学校の先生はつまらない仕事?

参加者1:僕は今、教育大学に通ってる者でして、教員免許も取っています。けど、教員にはならないつもりなんです。

西野亮廣氏(以下、西野):へぇ。そういう方もいらっしゃるんですね。

参加者1:実際、先生側になるっていうのはつまんねえなぁって思いまして。やっぱり学校の先生は公務員なんで、「お仕事」なんですよね。たとえば「何年生の4月から6月まではこれを教えて」っていうのは決まってて、おもしろくないんですよ。

しかも小学校から高校、大学までそこそこ勉強できた人たちが教員になっていくので、他の世界を知らない人たちがどうしても多いんですよ。

でも、SNSでいろいろ検索してみたりすると、同じように「なんかおもしろくないな」って疑問を感じた人が自主的に起業とかをしたりしていて、自分もやっぱりおもしろいと思う道に行きたいなと思っています。

このままだと学校はどうしてもつまんなくなるなって思いました。

西野:ちなみにこの中に、今「実際に先生やってます」っていう方いらっしゃいます? あっ、いらっしゃる。先生やられてみてどうですか?

参加者2:私も学生の時に同じような考えを持っていて、実はオーダーメイドジュエリーの会社で職人をやったあと、2年前に教員に転職しました。

西野:そうなんですね。

参加者2:で、先生の世界に入ってみて、やっぱりおもしろくない点も多いなぁと実際には思います。

西野:おもしろい点とおもしろくない点、聞かせてもらってもいいですか?

参加者2:おもしろくないところは、すごく制約が多いところです。

西野:「制約」っちゅうと、どういうものですか?

参加者2:授業の内容もそうですし、保護者とか地域の人とか、周りからの目みたいなことも気にしなきゃいけないので、理想通りにはやれないところです。

授業をつまらなくしているのは、通知表の評価

西野:なるほど。逆におもしろいところは?

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