2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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前田悟志氏(以下、前田):私が、ねこグラファーの前田です。よろしくお願いします。
家で飼っている猫は、これがonちゃん6歳、女の子です。
これが小梅ちゃん5歳。
そして、ふくちゃん。
ヒロタ氏(以下、ヒロタ):私は、ねこ経済新聞というWebメディアをやっております。ヒロタと申します。よろしくお願いします。
私の猫さんは2頭の姉妹ですかね。真っ白な白猫さんです。
記者:名前は?
ヒロタ:こちらがカタカナでアグリという名前ですね。
こちらのちょっと毛が長いのはモニーという名前で、2人合わせてアグリモ二ーと呼んでおります。
保護された子たちなので、はっきりとした誕生日はわからないんですけど、だいたい2、3歳ぐらいじゃないかということで言われてますね。
まだ家に来て4ヶ月ぐらいかな。7月ぐらいからいっしょに暮らしているので、まだ4ヶ月とちょっとしか経っていないですけれども。仲良くおてんばな子たちではありますが、楽しく暮らしております。よろしくお願いします。
おーさき氏(以下、おーさき):いぬねこマガジンというWebで媒体をやっている、おーさきと申します。よろしくお願いします。ちょっとヒロタさんとかぶっちゃって、申しわけないんですけど。うちの猫ちゃんはこんな感じで。(何もプリントされていない写真を出す)
(一同笑)
おーさき:ホワイトっていうんですけど。
ヒロタ:猫好きの人しか見えない写真ですか? もしかして(笑)。
おーさき:猫好きだったらきっと見えるだろうなぁと。
前田:メスですか?
おーさき:メスです。
前田:種類は何になるんですか?
おーさき:ミックスかなぁ。
前田:というわけでまだ飼われてらしゃらないですけど、もともと「男3人猫談義」っていうのは、おーさきさんにどうやったら猫を飼わせるかっていう……ね(笑)。
ヒロタ:私たちが頑張って猫の魅力を伝えて。
前田:洗脳するっていう企画で、ずっとWebのほうで連載してて、それが余りにも盛り上がっていって、その感じでやろうと思っています。よろしくお願いします。
(会場拍手)
前田:僕たち3人への質問をFacebookとかLINEとかで募集したんですけど、結構来ましたね。
ヒロタ:ありがとうございます。
前田:それを話していこうかなと思っております。最初の質問が、どんな猫の種類が好きですか? どんなのが好きですか?
ヒロタ:私は白猫が好きなんですけど。それは当然ですよね。うちの猫は白猫なので。あと他にどんな子か好きだと言われたら、どんな子でも好きですよ。どんな模様もそうだし、種類も品種ももちろんそれぞれ特徴がありますし。ミックスの子たちもそれはそれで可愛いので。どんなのが好きかというと、難しいですよね。
よくこれは話になるんですけど、ワンちゃんと猫ちゃんって、自分が飼っている品種が、ワンちゃんを飼われている方はすごい好きだというし。だから、チワワのオーナーさんたちの集まりとか、そういうのがあるって聞きますけど。猫はそういうのってないですよね。
前田:三毛猫のオーナーとかって無いですよね。
おーさき:猫を飼っているっていう集りはあるけど。
ヒロタ:皆さん大体猫好きの方っていうと、「どんな猫でも好きです」って言う方が多いですよね。
前田:この質問が難しいなぁと思って、一番最初に持ってきました。
ヒロタ:どうですか?
おーさき:僕は最近こうやって猫談義とか、いろいろお二方とやらせていただくようになり、猫のほうに気持ちがツツツツーッと。
前田:犬より?
おーさき:いぬねこマガジンをやっているので、犬ももちろん好きなんですけど。
ヒロタ:来年ぐらいはねこねこマガジンになるかもしれないですけどね(笑)。
(一同笑)
おーさき:猫に気持ちが寄っていく中で、猫談義の中でもあったんですけど、猫好きな人っていうのは、ヒロタさんがおっしゃっていたみたいに、猫が好きなんですよ。
いろいろ、いぬねこマガジンで、犬の取材とかも行ったりするんですけど、やっぱり犬種ごとの集まりというか。今日はチワワの集まりとか。そういうのが本当に多くて、なかなか犬の集まりっていうのが無いんですね。
でも猫に限っては、本当に何がいいというわけじゃなくて、猫が好きな人は何でも可愛いみたいな。僕もいろいろ写真を見ていく中でこの子も可愛い、この子も可愛いとなっちゃうので、これというのは無いですね。
前田:中にはスコティッシュだけを可愛いがるとかいう人も…。
ヒロタ:基本はミックスですよね。多いと思いますね。
前田:僕もすごい悩んだんですけど、これってカレーが好きな人に何カレーが好きですか? ってトッピングを聞いているような質問なんじゃないかと(笑)。
ヒロタ:おいしければ何でも好きっていう。
前田:いやいや、何カレーでも食べますよみたいな。
ヒロタ:確かに。
前田:そんな感じかなと思いましたね。とはいえ、僕は三毛猫が好きだと言っときますけど(笑)。
ヒロタ:それはどんなところが?
前田:やっぱりおっとりしているところ。
ヒロタ:性格的にいうとね。
前田:マイペースだし。まぁ、うちの子が一番好きっていうことですけどね。今日もふてくされて朝送り出してくれたけど。「今日も行くんでしょう?」みたいな。
ヒロタ:最近は5時に起こすんですか?
前田:ほぼね。朝の5時に決まって起こす。
ヒロタ:生活のリズムがちゃんと決まってるんですね。
前田:でも理由が無いんですよ。取りあえず起こす。
ヒロタ:お腹減ったとこじゃないんですね。
前田:ないんですよ。起こしとこうみたいな。そろそろ朝ですよみたいな(笑)。最初は顔をペシペシ叩くんですね。うだーってやってたら爪が立ってきてギャッて。痛ぁーって言って起きて、どうしたの? って撫でると寝るんですよ(笑)。
ヒロタ:もう日課なんですね、それが。
前田:何だよと思って……。最近朝5時起きの生活が続いております。
ヒロタ:早起きになりますよね。
前田:そんな生活が待ってますよ。
おーさき:楽しみですね。洗脳してください。
ヒロタ:洗脳します(笑)。
前田:次が、何で猫関係の仕事をしようと思ったんですか? これは是非、ねこ経済新聞さんにお聞きしたい。
ヒロタ:私の場合は、ねこ経済新聞って新聞とついているんですけど、Webを中心にやっているプロジェクトで、仕事としてというよりは私のライフワークとしてやっているという感じなんですね。
ちょっと個人的な話になりますけど、私がフリーのライターのような感じの仕事をしていて、いろいろ取材したり記事を書いたりという感じのお仕事をしていて、もともと特に猫に特化してそれをやっていたわけじゃなくて、地元情報の発信とかそういう形で仕事をしていたんですけど、昔から猫が好きで、でもいっしょに暮らすことができなかったんですね。
姉が猫アレルギーだったりしてなかなかそれが叶わなくて、それで時々ぶらりと現れた野良猫が家に出入りしてとか、そういうのはあったんですけど、ちゃんとこの子っていうような形で長い期間飼うことができなくて、それでいつか、絶対大人になったら……っていうふうに思ってたんですけど。
なかなか家の関係とか仕事の関係でそれが実現しなくて、でも何かしら猫とも暮らしたいし、猫に関する情報発信、自分がライターの仕事なので情報発信とか何かできないかなと思いまして。本当は猫をお迎えしてから、ねこ経済新聞を始めようと思ってたんですけど。そういう事情で……。
前々からこのアグリモニーに猫の編集長というのをやってもらってるんですけど。本当はこの猫の編集長を迎えてから、ねこ経済新聞というメディアを始めようと思ってたんですけど、まだちょっとその頃、始めたのが4年前ぐらいなんですけど、ちょっと家の事情でお迎えするのが難しい状況だったので、先に始めちゃおうと(笑)。
猫がいないけど、やっぱりそういうプロジェクトをやろうと思ったんで、もう半分勢ぐらいな感じで始めたんですね。
それでだんだん情報発信とか自分で取材に行ったりして。この街に、こんなお店に、こんな猫がいますよとか。こんな猫イベントがありますよとか。
そういう取材をして、こんなグッズのお店がありますよというのをどんどん自分で取材して紹介してというのをやっているうちに、おかげさまで読者様というか見てくれる方も増えてくれまして。
それで取材にお世話になった方から、「この子たち保護した猫なんですけど、是非一緒に暮らしませんか」と仰ってくださった方がいて、それで一緒に暮らし始めたのが今年の7月という感じの経緯なんですね。
なんで猫に関する仕事をやっているかというと、猫が好きだからというのがあったんですけど。そういう経緯で始めたというのが、ねこ経済新聞ですね。
前田:ねこ経済新聞さんと僕がなぜ知り合ったのかというと、うちの子を取材していただいたというのがあるんですけど。ヒロタさんの書く文章ってすごくやわらかいので、絶対女の人だと思って駅で待ってたら……。
ヒロタ:野郎ですいません、私です(笑)。
前田:嘘だーって思ったのは僕です。
ヒロタ:アハハハ(笑)。ありがとうございます。今でこそ猫に関するメディアっていっぱいあって、それぞれのサイトさんに性格があって、おもしろい画像とか動画に特化してたりとか、そういうのもあるんですけど。
私がコンセプトとして考えているのは、やっぱり猫たちのためにもなりつつ、人間のためにもなってみたいな感じのことを特に意識してやりたいなと思っているので。
テイストも結構やわらかめで、あったかい感じの書き方で、そして新聞とついているので、あまり「こうしろ!」というよりは、「こういうのがあるんですよ、もし良かったら行ってみてくださいね」とか、そんな感じのテイストを心がけてやっています。
前田:良かったらTwitterとかFacebookで、ねこ経済新聞と調べてみてください。
ヒロタ:そうですね。Webサイト自体は更新頻度は結構ゆるゆるで、1週間に1回あるかないかというそれぐらいなんですけれど。
前田:でもある時はすごいありますね。次々と。
ヒロタ:ネタ自体はいっぱいあるんで。自分ではなかなか取材に行けなくても、例えば他の新聞とかが取り上げてる猫ネタだとか、こんなイベントがありますっていうのは、SNSですかね、TwitterとかFacebookを使って。
どこどこでこんなイベントがありますとか、こんな取り組みをしている人がこの新聞で取り上げられてますよ、というのをリンク付きで毎日毎日紹介しているので。それでたぶん知ってくださって、見てくださっている方が多いように感じますね。
前田:おーさきさんは、なぜ?
おーさき:そうですね。いぬねこマガジンという媒体なんですけど。もともと僕が今いる会社っていうのが、本当は印刷業が母体となっている会社で、今、僕がメインでやっているのはこっちでいうタウンワークとか。
前田:知らなかった。これ(いぬねこマガジン)がメインだと思ってた。
おーさき:もちろんメインなんですけど、一応会社の軸としてあるのが人材系のサービスなんですね。その中でも何か新しいことをやっていかなくっちゃいけないのでっていうことは常々会社の中でも出ていて。
僕の上司がめちゃくちゃ犬が好きなんですよ。コーギーを飼っていて、それを世界一可愛いんだと毎日言うんですよ。それでだんだん洗脳されてきまして。
犬猫に関する飼育頭数とか見ても、やっぱり犬猫が圧倒的に多いので、その中でちょっと何かサービスを立ち上げてみないかという話で。
いろいろ皆で企画を出し合っていって、最終的には「思い出」というところをコンセプトにして、いぬねこマガジンでは飼い主さんに犬と猫の思い出をいっぱい記録していただいたり、その思い出に繋がるような記事を書いたり、そういったところで始まったのが、いぬねこマガジンという媒体ですね。
ヒロタさんの文章もさっき前田さんが仰っていましたけど、そこでぜひ、うちで記事を書いていただきたいなぁと思ってお声がけしたのがきっかけで、そこから前田さんに繋がって……という流れがあるという感じです。
前田:今となっては3人を表す言葉は癒着ですよね。
(一同笑)
おーさき:癒着って言っていいのかな(笑)。
ヒロタ:いろいろ可能性が広がっているということですね。
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