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どうすれば「伝わる」?パープルリボン~渋谷から全国へ~(全3記事)

2018.02.07

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不幸な少女が安心して「死にたい」と言える場所を--性被害者を救うため、私たちはなにができるか

提供:渋谷区役所

どうすれば暴力根絶運動への理解を広げられるか。どうしてパープルリボンの認知や理解がなかなか広がらないのか。深刻化する社会課題をテーマとした「どうすれば『伝わる』?パープルリボン ~渋谷から全国へ~」が11月7日に開催されました。渋谷を拠点に活動するNPOやDV根絶のためのコピーを生み出し続けるコピーライターらがラフォーレミュージアム原宿に集結。若者が集まる渋谷だからできることや、NPO、企業、行政の可能性を語りました。

少女たちを騙す人物たちの手口

阿部知代氏(以下、阿部):橘さんはLINEで相談者とやりとりをしていることが多いそうですが、そこで悪いことをしようとする人たちはレスがものすごく速いそうですね。

橘ジュン氏(以下、橘):即レスなんですよ。(女性たちの「死にたい」などの声を)待ち構えている人には敵わないんですよね。

阿部:悩んでいる女性が藤原さんや橘さんのところにLINEを送ったとする。お返事が来る前に別の男の人から「どうしたの?」「話を聞くよ」「おいでよ」と何度も返信が来たら、弱っていたらそちらに反応してしまうかもしれない。

:そうなんですよ。あの人たちには敵わないんですよ。援助交際もそうですけど、書き込んで10分もしないうちに何十人も返事が来るわけですよ。

阿部:すごいスピードですね。

:すごいですよ。「この人たち、なにやってんだろう」と思うぐらい速い。ネットと一心同体みたいな人たちなので、そこだけがすべてでやっている人たちには、スピードでは敵わないんですよね。

深刻化する悩みに対応できる知識がまだない

阿部:藤原さんは、ライトハウスの活動の中で「もっとこうしたいのに」と感じることはありますか?

藤原志帆子氏(以下、藤原):ライトハウスは人身取引の被害に遭っている方たちの相談電話なんですね。なので少女や男の子もそうですけど、相談の中で「死にたい」というのはそこまでないんですけど。でも、確実に増えています。

小さな窓口でも、これだけ届くんだと思いました。長い子だと13歳から相談に乗って、16歳になった子たちの話をずっと聞いています。それだけ相談窓口が少ないから、ライトハウスに来てくれると思いつつ。

ライトハウスのスタッフ側では、最近すごく研修に行ったりして勉強しています。例えば、中には「首を吊るために紐を買ってきた、長い布を買ってきた」という、そういうLINEが来ます。だんだん深刻化している相談に対応できる知識が私たちにはぜんぜんないな、と気づいて。

私たちが間違った対応をしてしまうのではないかと思うことが最近増えていて、一生懸命いろんな自殺対策の研修に参加させてもらったり自分たちもスタッフを呼んで今勉強しているところなんです。

「死にたくなっちゃった」とか相談されても、ハハって笑ってしまったり、「そんなこと言わないでがんばろうよ」と言ってしまう。私も含めて、みなさん、「そういう話しないで」「そういう辛いことは忘れようよ」っていう対応がいいとされていますが、そうではないことを最近やっと学びました。

やはり、「どうしてそう思うのか?」と、ジュンさんが言ったことをしっかりと聞ける方が今必要なんだと思います。子どもたちのすぐそばで1人、2人、どんどん増えていかないといけないと思います。

阿部:それはやはり専門教育を受けた方でしょうか? それともサバイバーの方?

藤原:自殺したい子たちに対してどういう対応をとるのが一番いいかは、義務教育の中にあってもいいくらいだと思うんですよね。「『つらい』『死にたい』の裏返しはこうなんだよね」みたいな言葉は、みんなにスッと入っていくようなかたちで伝わったらいいと思います。

辛いことや聞きたくないことに耳を押さえる傾向があるのは、私たちなんじゃないかなと思います。そこに対して、やっと発信してくれた子に対して、友人や保健室の先生や塾の先生たちも含めてどういう対応ができるかをしっかりと身につけなければいけない、そういう機会になったらいいと思いますね。ジュンさんどうですか?

死にたい子たちの思いは強い

:「響く声」ということを考えると、相談を聞く側はある程度増やしていかなければいけないし、知識も得ていかなければいけない。ゲートキーパーみたいに聞ける人、理解できる人を増やすのはもちろんなんですけど。

やはり、死にたい気持ちがわかる子たちのほうが、そういう女の子たちに声が響くと思っています。だけど、その子たちは同調する力もすごくあるから、今死にたいと思っている子が相談を受けるとか、声を聞くのは厳しいかなと思うんですね。

阿部:逆に本当に一緒に死んでしまう方向に行ってしまうかもしれない?

:そうそう。あの子たちの思いが強いから、引きずられちゃうんですね。私たちは訓練じゃないですけど、毎日毎日そういう女の子たちの話を聞いています。私たちは1人で抱えないことができているから、何かあったらスタッフと一緒にやりとりして共有することを自分たちの中で徹底しています。

そして自分のことではなく相手のことだということを、ちゃんと距離感のようなものを掴めないと、話が聞けないです。そういう意味では誰でも聞けるかというと、そうではないと思います。

でも、こういう講座などに足を運んでもらって、少しでも知ってもらって何ができるかを一緒に考えてもらうことが大事です。やはり「死にたい」と安心してつぶやける場所が必要だと思うんですよね。

阿部:すごいですね。「『死にたい』って安心してつぶやける場所が必要」というのは、すごい言葉です。

:だって安心できる場所がないんですよ。危ない場所しかないんですよ? 「死にたい」に「死なないで」と言う。そういうことは一般的な、健康的な考え方だとそうなるんですよ。

「なに言ってんの! お母さん悲しむじゃない」「あなただって未来があるでしょ?」「今だけよ」。聞いたこちら側が怖いからそう答える。だから、そうやって励ますんですよ。それは本当にそうだと思う。私もそうだし、そう言うこともあります。

だけど、そうではなく「そうなんだね」と言葉を返す。

阿部:そうでないと「じゃあ一緒に死のうか」と言ってくれるほうに流れてしまう。

:それは絶対ダメなんですよ。そこで立ち止まれる場所ですよね。安心してつぶやける場所が必要だと思うんですよね。

阿部:「死にたい」と言われたときに、「そんなこと言ったらみんなが悲しむよ」と叱るのではなくて、「じゃあ一緒に死のう」と優しく声を掛けて悪いことをする人がいる。安心して「死にたい」って言える場所が必要ということですね。

:そうじゃないかな。それをちゃんとした大人が汲み取って、ちゃんと仕組みを作っていけば、もしかしたら逆に減るんじゃないかなと思うんですよね。

シリアスでヘビーな話をみんな聞きたくない

阿部:話の途中で耳を塞いでしまう、とのお話もありました。ここでキーワード「社会の不寛容」です。DV被害や性犯罪の話題はシリアスでヘビーだから「話したくない、聞きたくない」と感じる人も少なからずいます。それが社会の不寛容とつながっているようにも思うのですが?

玉山貴康氏(以下、玉山):すごく難しいですね。

阿部:みんな、もっとわかりやすくてハッピーなことが好きですよね?

玉山:そうですね。

阿部:「重い話は嫌だよ」と。だからDV被害などのコピーを書き続ける玉山さんはすばらしいと思います。

玉山:僕、今ここでうめくしかなくて、本当申し訳ないです。あまりにも重すぎて圧倒されてしまいます。

僕がやっていることがどこまで効果があるかわからないですね。考えていくと、祈っている行為に近いんですよ。「どうか、どうか1ミリでもさっき僕が言ったような意図を汲んでください」という気持ちです。こういう仕事をしていて、人が救えているなんて、微塵も思ったことがないです。

最近わかったことが1つあるんですけど、言葉で人を殺すことなんて簡単にできるんですね。言葉で人を騙すことも簡単にできるんです。でも言葉で人を生かすこともできると思うんです。しかし、それは簡単なのか、と思うんですね。それが僕は今わからない。

そうやって言葉と格闘していくんですけれども……。人を優しくするために、人は生まれてきたんじゃないかなと最近思うことがあります。

阿部:みんなが玉山さんみたいな人ならいいのにと思います(笑)。

玉山:それしかないのかなと思います。みんながみんな、人に優しくできたらいいなと。バカみたいなことを言っていますけども(笑)。

そのためには言葉というものが、すごく有効に使えるとは思います。この有効性があまりにも使い勝手がいいだけに本当に殺せるし、本当に騙せる。でもダークサイドに堕ちないでいきたい。

被害者と向き合える社会を目指すには

阿部:「そういう暗い話、辛い話は聞きたくない、知りたくない」という、関心を持たない人・持とうとしてない人たちにも知ってもらうために、今日こうしてシンポジウムを開いています。

目を背けがちな人たちにも関心を持ってもらうためには、玉山さんの言うように、みんなが被害者の人たちと向き合えるようになるためにはどうしたらいいでしょうか?

藤原:難しいですね。ライトハウスは若い人たちがボランティアに来てくれているんですけど、いろいろな国際学校の子たちが来てくれています。その子たちに「日本の人身取引や売春や援助交際をする子たちを支援している団体で、どうしてボランティアがしたいの?」と聞いたときがありました。

国際学校はすごく学費も高い、恵まれている子たちがたぶん通っているんでしょうけど、不寛容な社会に対抗するような、いろいろな経験を子どもたちにさせているみたいです。「いいなぁ」と思いながら聞いています。

小学校・中学校のときからボランティアにたくさん行くみたいなんですね。私たちが関わっている横浜の国際学校も、ホームレス支援に親が自分の子どもを連れていくそうです。

教育の中で「いろいろな人がいて、いろんな生き方があって、それが社会だ」という感覚がすごく身についてきたと言っていました。ボランティアとして、本当に地道な作業もすごくコツコツやってくれるし、すごくいいと思うんですよね。

自分は、お父さんもお母さんもいて立派な学校に通わせてもらっているけど、お父さんやお母さんがいない子もいるし、おじいちゃんとおばあちゃんと住む子もいるし、おじいちゃんとおばあちゃんがいない子もいる。

そういう普通のことが「これが社会だよね」ってわかっていて、そういう子たちにはこんな応援が必要だと手を差し伸べられるような、そういう感度のいい若者がボランティアに来てくれています。そういうのが光だと思います。

例えば、CMでお父さん、お母さん、妹、お兄ちゃんがいて、すごくハッピーに食事をしている風景があります。「やめてほしいな」「20時台に流してほしくないな」と思ってしまいます。

そうではない子を知っていますから。お父さんとお父さん、お父さんが2人いる家庭も今あるだろうし、ダイバーシティなんですよね。学校教育で母の日・父の日に手紙を書いて贈るのも「しんどいなぁ」とたまに思ったりします。

メディアがそういったところで少しずつ変わっていってもらえたらと思って、今日はお2人(阿部氏と玉山氏)にそういうメッセージを送ります。

遠い存在の人の意識を変えるのは大変

:そうですね、社会を変えるですよね……。魔法使いになる?(笑)。でも本当にいつも思いますよ。相談受けてて、「死にたい」「消えたい」と言っている子を目の前にして、特効薬や魔法が使えたらいいなと思います。

やはり現実を変えることはできないし、遠い存在の人の意識を変えるのは本当に大変だと思います。そういう意味ではメディアの力はとても大事だと思います。

私たちは自分の役割をもう少しちゃんと認識して、目の前にいるその子のことを考えてずっと活動してきているんです。目の前にいるこの子は、なんとか切れないように途切れないようにと思ってやっています。

みんながみんな、私や藤原さんみたいに、ライトハウスのような活動ができるかと言ったらそうではなくて、一人ひとりで無理なくできることが、きっとあると思うんですよね。プレッシャーになってもダメだと思うんですよ。「やらなきゃいけない」となって、やっていくとしんどいし、続かないと思います。やはり情報を知ることがすごく大事だと思います。

阿部:「情報がお守りになる」と先ほどおっしゃいましたね。

:本当にそう思うんですよね。正しい人、信頼できる大人とのつながりを増やしながら、そこをちゃんと点としてつないでいけるように。

縦や横だけじゃなく斜めの関係というんですか、そっちのほうが話しやすかったりもするので、そういう「自分だったらできる」と思ってもらえる人を増やせればいいのかなと思います。

阿部:話は少し外れかもしれませんが、日本には昔、遊郭や赤線があり、ほんの60年くらい前までは、貧しい家庭の娘が売られるとか、仕事を得るのが難しい女性が生きていくために自分の身体を売るということが当然のように行われていました。後者については現在でもある問題です。そういう価値観が、それも仕方ないよね、という価値観がうっすら残っている気がするんです。そこも変えていかなければと思います。

行政の支援から逃げてしまう子もいる

阿部:先ほどCMの話もありましたが、家のあり方や価値観は変わってきています。男性も女性も同じように幸せになる権利がある。

(スライドを指して)このキーワード「企業、行政、人」に関して。お2人はご自分でNPOを立ち上げています。行政は被害者、つまり少女たちにワンストップ支援などを行っていますが、そこにすら行けない子がいる、ということなんですよね。

だとしたら、企業や行政がそこに何らかの支援をするとか、お2人が取り組んでいることがもっと大きい流れになるよう一緒に声を上げる人を増やすためには、どうしたらいいでしょうか?

:民間団体は大きいところや小さいところがいろいろあると思いますが、うちはライトハウスさんよりも弱小団体で。

阿部:そこで揉めないでください(笑)。

:なにがどうという判断ではなく、受け入れてもらえないわけではないですけれども。先ほども行政の話をしましたが、私たちはうちに相談に来た大変な子を行政につなぐことが目標なんですよね。

そこにつないだけど、そこからの情報はなかなかもらえないわけですよ。その子のその後が共有ができないわけですよ。だけど、そこにスムーズにうまくつながることができた子は、私はそれはそれで「あぁよかった。私たちのやれることはできた」と、一瞬の自己満足はできるんです。

ただ、そこにつながらなかった子、私たちが連れていってそこにたどり着くことをしたはずなのに、逃げてきてしまう子もいるわけですよ。だけど、逃げてしまったときの情報は絶対くれないんです。

阿部:それは自分たちの落ち度になるからですか?

:そこは教えてくれないので、わからないです。話し合うこともしないから。

つながったはずの女の子がうちにまた来るんですよ。夜中、ピンポンと鳴って、ドアノブを覗くと「髪の毛が長い子がいる?」みたいな感じで怖くなってしまって(笑)。

ドアを開けたらその子で、「なんで? あなた、行政とつながったはずじゃん」と思って。「なになに? 出てきちゃったの?」と言ったら、「タクシーで信号待ちしたときに逃げてきた」と言って、そのまま彷徨ってちょっと経ってから来たんですけど。

でも、その逃げたことを教えてくれないんですよ。逃げてすぐ連絡をくれたら、私たちもその子とやりとりして危なかった数時間が回避できたのに。

阿部:その数時間、先ほどのLINEの話を考えると本当に危ないですよね!

支援する側の苦悩もある

:(藤原氏に向かって)こういうことがありませんか? 仲間の1人として、認めてくれたらいいなと思う。立場的に仲間の1人として認めてもらえたらいいなと思うんですよね。できること、役割などをちゃんと理解してもらう。

でも今回こんな場所でこんな方たちと一緒にできるのはすごいことだなと思っています。やっぱ渋谷区は違うよね、藤原さん。

藤原:違います。渋谷区に引っ越してよかったです。

:イケてるね。うちの事務所も渋谷区なんですよ(笑)。企業に交渉するのは藤原さんが得意じゃないですか?

藤原:いや、得意じゃないんですよ。

:賛同を得るの。

藤原:うちの事務局長がそういうのが得意かもしれません。アポなしで電話をかけて「こんなイベントあるので協賛してください」みたいな。

先ほど橘さんと立ち話をしていましたけど、ぜんぜん人件費が出ないんですね。BONDもライトハウスも直接支援なので、みんなソーシャルワーカーです。(お金がかかるのが)みんな人なんですよ。でも、企業の助成金は人には絶対出ない。それがすごくしんどいです。

ゼロの数も海外と比べて1つも2つも足りなくて、海外だと2,000万出してくれるところもあると聞いたけど、うちは20万円、大きくて200万円。それをかき集めても何発打てば当たるのかと思っていて、だから来年の今頃、どうしてるかわからない中でみんながんばってますね。

先ほど行政の話をしてましたけど、行政のみなさんのペースに合わせながらも信頼できるパートナーとして私たちも活動しています。行政のみなさんはすっごく感謝してくれるんですね。

「本当にライトハウスに相談してよかった」「この方をそっちで支援してくれてありがとう」と、すごく感謝されるんですけど、感謝してくれるならぜひ制度を一緒に作ってくださいといつも思います。

いろんな意味で、パンパンですよね。カツカツでパンパン(笑)。でもどんどん変わってきていますし、BONDもライトハウスも、政府へのヒアリングもたくさん行っていますし、なにか変わる兆しを感じています。

弱いことは悪いことじゃない

阿部:企業からの資金援助となるとCSRのセクションでしょうか。玉山さんはお仕事柄いろんな企業のCSRの方とお付き合いがありますよね。

企業のCSRが今お金を出したがっているのはどんなジャンルで、こういう分野にももっとお金が回るようにはどうしたらいいと思います? 答えづらいことばっかり聞いてごめんなさい(笑)。

:それに合うように言い回しを変えますから(笑)。

玉山:僕も本当わかんなくて。どうなんですかね。もっと出してくれたらいいんですけどね(笑)。

どうしても弱い人がもう少し安心して生きていける社会に、日本がなっていかなければいけない気もすごくします。すばらしい人、強い人、できる人、そういう人ばかりが闊歩するんじゃなくて、なにもできないんだけどみんなが笑って暮らせる社会が、僕は考え方1つで実現できると思っています。

阿部:今日学んだのは「弱いことは悪いことじゃない」ということです。

渋谷区は若者にとって特別

阿部:最後に藤原さん、橘さん、玉山さんから一言ずつ頂戴します。

藤原:ダイバーシティのある渋谷や日本社会が、これからもこの国を豊かにしていく。別のかたちで「豊か」の定義が必要かなと思っています。とくに子どもに被害に遭ったことの自己責任を押しつけるような社会は、私の髪の毛が黒いうちに絶対に変えていきたいです。よろしくお願いします。みなさんぜひ一緒に協力して活動してください。ありがとうございます。

(会場拍手)

:やはり渋谷区は若者にとって特別なんですよ。目指す場所は絶対渋谷なんですよ。「なんで来たの?」「なんで渋谷なの?」と女の子たちに聞いたら、「渋谷には欲しいものがなんでもある」「渋谷だったら……」。そういう特別な場所なので。

ここだからできることがあると思うんですよ。ここだからできる弱者への支援を始めてもらえたらと思います。今日はどうもありがとうございました。

(会場拍手)

阿部:最後に玉山さんお願いします。

玉山:今日はありがとうございました。いろいろと勉強になりました。自分がまだ人に優しくできているか、実はまだまだだと思っています。なので人と人は違うのをちゃんと受け入れて、「I'm OK, You're OK」の精神でこれからもいろいろなことをやっていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

(会場拍手)

阿部:ありがとうございました。そしてお集まりのみなさま、ぜひ今日お聞きになったことを周りの人とシェアして、少しでもこういう話題を語り合えるようにして、パープルリボンが広まっていけばいいなと思います。

改めて今日のパネリストをご紹介します。藤原志帆子さん、橘ジュンさん、そして玉山貴康さんでした。どうもありがとうございました!

(会場拍手)

ご来場のみなさま、よろしければライトハウスとBONDへのご支援もお願いします。今日はお集まりいただきましてありがとうございました。

(会場拍手)

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