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会議を見せるテレビ第3回(全3記事)

人類初のUFO目撃者、ケネス・アーノルドというオッサンは何を見たのか

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏による「会議を見せるテレビ」第3回。15分遅れで番組に登場した西野氏は、台北の「NEW CITY ART FAIR」に参加していた際に遭遇したUFOについて語りました。また、未確認飛行物体として歴史的に謎の残るUFOの正体を人類初のUFO目撃者「ケネス・アーノルド」の逸話から読み解きました。

キンコン西野が語るUFOの正体

西野亮廣氏(以下、西野):じゃあ、このニコ生をご覧の皆さん。UFOって何なのか知りたくないですかっていう話なんです。

小谷真理氏(以下、小谷):確かに!

のぶみ:いや、知りたいですよ。

スタッフ:UFOの正体。

西野:結論から言いましょうか?

のぶみ:結論から言っちゃうんだ(笑)。

西野:言っちゃいます。タイトルから言います。「俺、UFOの正体知ってる」。

(会場拍手)

のぶみ:俺も拍手したけどわからない。

トンボ:別に知りたくもねーっていう話。

西野:2ちゃんねらーか、クソみたいな。

のぶみ:いやいや(笑)。すごい数のニコ生チャンネルの中から選んでくれてるのよ!

西野:すいません、クソ2ちゃんねらーの皆さま。知りたくないかもしれませんが、私しゃべっちゃいます。ハンドルは僕が握ってますから。

のぶみ:何なのそれ!

小谷:言っちゃいましょう!

トンボ:UFOの正体を知っている。

西野:いいですか? これ大変なことになりますよ。これまでUFOって、ファンタジーやったじゃないですか。僕が言わなかったら、のぶみさんは墓場までファンタジーで行けることも可能ですが。ここで僕が言っちゃうと、ファンタジーじゃなくなっちゃいますけど大丈夫ですか? いいんですね?

のぶみ:え、嫌だ(笑)。何?

西野:僕、UFOの正体を完全に知ってます。

のぶみ:やっぱりちょっと聞いとこう。

西野:今日はこういう話をする予定じゃなかった……正体を言いましょう。焦らさないでごめんなさい、クソ2ちゃんねらーの皆さん。

のぶみ:クソ2ちゃんねらーはやめなさいって(笑)。

ケネス・アーノルドとは何者か

西野:のぶみさん、そしてクソ2ちゃんねらーの皆さん。この名前をご存知ですか? ケネス・アーノルド、この方ご存知ですか?

のぶみ:知らないよ。

西野:知らなくて当然でしょう。(コメントで)「シュワちゃんか」って? はい、しょうもない。スベってる。ごめんなさい、所詮そちら側の人間です。これ知らないですよね。

小谷:知らないっすわあ。

西野:知らなくて当然です。この方俳優さんでもなければ野球選手でもなければ……。

のぶみ:宇宙人!?

西野:宇宙人でもないです。名を馳せた政治家でもないです。このケネス・アーノルド、ただのおっさんです。ただのおっさんというか、ちょっとお金持ちくらいのアメリカのおっさんです。ただ、UFOの正体を語る上でこの方のことは絶対に外せない。

のぶみ:今わかった。西野さんは、話が上手。

西野:(笑)。

のぶみ:小谷さんは「UFO見た」って、これだけだったもん(笑)。

西野:ケネス・アーノルドはUFOの話をする上で……。

のぶみ:ちょっと待って。これ知っちゃったら、俺らどうなるの?

西野:びっくりします。

のぶみ:えらいことにならない?

西野:びっくりします。

のぶみ:連れ去られたりしない?

西野:大丈夫です。これもうすごいこと。こういうのいいですね、ニコ生というのは。ドキドキハラハラできて。

ケネス・アーノルド、この方はUFOの存在を語る上で絶対に外せない人なんです。この人何をした人かというと、世界で一番最初にUFOを発見した人なんです。UFOの目撃者人類第1号。時代は1947年だったかな? 第2次世界大戦は1945年で終わったんですけど。

のぶみ:何でそんなに詳しいんですか?

西野:僕は非常に詳しいんです。すべて知ってるんです、僕。

のぶみ:そうなの?

小谷:(笑)。

西野:全部のことを知ってる。

のぶみ:すげえ(笑)。インターネット?

西野:インターネットです。

小谷:すげえ!

西野:私がインターネットなんです。

のぶみ:何でこの人、今日遅刻するんだろう。

西野:時間は読めないインターネットです (笑)。

のぶみ:おかしいよそれ!

UFOが墜落したロズウェル事件

西野:1945年に第2次世界大戦が終わって、1947年にケネス・アーノルドさんが飛行機で空を飛んでたら、見たことない機体を見たと。「何だあの機体は」と。

のぶみ:そりゃそうなりますよ。

西野:しかも飛び方も、何かふわふわしてんですよ。コーヒーカップのお皿が、水面を跳ねるかのように飛んでたと。要は円盤のように飛んでたと。

ほんでこのケネス・アーノルドが街に帰って、「おい皆、とんでもないもん見たぞ」「見たことないものが円盤のように飛んでたんだ、あんなものは初めて見た」と言った。

ケネス・アーノルドが街に帰ってその話をしたら、その翌日から「私もそれ見ました」「僕もそれ見ました」と翌々日も目撃情報が多発する。

のぶみ:そういうのあるもんね。1人見たら、「俺も見た」と。ちっさいおっさんみたいなやつ。

西野:ばーっと広がっていったと。「僕もその空飛ぶ円盤見た」という話がぶわーって広まる。ちょうど盛り上がってきたところに、ロズウェルっていうところに……。

のぶみ:それは有名だよね。

小谷:聞いたことある!

西野:ロズウェル事件という、UFOが墜落したと言われてる事件。空飛ぶ円盤が墜落したみたいな。それでニュースで「空飛ぶ円盤墜落」みたいに全米に出回って、そこから今日に至るまで空飛ぶUFOと言われてるものが我々の頭の中にあるんですが……。

ここすごく大事。ケネス・アーノルドが最初に言った発言をもう一度思い出していただきたいんですけど。ケネス・アーノルドは、「空飛ぶ円盤を見た」なんて言ってないんですよ。

「見たことない飛行物体が、円盤のように飛んでた」と言った。円盤のように、つまり飛び方を形容するときに円盤というワードを使っただけで。

のぶみ:円盤じゃないかもしれないんだ。

西野:「円盤型のものが飛んでた」なんて、ケネス・アーノルドは一言も言ってないです。

のぶみ:何形だったんだろ?

西野:じゃあ、ケネス・アーノルドさん。

のぶみ:ちょっと待って、ケネス・アーノルドって誰だよ! ちょっと皆思うよね。

過去に存在するはずのないステルス戦闘機

西野:普通のおっさんです。「じゃあケネス・アーノルドさん、どのような形のものが円盤のように飛んでいたんですか?」って聞いたところ、ケネス・アーノルドはイラストを描いたんです。「こんなんです」って言って。

のぶみ:残ってるんですか?

西野:残ってます。ケネス・アーノルドが描いたイラストっていうのは……。

のぶみ:ブーメランみたいじゃん。

西野:円盤型というよりは、どちらかと言ったら三角形、ブーメラン型。これが飛んでたんですけど、「あれ? この形どっかで見たことないですか?」って話です。この飛行物体、どっかで見たことないですか? 言いましょう。

のぶみ:え、クイズじゃないんですか?

西野:クイズじゃないです。僕がずっと1人で喋る時間なんです。この形、どっかで見たことないですか? これ、ステルス戦闘機に非常に形が良く似てるんです。湾岸戦争のときに、皆さんちょっと記憶にあるかもしれない。真っ黒でレーダーに映らないステルス戦闘機。

のぶみ:あー!

西野:ステルス戦闘機に非常に形が似てる。でもちょっと待ってくださいと。ステルス戦闘機が世界に出たのは、1988年なんです。

つまり、ケネス・アーノルドさんがこれを見たときの、40年後なんです。ちょっと待ってくれよと。ステルス戦闘機なんてつい最近ですよ。この形のやつって。全比翼型っていうんかな。そんなものが40年前にあるわけないじゃんと……。ところがどっこいあったんです!

(会場笑)

西野:あったんです!

のぶみ:信じられません!

西野:これがあったんです! 遡ること1943年なんですけど、ナチスドイツが「もう、ちょっとやばい」ってなったんです。ヒトラーが、マイクを通して「やばい、これ負けるぞ!」「これあかんやつや!」って言ったんですよ。

ほんでドイツの人たちは「ほんまにあかんやつや」「これはやばいぞ」ってなったときに、最後ヒトラーが出した命令というのがこれなんです。「レーダーに映らない機体を作れ」という。ヒトラーの最後の指令がそれなんです。

ほんでドイツのホルテン兄弟という天才科学者が、ステルス戦闘機を1943年だか1944年だか1945年だかに作っちゃった。

のぶみ:それは本当に作ったの?

西野:できちゃった。「できたぞー!」ってなったタイミングで、結局戦争が終わっちゃったと。つまり、ステルス戦闘機が実戦では活躍してないんですけど。

ただドイツが負けてというか、第2次世界大戦が終わったときに、アメリカがそのステルス戦闘機を自国に持ち帰ってるんです。その写真の戦闘機が、このケネス・アーノルドが描いたイラストとまったく一緒なんです。

つまり、ケネス・アーノルドが最初に見た謎の飛行物体、そしてロズウェルに落ちた謎の飛行物体、そして我々がUFOって呼んでいたものは何かといったら、ナチスドイツの最終兵器・ステルス戦闘機でした。

……でーん!!!! 決めの言葉考えてなかった(笑)。

のぶみ:えー!

小谷:(笑)。

のぶみ:実際にあったってことなの? 人間の作ったものなの?

西野:はい。

のぶみ:でもその時代によくこんなのぴょんぴょんって。

小谷:見えた……でしょ?

西野:軍用機というのは、その時代にこれくらいのものができてるくらいですから。つまり、50年後に発表されるようなとんでもないようなやつが空を飛んでるんですよ。

それが、我々が言ってるUFOです。元々UFOという言葉は軍事用語ですから。敵の見たことない機体を、UFOって呼んでたんです。未確認飛行物体ですから、別に宇宙からの飛来物とは言ってない。

気になるおっさん「ケネス・アーノルド」をネットで検索

のぶみ:じゃあ俺らがグワングワンなってんのを「UFOだ!」って言ってんのは、戦闘機かもしれないって話?

西野:はい、ほぼほぼそうでしょ! ただ、我々が台湾で見たやつは、完全に宇宙人乗ってたしな!

小谷:乗ってました!

のぶみ:何だそれ、どういうことなんだ。

トンボ:どういうことですか?

のぶみ:おかしいぞ、この人の言ってること。

西野:いや、ほぼほぼ未発表の軍用機だと思いますよ。ただ、我々が台湾で見たやつ、あれは宇宙からだよ。

小谷:はい。

のぶみ:いや、おかしいだろそれ! 何なの?

西野:まず耳を澄ましたら、ファンファンファンみたいなの聞こえて。

小谷:「ワレワレハ」みたいなん。

トンボ:「ワレワレハ」言ってた?

のぶみ:「ワレワレハ」言ったら、それ宇宙人だな(笑)。

西野:アメリカ人言わないじゃないですか、「ワレワレハ……」って。

小谷:確かに。

のぶみ:ハローから言うもんな。

西野:タコの足みたいなん見えてたもんな、窓から。

小谷:見えてた!

西野:あれは完全にUFO。僕らが見たのは宇宙人のやつですけど。

のぶみ:ええー!?

小谷:(笑)。

西野:でもこれ写真ありますよ。ネット探したら。

のぶみ:そうなの?

西野:「ケネス・アーノルド UFO」で見たら。

トンボ:これです。

西野:これこれ!

小谷:これ、完璧やん!

のぶみ:そのまんまじゃん。

西野:ケネス・アーノルドが描いたのはこのイラストで。

スタッフ:見たやつ。

のぶみ:これ有名な話なの?

西野:ステルスです。

のぶみ:マジで!? このおっさんケネス・アーノルド?

西野:そのおっさんケネス・アーノルドです。

のぶみ:こいつ?

西野:こいつ、ケネス・アーノルドです。

のぶみ:こいつかよ……。

小谷:(笑)。

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