2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
リンクをコピー
記事をブックマーク
岡田斗司夫氏(以下、岡田):(コメントにて)「古いバッテリー」。そうんなんですよ。俺のMacは今もう満タンにして5分するともう68パーセントになって。
山田玲司氏(以下、山田):いやー、なかなかきついですね。5分でですか。それは外で使うのは大変ですね。
岡田:そのあと1時間ぐらいでもうバッテリーなくなっちゃうので。
山田:それは大変ですね。
岡田:次のMacBook Airが出たら買い直そうと思ってるんですけれども、あと半年ぐらい先なので。
山田:じゃあ、もうちょっと頑張ってもらいたいですね。これはあれですか、ディズニーランドに行ったやつですか?
岡田:そうです。ディズニーランドに持っていったやつです(笑)。
山田:頑張ってますね(笑)。
岡田:Apple Shopに持っていったら、「もう買ったのが6年前の機種ですから仕方ないですね」と言われて、もう「そんな言われ方するんだあ」と。6年前に13万円か14万円だったものがもうそんなに意味がないんだ。
パソコンの買い直しって本当はどれぐらいがいいのかなと思って、アスキーに連載してるときにアスキーの編集者に聞いたら、「基本的にOSが新しくなるたびに、Windowsマシンの場合はパソコンは買い替えが当たり前です」と。
イコール、2年に1回買い換えろっていうのがプロの買い方・使い方であって、「商売でパソコンを使ってる人間だったら、2年に1回買い換えてください」って言われて、すげーショックだった。
山田:それ、岡田さん的にどう思います? 古いモノ好きじゃないですか。松本零士の漫画に出てくるやつらは何百年も持つじゃないですか?
そういう美しさを愛してる人間としては、ビル・ゲイツの思うツボにされてるこの感じ、アップルストアの奴隷にされてる我々のこの感じをどう思います?
岡田:気軽に買い換えられるものと、あと自分が使い勝手にこだわるものってあるじゃないですか。それで言うと、僕とってパソコンって消耗品なんですよ。だから、パソコンに関しては買い替えはぜんぜん操られてる感じはしないですよ。
ただ、パソコン高すぎるので。これが1,000円、2,000円だったらなんぼでも買い換えてやるという。ただ単に俺は金問題。関西人の金問題なんですよ(笑)。
これが時計とか、本当に自分が身につけてる財布とか、愛用してるものを毎年々々買い換えろと言われたらムカっとくる。だから、ユニクロのデザイン毎年ちょっとずつ変えるのにはムカっとする。「同じのにしろよ。僕のこのユニクロ気に入ってるんだから」って思っちゃう(笑)。
山田:そうですよね。微妙に変えますよね。
岡田:そこら辺は嫌なんですよ。
山田:なるほどね~。
岡田:Windowsにしろ……。
山田:Windows10問題どうなりました? なんかアップデートすると困るってずっと揉めてるじゃないですか?
岡田:俺、Windows7で止めてる。
山田:えっ、実は僕もです。やっぱりめんどうくさいことが起こるんじゃないかなっていう(笑)。
岡田:上げてもいいことないんだもん。
山田:やっぱりそうなんですね。
岡田:そう思いますよ。
山田:あれは何をとち狂ってるんですかね?
岡田:わかんない。俺タッチパネルも嫌いだから、マウスでしか操作しないようにしてて。それでWindows7なんだけど。
あ、やっぱりWindows7のままの人すごい多いね。
山田:Windows10にした人、ある日いきなり画面が真っ黒くなって、そこでビル・ゲイツがわーって出てきて、「ようこそ諸君!」みたいな。「君たちの情報はすべて私が預かった」ってなったら、星新一的でちょっとおもしろいですね?「無料だ! 無料だ!」って油断してやってると……。
岡田:なんか情報を全部ね、ビッグデータというのかな、自分の情報を全部吸い上げるのはそんな嫌じゃないんですよ。だから、街中に監視カメラを置かれるのもぜんぜん嫌じゃない。
だって、そのほうが犯罪下げるし。もちろんいろんなことが制限されるんだけど、それより犯罪が起こりにくい社会のほうが俺好きだから。「もう国家はいくらでも管理してください。おまかせしますよ」と。
ただ、国家が管理してくれるんだったら、「国民にとっていいことしてくださいよ」というふうに思うだけで。
山田:問題はそこですよ。国家のほうが腐敗しきって……。
岡田:国家のメンバーになれる人って固定メンバーじゃなくて、僕らの中から、僕らの子供の中からいい大学に行ったやつが国家になるわけでしょう。だから、「かまわないんじゃねえの?」と。腐敗した国家であっても、20年したら、その腐敗は自分たちの一部なんだから。
これが北朝鮮みたいな、一部の人しかトップにいけない「階級社会」だったら、嫌だけど。
山田:まあ、日本でそれは起こってないと思いますよ。
岡田:そこまではまだ起こってない。まだ勉強しさえすればいいところいけるし、その勉強する・しないというのが、たとえば「所得によって明らかにいい大学にいける人・いけない人が決まってくるじゃないか」っていう人もいるんだけど。
それは、アメリカみたいな学費が本当に高い国だったら言えるかもわからないけれども、日本程度の学費だったら「そこまでの差はついてないな」と正直思うので。うん。
国家の腐敗というのは、別にそれは僕たち個人が腐敗してる問題が国家というかたちで出てるだけだから、そんなに気にしてない。
山田:俺たちの心のありようが?
岡田:俺たちの心のありようが。
山田:安倍政権であれ?
岡田:安倍政権、嫌だよねー(笑)。
山田:安倍政権は俺たちの心だ。こんなんでいいんですか?(笑)。
岡田:そこ、問われるか。
山田:いやいや。でも、そうかもしれないですよ。
岡田:安倍政権、語る?
山田:いや、やめておきましょう。
岡田:なんで?(笑)。
山田:すっげーめんどうくさいんで。
岡田:めんどうくさいよねー(笑)。
山田:本当に政治は語れなくなりましたね。本当に大変ですよ。
岡田:(コメントで)「逃げたw」って言われてるよ。
山田:はい。逃げるぞー。いつでも逃げるぞー!(笑)。
岡田:俺なんかさ、毎週大阪まで行って、政治について本当に不得意分野。昔から政治とスポーツだけは絶対語れないって言ってるのに、聞かれるからしょうがなくミリタリーオタクとして強い部分だけでちょろちょろ語ってて。
「いや、水爆の開発と言っても、まだまだこんな段階ですよ」とか言ってるだけでお茶を濁してるのに、この間ついに「次のアメリカ大統領、誰になると思いますか?」って聞かれたんで、正直に「(ドナルド・)トランプ」って答えたら、「岡田さん、今日は出番ありません」って言われて(笑)。
山田:えー!? そんなんあるんすか!? 「トランプはダメ」っていう感じなんですかね。
岡田:スティーブン・キングの『デッドゾーン』というのを読んでると、いかに極論を言う愚かに見える男が政権を取っていって、アメリカをダメにするのかって話なんですよ。
トランプって、それとすごい似てるから、レーガンのときでも初期にレーガンが立候補したときは同じようなことを言われたから、トランプの大統領って可能性2割ぐらいだけどもありそうだなと思っていて。
でも、日本の情報バラエティの中ではやっぱり真顔で「トランプ」って言っちゃダメらしいの。
山田:へ~。
岡田:「トランプはないだろうけども、……」とか「最終的にはクリントンだろうけども、トランプがこんなこと言って問題を起こしてます。アメリカの有権者を信じましょう」みたいな話に持っていかれてさ。いや、俺もトランプ推しということはないんだけれども……。
山田:いや、推したくなるのはわかりますよ。BS世界のニュースではトランプだらけですよね。トランプ祭りですよね。毎朝トランプ。今朝もトランプ祭りだった(笑)。
岡田:今朝はついに前言翻したね。ついに「俺はそんなこと言ってない」とか言い出した(笑)。
山田:いやー、あの脇の甘い大富豪ってキャラクターがもう。脇の甘さが半端ないですよね。あの人、ツッコミがいないんですよね(笑)。
岡田:共和党が負けずにだそうとしてるのが、マイケル・ブルームバーグっていうニューヨークの市長で。トランプより金持ちっていうやつで(笑)。もっと金持ち連れてこようというのがすごいな。
山田:それで、「僕に乗ってくれ」って言ったらみんな乗ってくれないという。そしたら、「結局ヒラリー・クリントンになるじゃん」っていう。あの攻防もなかなか痛いものがありましたけれどもね。
「アップル製品は敵だ」というトランプの発言が一番おもしろくないですか。それをiPhoneから送信したらしいんですよ。ボケとツッコミを両方やってるっていう(笑)。すっげーな、トランプ。お前本当すごいぞ(笑)。
岡田:すげーな(笑)。
山田:アメリカ人が本当のバカかどうか試される選挙ですよ、あれは。
岡田:と言いながらも、アメリカ人のいわゆる政治家ピープルに対する絶望の仕方、ビジネスとして政治家をやってるやつらに対する絶望の仕方がすごいので、だから、トランプと。
『New York Times』の最新の社説で「半年だけさせてみろ」って。大統領って4年任期なんだけれども、3ヶ月か6ヶ月ほどトランプにやらせて、1回破壊して、あとをまともなやつに修復させたいという。
なんか世直し願望って、僕らが80年代の半ばに誤って社会党に投票してしまったときあるじゃん(笑)。
山田:そういえば『ヤングマガジン』さんでしたっけ、総理大臣になるって話ありましたね。
岡田:あった。『世直し源さん』。
山田:そのノリですよね。世直しトランプですよね。ほとんど源さんと変わらないですからね。大金持ちの源さんですよ、あの人。
岡田:一時期俺も、自分でこんなに「政治に興味がない」って言うんだから、これまで投票にいかなきゃ良かったのに、80年代の後半かな、間違って社会党に入れてしまったという自分自身の汚点があるんですよ。
山田:あれですよね。今も共産党?
岡田:今も一応共産党。ところが、共産党が力持ちすぎてるから。今年ぐらいから……。
山田:レッドパージが来るんですか?(笑)。
岡田:いや、岡田ドクトリンを切り替えなければいけないなって。去年まで万能だった岡田ドクトリンが「困ったら共産党に投票しておけ」って。現状に対する批判で自民党がビビって、おまけにまったく影響力がないという素晴らしい選択肢だったのに(笑)。
「あれ、共産党、影響力持ってきちゃってどうしようか」ってことで、岡田ドクトリンを書き換える時期が来てるんですけれども。まあ、こんなことで政治を語れる人間ではないのに、無理やり政治を語らされ……。
山田:いやいや。本当ですよ。
岡田:やりたくないなー、本当に。あ、そろそろ限定放送ですね。
山田:あっという間ですね。
岡田:限定いったら何を話すんだろう。あー、漫画を語って政治を語ってでいいじゃないかって、もう今やっちゃったよね(笑)。じゃあ、あとどうしようかな。
今日はお品書きダメかもわかんない(笑)。もう玲司君のおもしろさに釣られて。でも、質問いっぱいきてるからそっちのほうに。
山田:あと教育の話するって言ってませんでした?
岡田:言ってた。教育問題。
山田:俺ちょっと考えきました。
岡田:よし、じゃあ、教育問題に関して玲司君の持論を聞くということにして。
山田:えっ、俺に投げちゃんですか!?
岡田:投げるよ(笑)。
山田:ロキソニン飲んで2階で寝ないでくださいよ(笑)。
岡田:ロキソニン飲んで寝ない(笑)。ということで限定放送のほうに切り替えてください。
(有料会員放送に続く)
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略