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2022.04.15

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「NFT」に興味はあるけど、ハードルが高くて手を出せない… 日本円で気軽に買える、「LINE NFT」という新たな選択肢

提供:LINE株式会社

LINEの暗号資産事業、およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が、2022 年4月13日よりNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」の提供を開始。「LINE NFT」で購入したNFTは、国内約9,000万人が利用するLINEのアカウントですぐに登録できる「LINE BITMAX Wallet」で保管できるため、自分のNFTをLINE の友だちと交換したり、手軽に送りあうことが可能になりました。本セッションでは、スクウェア・エニックスジェイアール東日本企画LVC株式会社の担当者が登壇し、より身近に楽しめるようになったNFTの可能性を語っています。

NFTデジタルシール『資産性ミリオンアーサー』

司会者:ここからのお時間は、本日発表いたしましたローンチラインナップから、株式会社スクウェア・エニックス ブロックチェーン・エンタテインメント事業部事業部長の畑圭輔さまと、株式会社ジェイアール東日本企画メディアマーケティングセンター センター長の直井伸司さまをお招きし、NFT事業の今後の展開や、LINE NFTの導入理由に関してお話しいただきます。

畑さま、直井さま、そして上遠野さん、引き続きよろしくお願いいたします。ではまず、お二方ずつ自己紹介をいただきましょう。畑さまお願いいたします。

畑圭輔氏(以下、畑):株式会社スクウェア・エニックスにて、ブロックチェーン・エンタテインメント事業部事業部長を担当しております、畑と申します。本日はよろしくお願いいたします。

司会者:よろしくお願いいたします。直井さま、お願いします。

直井伸司氏(以下、直井):株式会社ジェイアール東日本企画で、メディアやデータ、デジタルの取り組みをやっております、直井と申します。よろしくお願いいたします。

司会者:よろしくお願いいたします。ではさっそくお話をうかがいますが、まずはLINE NFTで販売するコンテンツのご紹介からお願いいたします。

:我々は2021年の10月に『資産性ミリオンアーサー』というコンテンツの販売を開始させていただきまして、ちょうど昨日(※2022年3月22日)まで運営としてイベントも実施させていただきました。

「おまんじゅう」など、親しみやすい機能を搭載

:本日、この場が初めての発表になるんですが、セカンドシーズンというかたちでの制作決定をしましたので、今日は発表させていただきたいと思っております。

セカンドシーズンということで、ファーストシーズンと同じことをやるのか? という期待や不安もあると思うのですが、セカンドシーズンではデジタルシールの愛着が増す機能や要素をふんだんに盛り込んで、ゲームコンテンツをサービスの中に統合するかたちで検討を始めております。

:我々のサービスの中でも、プレスという機能やOMJ(おまんじゅう)といった独特の世界観のワードを取り入れることによって、親しみやすいコンテンツをこれまで提供してきましたので、セカンドでも同じように盛り上げていけたらなと思っております。

司会者:OMJ(おまんじゅう)って気になりますよね。

:はい。ミリオンアーサーの世界観をサービス内の仕様に取り入れているんですが、(NFTデジタル)シールの中に溜め込むポイントとして採用しております。

司会者:この「OMJ(おまんじゅう)」というポイントがつくことで、運用ではなく純粋にコレクションを楽しみたいという方も楽しめる。そんなアイテムを付加価値でつけているということですよね。

:そうですね、どなたでも気軽に楽しんでいただけるようにしています。セカンドシーズンではゲームコンテンツを投下していくんですが、ちゃんとシールへの愛着につながるような要素を盛り込んでいきますので、ご期待いただければと思っております。

JRとのタッグで生まれた「バーチャル秋葉原駅」とは?

司会者:ありがとうございます。では直井さま、販売コンテンツのご紹介をお願いします。

直井:我々の取り組みは販売ではなく、今回は無料のプロモーションになっております。3月8日にリリースも出させていただいているんですが、JR東日本さんと共に、メタバースの中で「Virtual AKIBA World」という空間を展開しています。3月25日、金曜日にオープンです。

見ておわかりかもしれませんが、かなりリアルな感じで、バーチャルの秋葉原駅をフューチャーしながら展開をさせていただいています。この駅の開業と絡めて、今回は無料のプロモーションというかたちで取り組みをさせていただいています。

詳細なんですが、実は本日14時以降にリリースが出ることになっておりますので、詳しくはリリースをご確認いただければと思っております。

司会者:まもなく、ということですね。

直井:まもなくです!

司会者:もう、私たちもわくわくして待たせていただきます。

直井:よろしくお願いいたします。

司会者:上遠野さん、今の販売コンテンツを聞いていかがですか?

上遠野大輔氏(以下、上遠野):スクウェア・エニックスさまの『資産性ミリオンアーサー』は、私たちがベータ版の時からローンチいただいていて、実績としては新しいものが販売されると数秒・数分で販売してしまう人気のNFTでした。

高く売るだけではなくて、ユーザーのみなさんがカスタムしたり、楽しんでいただける要素もすごく盛り込まれていて、私たちも本当に参考になるなと思っていますので、セカンドシーズンを本当に期待しております。

ジェイアール東日本企画さんの「Virtual AKIBA World」は本当に新しい取り組みで、鉄道ファンのみならず、いろんな方にNFTを楽しんでいただけるんじゃないかと期待しておりますので、ぜひ(今後も)取り組みができるとうれしいなと思っております。

LINEを通じて、国内9,000万人のユーザーへNFTが提供可能に

司会者:畑さま、直井さまが思うNFT所有の魅力や楽しみ方ってどんなところですか?

:我々がサービス設計をする上で、デジタルデータがブロックチェーンを用いて紐付き記録されるところが、非常に魅力的なポイントではあるんですけれども。我々はゲーム会社でもありますので、ブロックチェーンという用語をなるべく使わずにサービス提供することを心がけています。

結果としてお客さまにも、自然にブロックチェーンを使ったNFTコンテンツを楽しんでいただけるようになったのかなと思っております。

司会者:直井さま、いかがでしょうか。

直井:NFT、ブロックチェーンというところで、こういうかたちで新しい価値が生まれるところは非常に魅力だと思っています。

今までは「あんまり資産価値がないんじゃないか」(と思われていたもの)とか、捨て置かれていたり、もしくは古くさくなったものにいろんな視点をつけることによって、新しい価値を生み出せるんじゃないかと気付きました。いろんな展開をもっと考えてみたいなと思っています。

司会者:ありがとうございます。NFTって本当にいろいろな楽しみ方があって、可能性は広がっていると思います。上遠野さん、LINEでは昨年からベータ版でマーケットプレイスを運営してきましたが、その中でユーザーのみなさんの購入理由や楽しみ方はどんな感じになってるんですか?

上遠野:あくまでベータ版の中では、LINEが独自に発行しているLINKで、暗号資産で取引ができるような状態でしたが、LINE NFTではLINE Payを通じて日本円決済でも購入可能となります。

これまでは、NFTというワードに対してアンテナが立っているアーリーアダプターの方や投機目的の方など、いろんなユーザーさんにNFTを楽しんでいただいていました。これからは、LINEの中でも楽しめるということを大事にしていこうと考えていますので、9,000万人のユーザーに対して手軽にNFTを提供できるのではないかと考えています。

LINEで気軽に買えることで、NFT購入のハードルが低下

司会者:では続いて、お二方にLINE NFTを導入した理由をお聞かせいただきます。畑さま、お願いします。

:我々はゲームコンテンツの販売をしているんですが、デジタルアイテムを長きにわたってお客さまのほうで保有していただく取り組みが、なかなか実現できない状況ではあったんです。ブロックチェーンを使うことによって、そういった記録も含めて末永く持っていただけることに注目をしました。

参入する上で取引用のウォレットを作ったりとか、どうしてもハードルがすごく高い現状ではあるんですが、国民の大多数がインストールされているLINEであれば、ウォレットや本人確認を含めてハードルが下げられるので、UI・UXの関係も含めて採用させていただきました。

司会者:今回扱っていらっしゃるコンテンツが非常にかわいくて楽しいものだから、その世界観を崩さないためにも、わかりやすく、簡単に、すぐに手に入れられるのはすごく大切ですよね。

:そうですね。(NFTに)興味はあるんだけれども、購入ハードルが非常に高いというのがなかなか難しいところではあったので。LINEをインストールされている方であれば、比較的どんな方でも購入までいただけるところが、非常に魅力的だったのかなと思っています。

親和性の高い、LINEユーザーと鉄道ファン

司会者:ありがとうございます。直井さま、お願いします。

直井:先ほど申しましたように、(NFT、ブロックチェーンによって)新しい価値を生み出せるんじゃないかということで、いろいろ試行錯誤をしながら取り組んでいきたいと思っています。

LINEさんには何千万人ものユーザーさんがいて、コミュニケーションツールというインフラ部分があります。私どもとしては、鉄道ファンやみなさまに寄り添うかたちでいろんなコミュニケーションやサービスができたりしたらいいな、というところもあって、今回一緒に取り組みをさせていただいています。

司会者:確かに。LINEを使っている層は幅広いですし、鉄道ファンのみなさんも本当に幅広い層がいらっしゃる。鉄道ファンのみなさんは、モバイルSuicaを始めすごくモバイル系やデジタル系に親しんでいる方が多くいらっしゃるので、NFTは意外とスムーズに楽しまれそうな感じがしますよね。

直井:そうなるといいなとは思っていますね。親和性が高いかもな、という気はしております。

司会者:本当にそんな感じがいたします。さあ、では最後の質問です。今後のNFTマーケットへの期待の声をお願いします。畑さま、お願いします。

:我々『資産性ミリオンアーサー』は、デジタルシールという手軽さもあり、数多くの出品が日々行われています。ユーザーさんは、毎日マーケットに行っていただいても、いろんなシールが出品されているのを見ることができるので、「どれを買おうかな?」というふうに日々悩まれていると思います。

コミュニティの場としてマーケットを活用したいなと日頃から思っていますので、UI・UXの観点で言いますと、特に検索の機能や見つけやすさについてもより強化していただけると、非常に助かるなと思っている次第です。

LINEの参入で、NFTのコレクションがより身近なものに

司会者:ありがとうございます。直井さま、お願いいたします。

直井:今後は幅広いユーザーの方に対して、いろんな接点、いろんなコミュニケーションを取っていきたいところでございます。その1つの新しいツールとして、NFTを使いながら新しい資産価値を見つけられるとか、新しい発掘ができたらいいなと思ってます。

今は試行錯誤しながら取り組んでいるところなので、新しい発見ができ次第、またみなさまに情報発信できたらいいなと思っています。

司会者:ありがとうございます。上遠野さん、お二方のお話を聞いて、ますます楽しみが増えていくんだなと実感しましたが、あらためてみなさんにメッセージをお願いします。

上遠野:ゲーム領域、鉄道領域……「鉄道領域」と言っていいのかわからないんですが、本当に力強い、いいパートナーシップを組めていると思っております。

先ほどの発表でもコメントさせていただきましたが、私たちは2021年6月から「NFTマーケットβ」を運用させていただく中で、本当に多数の企業さまからお問い合わせをいただきました。2021年12月、LINE NFTをオープンするプレスリリースを出させていただいた時も、いろんなお問い合わせをいただいたので、今後はよりいろんな種類のNFTの企画が進んでいくと思います。みなさまご期待ください。

司会者:今日発表したLINE NFTのコンテンツを始め、各分野のコンテンツがこれからどんどん入ってくることで、自分の好きなNFTを購入してコレクションすることが、すごく当たり前で身近なことになっていくんですね。

今日は畑さま、直井さまをお迎えして、お話をうかがいました。では、以上でトークセッションを終わらせていただきます。本日はありがとうございました。

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