2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
就活ファール!【ヒーロ#7-1】大手広告代理店内定者:インターンの真実(ヒーローインタビュー)(全1記事)
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水谷健彦氏(以下、水谷):全部で、何社くらいエントリーしました?
大手広告代理店内定者(以下、内定者):1社インターン採用で決まっていたので。正式にエントリーしたのは、2社だけです。
水谷:お~、なるほど。2社エントリー。2社エントリーして、内定は何社から?
内定者:内定は、そのインターンも含めて3社です。
水谷:ということは……?
内定者:100パーセントですね。確率で言えば。
水谷:100パーセント! 強いねぇ!
内定者:はい、ありがとうございます(笑)。
水谷:なんで、そんなに強かったのかな?
内定者:僕、全部の面接に髪もヒゲも切らないで……あと、私服で行ったんです。
水谷:はいはいはい。
内定者:「落ちたら落ちたでいいかな」と思っていた節もあったんです。だからありのまま、なにも気負いせずに面接へ行けたので。そこが、ほかの人より力が入っていなくて……逆に、目立っていたんじゃないかなって思いました。
水谷:へ~。そのピアスとかは着けたまま?
内定者:さすがに外します。
水谷:これは外すんだ(笑)。
内定者:はい。服装も、シャツはちゃんと着ていて。かたちだけは、しっかりしていこうかな、と。
水谷:髪型も、今みたいな感じ?
内定者:今より、むしろ長かったです(笑)。
水谷:へ~(笑)。最終的に入社を決めたのは、インターンの会社ってこと?
内定者:そうです、広告会社ですね。
水谷:3つ内定が出てから、考えたの?
内定者:そうですね。全部のカードが揃ってから、「どうなのかなぁ?」みたいな感じで。決め手は、すごく薄っぺらいんですけどね。
水谷:なんなの、なんなの?
内定者:「仕事で芸能人に会いたかった」。
水谷:あはは!(笑)。でもさ、そういうの大事だよね(笑)。その入社を決めた広告代理店はインターンだから……選考は、あまりなかったの? それとも、あったの?
内定者:すごくありました。
水谷:すごくあったんだ。ちょっとそのへんを聞きたいんだけど。その選考は、インターンに対する選考? それとも、インターンの中で本選考をしたの?
内定者:インターンでも選考がありますし、さらにそこから選ばれた人しか、特別選考に行けず……。そのうえ、その特別選考も課題と、3回の面接がありますね。
水谷:へ~。そもそも「まず、インターンに参加することが大変だ」って言ってたけど。何回くらい面接があったの?
内定者:インターンは、ESを出してテストを1回受けて、ワンデーは参加できるんです。でも次に進めるのが、その中の半分くらいだった気がしますね。
チームで課題を、ワンデー通してやるんです。だいたい5、6人で1チームなんですけど。課題の最後に「同じチームで今日1日やってきて、『この人なら次のステップに行ってもいいな』と思う人の名前を、1人だけ書いて提出してください」と言われて。投票数が多かった2人が次の選考に行けるんです。
水谷:おぉ! じゃあ、そのワンデーを通過すると、次はどんなインターンなの?
内定者:3日間の日程が組まれて。2つの協賛企業の会社の方が来てくれて、そこから出される販促案などについて、3日間で2つのプレゼンをこなす……という、けっこうウェイトが大きい課題だったんです。
ちょっと……チームメイトが、ぜんぜん使えなくて。僕だけ2徹をしたんですけど(笑)。人事の方も、けっこうそれを見ていてくれて、評価してくれました。
プレゼンもけっこう響きがよかったので、僕としては、得るものがあって帰ったんですけど。ちょっと、ほかのチームメイトは……なにをしに来たんだろうな? って思っちゃいました(笑)。でもそれは僕の話であって、周りの話ではないので。僕としては、充実したインターンになりました。
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