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Monday Minute: Open vs. Closed Composition - Art Terms Explained | LittleArtTalks(全1記事)

絵画をもっと楽しもう! 名画で学ぶ構図の魔法

美術館に行って絵画を眺めていると、なんとなく「いいな」と思う絵に巡り合うことがあります。そんなふうに感じるのは、実は作者がその作品で用いた「構図」によるものかもしれません。YouTubeのアート系チャンネル「Little Art Talks」では、絵画で用いられる代表的な2つの構図を解説します。

名画で学ぶ絵画の構図

カリン・ユエン氏:私は前回の技術とテクノロジーのビデオで、しばしば開いた構図を使うことに言及しました。そこで本日は、解放と閉鎖の構図は何が違うのか見ていきたいと思います。

閉じた構図では、すべての要素ははっきりした焦点を持たせるため枠の中に収められています。

他の要素は視る人たちの視線を集めようとせず、むしろ焦点を補い完全なものにします。閉じた構図は静的で、安定した印象を与えます。

開いた構図は、想像のとおり、その逆です。1つの焦点があるのではなく、視線をあちこちに巡らせるような構造になっています。

標題が画面の端に描かれている場合もあり、枠を超えた環境が存在しているかのような感覚を創り出しています。その点が完全なものに見える閉じた構図と異なっています。

もちろん一つひとつの作品が1つのカテゴリーにあてはまるわけではありません。それらは部分的にどちらでもあるということもあり得ます。あなたはこれらの作品をどう思われますか? 開放的でしょうか、それとも閉鎖的でしょうか? 

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