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会議を見せるテレビ第15回(全4記事)

「どんな立派な人もバカを隠して生きている」謝罪会見を開いた男たちにひと言

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第15回」。今回は、不倫や政治とカネ疑惑などマスコミから厳しい追求を受けた男性たちの謝罪会見について語りました。

ホームレス芸人・小谷の疑わしい会議

西野亮廣氏(西野):小谷もやれよ、謝罪会見。こいつも悪いことしてて。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):悪いことしてるんですか!? なんだよ。

西野:この間ちょっとしてたんですよ。

のぶみ:犯罪は勘弁してくださいよ。小谷、悪いことしてたの?

西野:いや、舛添さんが寿司屋で会議したみたいな。

小谷:ありましたね。回転寿司屋で。

西野:回転寿司屋で会議した、みたいの。

のぶみ:それ、誰のお金出たの?(笑)。

西野:国民のお金で寿司屋で会議したみたいな。

のぶみ:なんだよ。やっぱり。

西野:舛添さんがやったということで。ちょっと茶化してやろうと思って。

「会議って言ったら寿司代、国民からもらえるな」と思って。「会議するから寿司代くれ」というクラウドファンディングやったの。それで集まったんだよね。

小谷真理氏(以下、小谷):そうです。集まりました。

西野:それで寿司食いに行ったんでしょう?

小谷:食いに行きました。はい。

西野:会議しなかったんだよね。

小谷:はい。しませんでした。

(一同笑)

西野:これは謝らなきゃいけない。

小谷:普通に食いました。はい。

西野:普通に寿司だけ食って、楽しいおしゃべりだけして、なんの会議もしなかったんでしょう?

小谷:そうですね。

西野:ただ国民から金奪って寿司食ったというだけだから。

小谷:寿司食いました。ええ寿司食いました。

本当に黙ってたんですけど、回転寿司じゃなくて、ええとこの行ったんですよ。

西野:おもしれー。

小谷:本当にあの……。

西野:それは謝らないと。

小谷:そうですね。活動報告にあげないとダメなんですけど。あげずにしれ~と終わらそうとして、逃げてるんですけど……。

西野:それは謝らないとやばい(笑)。

のぶみ:それは謝らないとダメだ。

小谷:そうなんです。ちょっと本当に。謝るのが嫌で。

のぶみ:嫌なんだ?

小谷:いや、ちょっとやっぱりね……。怒られたり。

西野:でも、どこかで謝罪しないと。

小谷:そうですね。清算しないとやっぱり。

政治家も芸能人もバカを隠して生きている

のぶみ:でも、謝るの嫌だというのわかるな〜。

小谷:嫌ですよ。

のぶみ:もう嫌だもん。

西野:だって、謝る機会ないでしょう。のぶみさん、そんなんあるんですか?

のぶみ:いや、あんまりないけど、なんか男ってバカじゃないですか。立派に見える人でもバカを隠して隠して生きてるのに、今年バカが丸出しになってるじゃないですか、みんな。立派だった人とかが。

西野:そうですね。

のぶみ:だから、やっぱり男ってバカなんだなとは思うんですね。やっぱり謝んないといけない時があるんだよな。

西野:バレますよね。もうバレてる。もう無理。ええ人ぶっても無理ですね。

小谷:もうなんか、そのままのほうがいいですね。

西野:もう筒抜け。

小谷:わがままに生きたほうが。

のぶみ:そうですよね。女の人のほうが賢いかもね、やっぱりね。

西野:でも、そういうのやりたいんですよね。お客さん参加型のやつに行ったり。バーベキューとか。そういうものにしか、もう興味なくなってきたんですよね。

小谷:バーベキューおもろいですね。

人気番組のレギュラーを断った理由

のぶみ:あと、僕ちょっと聞きたかったのが、これ聞いてもいいのかわからないんですけど。人気番組を断って……。

西野:断った? はい。

のぶみ:なんで断ったんですか?

西野:それは有料のほうで。

のぶみ:有料のほうで(笑)。

小谷:なるほど。いいですね(笑)。

のぶみ:でも、そういう時ってやっぱりドキドキします?

西野:まあでも、例えば1回こっきりの番組だったら「スケジュールNG」みたいなことで断れるじゃないですか? 「その日ちょっと仕事がたまたま入ってるんで」みたいな。

のぶみ:レギュラーですもんね。今回のやつね。

西野:今回レギュラーだったから、断るってなると、本当に「スケジュールNG」はもう通用しない。単純に出たくないということが、向こうに伝わるわけじゃないですか。

のぶみ:民放ですか?

西野:民放です。

のぶみ:うわ。すごいな。

西野:いや、その番組が好きだとか嫌いだとか、そういうことではないですよ。単純にもうそういういうのいいかと思って。

そんなことよりももっと人がやってないこととか、「どうなんの?」みたいなことに時間を使おうと思って。もう完全にそっちに振っちゃったから、「まあ、いっか」と思ったんですけど。

でも、断ったことは番組の周りの人とかみんなに伝わるだろうなと思って。でも、「そもそも俺、ここの番組のスタッフに世話になってないな」とか思って、「まあいっか」と思って。

すごい世話になってたらアレですけど、別に「あいつ生意気や」とか言われても別にいいかと思って。だから、別にいいんですよ。

のぶみ:すごいよね。僕がもし西野さんだったら、わりと割りきっていい目のテレビだったら出ちゃって。そんで、あとはもう全部好きなことやるかな。それに出てることでやりやすくなるかなって思っちゃうんですよ。

西野:それもありますよね。やりやすくなる部分は絶対あるし。

のぶみ:安心感があるじゃないですか。テレビ出てるから安心だみたいなところで、あと自分のやりたいことをメインに、増やさなければできるかなって思っちゃうのがあるから。「それどう思ってるのかな?」って思って。

『ゴッドタン』のオファーは迷わず受ける

西野:でも、その露出も危険で。

のぶみ:ゴールデンは本当に危険ですからね。イメージが確定される恐れはありますからね。

西野:そうですよね。例えば、それこそ本当にワイドショーの露出を定期的にするとなったら……。

のぶみ:ご意見番か。

西野:定期的に「このベッキーの不倫はですね……」みたいな言わないといけない。それはそういう人がやればいいと思うし、それは立派な仕事だとは思うんですけど、そのイメージつくのも嫌だなと思って。

のぶみ:いや、そうですよね。うん。

西野:露出をするのはいいけども、同時にそのイメージがついちゃうのが嫌で。「あいつ見たらいっつも楽しいことやってるな」みたいなほうがいいんですよ。「あいつの周り、いっつも楽しそうやん」みたいな。

小谷:絶対そっちのほうがいい。

西野:そっちのほうがいいと思って。

のぶみ:そうなんだ。

西野:だから、『ゴッドタン』は迷わず出させていただきますよ。この間も行ってきましたけど、『ゴッドタン』は迷わず、はい。

のぶみ:また行ったんですか? Tシャツを破られる(笑)。

西野:いや〜ひどかった。今回は本当にひどかった! 一番ひどかった。

のぶみ:でも、『ゴッドタン』の人たちは、本当に西野さんをどうやって扱っていいのかすごくわかってるよね。

西野:ありがたいです。

のぶみ:芸人としては、すごい優しいのほうに入るんじゃないかなというのがある。

西野:どうなんですかね。

のぶみ:だって、バッチリ出させてもらえるもん。

西野:いや、そうですけど。例えばこっちの得意技みたいのあるじゃないですか。これしたらこれだけウケるなみたいの。そういうの一切やらせてもらえないですから、本当に。

のぶみ:まあまあまあ。

小谷:それすごい状況やん。

西野:「それええねん」みたいな。だからやっぱり、気が重いです。

のぶみ:だって、打ち合わせとかじゃないですよね?

西野:僕は打ち合わせに入れてもらえないし。「とりあえず来て」みたいな。現場に着いて「この企画やりますから」って。

結局「この企画やる」って言っても企画どおりやらないし。今回でいうたら、劇団ひとりさんと仲直りフレンドパークみたいなのを。この間出させてもらったとき、ひとりさんにTシャツをビリビリ破られて。

のぶみ:破られましたね。出てたらいきなりですからね。私物のやつを。

西野:いきなり。関係ないから。脈絡もなんもない。いきなり破られた。

のぶみ:プロレスラーだよね(笑)。

オープニングトークでもう服を着ていない

西野:そう。仲直りしろよという企画だったんですけど。なんか話が転がっていってね。企画が始まる前のアイドリングトークで1時間半しゃべってしまって。

のぶみ:なんだよ。アイドリングじゃないよ、それもう本編だよ。

西野:ぜんぜんしゃべれない。それで、オープンニングトークで裸になってますから。服が全部なくなった。

小谷:えー。

のぶみ:下も?(笑)。

西野:服がとりあえずなくなった。着ていった服が全部なくなった。

のぶみ:なんだよ、それ。

小谷:おもろいやん。

西野:いろいろあって。

のぶみ:なんでいろいろあって、そうなるの?

小谷:見た!

西野:いろいろありまして、オープンニングトークで服がなくなった。お互いの。

小谷:お互い!?(笑)。

西野:お互いのお気に入りの服がもう全部なくなった。

のぶみ:もういい服もあんだろうな。だって、西野さんけっこう同じやつ着てるから、それやられたらね。

西野:そうなんですよ。

のぶみ:切実だよ。

小谷:なにその状況。

のぶみ:なんなんだ。

西野:でも、おもしろかったです。『ゴッドタン』はすごい好きなんです。

だから、『ゴッドタン』のスケジュールが入ったらというか、マネージャーに、もうそれはこっちの判断いらないから、『ゴッドタン』の話来たら絶対に入れといてっていう。

でも、それぐらいですね。マネージャーが相談せずに勝手にいれるスケジュール、『ゴッドタン』ぐらいですね。

のぶみ:そうなんだ。あとは「どうします?」って聞かれるんだ。

西野:一応そうですね。

のぶみ:だってやっぱり、Tシャツを破って処理できる人って、絶対芸能界でも少ないですよ。

西野:いや、誰も処理できてないですよ(笑)。それ言ったら。

小谷:その状況ないもん(笑)。

西野:ないですよ。誰も処理できない。ないないない。

のぶみ:でも、おもしろかったですよね。

西野:わかんないです。破った理由がないんだから。

劇団ひとりの狂気

のぶみ:だけど、俺すっごいおもしろいなと思ったのは、西野さんが破られて「これ、なんで破られたんですか?」って言ったときに、ひとりさんがグワーってやって「破られたことまだ言ってるのかよ!?」って言って、自分のTシャツを破ったんですよ。

西野:頭おかしいもん。よくわかんないもん。

のぶみ:「ハーッ!」とか言って、自分のやつを破って。

西野:なんか僕が謝ってるんですよね。「ごめんごめんごめん」って(笑)。

のぶみ:「もうごめん」つって。

西野:なんで僕が謝ってるのかよくわからない、それも。

のぶみ:あれってなんでしょうね。すごい動きをするよね。

西野:なんでしょうね、あれね。あの人ですよ。でも、おもしろい。『ゴッドタン』超おもしろいですね。

小谷:楽しみやわ。

のぶみ:だけど、また破るんだ(笑)。

西野:ぜひご覧ください。

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