
2025.03.19
ドバイ不動産投資の最前線 専門家が語る、3つの投資モデルと市場の展望
Does Shaving Make Your Hair Thicker?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
ハンク・グリーン氏:みなさんは、ひとたび毛を剃ると濃くなってしまうと、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。実際に剃り跡から生えてきた無精ひげを撫でてみて、すんなりと納得した人もいるでしょう。
しかし、みなさんがいくら体毛との闘いで苦戦していたとしても、実は科学的な根拠はまったくないのです。
ある研究者たちは、剃毛と体毛が濃くなることとの関連性を、少なくとも1928年から研究し続けてきました。4人の男性に、顔の一定の箇所の毛を何度も剃ってもらう実験をしたのです。すると、それ以前の実験と同様に「毛を剃っても濃くはならない」という結論が出ました。
しかし、この実験で測定されたのは体毛の成長率だけであり、毛幹一本 あたりの太さではありませんでした。
後年の1970年には、5人の男性が数か月に渡り、毎週片足だけ毛を剃る実験が行われました。もう片方の足は、比較対象のため、毛を剃らずに残されました。
さて研究チームが、毛の成長率に加えて、直径・濃度・重さを測定したところ、やはり剃毛しても体毛は濃くはならないという結論に至りました。それは他の研究でも同様で、電子顕微鏡での高解像度画像を解析した2006年の実験でも、似たような結論になりました。
要するに、どの実験においても、剃毛して毛の成長が早まったり、濃くなったり、もしくは剃毛した部位に新たな毛が生えてくるということはなかったのです。
とはいえ、毛は剃れば濃くなるという認識は根強く残っています。このような認識が広まった原因は、恐らく一般的に剃毛を始める時期が、ホルモンが急激に増加する時期と重なっているせいかもしれません。
思春期に、定期的にひげをそり始めた時期は、ちょうど毛が濃くなり始める時です。つまり、毛が濃くなるのは決して剃毛が原因ではないのです。
剃毛して毛が濃くなると感じるもう一つの理由は、毛が日光や化学物質に晒されると薄くなることが挙げられます。つまり、剃毛したばかりの時に生えてくる毛は濃く見えますが、実際に細胞が生成する色素が増えているわけではないのです。
さらに、毛を剃ると毛幹が濃くなったような錯覚を起こします。毛を剃っても、毛は毛包から抜き取られることはなく、表皮にほど近い部位で刈り取られているだけです。
これは、芝草に似ています。芝草は、自然に伸びると先端が細くなりますよね。しかし、芝刈り機で刈り取ると、根元近くで切断するため、太く幅広い部位が残されます。同じことが、毛にも起こります。
剃毛した後に毛が生えてくると、一番太い根元で切断され柔らかく細い先端部を失っているため、より濃く、粗く見えてしまうのです。しかし毛が伸びてくれば、太い部位もいずれは摩耗して細くなるのです。
みなさんがひげ剃りの後に二日ほど経った無精ひげを鏡で検分して、この話をいぶかしく思ったしても、日常的なお手入れは、剛毛カーペットの原因にはなりません。もしそうであれば、薄毛に悩むみなさんは毎日せっせと剃髪していることでしょう。毛の成長サイクルは、自然なものなのです。
関連タグ:
2025.03.17
不確実な時代だからこそ「知らないこと」を武器にする ハーバード主席卒業生の逆説的なメッセージ
2025.03.17
いくら読書をしても「成長しない人」が見落としていること 10分でできる「正しい学び方」
2025.03.17
ソフトバンクとOpenAIにとって「歴史的な日」になった 孫正義氏が語る、AI革命の全ぼう
2025.03.19
部下の「タスクの先延ばし」が少ない上司の特徴とは? 研究が示す、先延ばし行動を減らすリーダーの条件
2025.03.21
マネージャーの「自分でやったほうが早い」という行動で失うもの 効率・スピード重視の職場に足りていない考え方
2025.03.18
フェデラー氏が語る「努力しない成功は神話」という真実 ダートマス卒業生に贈る勝利の秘訣
2025.03.18
全知全能の最先端AI「Cristal」が企業の大脳となる ソフトバンク孫正義氏が語る、現代における「超知性」の可能性
2025.03.19
フェデラー氏が語る「ただの1ポイント」の哲学 ウィンブルドン敗北から学んだ失敗からの立ち直り方
2025.03.18
部下に「そうかなぁ?」と思われない1on1の問いかけ エンゲージメントを高めるマネジメントに欠かせない「聴く」技術
2025.03.19
OpenAIのAIエージェント「Deep research」はビジネスをどう変革するのか? サム・アルトマン氏ら4人がデモンストレーション
2025.03.17
不確実な時代だからこそ「知らないこと」を武器にする ハーバード主席卒業生の逆説的なメッセージ
2025.03.17
いくら読書をしても「成長しない人」が見落としていること 10分でできる「正しい学び方」
2025.03.17
ソフトバンクとOpenAIにとって「歴史的な日」になった 孫正義氏が語る、AI革命の全ぼう
2025.03.19
部下の「タスクの先延ばし」が少ない上司の特徴とは? 研究が示す、先延ばし行動を減らすリーダーの条件
2025.03.21
マネージャーの「自分でやったほうが早い」という行動で失うもの 効率・スピード重視の職場に足りていない考え方
2025.03.18
フェデラー氏が語る「努力しない成功は神話」という真実 ダートマス卒業生に贈る勝利の秘訣
2025.03.18
全知全能の最先端AI「Cristal」が企業の大脳となる ソフトバンク孫正義氏が語る、現代における「超知性」の可能性
2025.03.19
フェデラー氏が語る「ただの1ポイント」の哲学 ウィンブルドン敗北から学んだ失敗からの立ち直り方
2025.03.18
部下に「そうかなぁ?」と思われない1on1の問いかけ エンゲージメントを高めるマネジメントに欠かせない「聴く」技術
2025.03.19
OpenAIのAIエージェント「Deep research」はビジネスをどう変革するのか? サム・アルトマン氏ら4人がデモンストレーション
【手放すTALK LIVE#046】 出版記念イベント 『大きなシステムと小さなファンタジー』 一つ一つのいのちが大切にされる社会へ
2025.02.03 - 2025.02.03
「聴く」から始まる組織変革 〜篠田真貴子さんと考える対話型マネジメント〜
2025.02.14 - 2025.02.14
「目の前の利益を優先する」心理とは:ビジネスに活かせる意思決定の科学
2025.02.12 - 2025.02.12
新刊『組織をダメにするのは誰か?職場の問題解決入門』出版記念セミナー
2025.02.04 - 2025.02.04
会社の体質、これまでどおりで大丈夫? 職場に新たな風を吹き込むための「ネガティブ・ケイパビリティ」入門
2025.02.10 - 2025.02.10