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3 Things Your Dog Should Not Be Doing(全1記事)

あなたの愛犬の行動に要注意 実は危ない3つのアクション

あなたの愛犬が次の3つの行動をしていたら気をつけてください。すぐに病院に行ったほうがいいかもしれません。1つ目は、壁に頭を押しつけること。これは脳のトラブルの兆候です。2つ目はお尻を地面にこすりつけること。これは肛門腺が詰まっているサインかもしれません。3つ目は、チョコレート、玉ねぎ、ニンニクを食べさせないこと。有名なものもありますが、ニンニクなどは意外とと気づいていないかも。あなたの飼い犬の健康のために、以上のことを覚えておいてください(SciShowより)。

あなたの愛犬がしている危険なサイン

ハンク・グリーン氏:視聴者の皆さん、こんにちは。ワンちゃんの愉快な写真や動画について少しお話ししませんか? 国家を歌っているゴールデンレトリバーの動画やサンタクロースの格好をしたチワワの写真ですか? いいですね。

でも、Tumblrにアップされているそれらの写真が全てあなたの思っているほど愉快かと言うと、実はそうでもないのです。あなたの犬や猫が自分の頭を壁に押し付けている写真、もしくはあなたの犬が庭で地面にお尻をこすりつけている動画、あなたのお皿いっぱいのグアカモを食べている写真、これらは全て本来犬がすべき行為ではないのです。

壁に頭を押し付けていたら要注意

中でも壁に頭を押し付けるという行為は最も愉快ではないと言えます。もしあなたの犬や猫が壁に頭を押し付けるような行為をしているのであれば、直ちに撮影を止めて彼らを動物病院へ連れて行ってあげてください。

これは「ヘッドプレス」と呼ばれる症状で、中枢神経の損傷など、何らかの神経系トラブルを抱えているサインである可能性があります。ほとんどの場合、この動作は先天的な要因、もしくは怪我などで犬の前脳、特に視床が損傷していることを示しています。

ちなみに視床とは、脳の知覚情報を処理する部分です。しかしヘッドプレスが、同じ場所でぐるぐる円を描くように歩き回る、もしくは何をしても無反応になる等の異常行動と共に現れた場合は特に注意が必要です。脳腫瘍や脳卒中、あるいは肝内シャントを引き起こしている可能性があります。

これらは犬の肝臓の静脈の不具合に端を発しており、結果的に肝臓内への血流を妨げることになります。肝臓でろ過されなかった血液中の毒素は最終的に脳へと運ばれます。老犬の場合は、肝硬変、もしくは肝組織の傷が肝臓の機能不全を引き起こし、それがヘッドプレスに繋がっている可能性があります。

お尻を地面に押し付けているのも危ないかも?

さて、あなたは恐らく犬がお尻を地面にこすりつける仕草をするのを見たことがあるでしょう。そうですね、とても面白い光景です。そしてあなたは、彼らがカーペットの上でそれをやるのでなければ特に問題ない、とお考えのことでしょう。

しかし、その行為はあなたの犬の肛門腺が詰まっているサインかもしれません。肛門腺とは犬の肛門周辺にある2つの体臭腺で、それぞれの個体特有の体臭を分泌する働きをします。

あなたの愛犬が、新しい仲間を見るとすぐにお尻の臭いを嗅いだり、まだ用を足した後、後ろ足で砂をその上にかけるのもこのためです。

彼らは常に自分の臭いを辺りにばら撒こうとしているのです。これは犬に限ったことではなく、熊を除いた280種の食肉目全てがこの肛門体臭線を持っているのです。

それが、何らかの理由で肛門嚢が詰まってしまい、自分で線を分泌できなくなっているのです。これは何らかの細菌感染に関係していると思われ、犬が下痢をした後によく起こります。

これが起こると肛門腺は膨張し、容易に想像できるか思いますが、とても不快な気分になります。それでお尻を引きずるという例の行動をするのです。

そのような場合はぜひ獣医に診せて、肛門嚢内の腺を排出してもらってください。とても不快な作業のように聞こえるかもしれませんが、大丈夫です。あなたの愛犬の気分はすごく良くなるはすです。

ニンニクや玉ねぎは絶対に食べさせてはいけない

最後に、チョコレートが犬に取って有害であることは先に述べましたが、ニンニクや玉ねぎもまた犬にとって大敵であることは御存じでしょうか? 玉ねぎ、そして特にニンニクはスルホキシドおよびジスルフィドという物質を含んでおり、犬にとっては毒となるのです。

猫、犬、そして馬などの動物の体内で、これら硫黄化合物は酸素を運ぶ働きを持つ蛋白質であるヘモグロビンと結合し、赤血球に損傷を与えます。ヘモグロビンが損傷を受けると、あなたの愛犬は貧血を起こします。そしてもし大量のオニオンリングを摂取すると死に至ることもあります。

従って、ガーリック入りピザを前にしたあなたの愛犬が、どんなにおねだりをしようとも決してそれを与えてはいけません。

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