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会議を見せるテレビ 第31回(全5記事)

『えんとつ街のプペル』は世界へ 海外絵本展覧会に出展して成功した話

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第31回」。今回は、キンコン西野がイタリアで開催された絵本の見本市に出展した際のエピソードを語りました。

キンコン西野のイタリアエピソード

トンボ:いろいろありますけれども。西野さんはあれじゃないですか。イタリアに。

西野:行ってきました。

トンボ:ねえ。

西野:1週間……8日ぐらい。

トンボ:8日間。

のぶみ:だって、小谷さんも行ったんだもんね。

トンボ:ねえ。

西野:行ってきました。おもしろかったですよ。

トンボ:おもしろかったですか。

のぶみ:俺、4月4日に小谷さんが誕生日だったじゃないですか。ちょっと小谷さんとメールのやりとりしたんですけど、「西野さん、あれ、どうですか?」って言ったら、「いや、すごいけっこう反響ありますよ」って。

西野:すごい。すごかったですよ。

のぶみ:「世界で通用してますよ」という話をしてて。

西野:おもしろかったですよ。

のぶみ:どうでした?

西野:イタリア2つあって。ミラノでミラノサローネという、ミラノ・トリエンナーレという、サローネのなかでトリエンナーレという、なんかアート……。

のぶみ:あ、ボローニャじゃないんだ。

西野:いやいや。2つあって。1つはミラノサローネというのがあって、そのなかで「えんとつ町のプペル展」というのを展示するという。

のぶみ:いや、けっこう広かったよ。

西野:それがミラノサローネというほうで。それはどっちかといったら、扱いとしてはアートのほうですよね。もう1つはボローニャのほうで、そっちはボローニャ世界絵本なんとか見本市みたいな。

のぶみ:いや、けっこう有名なあれなんですよ。絵本作家だとかなり知ってる上のところのやつですよね。

西野:そこでまあ各国の絵本が集まって、各国の出版社が集まって、自分のブースを構えて。まあ商談ですよね。

のぶみ:そうそう。

西野:商談ですね。「僕の本をおたくの出版社で出しませんか?」みたいな。「おたくの国で出しませんか?」って。商談ですよね。

のぶみ:いわゆるイタリアのボローニャ絵本原画展と、あとドイツのフランクフルトの絵本国際原画展というのが、世界2大絵本の原画展だと言われていて。だから、ものすごい人数来るんですよね。

西野:むちゃくちゃ。

のぶみ:ものすごい来るし。本気で買うつもりでやってくるので。

西野:その場で決まるんですよ。もう本当に。

トンボ:だから、出す・出さないがもうその場でリアルに決まっていくという。

絵本の市場は、思ったよりでかい

西野:やっぱこれはすごくおもしろいなと思ったのは、僕、絵本って市場が小さいと思ってたんです。ずっと。だけど、当たり前だけれど、「そっか」と思って。海外につながってるんだから、日本だけで見た市場は小さいですけど、もう地球……。だから、お笑いだけだったら日本で終わってしまうけど、当たり前だけど、「そっか地球なんだ」というのを改めて。むちゃくちゃでかい。そっかと。

ここで目の前に出版社の人がいて、「はい。あなたと出します」って言ったら、もうこれが一気に何万人にばって行くんだったら。

トンボ:ってことですもんね。

西野:めっちゃでかい。

のぶみ:そうだよなあ。

トンボ:国境なんて簡単に超えていくという。

西野:そうそう。窪塚君みたいなこと言うやん。『GO』の時の。

(一同笑)

のぶみ:国境なんか簡単に超えられる(笑)。

トンボ:「広い世界を見るのだ」という。

西野:そうそう。窪塚君があそこにいらっしゃるのかと。

トンボ:ごめんなさい。ごめんなさい(笑)。

のぶみ:ちょっとかっこいいな(笑)。

西野:かっこいい。

トンボ:影響を受けてる。

西野:『GO』の影響が今出てきたの? タイムラグすごいね。

トンボ:ちょっとタイムラグ出ちゃったかもしれない(笑)。

のぶみ:すげえ。

トンボ:でも、そういうことですよね。

西野:それで、ブラジルの出版社の方と出すみたいな感じになって。

のぶみ:ブラジル!?

西野:そっかと思って。ここで「OK」ってなったら、ブラジルに一気にばって行くんだと思ったら、「いや、絵本、市場でかいじゃん」って思ったんです。

トンボ:小説では無理ですもんね。ちょっと難しいですよね。

西野:小説では難しいです。やっぱ。絵なんです。やっぱ。

トンボ:やっぱ絵ですよね。

のぶみ:あ、そっか。だから、その場で決まるんだ。

西野:絵なんですよ。

のぶみ:小説だったら読まないといけないもんな。なるほど。

パンチ当たる

西野:でも、僕、見てまわりましたけど、ぜんぜんいけますよ。海外。

のぶみ:そうなの?

西野:ぜんぜん戦えるという。手の届かない相手じゃない。パンチは当たるし。

トンボ:フリーザみたいなことではないってことですよね。

西野:ぜんぜん違った。53万みたいな、ああいうことじゃなかったです。パンチ当たる。

トンボ:パンチぜんぜん当たりますか?

西野:パンチ当たります。

トンボ:その手応えを掴んだということですね。今回の。

のぶみ:ほかの国っていうのは、ちょっと僕、詳しく知らないんだけど、絵本というのはどのぐらいあるものなんでしょうね。

西野:量はもう凄まじいですよ。幕張メッセ何個分みたいな。それが全部絵本で埋まっていて。だけれど、僕は今回行ってもうわかりましたけど、みんな、出版社ごとにだいたい出すんですよ。集英社だとか、集英社ブースだとか、そういう出版社ごとに。

のぶみ:そうそう。講談社のところに僕やりますからね。

西野:なんですけど、それ、日本だけじゃなくてみんなそうなんですよ。どの国もだいたい出版社ごとに出すんです。ブースを構えるんですね。そしたら1つの出版社が絵本を40種類とか出すんですよ。

トンボ:まあ、そうなりますよね。

西野:じゃあ全ブースで40種類ぐらい見ちゃうと、やっぱ選ぶほうも人だから、もうしんどいんですよ。

のぶみ:そっか。なるほどね。

西野:もう40冊バーって見てるうちに、「もうえっか」みたいな感じで通り過ぎちゃうんですよ。だから、勝とうと思ったら、1つのブースで1作品のほうがいいですね。

要は、自分のブースだけじゃないから、ブースがあまりにも多いから、やっぱそれが良いか悪いかって比較でしかないから、全員をフリにして、いっぱい出してるところをフリにして。

トンボ:目にとまるというね。

西野:「うちのブース、これしか出しません」ってやったほうが、目に止まりやすい。商談の話が来やすい。

のぶみ:しかも、1秒でわかるしね。「あれがいい」って。

西野:あ、そうですね。

トンボ:そうですよね。

のぶみ:だからなんか、坂本龍一さんが、50万部とりあえず、例えばどっかの国で売るって。あとの50万枚はほかの全世界で売れば、100万枚売れたことになる。そっちの売り方のほうが実は楽だって気がついたって、よくインタビューで言ってて。そういう感じだよね。

トンボ:そうですよね。

すでに7〜8ヶ国からオファー

のぶみ:だから、翻訳版も入れたら100万部になるかもしれないですね。だって、もう何個ぐらいオファーされたんですか?

西野:7〜8ヶ国です。いただいたの。

トンボ:すげえ。

のぶみ:それは英語圏はどのくらい入ってるんですか?

西野:えー、どうだったっけな。ここからまたちゃんと条件面での交渉みたいのがもう1回あるんですけど、お話しいただいたのは7〜8ヶ国ですね。たぶん全部受けると思うんですけど、英語圏入ってたかな、何個か入ってました。

トンボ:すごい。「オーストラリア在住の友人曰く、現地でもプペル人気だ」って書いてありますけれども。

のぶみ:そうですね。それ書いてますね。

トンボ:すごいー。

韓国のコンテンツ戦略

西野:いや、いけますよ。やっぱり韓国すげえっすね。

トンボ:いや、韓国と中国は今やりだしてますからね。

西野:韓国のコンテンツビジネスのお金のかけ方が、やっぱり韓国うまかったです。だけど、大したことなかったですけど、中身は。

トンボ:作品自体はってことですね。

西野:韓国のブースにかけてるお金とかが、要はみんな出版社ごとに出してるのに、韓国だけもう国でやってるという。

トンボ:そっか。もう見栄えがぜんぜん違うんですね。

西野:ぜんぜん違う。だから、むっちゃセット組んで。でも、あれぐらいだったら、自分はもうセット計算できるから、あれぐらいだったら捻出できると思って。次回とか行くことあったら、これぐらいのブース買って、これぐらいのセット建ててという、もう完全にそろばんバババって弾くんだけど、もう勝てます。絶対。

のぶみ:韓国は、えっ、なんでそんな絵本を国で押してるんだろう?

西野:絵本を押してるというか、韓国はコンテンツを押してるってことです。

のぶみ:コンテンツを押してる?

西野:要は音楽だとか……だから、作品ですね。作品、もう本当にそれで自分の国の収入にしちゃうという。

トンボ:やっぱり国をあげてやってるっってことですね。

西野:そう、国をあげてやってる。それを国の収入にしてる。

のぶみ:そうなんだ。へえ。

トンボ:すごいいいですけどねえ。

西野:むちゃくちゃいい。むっちゃいいですね。

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