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トヨクモ株式会社 田里トッティ友彦 氏(全1記事)

2019.08.20

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たった2クリックで月末の請求業務が完了 元サイボウズ子会社の業務システムの内幕

提供:サイボウズ株式会社

2019年6月20日、豊洲PITにて「kintone hive tokyo vol.9」が開催されました。kintone hiveは、日々の業務でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、業務改善プロジェクトの成功の秘訣を共有するリアルイベントです。kintoneの活用シーンを広げる有益なプラグインや連携サービスをテーマとしたkintone hive サポーターのパートでは、トヨクモ株式会社(旧サイボウズスタートアップス株式会社)取締役​の田里トッティ友彦氏が登壇。自社で提供しているさまざまなkintone連携サービスについて紹介しました。

kintone連携商品と緊急時の安否確認サービスを提供するトヨクモ株式会社

田里トッティ友彦氏(以下、田里):みなさま、こんにちは。サイボウズスタートアップスのトッティと申します。最初の事例があまりにも素晴らしすぎて、連携サービスのメーカーとしてこれ以上のことがしゃべれるかなと不安なんですが、精一杯話していきたいと思います。たぶん私のメガネにも三井化学さんの素材が入ってると思いますので、よろしくお願いします。

たぶん今回のkintoneのナンバーワンパートナーが紹介するよ、と。kintone活用術についてお話ししていきます。なぜナンバーワンと言っているのかというところも合わせてご紹介させてください。

私の簡単な自己紹介から。登山やサイクリングなどのスポーティなことが趣味なんですが、なかなか体重が減らないと(笑)。100キロからダイエットを開始したんですが、なかなか減らないというね。恥をさらしてるのにぜんぜん笑いが取れないという。

(会場笑)

田里:けっこうしんどいんですけども。続けていきましょう。私は2012年にこの会社にジョインしました。私が担当していた製品が4つあったんですけど、全部閉じてですね(笑)。今は全製品がありません。なかなかガッツで売る力はないなというのが自己認識です。

うちの会社を簡単にご紹介させてください。もともとサイボウズさんの完全子会社でした。後にMBOを行って、今は1パートナーという位置づけになります。提供しているのは、kintone連携製品と緊急時の安否確認サービスという二軸になります。こういったCMですね。

(動画が流れる)

もしかしたら、ご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。一昨日も日本海側で地震があって、こういった緊急時のために備えようというサービスになっています。

今表示されていますが、実は社名が変わるんですね。MBOを行ったので、今は子会社ではないんですが、(サイボウズの)社名を使わせていただいておりました。この7月からまさにトヨクモという会社になります。心機一転して、こういったトヨクモちゃんというキャラクターと共にがんばっていきたいのでよろしくお願いします。

ありとあらゆる業務システムをほぼkintoneで完結

そろそろ私たちの連携サービスをご紹介させていただきます。kintoneに連携する帳票サービス、あとはWebフォームを作成するサービス、メールを配信するサービス、kintoneの中のデータを外部に公開するサービス。あとは個別にバックアップを取るサービス。こんな5つのサービスを提供しています。

今はkintone連携サービスで、2,400以上のご契約をいただいています。kintoneのライト・スタンダードを合わせて、全体で12,000の契約数ということで、その5分の1以上は私たちの製品をなにかしらご利用いただいているという状況です。

ナンバーワンが取れるぐらいはがんばれてるんじゃないかなと考えて、あんな表題をつけてさせていただきました。サイボウズさんにも怒られなかったので、たぶん合ってるんじゃないかなと思います(笑)。

そんな弊社がどうやってkintoneを活用しているのかについて、実際の社内での運用をご紹介させてください。先日、サイボウズさんにラジオで取材いただいた時に「だいたいkintoneですよ」と言ったんですが、本当にkintoneばっかりです。

顧客管理から契約管理、あとは問い合わせ。トライアル管理、セミナー管理などですね。障害の管理や勤怠、交通費の精算など、もうありとあらゆることをkintoneでやっていて、「kintone以外のシステムは何を使っていますか?」というぐらいの感じですね。

その中でもいくつか実例をご覧いただければと思います。Webフォームを作成するサービスを提供していると申し上げました。もちろんトライアルなどは、お客様が申し込んだらそのままkintoneにぺろっと、レコードが1件登録されます。それだけではなくて、お試しユーザーの今の状態のアンケートを取るために、また自動返信で今のお客様の意向を測る。

「いつまでに導入したいですか?」「どんなフォームを作りたいですか?」「誰からこの商品紹介してもらいましたか?」。こういったデータをどんどん自動的に貯めていけるわけですね。なので、カスタマーサポートの人間は、最初に連絡した時に、お客様がどんなフォーム作りたいのかというのもすでに知っているわけです。

一から話を聞かなくても、もう一言目から「こんなフォームだったら、こんな機能が使えますよ」と紹介ができるかたちになってます。あと、これはまさに私たちのお客様であればご存知かと思いますが、月末にメールで請求書を送付させていただいております。どんなかたちか軽くご覧いただければと思います。

たったの2クリックですべての請求業務が完了

kintoneで契約管理を行っている場合ですね。帳票出力サービスのプリントクリエイターをご利用いただくことで、PDFとして出力するだけではなくて、レコードの中に自動的に保存することが可能です。この中に保存してしまえば、あとは「kMailer」、メール配信サービスでお客様にダウンロードリンクを送れるというかたちになっています。

これはレコード詳細1件だけを対象に行いましたけれども、お客様は何人いても同じです。一括で帳票作成、一括でメールの送信が行えるので、私たちが月末に行う作業は2つ。2クリックですべての請求業務が終わってしまうという運用をしています。

あとはみなさん、NPSってご存知でしょうか。ネットプロモータースコアといって、お客様の満足度を調査するものです。どれだけの方がファンでいらっしゃるかを測るためのアンケートです。けっこういろんな要件があります。1人に複数回は回答させたくないとか、属性を自動で付けたいとか。

いろいろとややこしいんですが、こういったことも、フォームブリッジや「kMailer」、「kViewer」を組み合わせることで数値化して、私たちの製品のここに課題があるなということを洗い出しました。

今はその課題解決のために、がんばってバージョンアップをやっているところです。今日、kintone hiveにお越しのみなさまのお申込みフォームや申し込み後のマイページ、あとは入館証の出力だったり。こういった部分も、実は「フォームブリッジ」、「kViewer」、「kMailer」をご利用いただいています。

先ほどのkintone hiveの投票フォームも、実はフォームブリッジでした。アクセスできなかった方、けっこういらっしゃったのかもしれません。auの方は、みなさんアクセスできたかと思います。

キャリアさんのことを悪く言うと角が立つんであれですけれども、ネットワークのせいということにしてもらえませんか?(笑)。私たちのサービスは1分間に200まで回答可能です。

今回サイボウズさんから依頼を受けて、1分間に2,000まで回答できるようにアップしていました。フォームブリッジの負荷を見たら、ぜんぜん上がっていないんです。回答できなかったのが、本当に悔しい。みなさん外で回答しました? できましたよね? ネットワークの問題だと思いたい(笑)。

ちょっと足早でしたけれども、こんなサービスになります。「こんなメールを配信したいな」「メールフォームを作成したいな」と少しでも思った方は、ぜひトライしていただければと思います。

こちら(のQRコード)だと、普段のページとは違って、一度の入力で複数のトライアルの申し込みが可能となっております。ぜひお試しいただければと思います。

ご清聴いただきましてありがとうございました。

(会場拍手)

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