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ホワイトデーを利用して恋人を作るための心理学~新年度の恋にむけての傾向と対策(全3記事)

告白のベストタイミングに関する心理学 勝負は知り合ってから1~3ヶ月以内

ニコニコ生放送の人気番組メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」。今回の放送では「ホワイトデーを利用して恋人を作るための心理学~新年度の恋にむけての傾向と対策 」と題して、恋愛にまつわる心理学のエピソードを披露します。本パートでは、男女の恋愛における時間感覚の違いなどに触れ、「ベストな告白タイムを逃さないための心理学」について解説します。

夜型の人は尻軽になりやすい?

DaiGo氏:というわけで、続きます。今言ったみたいに「ベストな告白タイムを逃さないための心理学」ということでお話ししますが、知り合って1ヶ月から3ヶ月くらいが勝負です。男性のみなさん。なんでかっていうと、女性は基本的には、会った瞬間に恋愛対象になるかどうか決めているんですね。男性は友好的恋愛といって、友達関係からなんとなく付き合う可能性ってあるわけですよ。

だからどういう意味かというと、男性は長く友達として付き合っていた人も好きになる可能性が大いにあるんですね。女子の気が向いてくれさえすれば。だから、男性は恋愛が長いというか、タイムリミットが長いわけなんですよ。

ところが女性の場合は別で、女性っていうのはそもそも進化論的に考えれば、子供を残せる時期っていうのが決まってますから、なるべく早めに相手を見極めて付き合うかどうかを決める必要があるんですよ。さらに、付き合ってからその相手と長くいていいのかというのを見極める必要があるんですよね。

だから、けっこう女性っていうのはそういう判断がけっこう早くて、告白に関しては、女性は相手と知り合ってから1ヶ月から3ヶ月以内に告白がない場合は、興味がないのかと思って引いてしまう可能性が高いということがわかってるんですね。

ところが男性は逆で、男性の場合は、とくに一夫多妻制がなくなって一夫一婦制になってからこの傾向が強いと思われるんですが、たいてい自分の気持ちを9ヶ月から12ヶ月伝えられないんですね。これは女性にくらべると3倍から4倍くらい気持ちを伝えるのに時間がかかるってことなんですよ。

で、そもそも男性は言語能力が低いので、言葉にするのが苦手なんですね。好きっていう感情を言葉にするのが非常に苦手なんです。さらに観察能力があまり高くないので、つまり鈍感なので、女性の気持ちが自分に向いているのかどうかなかなかわからないことが多いんですね。というのがあります。

男性の場合はとくに今の社会では、生物としては一夫多妻的な欲求は残っているんですよ。そんなに生物の脳って数千年レベルでは変わらないですから。だから、この1人の女に決めていいのかって常に男は迷うわけですよね。というのもあって、男性はなかなか気持ちを伝えられないんですよ。早い人もなかにはいますけどね。

ただ、男性で告白が早い人っていうのは、けっこう浮気者っぽい人が多くて、この前も言ったんですけど、太陽の光を浴びなかったりとかセロトニンの原料になる食べ物を食べなかったりを繰り返して、セロトニン不足になると尻軽になるってことがわかってるんですよ。女性でもそうですし、男性でも。

だから、ホストとかは最悪のパターンで、たとえば朝日が昇ったらずっと寝ていて、夜だけ働いてますっていう人いるじゃないですか。そういう人っていうのは基本的には遊び人になります。脳科学的に言うと、なぜかというとセロトニンが不足しているので軽くなりやすいんですよ。

逆に言うと、夜の仕事でホストだったりっていうのは適職だったりするんですよ。逆にセロトニンが正常に分泌されていて、まともな脳をもっていたら、なかなかできない仕事なので、そういう意味でいうとね。

っていうことがあるんですね。なので、女性からみたら、「好きな男性が知り合ってから3ヶ月たつのに告白してくれないから私のこと好きじゃないんだわ」っていうのは違うんですよ。女性に対して言いたいの。だから「チャンスはまだ残されていますよ、女性のみなさん」って言いたいのが1つ目。

男女の恋愛のスピードの違い

で、2つ目は男子は、この放送を見ていないというか、心理学的要素を知らない多くの人はどうなるかっていうと、知り合ってから1ヶ月から3ヶ月が勝負なので1ヶ月たってもアクションがないと「この人私に興味ないんだな」って思われちゃう可能性が高いので、「男子急げ」ということなんですよ。

男性からするとすぐ告白したり、「付き合おう」って言ったりすると軽い男って思われるんじゃないか、断られるんじゃないかって思うんですけど、これは男性と女性の恋愛の大きな違いがあるところがポイントで、男性は付き合うまでが勝負なんですよ。彼女になってもらうまでが勝負だと思ってるんです。

だから、恋愛系の本って男性向けの本を読むと、口説き方の本がめちゃめちゃ多いんですよ。付き合うまでどうするかっていう本が多いんですね。でも、女性の本は逆で、つきあった後どうやって関係を続けるかとか、どうやって結婚に持っていくか。つまり男性にとっては付き合うとか結婚もそうですけど、単なるゴールなんですよ。そこでもう終了みたいなんです。目標を定めて終了。女性はそこから始まるんですね。

これ告白に関して言うと、だいたい1回断られるとあきらめる人が多いんですけど、5回くらいはがんばってもいいことが心理学的にわかっています。1回目早い段階でパッて言われたときに試す人がいるんですよ。女性で軽い女って思われたくないからちょっと1回断ってみるとで、2回目言っても相手の気持ちを確かめるために断る。3回目が来たら、まあここまで言われるならいいかなということがけっこうあるわけですよ。

意外と、女性の場合は共感能力が高いので、こちらが好きだっていう行動を、誠実にストーカーっぽくなったりしないようにちゃんとした場合、心が揺れ動く可能性が高い。ところが、男性の場合それが起こらないんですよね。見た目とかそういうもので決めている場合があるので。

ワンチャンしかないわけじゃないんですよね。「試す人は無理」とか「超性格悪い女じゃないですか」とか言う人が時々いるんですけど、それも違っていて、男は失敗が許されるんですよ、生物学的に。別に子供を作ったりするのに負担もないし、別に性機能がちゃんとしていれば、端的に言ってしまえば、勃つことさえできれば基本的には男はとりあえず子供を作れるじゃないですか。無精子症とかあるけどそういうのは除いて、何歳になっても子供を作れるんですよ。基本的にはね。

女性の場合は、卵子のもとになる細胞って、産まれてちょっとした時期に分裂しきっちゃっていて、それ以上増えないので、決まっているんですよ。タイムリミットがあるんですよ。だから女性は間違えちゃいけないんですよ。選択を間違えられないんですよ。

だから大きな投資をしているようなもんなんですよ。男からみたら、ちょっとパチンコに行って遊んでいるようなレベルなんですよ。リスクとしてはね。ちょっと小金を賭けて終わりなんですけど、女性は企業がM&Aしているようなもんなんですよ。何百億とか何千億のM&Aをしているようなもんなんですよ。

リミットが決まっているからM&Aとかああいうでかい投資って一生に何度もできないじゃないですか。それと同じなんですよ、女性からみた場合っていうのは。(コメントに対して)すいません流れてくる赤文字が背景と混ざっちゃってぜんぜん見えないんで、たぶん白文字が見やすいと思いますよ(笑)。

女性は判断に関して言えば、判断の重要性があるということですね。女子から告白しても、「男が草食系っぽくてあんまり」って人とか、なかなか決めてくれない人とかいるんですけど、意思決定ができない男性という場合もあるんですけど、意思決定ができないってなにかというと、意味合いとしてはすごい簡単じゃないですか。この人1人に決めちゃったらもったいないんじゃないかっていうのがやっぱりどこかにあって、それで決められていないってことですからね。

ナンパするなら夏の海にすべき

ということでした。続いて、これはもう言っちゃいましたね。男性は最大1年も気持ちを伝えられない、なかなか気持ちを伝えられないので、けっこう女性は、察してあげるっていうのもありだと思います。

「そういう男だとちょっと」っていう場合ももちろんあるんですけども、好きになった場合っていうのはそういうのを察してあげたり、告白する場をつくってあげたりっていうのも……、とくに平和な時代になると男って不要なんですよ、基本的には。戦う能力って今必要ないじゃないですか。コミュニケーション能力とかが重要になってくる平和な社会で、そうするとやっぱり女性の社会になるんですよね。

男性でも女性化したりだとか女性っぽい男性がモテるようになってきたり、たとえば草食系の男性だったり料理ができる人とか、あとはセクシャルマイノリティーでおかまっぽい人とかおねえ系の人とかがテレビとかでもてはやされたりするじゃないですか。あれはやっぱり平和な社会の象徴なんですね。

はい。僕は肉食ですね。メンタリストでこれで草食だったら問題でしょうが。さらにじゃあ「告白するベストのタイミングってどの辺なんですか?」と「知り合って1ヶ月から3ヶ月が勝負だと言うけどじゃあリミットってあるんですか?」「何ヶ月を過ぎると友達関係から抜け出せなくなるんですか?」。

もちろん1ヶ月から3ヶ月くらいが勝負なんですよ。勝負なんですけど、久々に連絡がきた友達と会って告白されて、キュンときちゃったみたいなパターンもあるじゃないですか。今は冬だから、人って保守的になりやすいんですね。実際に新しい恋の始まりって6割が夏に起こるんです。

6割から7割が夏に起こるっていうことがわかっているので、今知り合ったんだけどちょっとこれはどうなんだろう、知り合って1ヶ月から3ヶ月ラインで勝負したほうがいいのか、それとも夏に勝負をかけたほうがいいのか、どっちがいいんだろうって悩む方いらっしゃると思うんですけど、答えは夏までま待ったほうがいいっていうのが答えなんです。

友達関係をまずは深めていって、それから夏のイベントだったり夏のビーチでもなんでもいいんですけど、そういうとこいろで攻めるっていうのがけっこういいやり方ではあります。ほかの男にその女性がとられそうとかいう場合は考えたほうがいいですけど、なんでかっていうと、友達関係を超えられなくなる時間はだいたい9ヶ月。9ヶ月を超えると友達関係を抜け出せないってわかっているんですね。これはテキサス大学の研究でもありますけど。

だから9ヶ月くらいまではなんとかなる。だから知り合ったら9ヶ月以内の間に夏が入ってくるんだったら、夏に告白するっていうのがベストですね。それか、1ヶ月から3ヶ月以内に1回告白しておいて、友達関係を上手に続ける自信があるのであれば、2回目、3回目を夏に持ってくるっていうやり方もありだと思うんですけど。

(コメントにて)「夏までまだ遠いけど」でもまだ遠いから、逆にいうと男性諸君は体を鍛えておくといいと思います。体鍛えておくと夏に海行ったときに脱いだらすごいみたいな感じじゃないですけど、そういう現象も起こりますし、さらにナンパは絶対海でしたほうがいいですよ。海でしたほうがいいです。

日本の統計的にいうと、うまい人がナンパしても20パーくらいなんですよ。海外の統計でいうと普通のお店でナンパすると28パーくらいしかオッケーくれないんだけど、ラブソングが薄くかかっているお店の場合、その成功率が倍になってる、56とか58パーセントとかになるっていうこともわかっているんですね。つまりラブソングがかかっている場所だと、いわゆるナンパの成功率が倍になるんですよ。

もっというと、海でナンパされたときに悪い気がしない女子がどれくらいいるのかって調べると、約43パーセントの女性が悪い気はしないって答えてるんですね。つまりどういうことかというと、海で声をかけられた場合は2倍悪い気がしないわけなんですよ。

ということは、海で薄くラブソングがかかっている海の家とかでナンパした場合、2倍の2倍だから単純計算で4倍ですよ。普通のナンパの成功率が20パーだとしたら、20パーの4倍、「うわっ! 8割オッケーじゃん!」ってわけですよ。

しかも、基本的に水着ですから、服は脱いでいるわけですから身体的距離も近いですから、男性に言っておきたいんですけど、女性には理由とか言い訳を作ってあげるってことがベストなんですね。だから「スイカ割りしない?」でもいいし、なんでもいいんですけど、ビールがたくさんあるとかでもいいですけど、一緒に行く理由っていうのをつけてあげるというのが一番大事なところなんですね。行動とかなにかをするっていう理由を付けてあげてください。

で、複数人の女性は誘いにくいってたまに聞くんですけど、そもそも1人の女性じゃないと声をかけにくいっていう人っているんですよ。でも、海に1人で来る女っていないし、いたらちょっと気持ち悪いっていうかすばらしいアスリートかなにか違う目的があるのかっていう話じゃないですか。

だから、どういうふうにしたらいいかというと、友達のことを引き合いに出したりとかしてもいいわけですよ。たとえば海の家で並んで飲み物を買おうとしている女の子に話しかけて「友達が飲食関係やっていてビールとか飲み物たくさんあってさ、俺たちじゃ飲みきれないから一緒に飲まない?」っていうふうに誘ってもいいんですよね。どんな言い訳でもいいんです。ただ単に理由がつけられればいいんです。

とくに、目当ての女性ピンポイントでいくのはやめたほうがよくて、目当ての女性だと行くと断られる可能性があるんですけど、だいたい女性の集団みると、明るいやつとかノリのいい女の子っているんですよ。その子に興味がなくても全体に話しかけて最後に決定をその明るいやつに振るんですよ。

そうすると、「いいじゃんいいじゃんみんな行こうよ! 並んでるのもあれだし、たくさんあるならせっかくだからごちそうになろうよ!」とかよくわかんないこと言ってくれる女子っているんですよ、集団のなかに。そしたらみんな来るじゃないですか。女性独特の集団意識で。

っていうのをやるっていう方法もありますね。半分は実体験なので役にたつはずです。

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