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会議を見せるテレビ第14回(全7記事)

「AbemaTVは勢いがある」「舛添さんはもう終わる」キンコン西野が占う、メディア・政界の栄枯盛衰

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第14回」。今回は、4月に本開局がスタートしたサイバーエージェントとテレビ朝日が手がける「AbemaTV」や「舛添都知事の政治とカネ疑惑」、西野氏とのぶみ氏が出版する新刊絵本について語り合いました。

優先すべきは「ニコ生」より「AbemaTV」

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):お、きました!

西野亮廣氏(以下、西野):やばい始まっちゃった。おつかれさまです。間に合った!

山口トンボ氏(以下、トンボ):拍手で始まるような番組じゃないような感じですけど(笑)。

のぶみ:こんにちは。

西野:そっか。トンボ、前、休みやったっけ?

トンボ:お休みさしていただきまして、ほんとに。

西野:そかそか、画質がちょっとオシャレになった。

トンボ:すごいもう……ちょっとジャズでもかけとかないかんぐらいの。

のぶみ:1回謝ってもらおうかなと思って(笑)。

トンボ:申し訳ありませんでした、ほんとにね。

西野:なになに?

のぶみ:2週来なかったですからね、この男は!

トンボ:そうですね。

西野:そっか、その前もか。

トンボ:その前はちょっと大宮のライブで、こないだはちょっともう、ゴリゴリ、AbemaTVの生放送がありまして。生放送かぶりで、やっぱりいいほう選ぼうかなということで。

西野:足もと見るな、ほんま(笑)。なんだ、「いいほう選ぶ」って。

トンボ:勢いのあるほうに。

西野:やめろ、ほんま! AbemaTVってどうなってる? 俺も、まあまあ、1回お世話になったから。

トンボ:AbemaTV、勢いあると思いますよ。あれはテレビっすよね。

西野:まあ、そうだよね。LINE LIVEは?

トンボ:LINE LIVEはLINE LIVEで。でも、どうなんでしょう? 勢いで言ったら、AbemaTVじゃないっすか?

のぶみ:へぇー。

トンボ:見れるものが圧倒的に……。アニメとかMTVとか。なんかもう、ほんとテレビですよ、あれは。

舛添都知事の詰めの甘さ

西野:だって今日も舛添さんの記者会見、AbemaTVでやってましたよね。

のぶみ:舛添さん、どうなるんですか?

トンボ:どうなるんでしょうね(笑)。

西野:いや、もう終わる。

のぶみ:出た!

西野:もう終わるでしょ。

トンボ:今日のトピック、舛添さんからいきますか。

西野:もう無理じゃない?

トンボ:もう無理かな。

西野:さすがに!

トンボ:さすがに無理?

西野:さすがに無理じゃないっすか!

のぶみ:なんでそう思ったんですか?

西野:なんかヤフオクで落としてたじゃないっすか。

トンボ:なんかありましたね。

西野:そうそうそう。お金をもうヤフオクに使っちゃってた、みたいな。で、ヤフオクのIDをymasuzoeかなんか、そのまんまにしてたらしい。この詰めの甘さは……。

のぶみ:めっちゃ凡ミスですね。

西野:凡ミスも凡ミス。

トンボ:政治資金で購入した車も私物化してたとか。

西野:そうそうそう。

のぶみ:あと、家族で旅行行ったとか。

西野:まあ無理っすね。まあ別に、いいんじゃないっすか。

のぶみ:(コメントを受けて)AbemaTVは間寛平さんのTVじゃないです(笑)。

トンボ:「アメマ〜」TVではないですけれども(笑)。ほら、(コメントにて)「AbemaTV楽しいです」って。

ナイナイ岡村と合わない理由

のぶみ:だって、岡村さんとも大変なことになったじゃないですか。

西野:なんかなってましたっけ?

トンボ:そういえば、なんかニュースになってましたね。岡村さんと。

西野:しょっちゅうなるんですよ、なんか。

のぶみ:「対決」みたいな印象でしたよ。

トンボ:え、対決するんすか?

西野:対決じゃないけど(笑)。

トンボ:ケンカするんすか?

西野:すげー言われるんよなあ!

トンボ:なんかその、VSみたいなことになってましたけどね。

西野:まあまあまあ、そうそうそう。でも、あんま好きじゃないのは好きじゃないんすよ。それは本当にそうで、それは仕方ない。

のぶみ:なんで言うんだろ(笑)。

トンボ:考え方が違う?

西野:考え方が違う。それはもう仕方ない。そういうのが好きな人もいるし、好きじゃない人もいるし。好きじゃないっすね、あんまり。

要は、なんで好きじゃないかっていったら、そもそもこっちで楽しいことやってんのに来るから、「来た以上はお前……」みたいな感じでやっちゃうんですよ。そっとしといてくれたら、けっこうおとなしいやつなんですよ。

トンボ:たしかに。すべてそうですもんね。

西野:例えば、教室でサッカーが流行ってて、みんなサッカーしてるときに、「いや、でもちょっとおれ、砂場が好きだから」って砂場でこうやって遊んでるのに、こっちは平和にやってんのに、「おい西野、お前サッカーしろよ」とか言って。

のぶみ:(笑)。

トンボ:「お前なんで1人だけ砂場やってんの?」

西野:「俺は砂場が好きだから……」

トンボ:「みんなサッカーやってんだから!」

西野:「わかるけど、わかるけど、サッカーもいいけども、先輩、あの、僕は砂場でやんのが好きだから、僕はこっちでやらしてもらって……」

トンボ:「いや、もう、そういうこと言うの、嫌いやわあ〜」

西野:「なんや、おまえーー!!」

(一同笑)

西野:っていう状態(笑)。

トンボ:そうっすね。

西野:状態でいうとそういうことです、はい。

トンボ:なるほど。

西野:もうこっちはこっちで楽しいやってるんやから。そうなんすよ。

のぶみ:しょうがないね。

西野:だからなんです。来るとガブッていっちゃう。でも、ルールとして、絶対に先輩なんすよ。なんかあったとしても。なんか一応ガブリっていくのは、絶対に自分より力がある人にしかいってないので。

トンボ:たしかに、ルールは守りますもんね。

西野:ルールは守る。

のぶみ:けっこうそうですよね。

トンボ:キレるときは。マネージャーの件も、ちょっとニュースになってましたけど。

西野:(笑)。

トンボ:あそこもね、キレ方でいったら、ルールは守ってますもんね。

西野:なんかすごいなるんですよ、とにかく。

のぶみ:なんなんでしょうね。

西野:なんか、すごいなるんすよ。1日何回かなるんですよ。

西野 VS 岡村の勝負の行方は…

のぶみ:さっきトンボさんと話してたんですけど、西野さんってニュースにしようと思ってやってること、もちろんあるじゃないですか。

西野:はいはい、ありますね。

のぶみ:ニュースにしようとは思ってないんだけど、載ってしまったことっていうのも、多々ありますよね。

西野:多々あります。

のぶみ:それは比率でいうと、どんくらいなんですか?

西野:いやでも、半々ぐらいで。

のぶみ:半々ぐらいなんだ。

西野:昔はそうでもなかったんですけど、最近やっぱ、なんか載りやすくなりました。非常に。

トンボ:たしかにね。

西野:なんだろう。まあ、アンチが多いっていうのが1つあるかも。

のぶみ:ちょっと仮定の話、空想の話でいいんですけど、武井壮さんみたいに、岡村さんと西野さんがケンカしたらどっちが勝つんですか?(笑)。

トンボ:(笑)。

のぶみ:でも、けっこう運動神経ありますよね。

トンボ:ケンカって、そっちのほんとのやつ?(笑)。

西野:ほんとのやつ? 戦い?

トンボ:PRIDE? 見たくねえなあ(笑)。

西野:見たくないなあ。でも、どっちもヘニョヘニョやと思いますよ。

のぶみ:どっちもやられる?

西野:泥試合も泥試合。

のぶみ:なにだったら勝つんだろう。サッカー?

トンボ:決着サッカーでつけてたら、僕、笑いますよ。「そういうことなの?」ってなりますから。

のぶみ:「コートの中で勝負だ!」って(笑)。

トンボ:でも、ほんとなにかとね。

西野:もう黙っといてっていう話。こっちは楽しくやってるから。あなた方はあなた方でやったらいいし、基本的に否定はしないから、そっとしておいてっていうことです。

のぶみ:仲良く、じゃないですもんね。

西野:各々やったらいいじゃんっていう。そういうのが好きな人もいるし、こっちが好きな人もいるし、各々やったらいいのに、「おまえもやれよ」っていうのは、「おまえ!」って言っちゃう、それは。

トンボ:たしかにたしかに。

のぶみ:(コメントにて)「フリースタイルラップで対決してください」って(笑)。

トンボ:もう見てらんないでしょうね。

のぶみ:ディスるんでしょうね、ディスるんだろうね。

トンボ:もう見てらんないとは思いますよ。

西野:ひどいっすよね。

のぶみ:ダンス対決だったら、岡村さん勝つだろうね。

人気絵本作家のぶみ氏、夏の新刊7冊

西野:でもなんか、のぶみさんもすごかったじゃないですか。

のぶみ:いや、僕ももうすごい……。なんか、『ママがおばけになっちゃった!』が売れたので、なんか知んないけど、編集の人がみんな夏に僕の新刊を出そうって言うんですよ。

西野:あー、なるほど!

のぶみ:アホみたいなんだけど、夏に新刊7冊出るんですよ。

西野:それ、おもしろいっすね! Facebookでチラッと拝見させていただいたんですけど、いろんな出版社から本出されて、1ヶ所にまとめるんですか?

のぶみ:そうなんです。みんな夏にやるって言ったから、「うわ、これどうしようかな」。っていうか普通に考えたら、絵本って分けたほうがいいんですよ。

西野:はあはあ。

のぶみ:4月だとか、売れやすい時期があるので。分けたほうがいいんだけど、夏、『さよなら ママがおばけになっちゃった!』売れるってなってるから。だから、電話して、「じゃあそれ、みんなで共同営業にしましょう」って言ったんですね。

トンボ:へぇー!

西野:はいはいはいはい、それ、めっちゃいいね。

のぶみ:共同営業にしたときに、ちょっと話を聞いたんだけど、これ地味な話で申し訳ないけど、本屋さんにはワゴンっていうのがあるらしいんですよ。

僕ははじめ、「ポスター作って、平積みしていったらいいんじゃないですか?」っていう案を出したら、児童書の担当が「一気に7冊置くのは、けっこうハードル高いです」って言われて、ただ、ワゴンはあるから、「ワゴンを買い取ったらどうですか?」っていう話で。ワゴンやりますっていう話になって。

西野:ワゴンを買い取るってどういうことですか?

のぶみ:あのね、ワゴンを1ヶ月とかで、借り取ることができるんですよ。

トンボ:場所借りみたいな?

西野:へぇーー!

のぶみ:そうなんです。

トンボ:へぇーー!

西野:本屋さんってそういうのあるんですか?

のぶみ:ワゴンは絶対あるんですよ。

西野:へぇーーー!! あー、そうなんすか!

のぶみ:そうなんですよ。だから、そこのワゴンを借り取って、ほんでそこにポスターを貼りましょう。

トンボ:なるほど。

のぶみ:それで、各出版社のやつも、共同でやってるというポップにしましょう。

本を共同営業で売るメリット

共同営業のメリットがあって、本っていうのはトーハンとか日販と一緒にやるんですね。それが全国の書店に広めるんですよ。日販とトーハンがやると、共同営業になると力を入れてくれるらしいんですよね、何社からって。

西野:なるほどなるほど。

のぶみ:だから、すごい、「あ、なるほどな」って思って。

西野:へぇ、おもしろ!

のぶみ:それで、今週の水曜日に共同営業の会議があったんですよ。僕、呼ばれなかったんですよ。「なんで呼ばれないんだ!」って思って(笑)。

西野:えー、なんでなんすか?

のぶみ:なんだったら僕がみんなをつないだのに。

トンボ:そうですよね。

のぶみ:講談社から電話かかってきて、「ここは僕に任せてください」って(笑)。

西野:へぇーー。

のぶみ:ハゲた営業のやつが言ったから、「もういいよ、おまえに任すよ」って言って。

西野:へぇー、でも共同営業っていうのがあるんですね。

トンボ:おもしろいですね、たしかに。

のぶみ:今ね、ヨシタケシンスケさんっていう絵本作家の人がいて、ものすごい売れてるんですよ。

トンボ:ヨシタケシンスケさん。

のぶみ:「なんで売れてるんですか?」って出版社の人に聞いたら、「ブロンズ新社っていうところとPHPが共同営業してるから」っていうのを聞いたんですよ、僕。

西野:あー、なるほど。

のぶみ:それ2社だったら、おれ5社あるから、おれのほうが勝つんじゃね、って思ったんですよ(笑)。

西野:なるほど。まあ、でも面積もその分取るから。目につきやすくはなりますよね。

トンボ:たしかに。

のぶみ:そうなんですよ。

西野:めっちゃいいっすね。

のぶみ:『さよなら ママがおばけになっちゃった!』は、もうたぶん買うと思うんだけど、買う人は買って、そのときにほかのも読むかなっていうのがあるから。

西野:それ大事っすよね。

『えんとつ町のプペル』の前評判

のぶみ:西野さんも『(えんとつ町の)プペル』やったときに、自己啓発書出したじゃないですか。

西野:はいはいはいはい。

のぶみ:ああいうのとかって、一緒にやったらね。

西野:ほんとは同じ時期でいいっすよね。いやそれ、僕も思ったんですよ。まったく、しかも僕のは食い合わないから。

トンボ:たしかに、そうですよね。

西野:絵本とビジネス書って、ぜんぜん違うから。ほんとタイミングがまったく、発売日が一緒ぐらいでもいいんじゃないかなって思いますよね。

トンボ:たしかに、同時発売とかおもしろいですよね。

西野:うんうん。でも、それはのぶみさんのも見て。「そういえば、僕も似たタイミングで本出るな」って思って。

のぶみ:でも予約販売数がすごいじゃないっすか。

西野:そう。それやった!

のぶみ:グラビアアイドルかと思ったもんね。

トンボ:いや、ほんとですよ。

西野:それやったんですよ。

のぶみ:あんな予約する? 絵本。たぶん史上初だと思う。

トンボ:僕の田舎の親と姉も予約してましたよ。

西野:まじで?

トンボ:はい。

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