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「レギュラーがなくなって3ヶ月自宅謹慎…」キンコン西野が振り返る、芸能界で死にかけたピンチ

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第18回」。今回は、西野氏が芸能界に入ってからのピンチについて語りました。

「撮影お断りの時代」はもう終わる

西野亮廣氏(以下、西野):のぶみさんも、明日の朝、大阪に行かれて。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):いやもう、明日の朝、12時から大阪に行って、来てくれた人になんでもします。

西野:そうですね。入場料いくらでしたっけ?

のぶみ:入場料600円で、子供500円だから。けっこうトンネルがあったり。

西野:迷路ありましたね。写真は撮っていいんですか。

のぶみ:普通、原画展って写真撮ったらいけないんですよ。僕のは写真撮っていいの。むしろ撮ってくれみたいな。

西野:それ、いいっすよね。

のぶみ:絶対いいですよね。原画の前でフラッシュたき放題という。

西野:それ、いいっすよね。

のぶみ:西野さんもそうしたんですよね。

西野:僕は絶対そうです。もうそろそろお笑いライブもそうしたいです。

のぶみ:そうですよね。

西野:ほとんどはそう。そっちのほうが広がりがあるから。

のぶみ:だからなんか、「撮影お断りです」っていう時代って、もう終わるんじゃないかと思ってるんですけどね。

山口トンボ氏(以下、トンボ):勝手に宣伝してくれる時代になりましたもんね。

西野:そう、そう、そう。撮影オッケー席みたいなのつくってもいいかもしれない。もうあらかじめうたっておいて、隣の人がカシャッというのは、ここは撮影オッケー席だから、それを踏まえた上で買ってるから、みたいな感じで。

トンボ:そうですね。カシャカシャ問題だけですもんね、お笑いライブでいうと。

西野:そう、「カシャ」の音がうるさいという。たまに本当にあるんですよ。ここでカシャッとやると一気に冷めるみたいな。

トンボ:そうなんですよね。

相方の梶原失踪事件

のぶみ:ちょっと聞いてみたかったのが、西野さんが一番初めに芸能界に入るときに、バッと突破して、「これやばいな、ピンチだな」って思ったことあるんですか。

西野:僕はたぶん、芸人のなかでピンチがだいぶ多いほうだと思うんですけど。1回目のピンチは、(相方の)梶原が失踪したという。もう完全に相方がいなくなっちゃって、レギュラー番組が1日で7本なくなりましたから。そんとき1回ドーンとなっていましたね。

のぶみ:1日で7本って、それもう「約束と違うじゃないか」という何か。

西野:いや、梶原が失踪して、どうやら戻ってこないなということがもうわかっちゃって、会社の言い方としては、「キングコング無期限の活動休止」といううたい方をしたので。

のぶみ:わあ、そうなんだ。

西野:そうだったね。そういうので1回、全部仕事なくなっていますから。

のぶみ:そんときって、どうしてたんですか。

西野:そんとき、だから……。

のぶみ:だって動けるわけですよね。

西野:僕は動けるんです。僕はぜんぜんピンピンなんですけど。23歳ぐらいのときだったと思うんですけど。

活動休止しているからといって、僕が1人でやれているところを見せちゃうと、もう梶原も戻ってこれなくなるし。ピンの活動は一応禁止にしようって、マネージャーと話し合って、それは僕も受け入れて、そうだねという話になって。

じゃあ、例えばアルバイトみたいなのをしようものなら、わかんないですけど、週刊誌の人に好き勝手書かれるかもしれないから。

のぶみ:いや、言われるよね。「もうお金ないんじゃないのか?」ということを。

トンボ:本当そうですよね。

西野:だからもう自宅です。3カ月ぐらい自宅謹慎です。自宅でずっと、「何でこんなことになったんかな」という考えで……もうずっとお笑いのビデオ見て。

のぶみ:お笑いのビデオ見るんですね。

西野:もう今しかないと思って。要は、デビューしてすぐにパーッと忙しくなって、そういう時間が取れなかったので、映画見るとか。だから、この間にもう全部見ておこうと思って。

のぶみ:勉強したんだ。

トンボ:そうですね。勉強、本もよく読んだって言ってましたから。

西野:外に出れないから、もうやることは本当に。

トンボ:でも、すごい経験ですよね。

のぶみ:いや、すげえな。解散とかじゃないですからね。

西野:解散とかじゃないから、動いちゃ駄目という。だから朝7時ぐらいに起きて、もう夜22時ぐらいまでずっと映画見て、ビデオ見て、夜、芸人の先輩が仕事終わったら、ちょっと呑みに行くみたいな生活を3ヶ月して。

のぶみ氏の小学校時代

次のピンチはたぶん、『はねる(のトびら)』です。よく言ってるんですけど、25歳で『はねる』がゴールデンに上がったときに、やばいことになっちゃうなって思って。あとはあんまりないですね。

のぶみ:ほかでピンチになっても、もうあんまりピンチだと思わなくなってきているってこと。

西野:いや、たぶん人から見れば超ピンチだと思うんですよ。つまり、例えばひな壇に出ないと言ったときなんか、本当は死んでるはずなんですけど。

あとは『芸人交換日記』がおもろないと言ったときも、ほぽ死にかけたし(笑)。あと梶原先生の生活保護の件でも死にかけたし、何回か死にかけているんですよ。でも、結果大丈夫でしたね。

のぶみ:そうなんだ。

西野:大丈夫じゃないですか。

のぶみ:僕もけっこうなかなか。

西野:そうですよね。

のぶみ:小学校のときも自殺未遂みたいなやつをしているので。西野:よっぽどじゃないですか。

のぶみ:死ねなかったから、1回いじめっ子をぶん殴ってやろうと思って、小学5年生で1日100回腕立てして、300回腹筋してたんですよ。

西野:もう漫画じゃないですか。

のぶみ:そんでもうムッキムキになって、殴りにいったんですよ。(そしたら)殴り方が弱くてぜんぜん大丈夫で、向こうはちびっ子相撲のチャンピオンだったので。

西野:鍛えていた筋肉が違ったんかな。

のぶみ:そんで、バーンとやったら、ドーンと殴られて、僕バーンと飛んだんですよ。そんで、このままで終われないなと思って、椅子を持ってって、そいつをバーンって殴ったんですよ。もう大問題児ですよ(笑)。あのおとなしかった子がどうなったんだという。

西野:どうしたんですか、大荒れ。

のぶみ:もう頭がクレイジーになったんじゃないかって、大変なことになったんですけどね。

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