置換スタート位置が自由自在な「MID関数」

おさ氏:はい、みなさんこんにちは。おさとエクセルのおさです。

こちらの関数の役割は、指定した位置から指定した文字数分だけのデータを抽出してくる関数になります。この前勉強した「LEFT関数」は、開始位置を指定することができませんでした。

LEFT関数は常に文字列の最初のデータですね、先頭の文字から指定した文字数分までを抽出してきたんですが、今回のMID関数はさらにフレキシブルに、開始位置を指定することができます。こういった感じですね。具体例を見ながらやっていきましょう。どうぞ、よろしくお願いいたします。

はい、それではこちらのシートをご覧ください。前回使った、LEFT関数のときに使った例を用いながらやっていきます。

今回はですね、こちらの電話番号の真ん中の、「090-445-8164」の真ん中の「445」にあたるところですね。これをMID関数を用いて抽出していこうと思います。

さっそくこちらに「=」から始めて、「=mid」と打ってあげます。

カッコではじめて、最初の引数は文字列、2つ目は開始位置、(3つ目)文字数ですね。ここの開始位置というのがLEFT関数にはなかったところになります。

文字列をセル番値(B3)を指定しまして、開始位置ですね、今回の開始位置は電話番号なので、12345、5個目ですね。5個目から文字数と3つ分を抽出してくれ(B3,5,3)というふうに指定します。それでカッコで閉じて。

カッコをとじると、こう出てきます。「445」という数値が出てきましたね。

これも昨日と同様に、この前と同様に、「形式を選択してペースト」オプションの「数式」だけを選択してコピペすると、こんな感じになりますね。

MID関数はLEFT関数よりは、少しフレキシブルに、よりカスタマイズ可能な関数となっています。まあ、今回だけだと使い勝手がよくわからないかもしれないのですけど、LEFT関数、MID関数、「RIGHT関数」、あるいは他の文字列操作関数、「FIND関数」、それらをすべて組み合わせてやっていくと、すごい力を発揮します。

今回、忘れずに覚えておきましょう。

どうもありがとうございました。また、明日かな?(笑)。