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第60回『とにかくこれだけは抑えとけ!〜レイジなシネマアーカイヴ・第一幕「ざっくり映画史編」開帳!!』(全10記事)

「こんなのも観てないんだ」映画のハラスメントに負けないための“ざっくり映画史”

ニコニコ生放送の人気番組「山田玲司のヤングサンデー」。今回は1月14日放送の「第60回『とにかくこれだけは抑えとけ!〜レイジなシネマアーカイヴ・第一幕「ざっくり映画史編」開帳!!』」の内容を書き起こしでお届けします。

今回は山田玲司がコンテンツソムリエに

乙君氏(以下、乙君):みなさん、こんばんは。山田玲司のヤングサンデーの時間がやってまいりました。

山田玲司氏(以下、山田):(言い方が)福山かな。まさかの福山かな(笑)。

乙君:福山じゃないよ(笑)。

山田:何年やってるんだろうな。福山を。お前。

しみちゃん氏(以下、しみちゃん):(笑)。

山田:お前のなにかになってるんだろうね。きっとな。福山が体の一部になってるんだろうな。そうだな。

乙君:そうですね。「あんちゃん」つってね。

久世孝臣氏(以下、久世):古いなあ。

乙君:「チイ兄ちゃん」ってね。

久世:古い。古いよ!

(一同笑)

山田:そのあとにいろいろやってるじゃん。あの人。

久世:「実に興味深い」とかあるじゃないですか。あれ、知らないの?

乙君:「日本を洗濯するぜよ」。

(一同笑)

久世:もうやめよう。こういう番組じゃなかった。

山田:まあ、そういう番組だけどね。

乙君:さあ、どうも、こんばんは!

山田:こんばんは。

乙君:なんかもう、この番組が始まる前に入会してくれた方もちょうどいらっしゃるようで、ありがとうございます。

久世:ありがとうございます。

乙君:仕事帰りで間に合った方はおかえりなさい。お疲れさまでした。ここから今日の本番が始まるんですけれども。今日はなんと映画史。玲司さんがコンテンツソムリエになっちゃうぞ、と。

山田:なんか、先週ふざけすぎた(笑)。

乙君:あれ?(笑)。

(一同笑)

山田:ダメだ、あれは。あれはダメだ(笑)。

「世代を超えて仲良く」は幻想か

乙君:いや、この番組の強みは、やっぱりしっかりした回もありつつ、「もうなんなの? このくだらない回」という。「ただの猥談じゃないか」みたいな。

山田:いや、我々ながらくだらなかった。くだらなかったなあ(笑)。

乙君:違う違う。お言葉を返すようですけど、やっぱり最初の駅伝の話30分は……。

久世:30分はすごいかった(笑)。

乙君:すごいおもしろかったけど……。

山田:おもしろかっただろ?

乙君:めっちゃおもしろかった! めっちゃおもしろかったけど、そのせいでメインがどんどんずれるという。

山田:グダグダしゃべったよね(笑)。

乙君:まあ、いつもの「中2ナイトニッポン」な感じで。

山田:俺、思ったんだけど、あの熟語。死語直前の熟語みたいな話からなにか見えてくるなと思ったんだけど、あれは言ってみれば、最先端の言葉って「おっさん入ってくんなよ」って意味でしょ。

久世:それはそう。

山田:排他的な、「うちらだけで通じる言葉使わねえ?」っていうのがネットのなかにもあるし、女子高生とかはとくに排他的な「うちらグループ」みたいなもの。そこに強引に、「どうやらそれが流行ってるらしいな」って、その言葉を持って入ってくるオッサンが痛いって話なの。これって。

乙君:うん。

山田:だから、世代を超えて仲良くしようと思って、その世代が使ってる言葉を無理やり使うから、あのつらーい感じになるのじゃないかなと。

久世:「それもう使ってねえし、しかも」。

山田:「うわー、そういうふうに入ってくるんだー」。

乙君:それ、まさに先週やったじゃない?(笑)。

(一同笑)

山田:なんだったんだろうな。あれな。

乙君:なんだったんだろうな!?(笑)。

山田:悪い夢を見てたような気がするわ。

久世:夢のようでしたね。

乙君:トライ&エラーでいきましょう。今年も。

山田:だから、今日はちょっと、見て得したなという(笑)。

どっちがマニアックな映画知ってるか対決

乙君:今日は特集回なので。なんとの60回目ですよ。特集回が。

久世:積み上げてきたねえ。

乙君:「どんだけ特集したんだ? 俺たちは」っていうぐらい。この60回記念でやるのが映画。監督ごとに1作品ずつとか予習してもらって、というかたちをこれから取っていこうとは思うんですけれども、その前にもうフォーマットというか、全体の流れを玲司さんから。クロニクルお爺こと、玲司さんが(笑)。

(一同笑)

乙君:今回初めてじゃないの? 時代のクロニクルとかやったけど。世代とか漫画とか。やりましたけど、映画をあんだけ語っておきながら、映画史に関しては、あまり玲司さんは語ってこなかったので。本当にまったく我々予習なしでね。

しみちゃん:はい。

山田:でも、久世はやってるんだよね。勉強してるんだよね。

久世:勉強した。

山田:学校で勉強してるんだよね。

久世:学校で勉強しました。多少。映画史好きだったから。初期映画とかけっこう勉強しましたね。

山田:俺ら16年ぐらい年離れてるけどさ、俺の時代も……あなたたちあれでしょ? 芸術学校でしょ。

久世:はい。

山田:だよね。アートスクールとかに行ってると、「こんなことも知らねえのかよ」みたいな空気あった?

久世:ありますよ。

山田:あった? やっぱり。

久世:ありました、ありました。

山田:日芸ありそうだよね。

久世:うん。「どっちがマニアックな映画知ってるか?」対決じゃないけど、それで「ああ、まだそれ知らないんだ」みたいな、マウント取ろう合戦みたいのはありましたね。

山田:だからやっぱり、ポチョムキンハラスメントみたいのはあったの?

久世:エイゼンシュテインハラスメントとかはありましたよ。

山田:メトロポリスハラスメントもありました?

久世:ありましたね。

山田:オデッサハラスメントもありました?

久世:オデッサはなかったかな。俺、通らなかったな。

山田:オデッサは、入ってないですか。いやいや、オデッサ……それも今から話します。

乙君:壺の話ですか?

久世:(笑)。

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