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下田流恋愛談義&お悩み相談室(全4記事)

「恋愛サンプルは常に採集中」 下田美咲がお悩み相談のエキスパートであり続ける理由

2015年9月21日(月)、SAKURA学園主催の『第1回 SAKURA学園祭』が東京 恵比寿ザ・ガーデンルームで開催されました。SAKURA学園は、オトナ一歩手前の「つぼみ女子」が素敵なオトナとして花開くためのコミュニティです。イベント当日は特別公開授業としてタレントの下田美咲氏が登場。普段からTwitterなどを通じて悩める女子のお悩みにズバッと答えている下田氏ですが、同世代の女性に囲まれて、お悩み相談を受け答えするのはほとんど初体験とのこと。恋愛のサンプルを採取するために、常に恋をしていると語る下田氏。「なるべく短期間で別れて次にいきたい」といった、独自の恋愛観を赤裸々に語りました。

お悩み相談の達人・下田美咲が登場

下田美咲氏(以下、下田):下田美咲です。よろしくお願いします。

司会:ようこそお越しくださいました。今日は、SAKURA学園という、振袖などを皆さんにご提供しているところの、初めてのコミュニティーなんですけれど。学園祭ということで、10代から20代の女性の皆さんにお集まりをいただいております。

先ほどまでのステージはファッションショーもおこなわれたんですけど、同世代の女の子たちに囲まれる、こういうステージっていうのはよくありますか下田先生? 

下田:いや、滅多にない……。

司会:滅多にない!

下田:初体験に近いですね。

司会:嘘! 本当ですか?

下田:はい。

司会:それ、とても嬉しいです。

下田:ありがとうございます。

司会:今日は、そんな下田先生のいろんな共感できるようなお話を、皆さんは聞きに集まってきてくださってるわけなんですけれど。そんな皆さんの中には、初めての方もいらっしゃるかもしれません。先生のほうから自己紹介を兼ねてご挨拶をいただいてもよろしいでしょうか?

下田:普段は「アルコール女王」と呼ばれていて、そのイメージを持ってる方も多いと思うんですけど……。ゴッドタンの「飲み姿かわいい選手権」とかが多分、印象が強い……。

司会:非常に強かったです。

下田:お悩み相談の達人とは全然繋がってないと思うんですけど。

司会:本当ですか? お悩み相談の達人のほうがどちらかと言うと本当の姿に近い? どちらですか?

下田:そうですね、アルコール女王のほうは泥酔した私がおこなっていることなので、私の管轄じゃないというか……。自力で出来ることはどちらかというと、こっちですね。

司会:そっか、ありがとうございます。今日、本当に皆さんも思わず笑顔になってますけれども、いかがですか? 生で、初めてご覧になった方も沢山いらっしゃるかと思いますけど、透明感あふれる美しさ。

下田:透明感は演出してるので(笑)。

司会:演出だそうでございます(笑)。そんな楽しい下田先生にこれからいろいろとお話をお伺いしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

下田:よろしくお願いします。

恋愛サンプルは常に採集中

司会:どうぞお掛けください。さて今日は、10代から20代の女子ということでございまして、お悩みの相談のメインは恋愛になってくるかなと思うんですけど、いかがでしょうか? 今、恋愛のいろんな悩み抱えている方?(来場者に挙手を求めながら)

なかなか手が挙がらないね。そう言われても、挙げられるもんじゃないですよね。下田美咲先生は、このジャンルにおきましても、お悩み回答のエキスパートでいらっしゃるんですけど。

下田:そうですね。13歳からそればっかり研究してきたので。誰よりも先人きって。

司会:すごいですね。でも先生最近、忙しいでしょう? なかなかご自身の恋愛って進められない状況なんじゃないですか?

下田:そこは結構、最優先事項というか。これからも悩みに回答できる私であるために、多くのサンプルを集めておかなきゃいけないので。むしろスケジュールをブロックして、取り組んでますね。

司会:今、サンプル採集中?

下田:採取しまくらないと、そこは(笑)。新しい体験をして……。

司会:そっか。

下田:ひとつでも多くのツイートをするために、デートのためのスケジュールをブロックします。

司会:なるほど。確かに「自分自身でいろいろ体験をしたことの中でしか答えられないこと」っていうのもきっとあるはずですもんね。

下田:そうですね。どれだけ短期間でも誰かと付き合えば2~3個は新しいものが入ってくるので、なるべく短期間で別れて次にいきたいですね。

モデル・アイドルとして活躍後、ニートに

司会:なるほど(笑)。こんなに豪快なことを仰ってらっしゃる下田先生なんですけれど、皆さんよくご存じかと思いますが、本当に小さい頃から、ファッション誌で大人気のモデルさんとして活躍をされていらっしゃったり、アイドルとしても活動されたり。

下田:15歳まではそうですね。

司会:その後、こういったいろんな活動をはじめられたということでございまして、いろんな人生経験を積んでいらっしゃいます。

下田:そうですね。6年半のニート生活がやっぱり、インパクトがあると思います。

司会:ニート生活に突入したというのは、何かきっかけがあったんですか?

下田:学生時代が終わった、という。高校卒業して、社長になるまでがずっとニートですね。

司会:今、会長兼社長さんでいらっしゃるんですよね。ニート生活は、ご自身にとって人生を方向転換するための充電期間とかだったりしたわけなんですか? そのまま芸能生活を続けていこうっていう考えはなかった?

下田:それはなくて、私、ゴールデンボンバーさんがすごく好きで。ゴールデンボンバーさんの加入を目指してYouTubeとかをアップしていたんですけど、結果それが実って社長になったという予想外の展開ですね。

司会:なるほど。先生これ、紹介させていただいてもよろしいでしょうか? 

下田:はい。私の会社の社訓なんですけど、まず「仕事はオギノ式」。これは避妊法なんですけど、1年後に生み出したいものと生み出したくないものを計算して生きてますよ、っていうことですね。

司会:1年先に?

下田:ノリと勢いと思われがちなんですけど。アルコールとかのイメージもあるので。でも完全に、1年後のことを計算して今を生きてます! という意味でつくった社訓です。

司会:仕事するときは、ちゃんと先々のことを考えて。

下田:そうですね。1年後に「なりたいもの」と「なりたくないもの」。なりたくないものへの対策って結構大事なんですよね。「こう思われないようにする」とか。

司会:それが2番目の社訓につながってくるんでしょうか?

下田:そうですね。準備は「やりちぎる」本番は「ぶちかます」。準備が大事です、何よりも。

司会:なるほど。「やりちぎる」って独特の言葉ですけれども。

下田:「やりちぎる」はもう、やれることがないところまで、やる。「やれることは全部やる」が「やりちぎる」ですね。

司会:なかなかこれ「やらなきゃいけないな」ってことがわかっていても、できないことですよね。

下田:そうですね。

司会:そして「遊びの経費化」。

下田:これが一番ニート時代とつながっているというか。ニートの頃、お金を払ってやっていた遊びというか、お金を払ってでもやりたかったことが、今は経費でできるようになった。やりたいと思ったことは企画書にして、「今回の企画」として出せば仕事になるようになったから。これが一番、ずっと目指していたことです。

司会:今って確かにそういう時代ですよね。「自分のやりたいことを、いかに世の中に対して発信していけるか」っていうか。

下田:そうですね。それが「叶ったところを見たい」と言ってくれる人をいかに増やせるかが、すべて。そういう人が沢山いてくれると、全てのアイディアは商品にすることができる。そうなれれば、ロケとして遊びにいけるから。すごく良いですよね。

YouTubeに投稿しはじめたきっかけ

司会:そもそもYouTubeで、「やってみよう」と思ったきっかけはあったんですか?

下田:それは私が、ゴールデンボンバーさんを見つけたのがYouTubeだったので。YouTubeでおもしろい人になれば、「ゴールデンボンバー 新メンバーオーディション」があったときに、即戦力でいけるんじゃないかなと思って……。

司会:なるほど。

下田:そこに向かって、やりちぎっていた感じです。

司会:いろんなものにアンテナを立てておかないとっていうことですかね?

下田:そうですね。

司会:次、「趣味は恩返し」。これは、下田先生のイメージとは少し……。

下田:そうですね。でも趣味は本当、恩返しです。恩返しって、する側もされる側も感動するので。感動する機会は多ければ多いほどいいですよね。

司会:なるほど。

下田:必要がないとしてもそっちのほうが楽しいから。

司会:確かにその通りですよね。

下田:恩返しは過剰なほど、やるようにしていますね。

冠婚葬祭は絶対に優先事項!

司会:本当、勉強になります。あともう1つ。この中で一番、私の心に響いたのが「人生とは思い出作り」。

下田:これは一大コンセプトです。冠婚葬祭は優先してほしい、社員には必ず。よく「親の死に目にも会えない」って……。

司会:仕事が忙しすぎてね。

下田:「いやいや!」って。そこは、全然いくべき。「どんな穴をあけてもいくべき!」という会社をつくりたい。人間味がある選択をできる環境で働けるようにしたいです。

司会:それも下田先生自身の人生の中で大切にされていること。家族であったり……。

下田:そちらのほうが感動的ですから。感動したいんですよ。

司会:生きている中での1つのキーワードが「感動を求めて」っていうところなんでしょうかね?

下田:そうですね。「感動してないと退屈しちゃうな」とも思うから。なるべく感動して泣く機会を多くしたいです。それがやっぱり冠婚葬祭ですね。

司会:確かに人生っていろんなイベントがありますからね。そういうものを、ないがしろにしないで大切にしていくっていうことでね。

下田:そうですね。

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