CLOSE

おさとエクセル【#034】TRIM関数の使い方(全1記事)

エクセル豆知識 英語での業務に欠かせない「TRIM関数」の使い方

エクセルの操作をわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「おさとエクセル」。今回のテーマは、余分なスペースを取り除く「TRIM関数」についてです。エクセルで英語を扱う場合に欠かせない関数です。

英語の業務に欠かせないTRIM関数の使い方

おさ氏:しっかりこの機能も覚えておきましょう。とくに英語を使って業務やる方、必須です。

どうもみなさん、こんにちは。「おさとエクセル」のおさです。今日は「TRIM関数」というものを勉強してきます。この関数、個人的にとても思い出深くて。

大学の時にインターンシップをアメリカで3ヶ月だけやったんですけど、その時に、財務部門で他の人から渡されたエクセルのデータファイルを、僕がデータ集計して分析して上司に報告するみたいなことをしてたんですが、上がってくるデータがもうグチャグチャで、もう本当、最初やる気失せてたんですよね。「なんやこれ」と(笑)。

ただ、TRIM関数を知っていたおかげで、データを最初にしっかり整理して、それで整理されたデータをもとに分析を進めていくことができたんですけども。

そういうふうに、TRIM関数は処理ができない汚いデータを、処理ができるきれいなデータに変えてあげるための関数です。

これしっかり覚えて、会社の中で確実に使えるようにがんばっていきましょう。よろしくお願いします。

では、実際にデータを用いながら、TRIM関数の使い方を勉強していきます。こちらに書いたのは、私の氏名「Osanai Kohei」と、あと郵便番号、あと電話番号、住所ですね。

こちら記載されているんですが、一つひとつスペースが余計に挿入されている、という設定になっています。例えば、この氏名ですと、今、1、2、3、4つ、4つのスペースがこん中にあるんですね。

これ1つでいいのに、4つもいらないよ、と。で、郵便番号のこちらも同様です。これ、2つぐらいですね。これ(電話番号)は4つ。これ(住所)も4つぐらい、このあたり(「仙台市」と「青葉区」の間)に入ってますね。

こういった余分なスペースを除くための関数が、TRIM関数になります。さっそく使っていきましょう。

「=」で「TRIM」と。で、括弧で始めて、指定するのは、この文字列のセル番地ですね。(括弧を)閉じて、Enterと。

そうすると、はい、データがきれいになりました。で、これを全部したにコピペすると、こんな感じですね。

余分なスペースが消えて、ちゃんと1つにキュッと縮まった感があると思います。

これ日本語だとあまり使ったことがないんですけど、海外とのやり取りしてる方いますよね。英語とか使ってると、必ず文字間に、単語ごとにスペースが生じる言語ですので、英語を使っている方はわりとこのTRIM関数はよく使います。

ですので、例えば、「Hi,」と。で、ここ(「,」の後ろ)に今スペース1個打ったんですけど、例えば、間違えて2つ打っちゃった、というふうにします。

で、「I am writing this to teach how to use trim」、これも(「trim」の後に)もう1個(余計に)スペースを間違えて打っちゃった、と。で、「function.」と。で、ここ(「.」の後)もまたスペース入れちゃったよ、と。これも余計ですよね。

これを、見た目いい感じなんですけども、ちゃんとエクセルのデータ、しっかり処理、きれいなデータに整理した後でやりたいので、TRIM関数を使ってデータ整理します。

これですね、ポンと。

そうすると、少しだけですが、これ最後末尾見るとわかりますね。このあたり。

ちゃんと下のほうが、TRIM関数使ったほうがギュッと間縮まって、スペース1つだけという処理に変わっています。

このように、文字列の中に含まれる余分なスペースを1つだけにしてくれる関数がTRIM関数ですので、しっかりこの機能も覚えておきましょう。とくに英語を使って業務をやる方、必須です。

はい、どうもありがとうございました。以上です。また明日。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!