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会議を見せるテレビ第23回(全7記事)

ネット民は“タイトル”しか見ていない 『えんとつ町のプペル』100万部突破への道

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第23回」。今回は、11月3日〜30日まで開催されている「えんとつ町のプペル展」から生放送。今回は西野氏が、『えんとつ町のプペル』100万部突破に向けた戦略を語りました。

キンコン西野は人格者?

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):この前、レセプションのときに、俺の新刊を西野さんにあげたんですよ。

山口トンボ氏(以下、トンボ):はい。

のぶみ:そしたら、西野さんが急にマイク持って立って、「のぶみさんの新刊が出るんだけど、ここにいるみんな買ってもらっていい?」って言ってたのね。そんときに俺もう、「この人に完敗だ」って。

(会場笑)

西野亮廣氏(以下、西野):いやいや。それはのぶみさんもやってくださるじゃないですか。

のぶみ:いや、「すげー、かっけーな」と思っちゃって。

トンボ:確かに、かっこいい。

西野:でも、やってくださるから。

のぶみ:作品も人格も完璧かよって。

西野:人格はまあまあ破たんしている。

トンボ:破たんしている。

西野:まあまあ破たんはしているんですけど。あ、お疲れさまです。(「えんとつ町のプペル展」の)布を買ってきてくださっている。

(会場拍手)

のぶみ:小谷さんが来ました。

トンボ:お疲れさまです。

のぶみ:すいません、本当にありがとう。

2016年のハロウィンイベント

トンボ:最近は、あれですね。いろんな作業工程を見せちゃうっていう。

西野:あ、そうですね。

トンボ:それこそハロウィンの日にね。

西野:あれ、おもろかったね!

トンボ:イベントをやりまして。

のぶみ:俺も見たかったー!

西野:イベントのタイトルは、「お金を払ってるのに…」。

トンボ:「…設営から出演までやらされる楽団」みたいな。

のぶみ:あれ、すごい来てましたね。

西野:むっちゃ楽しかったですよ。作るところからみんなからやるんですけど、要は一緒に作らなきゃいけないから、まずコミュニケーションが自然発生するという。

トンボ:そうですよね。

西野:とにかく幕をかけないとあかんし、三角フラッグ通さなあかんしみたいなことで、お客さん同士で、バーッとコミュニケーションをしないと完成しないから。「やばい、時間がないぞ! 急げー!」みたいな感じが。

のぶみ:そうなんだ!

西野:むっちゃ楽しかった!

トンボ:本当にね。感動的でしたよ。

のぶみ:普通は入場前にそれ全部やるじゃないですか。

西野:はいはい。

トンボ:そうっすね。

のぶみ:「入場してくるから早く早く!」みたいな感じがあるけど、もう入場してるから。

西野:そうそう、そうそう。

のぶみ:焦りはしないし。みんなも楽しいし。

西野:サボってたら、「おい! 働けよ!」とか言って、そのへんもなんか楽しかったんですよね。

のぶみ:俺も最近、常連さんのファンの人とかいたら、写真撮る係になってもらったり、ちょっとやってもらうんですよね。

西野:それ、いいっすよね。

トンボ:参加できるの楽しいですよね。

のぶみ:みんな、それがけっこう好きみたいなんですよね。

西野:それ、いいっすよね。

のぶみ:スタッフ好きなんだなー。

西野:風船を膨らます組が、途中で全員でサボりだして、僕がブチ切れるっていう。

トンボ:風船で遊びだしたんですよね。

西野:そうそう。「働いてよー!」って(笑)。あれ、楽しかった。

プペル展の全国展開

のぶみ:この先どうなってくんですか? 光る個展やったじゃないですか。これはたぶん、どこでやっても成功しますよね。

西野:次は名古屋なんですよ。

のぶみ:名古屋でやる。

西野:11月30日までここでやって、12月1日が撤収で、次の日には名古屋に運んで、名古屋がはじまるんすよ。名古屋はもうちょっと広いところでやるんですよ。

トンボ:うわー。でも、各地でできるのは。

のぶみ:場所によって、またちょっと準備変わりそうっすね。

西野:そうでしょうね。

のぶみ:イメージ変わるかもしれないですね。

西野:工場とか。うちのチーフが言っててすごいいいなと思ったのが、シャッター商店街。

トンボ:めちゃくちゃいい!

西野:人が離れていってしまったシャッター商店街は、まずスペースがあるし、屋根がついているから、シャッター商店街で個展できるねっていう。

トンボ:町おこし的な意味合いもありますもんね。

西野:そうそう。だから、光を灯すということで。

トンボ:確かに。

のぶみ:シャッター商店街の外でやるっていうことですか?

西野:外です。外にイーゼル立てて。

トンボ:いや、めっちゃいいなー。

西野:電気はあるから。僕の地元の川西でもやります。

トンボ:すごい。

ネット民はタイトルしか見ていない

のぶみ:プペルでも、この光る個展以外にいろいろ考えてらっしゃるんでしたっけ?

西野:『えんとつ町のプペル』は、こないだチラッと話したゲリラで個展をやっちゃうという。あとはどうしよっかなー。今、6万部なんですよ。自力で10万部ぐらいまでいけんじゃないかなと思って。

のぶみ:たぶんいけると思う。

西野:あの手この手で。

のぶみ:いけると思う。

西野:作戦をねったら。

のぶみ:ていうのは、プペル展がもうすごい埋まってるからですよね。

西野:そうですね。

のぶみ:この前僕の友達が、ワークショップに来てくれたときに、「西野さんすごいですね、100万部突破してますね」って言われたんですよ。

西野:あれはうまくいった。

トンボ:そうですよね。

西野:そう、ブログのタイトルで、「100万部突破! えんとつ町のプペル」って言ったら、100万部突破したことになったんですよ。

トンボ:確かに。

西野:ほとんどの人が、タイトルしか見てないから。

のぶみ:それって、ニュースになったりしたんっすか?

西野:いや、ニュースにはなってないんじゃないっすかね。

のぶみ:俺、友達に何回も言われた。本当に(記事の中身)見てないんだと思って。

西野:そうそうそう。本当に、ただタイトルしか見てない。

トンボ:でも、やっぱ売れてるもので、しかも買いたくなりますからね。

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