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会議を見せるテレビ第24回(全8記事)

キンコン西野「個展は足が生えて歩ける状態に」としまえんで実現するかもしれない斬新なアイデア

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第24回」。前回に引き続き、11月3日~30日まで開催されている「えんとつ町のプペル展」から生放送。西野氏が新しい個展のアイデア「歩く個展」について語りました。

個展がギャラリーから飛び出す

西野亮廣氏(以下、西野):「えんとつ町のプペル展」で、絵に光を当てるんじゃなくて絵自体が光ってるから、つまり、ギャラリーの電気を消すことができるし、照明設備がいらないし、もっと言うと、ギャラリーを飛び出すことができるって話を、以前お話したと思うんですけど。

例えば、夜の鳥取砂丘だとか、トンネルの中だとか、夜の富士の樹海とかでも、個展のクオリティ落とさずにやることができるし、それどころか、見たことない景色を作ることができる。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):そうですよね。

西野:つまり、個展がギャラリーから飛び出していって、足生えて歩ける状態にあるなと思ったんですよ。だったら、「もう歩かしちゃったほうがいいんじゃないか」と思ってですね。実際に絵に足を生やして、もう町歩かしちゃったほうが。

のぶみ:え、どうやってですか?

西野:要は、この光る絵41枚あるんですけど、これをもう41人で背負って、それで夜の渋谷とか行進しちゃう。

のぶみ:あー!

山口トンボ氏(以下、トンボ):歩く個展。

西野:歩く個展。つまり、個展っていうのはこれまで行くところだったけど、個展から来たらおもしろいんじゃないか、っていう。

のぶみ:個展から来たらおもしろい!(笑)。

トンボ:めちゃくちゃおもしろいっすよね。

西野:「個展から来た」っていうことって、ないと思うんですよ。ゲリラとかで、わかんないですけどスプレーアートみたいなもので、バーッて一瞬でやったりするんですけど、それにしたってやっぱり会いに行かなきゃいけなかったけど。これからは、個展から来たらおもしろいんじゃないか。

トンボ:会いに来る。

西野:会いに来る、そう。

のぶみ:あれだね。だから、メリーゴーランドが光るんですよ。

西野:はいはい。

のぶみ:だから、その周りでこういうふうにやったら、絶対きれいですよね。

西野:あー、そうですね。

のぶみ:(としまえんの)メリーゴーランドが、またきれいなんだよね。ちょっとかっこいいやつなんですよね。

西野:なるほど。

歩く個展はInstagramがあるからこそ

のぶみ:渋谷のね、スクランブルでもいいしね。

西野:とか、もう一番手っ取り早いのが、個展って、なんかみんな集客のこと考えるじゃないですか。そんなものもはやいらなくて、初詣の明治神宮に行っちゃったら、もう一気に何万人にこう(見てもらえる)。

トンボ:本当ですよね。

西野:しかも、絶対にバズるし。

トンボ:めちゃくちゃ人集まってるし、勝手に。

西野:それは1個いけるなって思った。

のぶみ:それ、絶対いけますね。

西野:で、やるからには、そういった、なんか「また変なこと仕掛けてきやがった」「新しいことしてきやがった」みたいな。

トンボ:新しいですよね。「新しい」がほしい。

西野:箱を用意して、絵を展示するだけではなくて、今の時代の……。それってたぶん、Instagramがあるから効き目があると思うんですね。歩く個展っていうのは。町中でみんなカメラを持ってる、っていう状態だから。そういった一工夫あると、すげー絶対おもしろいですね。

トンボ:やるからには、ってことですよねー。

西野:やるからには。ザワザワさせちゃう、みたいな。

のぶみ:逆転発想だからねー。

西野:遊園地でなにやったらおもしろいんだろう。遊園地使わないともったいない。

トンボ:だから、遊園地じゃないとできない個展じゃないと、意味がないですよね。

西野:そうそう。

のぶみ:そうなんだよ。それはそうだよね、絶対ね。

トンボ:場所だけ広くてもね。

のぶみ:うん。それだったら、だって、体育館とかでやっちゃえばいいもんね。

トンボ:そうですよね。

としまえんで客を集めた『ウォーリーをさがせ!』

西野:としまえんって、何時まで開いてるんですか?

のぶみ:8時? 8時。

西野:けっこう遅くまで開いてるんですね。へぇ。

のぶみ:としまえんで、けっこう集客集めたのは、コスプレのやつね。いつもコスプレの人いますよね、としまえんは。

スタッフ:ウォーリーとか。

のぶみ:『ウォーリーをさがせ!』のやつで、イベントで、全員ウォーリーになるんですよ。

西野:へぇー。

のぶみ:で、なんかいろいろ、それでイベントがあって、みたいなやつとかね。いろいろ企画考えてるんだよな、それなりにね。

西野:なるほどなるほど。

のぶみ:こんな感じですね。

トンボ:難しい、難しいですね。

西野:難しいな。でも、これはちょっと考えましょうよ。

のぶみ:ジェットコースターとかもあるんだよね。まあ、そういうのですね。

西野:うん、そうですね。夜もやってたりするんですか? 夜はやってないですか? さすがに。

スタッフ:夜もやってます。

西野:あの……、遅い時間。

トンボ:オールナイトみたいな。

スタッフ:それは今のところないです。

西野:夜は何時までやってたりするんですか?

としまえん関係者:8時。

西野:あー、8時ね。うーん、なんだろ、なにしたらおもしろいんだろう。

のぶみ:深夜の動物園の見学とか、すごい一時流行りましたよね。

西野:おもしろいっすもんね。夜楽しい。

のぶみ:そんなことってないもんな。どうなんだろうね、ちょっとおもしろいですけどね。

西野:おもしろいっすね。ちょっとやってみたいな、いろいろ。

のぶみ:だから、ちょっとみんなで案出しをして。

西野:はい。

トンボ:新しいやつをね。

のぶみ:ほんで、それで遊んでみようっていう、やってみましょうよ。

西野:わかりました。ちょっと考えます。

のぶみ:それで、期間もそれで1回本当にリアルなやつを出しましょうか。

西野:そうですね、わかりました。

のぶみ:はい。(スタッフに)今日はありがとうございました。

西野:すいません、ありがとうございました、忙しい中。

トンボ:ありがとうございます、本当に。

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