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第30回記念スペシャル 『ワンパンマンの敗ける日』(全3記事)

「大人になれなかった子供だ。コイツらは」モブサイコの名シーンを山田玲司が深読み

この記事は、10月21日に収録された『山田玲司のヤングサンデー』の第30回記念スペシャルのものです。今回の放送では、テレビアニメ『ワンパンマン』の原作者であるONE先生が世界初登場します。ONE先生の謎のベールに包まれていたプロフィールなどが次々と公開されます。山田玲司氏の作品分析をもとに、となりのヤングジャンプで連載されている『ワンパンマン』や裏サンデーで連載されている『モブサイコ100』の魅力をおっくん氏と共に掘り下げていきます。今回のパートでは、『ワンパンマン』の本質を捉えた議論が繰り広げられます。ONE先生はシリアスとギャグでどれだけの摩擦熱を生み出せるかが漫画の好きな作り方だと言う。また、山田氏による『モブサイコ100』の名シーンの紹介もされています。最後に、ONE先生の『ワンパンマン』への想いが語られます。

2種類の選手権

山田玲司氏(以下、山田):(ONE氏の漫画を)読んでてすっごい思うんだけど。ドラマを作る人なんだよ、この人は。すなわち、本質を考えてる人っていうのがあって。

さっきの話で言うと、絵を描く漫画家には2種類の選手権に出てると思うんだよ。俺たち漫画家は漫画家っていう1つのくくりで評価されるから、すぐ「絵がどうだ」とか、くっだらねーこと言われるの。「売り上げがどうだ」とか、「最近どうだ」とか、うるせーよっていう。

おっくん氏(以下、おっくん):「最近どうだ」はいいでしょ(笑)。

山田:うるせーよ、一生懸命生きてますよ、最近も(笑)。

そんで、これ多分ね、漫画家が出てる2種類の選手権っていうのがあって。

おっくん:出たよ、何でもとりあえず二元論にしちゃう方式(笑)。

(会場笑)

山田:バカは大好き二元論。コピーバンド選手権に出てる漫画家と、お前はどうなんだっていう選手権。この2種類だと思うんだ。

コピーバンド選手権に出ている人たちは、絵が上手いのは当然なんだよ。いろんな人のコピーして、あの人のこれとあの人のこれとって、最強の絵柄を持ってくる。コピーバンドだから。いるじゃん、ビートルズのコピーバンドとかいっぱい。クイーンそっくりとか。

おっくん:グイーンね。

山田:それはそれでいいんだよ別に。だけど考えてないっていうか考えられないんだよ。「じゃあ何なの?」っていうのが。「お前はどうなの?」って。これは職人選手権だね。それはそれでいいんです。

だけど難しいのが、お前はどうなんだ選手権のほうで、こっちは完全に作家性が問われる。こんなこと、こんなこと、今までこんな歴史が流れてきた。例えば、今回だと、すごくおもしろいのが……。

おっくん:絵の選手権と話の選手権ってことかな?

山田:若干違うんだよな。哲学選手権かもしれない。

超能力者同士のバトル物っていうと、『バビル2世』がお馴染。そのあと『幻魔大戦』になり『AKIRA』が出てきて。それで『ドラゴンボール』が魔法かかった形のサイコバトルっていうか、気を当て合う感じで、ちょっと変化していくんだけどさ。

ここ1番で超上手い絵を描く

山田:その延長上に『モブサイコ』があるんだよ。その間に『AKIRA』が入ってるじゃん。『モブサイコ』がとってもAKIRA的要素が多くて。あれは影響受けてるよね?

ONE氏(以下、ONE):うーん、そうですね。

おっくん:言わされてる感あるよ(笑)。

ONE:『AKIRA』は大好きだったので。

山田:だよね。『AKIRA』は最初に超能力を可視化した漫画なんだよ。円形状にバンってめり込むとか。そういうことを全部最初にやってるよね。それをそのまま使ってるんだけど、落としどころはどうなんじゃいっていう話。

そういうことに答えが出せるかどうかっていうのを俺たち漫画家は問われるわけだよ。「お前そういうふうに正義とか悪とか言ってるけど、それってどういうことですか?」って。出された答えが浅かったら(読者は)失望するわけ。

風呂敷広げた分だけ着地がしっかりしてないと皆納得しないから「また広げてる」って言われる。そこで評価されてしまう。

この人は若いのにちゃんと着地するんだよ、いちいち。そこがすごいなっていう。49分ですけど、もう。

(ONEに対して)これ違いますよと思ったら言ってね。今のところ大丈夫?

ONE:今のところそんなに間違ってないですね。1箇所だけ、意外だと思うんですけど、あの携帯電話を持つ手はちゃんと自分の手を見ながら描いたんです。

(会場笑)

山田:ごめん!

ONE:そこはちゃんと受け止めないといけない。絵はむちゃくちゃ言われてるんで。本当に上手くならなきゃいけないなとしか思わない。

山田:でも見てるとね、ここ1番超上手い絵が入ってくる。ここ伝えたいなって思った時に、あなたは別の画家になられるっていうか。そこがまた信用できるんだよね。ここはちゃんと絵で伝えるっていうスイッチが入るっていう。

『Dr.スランプ アラレちゃん』の系譜

山田:俺思うんだけど、『ワンパンマン』ってアラレちゃんの系譜だよなって。『Dr.スランプ アラレちゃん』無垢なる者が最強の力を持っちゃったとか、あとはケンシロウとかって感じで。

おっくん:あと『ラッキーマン』だと思う。

山田:『ラッキーマン』もそうね。だからジャンプの。

だけど俺が感じるのは、アラレちゃんはペンギン村の世界だけの話であって。最強とか、突き飛ばしちゃったりとか、地球がヒビ入ったりするけど、脳内ペンギン村の話なんだよ。来週になったら月は元通りになってる。そういう世界の中にずっとあるからゲームっぽいなって思ってて。

もしかしたらだけど、君は学校なるもの社会なるものもしょせんそういった物に見えているような気がするんだよね。ゲーム世界っていうか、どっかバーチャル感で世の中を見てる感じがしてしまうんだよ、漫画を読んでいると。これって何だろうなと思って。脳内で最強ってことを体験してくる、ゲームとかをやってると。

おっくん:万能感でしょう?

山田:これがいわゆる幼児的万能感だけど。ゲームをクリアしちゃった後に、ずっとキャラクターのレベルを上げ続ける人いるじゃん? 俺はこれを「レベル9999の孤独」って思ってるんだけど。

このいくとこまでいっちゃったゲームキャラってどんだけ孤独なんだって思うんだよ。モブサイコとかワンパンマンってこの人(レベル9999になった人)なんじゃないかと思うんだよ。

最終回から始まってるとよくわかるんだけど、君の生まれた時代って最終回なんじゃないの? だから終わろうとしているっていうか、もう終わっちゃってて。生まれたときに終わっちゃってて。

ONE:漫画とかですかね?

山田:全部が。社会全体が。

ONE:そうですね。近いのは、僕がジャンプを購読し始めた時は『ドラゴンボール』とかも終わっちゃってて。

山田:(おっくんに対して)うるさいよ、お前は。何なんだよ。

おっくん:すごいパワハラ感が。(山田のONEに対する真似)「終わっちゃってるよね! ねぇ!」(ONEの真似)「うん、はい。ううん」っていう。

山田:ちょっと抑えないと。

力なんて意味がないと伝えられる漫画

おっくん:あれでしょ? 世紀末感のすごいときに思春期を迎えているんですよ。そうじゃん? エヴァの流れの中ででしょ?

山田:その通り。

ONE:エヴァは大人になってから見ました。大人になってから借りて見ました。

おっくん:そっち系か。

山田:エヴァは95年なんで(ONEは)10歳くらい。意味がわからないんじゃないかな。もうちょっと上の世代、団塊ジュニアくらいはくらってるんだけど。

そこで最初から「これから俺たちの社会は上がっていくぞ」みたいな感覚をちょっと冷静に見てるっていうか、そんな人たちを。だから、平熱だし何かをもうわかっているっていうか悟っているっていうか。何を悟ってるかというと、「私はただの庶民だ」ということというか。

これって妄想の力で、中2(病)で、「俺が世界を」ってやってるやつがやってる内にレベル上げして段々わかってきちゃって、最終的には「俺単なる庶民じゃないの」ってことを受け入れることのできた世代っていうのが君らくらいから始まってるんじゃないかなって気がするの。だからもう夢を見ないっていうか。

ゲーム脳ってよく言うけど、ゲームばっかりしてるとバカになるんじゃなくて、ゲームばっかりするとどんなにレベルを上げても庶民だってことがわかる。やってもゲームだから。そういう意味で別の覚醒があるような気がする。

ゲームをずっとやってると。つまり、「最強、最強、最強」って言って、俺たちは最強になれない人間にとって最強っていうものはゴールなんだけど、最強まで行っちゃってずっと最強に生きている人間にはもうもはや意味ない。「力なんて意味ないよね」っていう良作品を描いている気がする。この人。どうでしょうか?

シリアスとギャグにどれだけの摩擦熱を生みだすか

山田:もうちょっといい? 力ある者って悟ってるんだよ。ここですごくおもしろいのが、対立構造で、今週のワンパンマンにマッドサイエンティストがやたら出てくる。

それで「世界は俺たちが。俺の物だ」ってわーってやってて、これって届かなかった人は力まで行ってないっていうか。その更に力行った人間は「まあまあもう冷静になろうよ」っていう。どっかでその感覚が作者の中であるんじゃないかなって気がするんだよね。

ONE:その構図でイメージに近かったのは、一般的に見ればすごくシリアスな展開で人類の危機とか誰も倒せないような敵が出てきたりして、その世界にはそれに立ち向かおうとする一般の少年漫画の主人公みたいなキャラクターもちゃんといる。

けど、そこで死闘を描いているところに、何段階も上のレベル9999みたいなやつがレベル200同士の戦いみたいなのに横から入って終わらせるみたいな。

山田:っていう漫画じゃないかな?

ONE:そうですね。もともと僕の好きな作り方みたいなのは、シリアスとギャグにどんだけ摩擦で熱を起こすかみたいな、ギャップの笑いみたいな。

それもクレヨンしんちゃんの影響が大きそうなんです。普段のクレヨンしんちゃんの家族は平和なことで笑いに満ちてるんですけど。

映画で急にシリアスっぽいのが出てきたりしたときに普通のおもしろさじゃないんですよね。すごいおもしろくって。ギャグ世界にシリアスが突入して来たときのそこに生じる何かみたいな。

『ワンパンマン』は逆で、世界がシリアスで簡単に人が襲われちゃうような怪獣とかが出てくるところに、ギャグ的な存在の、強さがギャグみたいなやつがその世界に放り込まれたらどうなるかっていうのを観察する漫画っていうか。

山田:まさに観察だなっていう。どこかサウスパーク視点が入ってる。

おっくん:それは本当に思うし、基本的にONE君のローテンションって言えばいいのかな。それが1番フィジカルとして素直に出てるっていうか、無理してないじゃないですか。

『ワンパンマン』に関していえば、おもしろいのはワンパンマンは神なんですよ。でも神の孤独があるんですよ。だけど、それをむちゃくちゃ文学的に描くかって言うとそうでもないんですよ。これどっちかっていうと、ワンパンマンの孤独を描いているんではなくて、ワンパンマンがどれだけおもしろいかって話なだけなんですよ。

自分の日常ベースの漫画

おっくん:さっき、「受け手と作り手の熱量の差がすごい」ってコメントがあったんですけど、それもちょっとあるかなって。

山田:それは、この人が持っているものなんだよ。

おっくん:ONE君の世界観がすごいなって思うんですよ。アイデア1つでワンパンマンっていうのを作って、そこから普通だったら、この最強のやつが陥る範馬勇次郎(『グラップラー刃牙』に出てくる人物)の孤独みたいに行っちゃう可能性のほうが高いんだけど、そうじゃなくて。

自衛隊上がりの板垣先生(『グラップラー刃牙』の作者)じゃないから。まず自分の日常をベースにしてるんですよね。

そこでおもしろいのが、キングってやつが出てくるんですよ。キングエンジン積んだ。そいつはただの凡人で、ワンパンマンが敵を倒したときに偶々いたってだけで手柄はこいつに。すごいごっついやつで、何もしないでヒーローのランクが上がっちゃって、今7位だっけ?

ただの引きこもりのゲーマーなんですよ。これを出したのがすごいなって思って。その視点て、まあ『モブサイコ』もそうなんだけど、最初から着地してるんですよ。

そこから始まってて、ワンパンマンもそこまで悩んでなくて、ただただ趣味で何となくヒーローやってて。そこのジレンマみたいなのをゆっくりゆっくり(解消するもの)だから、すっごい読みやすい。

山田:ゴールにいるから葛藤とかなくていいんだよ。

だけど、『仮面ライダー』とか『デビルマン』はまだ葛藤してるんだよ。だから重いんだよ。それに共感するのは疲れるんだよ。それをクリアしているっていう。それくらいの子供たちなんじゃないかなって思って。

『モブサイコ100』の名シーン

山田:限定に入る前にこれ言いたかったんだけど。おかしな人達がいっぱい出てくるんだけど。

「大人になれなかった子供だ。コイツらは」っていう。『モブサイコ』で、モブサイコの敵で出てくる人たちって、基本的に力を持って混乱と憎悪を生むだけの人たちなんだよね。だから困った人たちなんだよね。

それを冷静に見ている主人公たちがいて、結局「超能力持っていてもモテないですよ」ってツッコミを冷静にするんだよね。

「超能力持っててもモテないですよ」っていうフラットな感覚ね。その冷静なつっこみをスーってされるっていう。

「それが全てだ。アンタもモテない。諦めろ」って言った後に、ここでガスマスクをしているおじいちゃんがぶち切れる。このぶち切れ方がまた素晴らしいんだけど、これ。

「こんなにすごいのに!」

「どうして認めてくれないの!?」

「私は世界に、特別扱いされて然るべきでしょ!」って叫ぶおじいちゃん。

おっくん:顔がどんどん薄くなっていくんですね。

山田:これね。すごいよね。地球の絵が一発入れてあるんだ。

ヤザワからのナガブチ

山田:だからこのどっか超俯瞰で、未だに成長しようとしている夢みたいなものが誇大してでかくなってどうにもならなくなっている大人たちを、冷徹な視点で切ってるんだよね。

サイコっていうけど、「あんたたちがサイコだよね」って。だけど、かっこつけて「お前らサイコだ」みたいなことは絶対言わないの。ヘルメットのまんま、しれ~っとした目で。

ONE:そうですね。現実って残酷な部分あるじゃないですか。その現実の残酷な部分を1番痛いタイミングで口から話させちゃうみたいな。

山田:そのタイミングが天才的に上手い。

限定に入っちゃうんで、最後にこれだけ言いたいんだけど。すっごいおもしろかったんだけど。これまさかのサウスパーク視点って言うの? 大人になれなかった人たち=本物のサイコっていう。これが敵として現れるのが『モブサイコ』。

モブサイコって、「大人になれなかった人っていうのは何ですか?」っていうと、ビッグになりたかった人っていうことで、これ。

ヤザワからのナガブチという、まさかの展開が発見されたわけですよ。

おっくん:今日ね、ONE君のファンの初見の方がけっこういらっしゃって。

山田:「私は世界に特別扱いされて然るべきでしょう!! だってやざわだもん」「だってヤザワだもん」から、「一歩前のこの道を行かなければ、だって僕は失うために生きて来たんじゃない」ですよ、これ。

「一歩前のこの道を行きましょうよ」っていう。「モブでいいから」「庶民でいいから」っていう地面に降りた。

今まで俺たちは逆をやってたのよ。ナガブチからヤザワに行こうとしてたのよ、皆楽しんで。これ逆にいきましたから、この人。

これって仏教で言うと妙好人(みょうこうにん)ってやつで。

おっくん:仏教!?

山田:すみません。限定前にまた訳のわからないことを言いましたけど。浄土真宗では、一般に畑を耕してる人でも徳を積んでお経とか言わないけど、仏になった人のことを妙好人っていうんだよね。

庶民ヒーローのことをもう既に鎌倉時代に我々は発見してるわけだよ。だから庶民のヒーロー。「俺たち庶民なんだよ」って主張は、この方と一緒で、実はこの方は浄土真宗なんですよ。つまり親鸞だと。ONEは親鸞だということで、限定放送に移りたいと思います。

おっくん:これ絶対会員減るわ(笑)。

山田:この先もうちょっとつっこみますから。おもしろきゃいいんだよ。

社会生活を頑張る主人公の日常

おっくん:何か反論があれば。限定(放送に)いく前に。

ONE:ヤザワになるのはすごいハードルが高いことっていうのは、一般的に皆知ってることなんですけど。

更に1つ考えると庶民は庶民でけっこうハードル高くて、僕の中では。例えば、普通に朝起きて電車乗って出勤するっていう毎日をやるってけっこうハードル高くて。僕の中ではすごい難しいこと。まず朝起きるとか、ちゃんと仕事するみたいな。

そこを簡単なものとしては描きたくないなと思ってて、頑張って社会生活を送ろうと頑張る主人公を描きたい。

サイタマとかも特売セールで走り回ったりとか。そういうところで苦戦しているっていう日常が描きたくて。モブも強い力を持ってても女の子にモテないとか。内気で口下手だとか。

山田:やたらと「体鍛えたい」って言う。「体鍛えなきゃ」って言う、そう一歩ずつっていうのがあるよね。

体鍛えるといえば? やるなら今しかねえ。そんなわけで限定に移りたいと思います。この後は、ファミリーの皆さんよろしくお願いします。

おっくん:この番組は非常にお節介な番組で有名して、深読み先生こと山田玲司がガツガツと仮説をバンバンとね。実は、まだまだこの番組は全然本気を出してません。会員限定やばいことになります。何より僕が今日は、この1年30回やってきた中で1番楽しみな。

山田:まじで? 長渕回じゃないの? あんなに大暴れしてたのに。

おっくん:全然。長渕どころの騒ぎじゃないっすよ。エヴァの次に来たエポックメイキングな作品『モブサイコ100』ですからね。これがね、とにかくやばいんだ。っていう話をするんですけど。

とりあえず次週の宣伝からやらしてください。次回10月28日水曜日『中2ナイトニッポン』でまたフリートークをやります。ゲストは特に決めていません。誰か来るなら来る感じでいきます。

「ハチクロ」回にはしないぜ、今日は。1年もキャリア積んでるんで、うちらも。

その次の日29日、日本シリーズ第5戦があると信じてニコ生実況します。俺だけじゃなくて、俺と野球大好き東村アキコ先生の『ヒモザイル』でお馴染みの哲ちゃんと。

山田:全裸で見るの?

おっくん:全裸では見ないです。ユニフォーム着ます。男2人で野球の実況をしたいなと思っています。(会員限定で言いますが)会員の人に頼みたいことが1つあって。

じゃあ、また来週お会いしましょう。会員になってください(笑)。

ONE君の話をもっと聞きたいっていうから、ガンガン深い所まで掘り下げていくんで。よろしくお願いします。

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