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フィナンシャル開発センターの紹介/Financial Infrastructureチームについて(全1記事)

2022.07.29

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金融セグメントに特化して一気通貫で幅広い技術領域に携わる LINEのFinancial Infrastructureチームの業務

提供:LINE株式会社

LINEの大規模なインフラを支えるインフラエンジニアが所属しているチームの役割や実際の仕事内容について、普段の働き方や現在の課題、取り組みなどを事例を交えてお話しする「LINE インフラエンジニア採用説明会」。ここでFinancial Infrastructureチーム マネージャーの岡田氏が登壇。Financial Infrastructureチームの業務と募集要項について紹介します。

自己紹介

岡田英樹氏:フィナンシャル開発センターのFinancial Infrastructureというチームを紹介したいと思います。

まず簡単に自己紹介からしたいと思います。フィナンシャル開発センターのFinancial Infrastructureチームの岡田と申します。

経歴は、1990年代後半ぐらいから、金融ではない領域でインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしました。LINEに入る前の前職は、メガベンチャー系の金融系事業会社で、インフラの責任者としてネット証券や、ネット銀行の立ち上げに従事していました。

LINEには2020年の9月から参画して、現在は「LINE証券」のインフラの維持・運用と、銀行システムの開発プロジェクトに携わっています。本日はよろしくお願いします。

フィナンシャル開発センターとFinancial Infrastructureチームの概要

続いて、本日のアジェンダです。まず、開発組織やチーム構成、業務内容、技術スタック、求めている人材などについて説明したいと思います。なお、説明しきれない部分もあると思うので、募集要項のページなども参考にしてもらえると幸いです。

では、フィナンシャル開発センターの概要を説明します。ITサービスセンターとは別の組織になります。(こちらは)フィナンシャル開発センターという部門になります。

証券開発を主に行っている開発1室と、銀行開発を行っている2室と、Fintech系のデータ活用にまつわる業務を行っているデータマネジメント室があり、(あと)我々Financial Infrastructureというチームの、合計4組織となっております。

人数はだいたい合計で70名前後の組織となっています。我々のチームは、事業会社ごとの業務において特にロールを分けず、証券と銀行、両方の業務を包括的に行っている組織となっています。

続いて、チーム構成になります。チームメンバーの人数は、2022年7月時点で合計8名の組織になっています。平均年齢はだいたい37、8歳ぐらいですが、私を含むベテランのメンバーで、平均年齢をぐっと押し上げているような状況です。

(スライドを示して)ここでなぜ東京とその他と記載しているかというと、フィナンシャル開発センター自体が、福岡や京都、大阪など、複数の遠隔拠点のメンバーで構成されていて、主な就業地である、東京の大崎に縛られない勤務形態が可能となっているためです。詳しくは、「LINE Hybrid Working Style」制度について参照いただければと思います。

Financial Infrastructureチームの業務内容

次に、主な業務内容です。LINE証券および銀行プロジェクトにおけるインフラの企画・設計・構築・運用、各事業会社横断での技術支援です。立ち回りとしてはアーキテクトやプロジェクトマネジメント、各組織間のファシリテーション業務も多くなっています。あとは、インフラ組織なので、運用課題の可視化や、課題の対策・立案、障害調査になっています。

範囲としてはやや広く、サーバー、ネットワーク、ストレージ、セキュリティと、基本的には金融のインフラ全般における業務範囲というかたちになっております。

立場としてはITSC(ITサービスセンター)、システム室であったり、ネットワーク室やデータベース室。あとはデータセンターチーム、セキュリティ部門。一番肝心なのが事業会社になりますが、それらの異なる部門、会社間の間に立って、各組織に寄り添いながら金融機関としてのレギュレーション、法令やガイドラインに沿ったかたちでのシステム開発や運用をインフラ面で推進している組織となっています。

続いて、技術スタックです。ネットワークや、ストレージ、サーバー、OS、ミドルウェアと、各分野においての製品ベンダーや、製品名を(スライドに)記載しています。ここでは読み上げはしませんが、参考にしてもらえればと思います。

Financial Infrastructureチームが求める経験・スキル

募集要項にも記載していますが、我々が求めている経験やスキルについて説明したいと思います。

まずは、LinuxおよびWindows Serverの設計・構築・運用経験。次に、ネットワークに関する知識。特にファイアウォールやロードバランサの知識や経験。ストレージに関する知識。ストレージもいろいろあるとは思いますが、主にNAS(Network Attached Storage)系の製品となります。

あとは運用も主な業務になりますので、Shellとか、Ansible、Gitなどでの構成管理経験や、ミッションクリティカル環境下でのサービス運用経験みたいなものがあれば、マッチするかなと考えています。

続きまして、求めている経験やスキルの理想についての説明をしたいと思います。(スライドを示して)上から順に、あると望ましいスキルや経験を記載しました。

まずは、業種を問わず、特に金融機関とかでの経験は問いません。業種を問わず、ある程度規模感のあるインフラの構築や運用に携わったご経験のある方。

続いて、また幅広い話になりますが、OSとか、ハイパーバイザー、各ミドルウェアとか、セキュリティ製品に対する知識。

あとは、物理層です。データセンターやネットワーク、サーバー、ストレージ等、物理層からなにかしら設計・構築された経験。運用の経験でもかまいませんが、そういったものがあるとよいです。

最後に、プロジェクトマネジメントや、ベンダーコントロールなどの知識、経験があると活かせるかなというところになっています。

銀行や証券の金融システムの特性上、今どきのプライベートクラウドや仮想基盤、Software Defined Networkだけでなく、比較的、ベアメタルな物理サーバー、フィジカルサーバーがたくさんあります。

あとは、インフラ的にレガシーと言われるようなインフラ、システムやネットワークが少なからず存在していて、基盤全体に対して包括的に関わっていく役割なので、低レイヤー、物理層のスキルみたいなものも必要になってきます。繰り返しにはなりますが、求められる範囲が非常に広いため、すべての要件を満たすことはあまり重要ではないとも考えています。

インフラエンジニアとしての経験を持っている方のポテンシャルや成長性、ヒューマンスキル。あとは銀行業・証券業など、Fintech分野におけるインフラ領域の全般に精通したい志向性を持っていらっしゃる方を、「いいな」と考えています。

最後に求める人物像の記載で、参考にしてもらえればと思います。募集枠としてのアピールですが、我々の組織としては、銀行と証券、金融セグメントに特化したインフラエンジニアとして、下流から上流まで一気通貫で幅広い技術領域で業務に携われるポジションとなっています。

そのため、参画されたメンバーは、そのすべての領域を最初からカバーできる方はほとんどいないと思うので、その方たちの成長につなげるべく、組織として手厚くバックアップする環境、体制作りみたいなものに力を入れています。

以上で、Financial Infrastructureチームのインフラエンジニア募集の説明を終了したいと思います。ありがとうございました。

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