
2025.03.28
AIにUIデザインの大半を任せる時代が来たら──先駆者が語る、人間ならではの「コミュニケーション」の価値
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小禄卓也氏(以下、小禄):ここで一旦、用意していたトークは終わりにさせていただきまして、Q&Aに入りたいと思います。事前のお申し込みの際にいただいている質問と、今のセッション中にいただいている質問がありますので、そのへんをぶつけてみたいと思います。
まずお1人目、これはお名前は言ってもいいんですか? 言ってはいけない。はい。じゃあ匿名でのご質問です。「日本の漫画をアニメなどのメディアミックスを介さず、漫画のかたちのまま海外に輸出して普及するために、日本の漫画は何か変わる必要がありますか? 変わるとしたらどう変わるといいと思いますか?」
赤松健氏(以下、赤松):基本は吹き出しの中を翻訳してそのまま日本のサーバーに置いといて、海外から見に来てもらうというかたちにすべきですね。
小禄:なるほど。それはどういう背景が。
赤松:日本の漫画をそのまま見てもらうということですよね。それを向こうで売ろうとか、向こうの会社でなんとかしようみたいに思うから、検閲だとかポリコレだとかっていう話になってくるので。日本にサーバーがあれば、見に来てもらえば問題ないです。
小禄:プラットフォーム問題みたいなところにも関わってくるんですかね?
赤松:私のマンガ図書館Zで『ラブひな』がリジェクトされたんですよ(笑)。Appleに(笑)。
小禄:赤松さんのやっているサービスの中で……。
小林琢磨氏(以下、小林):ちょっとパンチラがね。少しね。
赤松:10巻かなんか。表紙がちょっとあれなのかな。理由も言ってくれないし!
小禄:表紙でジャッジするのやめてほしいですよね。
赤松:取締役会長の漫画がBANされるようじゃね、アプリ使ってられないですよ。なおかつ(売り上げの)何十パーセントも持ってくわけですよ。文化の検閲をやって、しかも手数料も取ってっていうかたちで。こういうふうなプラットフォームを作っちゃダメなんです。使っちゃダメなんです。
小禄:日本の純正の(笑)。じゃあ小林さんはどうですか?
小林:海外に関しては、ナンバーナインは戦略として行かないと言っているので。正直、専門外なので発言は控えさせていただきます。
赤松:Q&Aどんどんいったほうがいいな。
小禄:次のQ&Aなんですけれども。「電子書籍と紙媒体の相関性についてはどう思いますか?」と。売上の相関性とかだと思います。
小林:それはありますよ。
小禄:まず小林さんからお願いします。
小林:やっぱり電子書籍で人気が出ると紙も動きますし、紙が人気のものは電子書籍も売れるなっていうのは感じますね。
赤松:今、メジャー誌だとまだ紙のほうが多いと思いますよ。ジャンプ、マガジンとかね。ほかだと電子のほうが多いですよね。
小林:そうですね。集英社、講談社、小学館さんとかだと、やっぱり紙のほうがまだ強いかなっていう感じですけど。全体で見ると、今は紙よりも電子書籍のほうが売上は上と言われていますね。
赤松:まあでもね、やっぱり紙はロマンなのでね。漫画家は紙を好みますよ。
小林:なんでこれが連動するかというのを説明すると、電子のほうだとけっこういろんなストアでセールするんですよね。例えばKindleで99パーセントオフセールとか、楽天Koboでセールとか……。
セールをすると、これ赤松さんびっくりするかもしれないですけど、Kindleで99パーセントオフセールとかするとグワーっと話題になるじゃないですか。そうするとみんなKindleで買うと思うじゃないですか。買わないんですよ、意外と。
赤松:え?
小林:そこ(セール)で知って、いつも自分が買ってるところで買うんです。
赤松:いやぁ、いい話じゃないですか。
小林:そのいつも買っているストアだと、99パーセントオフになってないんですよ。なのにそこで買うんですよ。だからセールをすると、そこでも当然売れるんですけど、セールをしてないほかのストアでも売れるんですよ。だから電子書籍ってガンガンセールもするし、それによってほかのストアでも売れるし。そのほかのストアには紙も入ってくるんですよ。
赤松:ラジオで流れてCD買う、みたいな話か。
小林:そういうことです。要はタダで宣伝してくれてるみたいなもんなんですよね。
小禄:時間がきました!
小林:続きはWebで(笑)。
小禄:続きは、またお話いただければと思うんですけれども。あっという間に過ぎましたね。お時間になりましたので、一旦このセッションは以上とさせていただきます。
小林:これ、あとで俺怒られないよね?
小禄:一旦ファーストセッションを切らせていただきますので。改めまして、ご登壇いただきました赤松健さん、そしてナンバーナイン代表の小林琢磨さんに、ありがとうございましたとお伝えしたいと思います。ありがとうございました!
(会場拍手)
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