自己紹介で自分自身をしっかりと印象付ける方法

野村尚義氏:こんにちは。プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。先日、中小企業を支援する団体が30名くらい集まるというイベントがあったんですね。

そして、初対面の者同士、30名が順々に自己紹介をやっていくというシーンに出くわしました。私もその中の支援者の1人だったわけですが。

30名が順々に行っていく自己紹介で、私が自分の自己紹介をする時に心がけたことが4つほどあります。これを少し今日はご紹介したいなと思います。

本日のテーマは「多くの人達が自己紹介をする中で、自分自身をしっかりと印象付ける方法」。

とにかく短く語る

1番です。「とにかく短く」ということですね。言葉には密度というものがあります。例えば食塩水を想像してみるとわかりやすいですね。同じ量の食塩であれば、水は少ないほうがいい。水を足せば足すほど薄くなってしまいます。

プレゼンテーションでいうならば、語る時間が長ければ長いほど密度が薄まってしまう。多くの情報を語る、多くの言葉を語ろうとした時に、密度は薄くなってしまう。

だからこそ短く語る。そのほうが印象度、インパクトは強いということです。

それでなくてもですよ、ちょっと考えてみてください。30人の自己紹介をそもそも聞きたいですか? 聞きたくないですよね。

早く終わればいいなとみんなが思っているわけです。ということは、そこで長々語るというだけで、価値が落ちてしまうんです。

より、ものすごく楽しいことを語っていたとしても「あ、この人空気読めないな」と思われてしまう。それは価値のダウンであるということですね。

聞き手のハートをぐっと掴む、キラーフレーズを入れる

2つ目です。「キラーフレーズを入れる」。短くしましょうという話はしたんですが、じゃあ短ければなんでもいいのかというと、そんなことはないですよね。例えば「プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義と申します。どうぞよろしくお願いします」。これだけで印象に残るのかと。まあ残らないですよね、普通に考えて。

だからこそキラーフレーズ、聞き手のハートをぐっと掴む、ぐっさりと刺していくための短いフレーズ、印象に残るフレーズを、しっかりと最初に入念に用意して、それを語るということです。

あなたが自己紹介する時に、たったひとことのキラーフレーズ、これだけは印象に残すぞというものを何かひとつ挙げるとしたらなんでしょうか。

受け手にとって価値のあることを語る

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