「タイムチケット」コミュニティマネージャーの大底氏

司会者:コミュニティのトークセッションの登壇者のご紹介をいたします。みなさんに向かって左手の奥の方から、株式会社グローバルウェイで、タイムチケットというサービスのコミュニティマネージャーをされていらっしゃいます、大底さんです。そのお隣が、エキサイト株式会社でローリエプレスというメディアの編集長をされています、遠藤さんです。そのお隣が株式会社Morning Laboの中村さんです。

中村朝紗子氏(以下、中村):よろしくお願いします。

司会者:そちらのお隣が、株式会社KoLaboの駒崎さんです。

駒崎クララ氏(以下、駒崎):よろしくお願いします。

司会者:また後半のモデレーターは前半に引き継ぎまして、未来シフト株式会社 代表の鈴木実歩さんに続けてお願いしています。

鈴木実歩氏(以下、鈴木):よろしくお願いいたします。

司会者:では、まずは後半の登壇者の4名のみなさまに、それぞれ自己紹介並びに簡単な事業紹介をお願いします。大底さんからご紹介をお願いいたします。

大底春菜氏(以下、大底):みなさん初めまして。タイムチケットのコミュニティマネージャー大底春菜と申します。突然なのですが、この中でタイムチケットのことをご存知の方は、どれくらいいらっしゃいますか?

(会場挙手)

まだまだご存知の方も少ないということで、これからどんどん広めていきたいですね。経歴を簡単に説明しますと、前職が2013年から2016年まで株式会社ジャパネットたかたでテレビショッピングの制作部署で働いておりました。2017年からグローバルウェイでのタイムチケットのコミュニティマネージャーとして働いています。

タイムチケットは「私の30分、売りはじめます。あなたの30分、買ってみます。」という個人の時間を気軽に売買できるサービスです。時間を売買するという表現ですが、自分の得意なことやスキルを時間単位で販売して誰かの役に立てるサービスになります。

販売チケットは2万5,000枚で、会員数は今11万人というサービスです。11万人の中でチケット発行をされている会員は34パーセント、3割くらいの方が発行しています。

それでは、私の業務について説明いたします。コミュニティマネージャーの仕事については、「何の仕事をしてるんですか?」と聞かれることが多いので、今日は簡単に私の業務内容について説明させていただきます。

まず、ユーザーさんとのコミュニケーションの時間を業務としてかなり大きく取っております。その他にも、イベントの企画/開催、広報やメディア活動ではテレビ取材などにも対応しております。また、ユーザーさんとのコミュニケーションの中で伝えられたフィードバックの内容をサービス改善に活かすことも業務の1つです。最後に、割合は少ないのですが、ユーザーサポートの業務も行っています。

コミュニティマネージャーの5要素

大底:これらの私の業務のすべてはコミュニティによって支えられているので、今日のテーマである、コミュニティ×女性にも当てはまると思います。まさに私の仕事はコミュニティによって支えられていると言えます。

コミュニティマネージャーの5要素というのがあるんですけれども、「エンゲージメント、エバンジェリズム、コラボレーション、ロイヤルティ、フィードバック」。これらの5つの要素を意識しながら、普段は仕事をさせていただいております。

次に、タイムチケットのコミュニティの特徴についてお話しいたします。会員数は11万人、SNSのフォロワー数、イベント参加者、Facebookコミュニティの所属人数などがあります。一番上の数字でタイムチケットアンバサダーという、「タイムチケットサービスがとても好き」という熱い情熱を持ったユーザー様が24名いらっしゃって、その方々を中心にコミュニティがどんどん広がっていっています。

私はコミュニティごとに異なるアプローチを実施して、エンゲージメントを高めていこうというのが仕事になります。アンバサダーの方は写真に写っている方々で、全国に24名くらいいらっしゃいます。

イベントも年間9回と活発に開催していて、340名くらいの方が参加されます。これを企画したり運営したりすることも私の仕事になります。

画像のように(イベント参加者の)Twitter(のコメント)なんですが、「タイムチケット交流会に行ってきたけど楽しかった! 半分が顔見知りで完全にホームコミュニティになりつつある。」みたいな感じのコメントをいただいたり「自分の居場所としてタイムチケットが大事です」と言われることが多くなってきました。

その他にも、画像のようにアンバサダーが企画した自走するイベント「タイムチケットオフ会」が行われて、私が計画しなくても、ユーザーさんが主体的に企画するようなイベントも増えてきました。

今日はよろしくお願いします。

Webメディア「ローリエプレス」編集長の遠藤氏

司会者:大底さんありがとうございました。では続きまして、エキサイト株式会社でローリエプレスを編集されていらっしゃいます、遠藤さんに自己紹介いただきます。よろしくお願いいたします。

遠藤優華子氏(以下、遠藤):よろしくお願いします。エキサイト株式会社という会社で、ローリエプレスという媒体を担当しております、遠藤と申します。私はローリエプレスという、Webとアプリを展開しているメディアの編集長をしています。「女の子がもっとかわいくなれるように、女子力アップのヒントをお届けする」というコンセプトで媒体を運営しています。

ローリエプレスは、Webとアプリ両方で運営を行っています。昨年は(アプリが)App Storeの総合ランキングで1位を獲得した実績もございます。チラシをお配りさせていただいたんですが、もしご興味がある方がいたら、ダウンロードして見ながらお話を聞いていただけるとちょっとイメージが湧きやすいかなと思うので、ぜひ(アプリを)触りながらお話を聞いていただければなと思います。

メディアのポリシーとしては、単純な一次情報ではなくて、そこからさらにどんどんかわいくなるための情報を盛り込んだものを発信していきたいと思っています。例えば、何かを見ていと思うだけではなくて、そこからどうすれば自分ごとにできるのかというコンテンツを作っています。ハウツーや実践的なレビューがユーザー様からの反響をいただいています。

ローリエプレスの特徴は、十分な知識をもったインフルエンサーさん(の存在)だったり、後はちょっと特徴的なのが、読者モデルとしてローリエガールズという女の子たちが活動しているところです。今日はコミュニティの話なので、このローリエガールを中心にお話させていただきたいなと思うんですが、実は今、Webメディアの中で顔を出して発信してもらえる女の子たちを抱えている媒体はあまりなくて。

アンバサダー制度などが、かなり増えてはいると思うんですが、ローリエは昨年からずっとローリエガールズという女の子たちと一緒に媒体を売り上げていて、今日はそのあたりを一緒にお話させていただければと思います。

これが関係図で、やっぱり媒体として「自分ごと化」させる仕掛けづくりを心がけています。ローリエプレスのユーザーさんだったり、SNSフォロワーさんが(関係図の)支えてくれていて、その上に先ほどお伝えしたローリエガールズのネットワークがあります。あくまでインフルエンサーではないんですけれども、情報発信の能力があったり、何か自分が思っていることを世に届けたいと思っている意欲のある人たち。

後はローリエがすごく大好きで、ずっと見てくれている女の子たちと一緒に協力してコンテンツを作っていったり、イベントに来ていただいたり、といった取り組みをさせていただいています。そして、連載を持っているインフルエンサーさんがいて、こういった関係図で媒体を運営しています。

メディアですが、リアルイベントというのをけっこう毎月やっていて、300名などの大規模なパーティーから、30人くらいの小規模なもの、すごく少ないものだと5名の座談会とか、かなりリアルというところにモチベートしているので、今日はそういったお話ができればと思います。よろしくお願いします。

司会者:遠藤さんありがとうございます。では、続きまして株式会社Morning Laboの代表の中村さんにご紹介いただきたいと思います。よろしくお願いします。

“フォトジェニックマーケティング”を展開する中村氏

中村:よろしくお願いします。中村朝紗子と申します。私は株式会社Morning Laboで代表をしています。大学3年生の時にハッと閃いたサービスで起業してしまい、最初はけっこう大変だったんですけれども、1年半後に法人化をしまして、今その会社が4期目になっています。

フォトジェニックというテーマをキーワードに、「人がどうやったらシャッターを押したくなるか」とか、語りたくなるほど感動する体験から、口コミとかSNSの投稿を広げていこうというところで、それを“フォトジェニックマーケティング”と名付けて、今取り組んでおります。

ちょっと自分の年表を作ってみました。高校時代は少林寺拳法をやっていて、全国準優勝してしまってですね(笑)、ありがとうございます(笑)。クララさんも実は武道系ガールということで共通点があるんですけれども、そこから女子を取り戻そうということで、2011年、大学1年から4年まで女性誌の編集部でアルバイト、アシスタントをしました。

「女子っぽいことを取り戻そう!」と思って入ったんですが、活かされるところって体育会系の根性。「お弁当20個持ってきます!」みたいな感じで。「あいつ体力もあるし使えるな」と思ってもらえたのか、そこでいろんな経験をさせていただきました。

その中で、最初はライターを目指して記事を書き始めていたのですが、「女の子が今何を考えているんだろう」というのを突き詰めていっていたんです。当時私は女子会が苦手で。集まって悪口とか噂話とかで盛り上がって、なんか飲んだくれてイェイみたいな、それに疲れちゃってたんですね。

そうじゃなくて、もうちょっとなんかできないものかと思っていた時に、自分が少林寺拳法(をやっていたの)で、ぜんぜん女子(っぽいこと)ができなかったことだったり、それでも中高生の時にプリクラで友達といろんなシールにして交換したりしたことを思い出して。

今振り返ると、自分が主役となって綺麗にしてもらって写真を撮る機会って、成人式とか結婚式しかない。ただ、表紙撮影ではすごくたくさんのモデルさんが、モデルさんはもともと綺麗なんですが、(さらに)綺麗になって、プロが撮って、その最高の一瞬に向かって変身していく姿を目の当たりにして、「これをくっつけよう!」ということで、始めました。

「朝渋」のコミュニティ運営をライフワークに

中村:無一文で始めたのでまったくお金がなかったんですが、1年後、『王様のブランチ』 とか『ワールドビジネスサテライト』などに取り上げていただきました。それを支えてくれたのがSNS上の口コミだったんです。本当に素晴らしい体験と、シャッターチャンスから、無名道門の自分でもサービスを広めたり、こういうメディアに載ることができる経験から、今企業のいろいろなお手伝いをしております。

自分自身、体育会系根性で走ってきたので、体力にものすごく自信はあったのですが、25歳の時に一度倒れてしまって、入院しました。当時の私はすごく夜型人間で、夜中の3時4時まで起きて、9時10時にのそのそ起きて、また仕事をするような生活だったんですが、入院を機に体を変えようと思ったんです。

それで、朝早起きしてジムに通うようになったんですね。早起きをしてジムに通って、夜も飲まなくなったら、実は1年前より10キロくらい痩せてて(笑)。

それがきっかけで入ったのが、今回お話する朝渋というコミュニティです。朝渋のコミュニティは、渋谷の「BOOK LAB TOKYO」という、道玄坂を上ったところにあるブックカフェで行われているコミュニティです。イベントは主に、著者イベントという話題の本の著者の方に来てもらうトークイベントと、もっとみんなで早起きを習慣としていこうというコミュニティの2本柱でやっております。

私以外の方はお仕事でコミュニティとしてやられている方が多いんですけど、自分は朝渋コミュニティに人生を救ってもらったみたいなところから、今は運営メンバーとして(関わっています)。自分は名前が朝子(朝紗子)なのに、それまでは夜子だったんですよ(笑)。

(会場笑)

やっと朝子になれて、今1年くらい経つんですけれども、会社名もMorning Laboって言ってここにも朝がついているんです。朝はエネルギッシュだったり、明るかったり、すごくいい時間だと思っているので、ライフワークとしてやっております。

数字的なところでいうと、今、最初は10人くらいだったコミュニティが、1年間で120人程になりまして、女性がすごく少なかったんですが、今日来ていただいてる彼女とかも朝渋メンバーだったり、今やっと女性も増えております。

今、早寝×宣言×仲間ということで、ダイエットとかもそうだと思うんですけれども、一人だとなかなか続かない、良いと分かっていてもできないよね、というようなところで(やっています)。運営メンバーの誰一人として、スター選手やインフルエンサーとか、なんかホリエモンさんみたいにすごい人がいるわけではないんですけれども、じわじわその理念に共感する人が集まっています。

朝早起きできるようになると、出社前にボルダリングしたり、カーリングしたり、築地で朝ご飯を食べたり、いろんなことができるよということで、部活動も充実しているんですよ。今日はよろしくお願いします。駒崎さんにパスします。

司会者:ありがとうございました。