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サービスネットワーク2チームの紹介(全1記事)

2022.07.11

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銀行、証券、暗号資産…携われるFintechサービスは複数 裁量を持ってできるサービスネットワーク2チームの魅力

提供:LINE株式会社

LINEのITサービスセンターの中から、LINEの大規模なネットワークを支えるネットワークエンジニアのチームや仕事内容について紹介する「LINE ネットワークエンジニア採用説明会」。ここで登壇したのは、ネットワーク室サービスネットワークチームの中溝私歌氏。サービスネットワーク2チームの業務概要と仕事の魅力について発表しました。

自己紹介

中溝私歌氏(以下、中溝):それでは、サービスネットワーク2チームの説明をいたします。ネットワークエンジニアのサービスネットワークFintechの業務内容について説明したいと思います。

まず自己紹介です。私は2003年から社会人になって、独立系のSIer、商社系のSIerを経て、2015年から事業会社で業務を行っています。

LINEに転職したのは2019年で、現在はITSCのネットワーク室、サービスネットワークチームに所属しています。シニアネットワークエンジニアとして、多くの関連案件に携わっています。

サービスネットワーク2チームの構成と担当業務

先ほども説明がありましたが、サービスネットワークチームが7月から、2チームに分割して、私が説明するのはサービスネットワーク2チームのほうです。主にFintechの部分と、パブリッククラウドについて説明したいと思います。

その他の業務としては、先ほども説明があったとおり、サーバールームの拡張だったりハードウェアのLBや、レガシーなNWラックなどの対応もしています。

人数の構成は、正社員6名、派遣社員1名の体制となる想定です。メンバーは20代から40代まで幅広くおり、1名は新卒入社です。それ以外のメンバーは中途入社で、前職はSIer、通信キャリア、事業会社とさまざまなバックグランドを持ったメンバーになります。

全体で7名になりますが、Fintechを担当しているのが5名で、IP CLOSが4名で、AWSが2名というかたちになっています。

サービスネットワーク2チームの技術スタック

技術スタックに関して。サービス1チームと少し似てる部分もありますが、違いとしてはハードウェアLBがあるので、Citrixがあったり、またパブリッククラウドに関してはAWSやAzureを使っていて、Akamaiなどのサービスも一部で使用しています。

技術スタックとして重要な部分ですが、OSPFやBGP、vPC、HSRP、VRRP、VXLANといったところの非常に深い知識が求められるかなと思っています。

ロードバランサーに関しては、SSLオフロードやプロキシという一般的なところから、トラフィックが多いのでL3DSRみたいな機能も使っています。ファイアウォールに関しては、基本的に他部署で担当するので、概念だけを理解していればいいのかなと思っています。

ほかにはTerraform、Ansible、Git、GitHub Enterprise、Python、Bashあたりですね。積極的に自動化に取り組んでいるので、ここらへんの技術に関してはできるとうれしいと思います。

最後にCentOS。基本的なオペレーションはLinuxベースなので、CentOSが使えるといいかなと思います。

銀行開業、リソースの有効活用…サービスネットワーク2チームの課題

2チームの課題は3つあると思っています。1つ目は、銀行の開業です。2022年度内の開業を目指しており、金融サービスなので、開業時のトラブルを避けて安定運用させたいという希望があります。そのために今のうちに打てる施策を打っておきたいと思っています。

2つ目。各Fintechサービスに関しては、個別のインフラを持つような形式になっており、リソースを有効活用できていない場合があります。

銀行以外のFintechのサービスに関しては、サービス開始からけっこう時間が経っているものがあったり、各Fintechサービスごとに、求められている要件が異なるので、そういうところの全体的なバランスを取りながら、よりリソースを有効活用できるような次世代の構成を検討していきたいと考えています。

3つ目です。プライベートクラウドを基本としていますが、インフラが急成長をしており、それだけだとやはり増設が難しいケースがあります。

利用しているデータセンター自体の拡張が難しいというケースもあるので、補完する役割としてパブリッククラウドをもう少し有効活用できたらいいなと思っていて、そこも課題として認識しています。

働くメリットは複数のFintech業務に携われること

2チームで働くメリットについて。Fintechのサービスを複数持っており、銀行、証券、ペイメント、暗号資産、ローンなど、複数のFintechの業務に携われるのがメリットかなと思います。

また、他の1チームもそうですが、大規模でミッションクリティカルな案件に携わることができるというところもメリットだと思います。ほかにもプライベートクラウドだけでなく、パブリッククラウドみたいなところの検討もできるのがいいと思っています。これらの仕事を、かなりの裁量を持ってできるのもメリットだと考えています。

求める人物像 必須条件と歓迎条件

最後に求める人物像について。必須条件を特に重視しています。先ほども説明があったとおり、ベンダー任せではなく、自分たちで手を動かして構築案件など設定をやっていくところがあるので、基本的なネットワーク技術が十分に備わっていることや、自分で手を動かして仕事を進めていくことができるというのはマストな要件だと考えています。

責任感が強くて自走できる人、強い向上心を持って現状を改善していく意欲がある人など、こういうところに関しては組織自体がまだそんなに古い組織ではないと思っています。

なので、決められた形に基づいて仕事をするのではなくて、自分で「こういうふうに思うから、こういうふうに変えていきたい」と考える人だと、非常に仕事はやりやすいと思いますし、そういう人と一緒に仕事がしたいと思っています。

最後に、プロジェクト・マネジメント・スキルを持って複数のステークホルダーとタフなコミュニケーションができる人というところですが、サービスネットワーク2チームのFintechの案件に関しては、自チームだけで完結する案件は少なく、他部署や他社と一緒に業務をやることが多いです。

そういうところで、自分たちのメリットを考えながら他の部署や他社とWin-Winになる関係を目指してコミュニケーションを取れる人でないと、ちょっと厳しいところがあるというところで、このあたりのスキルがあるかどうかを見ています。

歓迎条件に関しては、あればうれしいなというところです。大企業でミッションクリティカルなネットワークの設計、構築・運用経験があるとか、プロジェクトマネジメント経験がある人、複数メンバーのプロジェクトマネジメント経験がある人、金融系の業務に携わっていた人、パブリッククラウドの設計経験、構築・運用経験がある人など、あるとうれしいのですが、ここはあくまで歓迎条件としています。なので、入社した後にキャッチアップしてもらえれば大丈夫だと思っています。

ご清聴ありがとうございました。みなさまからのご応募を心よりお待ちしています。

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