaiGo:あ、そうなんだ!

柳内:そうなんですよ、そっから始まって。それこそ家に来たときに、杉本さんが棚を物色しだしたわけですよ。

杉本かの子氏(以下、杉本):ホームパーティで!

柳内:そう、ホームパーティで!

DaiGo:そうか、何かいきなりそんな(笑)。杉本さんはあれです、書店でイベントやったときにいた、この本の担当の編集さんです。

柳内:そうですね。

限りなく黒に近いグレーな心理術

柳内:それで、杉本さんがホームパーティのお客さんとして来ていただいたときに、本を物色してて。そうしたら、僕がDaiGoさんの本を買っててですね。それも、ピンク色の編集担当の本を買ってて。

DaiGo:懐かしい。

柳内:それでそういう話になって。それから僕もDaiGoさん担当されてんだっていうのを知っていて、それで今回。『限りなく黒に近いグレーな心理術』、これを出されたということで、ぜひインタビューさせていただきたいなと。こういう場をセッティングさせていただきました。

DaiGo:なるほど。よろしくお願いします!

柳内:よろしくお願いします。一応最初はしっかりやっとかないとなと思って(笑)。

DaiGo:そうですね(笑)。

柳内:あ、「イヤフォン」ってそれだったんですね。コメントがあって、何だろうと思って。

DaiGo:これイヤフォンです。

DaiGo:今付けっぱなしだったなと思って。

柳内:なるほど。そんなことも教えてもらってありがたいですね。

部屋の持ち主の人格をプロファイリング

DaiGo:にしても、一応髪直してきたんですけどだめでしたね。風にやられましたね。(ニコニコ動画のコメントで)「今日は怪しい系」って来てる。多分光の問題ですね。黄色っぽいから。

柳内:ああ、そっか(笑)。

DaiGo:はい、今日はニコニコなんでメイクさん付けてません。ていうか忘れてた(笑)。

柳内:ちなみに今日は、都内某所というか。港区某所というか。

DaiGo:というか皆場所知ってると思うけどね。言わないけど、言ったら絶対わかる。

柳内:そうですね。テレビとかにも良く、名前は出てきますね。実は今日、僕のある友人のお宅をお借りして今日放送しているんですけど。

DaiGo:ホテルじゃないですよ、お宅なんですよ。

柳内:ちなみにいろいろ部屋を見てると、どんな方とか分かったりするんですか? DaiGoさん。

DaiGo:完璧にじゃないですけどね。部屋にいてその人の人格を考えるってことをする人はなかなかいないかもしれないけど。

例えば、パッと見るとインテリアとかすごいシンプル。モノトーン系ですね。カラフルなのは全然ない、というところで大体の像が分かってきたりとか。

あとは物の仕舞い方とかですよね。全ての物が仕舞えるように置いてある。例えばホットプレートとか鍋みたいなやつとかポンて置いてあって。

あれ多分、普段向こう側の棚とかに置いてると思う。それからプロテインとか置いてるところを見ると、多分身体を鍛えてるタイプの人で。

柳内:確かに、動かしてますけど。確かにそうですね。

DaiGo:そうですよね。有酸素系とかのやつもあるんですけど。ヴァームってアスリートとか専門っぽい人はそんなに使わないんで、ちょっと鍛えてるくらいの感じの。人の家の読み方がこれでわかるかもしれないですね(笑)。

柳内:ああそっか、ヴァームがちょい鍛えくらいの人なんですね。

DaiGo:そうですね。

ものの置き方を見ると、その部屋の持ち主の素性がわかる

DaiGo:すごいな、これ自宅公開みたいになってる。

柳内:それも結構リアリティある感じになってますね(笑)。

DaiGo:それで奥のほうに段ボール置いてあるじゃないですか。ジュースの段ボール。

あれをあのまんま置いてあるってあんまないパターンですよね。出し入れとか結構大変だと思うので、多分しばらく……。男性の家だと仮定しますけど、それは多分合ってる?

柳内:合ってます。男性の家です。

DaiGo:合ってますよね。段ボールがあんな感じで置いてあるってことは、多分あの缶が1列くらいしか無くなってないんですよ、無くなってるとしても。だから最近届いたものなんだなっていうのがわかるんですね。

あれが半分以上進んでるのに、缶が無くなってるのにあのまんま置いてあると、しばらく女来てねえなとかわかる。

杉本:(笑)。

柳内:どうなんだろうなあ、そうなのかもしれないなあ(笑)。

DaiGo:ただあの缶が減ってないんですね、ほとんど。手前にありますよね、だから最近開けたものなんで。だからそれは無いっていう。

柳内:なるほどね。

DaiGo:出してあるプロテインとか小物も、全部サッてしまえるレベルなんですよ。だから人が来るって言われたら、サササッてしまえば大丈夫。

DaiGo:だからここら辺っていうのはすぐに片付けられるようになってんのかなっていう。あとこういうスペースに私物っぽい物があんまり無い。ソファがあったりテレビとかワインセラーとかがあるのを見ると、人を結構呼ぶんだろうなっていう。

人が入るスペースを作るために物を減らしてるんだろうなっていう。だからパーティーだとホームパーティとか良くやったりだとかする人なんだなっていうのは分かりますね。

柳内:そうです、そうですね。

DaiGo:あとそこにワインテーブルもありますからね。

柳内:そっかそっか。だから家で飲むんだろうなと。

DaiGo:そうですね。そういうタイプの人なんだろうなとか思いますけどね。

柳内:すげえ、すごいなあ。

DaiGo:でも奥にジバニャンのぬいぐるみみたいなのありますけど、あれ何かプレゼントされたんじゃないかなあとか。自分で買ったとは考えづらいから。貰った系じゃないかなと思うんですね。って考えると、プレゼントされるようなことが最近あったとかね。誕生日パーティーとかもここでやるのかなあとか。考えますねえ。

柳内:すごい。これだけで大分出てきましたねえ。すごいなあ。そうなんですね。

DaiGo:「シャーロック」とか「探偵か」って(笑)。そうなんですね、いろんなところに出るんですね。「家に呼びたくない」って言われた(笑)。すいませんね、あんま呼んでくれる人いないんで大丈夫です。そこは安心。

柳内:(笑)。すごいなあ。

会社員を続けながら本を執筆

DaiGo:(ニコニコ動画のコメントにて)「やなぎーは読書家?」って。やなぎーって(笑)。

柳内:でも僕本好きですよ。一応僕も本2冊出しててですね、その本2冊出したきっかけも、本の虫でビジネス本とか特に好きだったんですけど。

それでたくさん読んでる内に、そういう影響与える本作りたいなっていうのがあって。企画を出して通ったって感じで。

DaiGo:最初は会社として出したんですか? 個人名で?

柳内:個人名で。うちの会社はその辺は結構緩やかというか、大らかなんですよね。ちゃんと申請出せばなんですけどね。

DaiGo:その本って、何て検索したら出てきますか?

柳内:実はここのお宅にも買ってもらってて、さっきあったんで。ちょっと持ってきます。ありがたいんですよね。

DaiGo:すごい、丁度良い。ありがとうございます。

柳内:宣伝みたいで嫌らしいですけど。

DaiGo:いやいや。

柳内:後でお送りします。

DaiGo:すごい、『パラレルキャリアという生き方』。

人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方

柳内:そんな、しっかり宣伝しないで大丈夫です(笑)。すいませんすいません。大丈夫です。

iPadマジックの動画に若いころのDaiGo氏が出演していた!

DaiGo:(笑)。僕普段ね、結構本をお勧めすることが多くって。このナンバー6に内田伸哉さんって書いてるんですけど、お知り合いですか?

柳内:内田伸哉くんは、社会人同期ですね。

DaiGo:そうなんですですね! 僕、お友達ですよ。

柳内:そうなんですか。

DaiGo:大学の先輩ですよ。

柳内:すごい。iPadマジシャンで有名で、一方で広告代理店で働いてたんで。2枚目の名刺持ってる人だなと思って取材したんですよね。

DaiGo:確かに。iPadマジックの映像撮るときに、僕ちょっとだけ出たんですよ。

柳内:えー! あのアップルストアの前の。

DaiGo:そうそう。朝すごい早くに呼び出されて出て。皆さんiPadマジックで検索すると出てきますよ。超若かった頃の僕がね、一瞬だけ映ります(笑)。それが、iPadマジックの映像って有名になったじゃないですか。世界中で。そしたら僕が世界中のゲイに大人気になってしまって。

柳内:何この人可愛い! みたいな(笑)。

DaiGo:「I'm guy but DaiGo is so cute.」って書かれてて、それにめっちゃいいねが付いてて。

(笑)。

DaiGo:今検索すると出てくるから!

柳内:まじっすか、すごいなあ(笑)。

仕事を1つに絞る必要はない

DaiGo:なるほどね。パラレルキャリアっていうのはつまり、本職があって、もう1個別の仕事も一緒にやっている人たちということなんですね。家入さんとかも書いてますね。

柳内:働き方みたいなことに興味があって。社外で得てきたことがまた本業で芸の肥やしになってっていうように生きていくこともあるんじゃないかなって思って。

DaiGo:確かにねえ。1つのことに仕事を絞る必要って本当にない。うわあ、はあちゅうさんもいるんだ!(笑)

柳内:そうですそうです(笑)。はあちゅうも。はあちゅうがまだ、代理店にいた頃ですね。

DaiGo:はちゅうさん同い年なんだよな、確か86年ですもんね。

柳内:お友達ですか?

DaiGo:いや、名前は良く聞くんですけど。会ったことはないです。

柳内:この前も一緒に仕事してました。

DaiGo:へえー。あ、ドッグイヤーされてる。「芸能人に学ぶ2枚目の名刺」っていうところにドッグイヤーされてますよ。

柳内:(笑)。ここの家の方が多分ドッグイヤーしてくださったんですね。

DaiGo:人のドッグイヤー見るのおもしろいですね。「やりたいことリストを作る」とかね。「ロールモデルとなる人に出会う」とかね。「ドッグイヤーって何や」って、これ。犬の耳ですね。

DaiGo:折って、どこが重要かとか、どこを自分は重要と思ったかっていうのを、こう折って付けとくんですね。

Amazonとかで良く中古の本とかあるじゃないですか。もちろん新品買うんですけど、ときどきあの「可」の本、ドッグイヤーとか線引してある本とか買うんですよね。おもしろくて。

柳内:あえて。「可」って普通避けますもんね。

DaiGo:避けるんですけど、2通りあって。本好きな人が読んでた場合は良いところに最初から線が引いてあって読むの楽なんですよ。そうでもない人が引いてるのだと、こういうところ引いちゃうんだっていうのがわかるから逆におもしろくて。

自分が持っている技術を1つのものに落としこむのはもったいない

DaiGo:あ、リンク出ましたね。『人生が変わる2枚目の名刺』。

人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方

柳内:すいません。さっきから「どっちがどっち取材してんの?」ってツッコミ受けてるんですけど、本当その通りです。大丈夫です、ありがとうございます。

DaiGo:いやいや(笑)。2枚目の名刺は本当絶対良いですよ。僕はね、1枚も名刺が無い状態って言ったら変なんですけど。いろんなことやり過ぎて、名刺が作れなくなったというか。

一応メンタリストって言ってるんですけど、メンタリストって肩書はあって無いようなもんなんで。誰もいないから。結局だから肩書に囚われる必要は無くって、自分が持ってる力は何なのかっていうのがちゃんと分かったら、何でも使えるんですよ。

だから僕、最初テレビに出始めた頃なんかはパフォーマンスで出たんですけど。本当に人の心理を理解して心理学の知識があったら、パフォーマンス以外もできるんですよね。

それを例えば人を楽しませるために使ったらパフォーマンスになるし、ビジネスに使ったらコンサルとかコーポレートアドバイザーみたいなこととかもできるし。PRに使ってもいいし、何でもできるんですよ。

自分が持ってる技術というものを1つのものに落とし込んじゃもったいないので。だから少なくとも2枚は持ったほうが良いよっていうね。すごい勉強になると思いますので、皆さんぜひ。

柳内:まさかの僕が宣伝されるという、ありがたいです。

ババ抜きで心を読むのは楽?

DaiGo:東大大学院卒業だって書かれてましたよ。それにサイバーエージェントだったんですね。

柳内:そうなんですよ、大学院時代にサイバーエージェントでバイトしてて。そのあと今のテレビ局に入ったんですね。

DaiGo:僕のババ抜きをやっていただいた局の方です。

柳内:そうです(笑)。あれはおもしろかったですね。自局だからってわけじゃないんですけど、すごいですね。あのババ抜きは。反響やっぱすごかったんですよね。

DaiGo:すごかったですね。多分ね、ババ抜き見た人かなりいると思いますよ。この中で。(ニコニコ動画のコメントにて)「ババ抜き局か」って(笑)。

柳内:ババ抜き局です。

DaiGo:それで来た人です(笑)。あれ、仕事増えましたね。ババ抜きやってくれませんかっていう依頼が結構きて。すごいなと思って。

柳内:皆がやったことあるじゃないですか、ババ抜きって。だからすごさがますます分かりますよね。

DaiGo:あれでもね、ババ抜きのほうが楽なんですよ。正直。

柳内:えー! そうなんですか?

DaiGo:例えば4つとか5つとか物並べてたら、ペンだったら4色とか5色とか。あれだったら1発で色当てなくちゃいけないんですよ。ババ抜きって、相手の表情出るまでずうっと見続けられるんで。引っ張って良いんで。

柳内:正解が1個しか無いのと、正解が1個以外っていうのがね。

DaiGo:そうですね。あと顔見ながら揺さぶっても良いし。

柳内:なるほどね、そうなんですね。

DaiGo:そうです。だから堀江さんが顔に出そうなカチンと来そうなこととか、挑発に乗りそうな文言を頭に入れておいて。それをどんどん弾丸のように出していって。それで顔に出たら終わりなんで。

柳内:最後もうちょっと、表情壊れ気味でしたもんね。何か寄り目とかして、絶対表情読まれないようにみたいな。

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