2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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西野亮廣氏(以下、西野):どうもよろしくお願いします。
山口トンボ氏(以下、トンボ):あけましておめでとうございます。
西野:あけましておめでとうございます。
(会場拍手)
西野:今ちょっと、本番前に話になってましたけど、「クラウドファンディングを最近よく聞くようになった」っていう。いろんなところで、たぶん、……まあ、去年でいったら、たぶん、SMAPさんのファンの方が新聞の広告買ったりだとか。
トンボ:そうですね。
のぶみ氏(以下、のぶみ):あ、あれ、買ってるんですか!
西野:あれは、みんなで買う、みたいな。
のぶみ:へぇ、そうなんだ。
西野:『この世界の片隅に』もクラウドファンディングで、っていうことで。
トンボ:そうです。映画。
西野:あの映画がまたヒットしたから、それでいろんなところでクラウドファンディングが(話題に上がっている)。で、タレントさんもけっこう、最近やりだしたでしょ。
トンボ:やられてますね、はい。
西野:で、みんな「クラウドファンディングだ」って言ってますけど。僕、4年前からやってたんですね。で、その時に、みんなけっこう「乞食行為だ」とか揶揄ってて。
のぶみ:乞食行為(笑)。すごい語呂だな!
西野:今、みんな、それを当たり前のようにやられてるんですけど。
トンボ:よく目にします、はい。
西野:あの、1回謝っていただけないか、と。
(一同笑)
のぶみ:その下り、わりとありますね。
西野:僕、けっこうあるんですよ。
トンボ:また1個増えましたよ。
西野:また1個あるんですね、「1回謝れ」。
トンボ:「1回謝れ」。
西野:僕、けっこうああいうことを一番最初にやりがちなので。
トンボ:まあ、叩かれますよね。
西野:その時に、絶対叩かれるんですよ。なので、みんな……、全員アホなんだから。
トンボ:(笑)。
のぶみ:それは、もう言わざるをえないね(笑)。「アホ」だって、くやしいけど、今の状況だと。
西野:だって、アホじゃないですか、全員。
トンボ:いや、まあまあ。
西野:アホだし、みんな、3、4年遅いじゃないですか、基本的に。全員。
トンボ:まあまあ、そうですね。
西野:3、4年遅れて、結局、みんな僕の真似をするわけでしょ。それがわかってるんだったら、なんでまず1回否定するとか、批判とかするんでしょう。「わからない」でいいじゃないですか。
トンボ:はいはい(笑)。
西野:「クラウドファンディングわからない」って4年前に言ってたら、それだったらわかるけど。
トンボ:「なにやってるか、わかんない」っていう。
西野:1回「なにやってんだ!」って批判するって……、バカってなんであんなに批判するんですかね。
のぶみ:(笑)。
西野:あれ、腹立たないんですかね。
のぶみ:うらやましいんだろうなあ。
トンボ:ちょっと多いですね。西野さんの「1回謝れ」。
西野:「1回謝れ」は多いです。たぶん、この(コメントで)「わははははは」とか笑ってるこいつらも、こっち側みたいなスタンスでやってるけど、絶対批判してるんですよ。
トンボ:なるほど。3、4年前にね。
西野:もしくは、もしくはですよ、のぶみさん。
のぶみ:はい。
西野:批判してるか、批判してることに対して、「それは違うよ」って声を上げなかった。
のぶみ:(笑)。
西野:つまり、傍観者。いじめられてるのを傍観してた、そういうこと。
トンボ:一番よくないですね。
のぶみ:一番よくないです。
西野:はい。クソみたいな、ご覧になられてる方で。
(一同笑)
トンボ:全員っていうくくりはやめてもらいたい(笑)。
のぶみ:(コメントにて)「うらやましいんですよ、その頭の良さに」って書いてありますよ。
西野:どうしたもんですかね? あれ。
のぶみ:(コメントにて)「批判するのは嫉妬」って書いてあるなあ。
トンボ:なるほどね。
のぶみ:いや、でも本当に。だって、4年前にクラウドファンディングって言われても、わかんないですもん、正直。
西野:はいはい。
のぶみ:賛成も、批判も、ちょっとできないぐらいの感じかなって思ってるのは、まあ、正直なところだよね。
トンボ:まあ、確かにね。意味がわからない。
のぶみ:もう、なんか「パソコンはこわい」みたいに言ってくるおばあちゃんと同じだよ。
西野:はいはい。そう、そんな感じ。
のぶみ:そんな感じだよね。もう「こわい、西野こわい」って(笑)。
トンボ:いつかまとめた本出せますね。
西野:僕の「1回謝ってくれへんか」シリーズ、けっこうありますからね。
トンボ:なんか、もう書籍になります、そろそろ。
西野:書籍に、はい。1冊になります。もう間もなく。
のぶみ:あの、(西野氏が特集された)『Discover Japan』の反響はどうだったんですか?
西野:すごかった、本当に。
のぶみ:(本棚を指して)あそこにありますよね。
トンボ:これ、おもろかったですね。
西野:あ、そうか。ありがとうございます。用意していただいたんです。
のぶみ:これですね。
これはなにを思ってる……、この表紙なんだろうね、これね(笑)。なにを……、未来かなあ。
トンボ:いやー、でも、本当にいい表紙ですよ。
西野:ありがたいです。
のぶみ:すっごいよなあ。
西野:そう、この中でも、クラウドファンディングのこととか。
トンボ:そうですよね。けっこう細かく書かれてますよね。
のぶみ:だって、あれですよ。(西野特集を開いて)ここから、相当ずっとだよ。
西野:(コメントにて)「明日買ってこよ」、ありがとう。
のぶみ:(パラパラとめくって)相当ずっとだよ。
西野:いや、ありがたいっすよね。そんな何十ページもね。
のぶみ:いや、これ……、何だろうね、こんな人っている? 宮崎駿とかだよね。
トンボ:それこそ、だから、人物取り上げたのが、空海以来2人目だという。
西野:空海以来ですよ。やりました。
のぶみ:すっげーなあ。
西野:で、最近テレビで流れるのを見るようになって思ったんですけど、そのクラウドファンディングのことをちゃんとしゃべれてる人、1人もいないですね。
トンボ:クラウドファンディングのことを?
西野:説明をできてる人を。誰もいないまま、なんか、今、テレビがずっと上滑りしてる感じが。コメンテーターもクラウドファンディングのことをよくわかっていないから。
のぶみ:コメンテーター、だけど「わかんない」っていうのは、俺「調べろ」って思いますよね、番組前。
西野:まあまあ。
のぶみ:ぜんぜん調べないもんなあ。「いや、ちょっと観てないですねえ」って言ってて、この前。『この世界の片隅に』っていう映画が今……、クラウドファンディングですよね? それもね。
西野:はいはい。
のぶみ:すごい流行ってたんだけど、「『君の名は。』は観たけど、これは観てませんねえ」って言って、終わったんですよ。バツンって。6時からのニュースですよね。「それはないよな」って。「それ、どんなお金のとり方だよ」って思いますよね。
西野:なるほど。それを仕事にしてるんだったら。
トンボ:どうしようもないですもんね。
西野:確かにな。
のぶみ:ちゃんと……。台本見たらわかりますもんね、だいたいなにを振られるかって。
西野:確かにね。
のぶみ:『この世界の片隅に』はすごいよかったですね。
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